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性犯罪 : 発端は「誕生日研究会」と称するサークルだった…東大院生に有罪判決 法廷で明らかになった犯行の全容 (2016.10.26)

日時: 2016-10-30  表示:1721回

産経 2016.10.26 06:30

強制わいせつ罪などに問われた東大生や東大大学院生ら3人が通っていた東京大学=文京区
強制わいせつ罪などに問われた東大生や東大大学院生ら3人が通っていた東京大学=文京区

 酒に酔わせた女性にわいせつな行為をしたとして、東大生ら3人が起訴された集団強制わいせつ事件。強制わいせつや暴行の罪に問われた東大大学院生、松本昂樹(****被告(23)の判決公判が25日、東京地裁で開かれ、島田一裁判官は「被害者の人格をさげすみ、軽んじた」として、懲役1年10月、執行猶予3年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。共犯として起訴された東大生2人はすでに執行猶予付き有罪判決が確定しており、一連の事件で最後の1審判決。公判では、サークルの活動名目で、女性にわいせつ行為を繰り返していた実態が明らかになった。

「誕生日研究会」のはずが…「今度はあの女でAVを」

 判決によると、**被告は、仲間の東大生らと共謀し、平成28年5月11日午前0〜1時ごろ、東京都豊島区のマンション室内で当時21歳の女性を全裸にし、体に触ったり、馬乗りになってキスをするなどした。

 わいせつ行為の発端となったのは「誕生日研究会」と称するサークルだ。検察側の冒頭陳述などによると、同会は同年4月に結成されたばかり。表向きは大学生同士の交流を図るインカレサークルだったが、実態は女性に酒を飲ませ、わいせつ行為をする目的のサークルだったという。

 「あいつは尻が軽いからすぐヤれる」「今度はあの女でAV(アダルトビデオ)を撮影しよう」…。一連の公判では、仲間内でこんな会話が交わされていたことも明かされた。今回の事件以前にも、酒に酔わせた別の女性を現場マンションに連れ込み、わいせつ行為をしていたという。

 5月10日夜には、豊島区のJR池袋駅近くの居酒屋で飲み会を開催。飲み会には、同会メンバーのほか、被害者を含めて女性2人が参加した。被害者女性と松本被告は27年10月ごろに知り合い、一時親密な関係にあったが、その後、**被告は別の女性と交際。被害者とは友人として付き合っていたという。

*** **被告は過去に被害者と関係があったことを仲間に明かした上で、こうも話したという。「あいつはGカップでマジで巨乳だから、触ってもいいよ」

「山手線ゲーム」で罰ゲーム 全裸にされた女性は

 「悪ノリ」はさらにエスカレートする。飲み会で山手線ゲームなどを始め、わざと被害者が知らない問題を出題。罰ゲームとして酒をむりやり飲ませるなどした。酔わされた被害者女性は寝たふりをしたが、ブラジャーを外されたり、胸を触られたりしたという。

 そして、「2次会」の場所として選ばれたのが、仲間のうちの一人の自宅マンションだ。そこでも被害者女性はさらに酒を飲まされ、意識が遠のいたところで衣服を脱がされ、ついに全裸にされた。メンバーらはうずくまる女性の胸や尻を触ったり、体を蹴ったりたたいたりしたほか、ドライヤーの風を被害者女性の陰部に当てるなどした。女性は号泣していたという。

 「これは犯罪だ」。2次会にも参加したもう一人の女性がメンバーらに指摘したが、返ってきた答えは「大丈夫、大丈夫」。この女性は被害者女性に「帰る?」と聞いたが、反応がなかったため、そのまま部屋を後にしたという。

 その後、メンバーらは、被害者女性をあおむけにし、馬乗りになってキスをした。さらにそのままカップラーメンを食べ、麺を胸に落とすなどした。

 当初、こうした様子を笑いながら見ていたメンバーらだが、被害者女性が泣き叫んだため、近隣住民に警察に通報されることを恐れ、女性に服を渡した。女性は部屋から飛び出し、近くの公衆電話から警察に通報したことで、警察官が駆けつけ、事件が発覚した。

「酒で理性が…」と謝罪も、判決は「執拗で卑劣」

 起訴された3人は、公判で起訴内容を認め、一様に「酒で理性を無くしてしまい、女性を傷つけてしまった。大変申し訳なく、反省している」などと謝罪した。

 ただ、25日の***被告らの行為を「集団による計画的犯行」と指摘。「数人が全裸の被害者の体を交互に触り、周囲の者はこれをはやし立て、被害者が泣き出した後も被害者の体を弄び、虐げたもので、犯行の態様は執拗で卑劣」と断じた。

 また、**被告については「被害者から好意を寄せられているのをいいことに被害者を誘い、盛り上げ役として執拗に酒を飲ませ、共犯者をあおった上、自ら被害者のズボンと下着を脱がすなど、重要な役割を果たしている」とし、「刑事責任は共犯者の中でも重いものがある」とした。

 一方で、「更生の可能性もある」などとして、執行猶予付きの有罪と結論付けた。

 起訴された3人の1審判決はいずれも執行猶予付きの有罪となったが、女性の心身を深く傷つけたことへの贖罪の日々はこれから始まる。


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