帯電話の児童ポルノ投稿サイトを開設し、自ら投稿したとして、神奈川県警少年捜査課と鎌倉署は19日、津市の無職少年(19)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑などで逮捕した。県警によると、児童ポルノサイトの開設容疑で未成年が逮捕されたのは全国初。少年は高校3年だった昨年10月ごろサイトを開設し、約60万件のアクセスがあったという。
逮捕容疑は昨年10月ごろ、広島県内のサーバーに「犯しの城」という掲示板を開設し、「JS(女子小学生)、JC(女子中学生)の裸をたくさん送ってください」と募集。児童ポルノ画像の投稿をほう助し、自分でも投稿したとしている。
県警によると、少年は月数千?数万円の広告収入を得ており、「中学生の時に初めてアダルトサイトを開設した。児童ポルノを入れたらアクセスが増えたので切り替えた」と供述しているという。【池田知広】
毎日新聞 2009年5月19日