ポルノ・買春問題研究会
論文資料集10
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ポルノ被害 : 「警察が来たので殺してしまいました」そのとき被告はAVを見ていた

日時: 2009-03-04  表示:5213回

昨年4月、東京都江東区内のマンションからOLが忽然と消え、「現代の神隠し」と呼ばれた事件の公判(産経ニュースより抜粋)

■検察官は****被告が書いていたという同人誌について質問を続けた。検察官はこの漫画が「強姦をテーマとしている」と指摘している

検察官「東城瑠理香さんにしたことは、この作品の内容と同じだと思いますか」
***被告「近いと思います」
検察官「漫画の内容のように拉致して性奴隷にできれば女性は『誰でもいい』と思っていたのですか」
***被告「はい」

■漫画が動機に影響したことを認めた

検察官「女性の個性、人格は強姦したら(存在を)消してしまうつもりだったからどうでもよかったのですか」
***被告「消えても消えなくとも、私に依存してくれれば構わなかったんです」

■要領を得ない回答ながら、どちらにしても身勝手な動機だったことが分かる

検察官「この同人誌の発行日は平成17年8月14日ですが、このころから女性を性奴隷にしたいという願望があったのですか」
***被告「あったと思います」

■ここで検察官は、**被告が弁護人に遺族の検察調書を読ませてくれるよう依頼していたことを明らかにした上で質問を続けた

検察官「(調書を読んだので)瑠理香さんがどんな人かは知っていますよね」
***被告「おおよそのことは分かります」
検察官「仮に東城さんを強姦したとして、あなたの性奴隷になったと思いますか?」
***被告「ならなかったと思います」
検察官「(犯行当時ではなく)『今はそう思う』ということですか?」
***被告「はい」
検察官「事前にコンドームは用意していたのですか?」
検察官「何も付けずに強姦するつもりだったのですか」
***被告「はい」

■さらに身勝手さを際立たせるような回答ながら、**被告はためらいなく答える
検察官「(犯行当日の20年)4月18日から21日まで自宅に監禁して強姦を繰り返すつもりだったのですか」
***被告「はい」
検察官「拉致して実際に思い描いていた状況と、どこらへんが違いましたか?」
***被告「激しい抵抗にあったことや、けがをさせてしまったことです」
検察官「拉致してけがさせて、このままどうなると思いましたか?」
***被告「『瑠理香さんを自分のものにできない』と思いました」
検察官「なぜできないと思いましたか。けがをさせているとどうだと思ったのですか?」

数十秒の沈黙が続く

***被告「瑠理香さんを気持ちよくさせることができないからです」
検察官「では、どうするつもりだったのですか?」
***被告「(東城さんの)写真を撮ろうと思いました」
検察官「このままだと(解放する予定だった)21日にどうなると思いましたか?」
***被告「警察に通報され、逮捕されると思いました」
検察官「どんな写真を撮ろうと思ったのですか。裸の写真ですか」
***被告「そこまで考えていませんでした」
検察官「あなたはカメラを持っていたのですか?」
***被告「持っていませんでした」
検察官「どうしようと考えていたのですか?」 検察官「結論はどう考えましたか?」
***被告「無理だと思いました」
検察官「そもそも裸の写真を撮るくらいで通報を阻止できると思いましたか?」
***被告「分かりません」

■脅しの写真の内容が「裸の写真」であることを前提に話が進む。**被告もそれを特に否定しない。この後も検察官の質問によって、犯行当時の**被告の稚拙ともいえる考え方が次々と明らかになる

検察官「(仮に脅しが成功したとして、**被告がけがをさせた)額のけがについてはどう考えましたか?」
***被告「(東城さんの)周りの人が不審に思い、事件が明るみに出ると思いました」
検察官「脅迫後、すぐに強姦を始めるつもりだったのですか?」
***被告「したしないではなく、できなかったのです。焦りや恐怖、不安でできなかったのです」
検察官「もし自分の性器が勃起していたら強姦しましたか?」
***被告「したと思います。何も考えずにしていたかもしれません」

******被告は暴行に及ぶつもりだったのかどうか、ちぐはぐな回答が続く

検察官「東城さんを解放して、病院に行かせるにしても口裏を合わせないと(東城さんを)外に出せない状況でしたよね」
***被告「はい」
検察官「どうするつもりだったのですか」
***被告「ずっと悩んでいました。(脅すために)カメラを使おうかどうかを考えているうちに警察が来たので殺してしまいました」

検察官「警察が自宅に来たとき、あなたは何をしていたのですか?」
***被告「パソコンでビデオを見ていました」
検察官「何のビデオですか?」
***被告「AV(アダルトビデオ)です」

******被告の異常性をうかがわせる答えに、法廷内は一段と静まりかえる

検察官「そのとき見ていたAVは誰が出演していたものですか?」
***被告「どれを見ていたかははっきりしていません」
検察官****被告が好んでいた女優の)西川ひとみのAVですか?」
***被告「あの状況でそんなこと覚えている方がどうかしていると思います」

■不機嫌とも受け取れるようなぶっきらぼうな口調で検察官の最後の質問に答え、閉廷した

14日には東京地裁で午後1時半から第2回公判が開かれ、検察官の被告人質問が引き続き行われる予定だ。初公判で***被告が全面的に罪を認めたが、「1人の女性に強姦し続け、性奴隷にすることができると考えた」「誰でもよかった」「警察に訴えられないようセックスで調教しようと思った」と語るなど、無差別性や異常性も見えた。一方で殺害や遺体を解体する犯行の場面についてはほとんど検察側は触れておらず、14日の公判では残酷極まりない犯行状況や当時の**被告の心理がさらに明らかにされそうだ


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