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DV : 「私が我慢すれば…」自らに“呪文”かけ沈黙するストーカー・DV被害者 (2014.02.21)

日時: 2014-02-21  表示:3277回

産経新聞 2月21日(金)12時0分配信

 ■恐怖が判断力にぶらせる

 被害者は時に沈黙する。本当は藁(わら)をもつかむほど助けがほしいのに「大したことはない」。呪文のように言い聞かせ、自ら真実を遠ざける。

 ストーカーやドメスティックバイオレンス(DV)の恐怖は被害者の自由な精神を奪い、判断力をにぶらせてしまう。

 「私が全部我慢して彼の人形になれば、丸く収まるのかな」

 元交際相手の執拗(しつよう)なストーカー行為に苦しむ女性の日記だ。余計なことを言って事を大きくすれば、事態はもっと悪化する−。そんなふうに思い込んでしまうのだという。

 東京都三鷹市で昨年10月、高校3年の鈴木沙彩さん(18)が元交際相手の池永チャールストーマス被告に殺害された事件。直前に警視庁三鷹署を訪れた鈴木さんが求めたのは被告への「口頭警告」だった。

 鈴木さんの当時の心境は分からない。ただ事態は警告では済まされないほど切迫していた。関西在住の被告が鈴木さん宅周辺で目撃されるなど、危機の兆候はあったが、三鷹署は踏み込んだ対応を取ることができなかった。警視庁の事後検証では「危険性の判断に問題があった」としている。

 ■加害者と対峙するのは警察だけではない

 大阪府警は1月、ストーカーやDVが凶悪事件に発展するのを防ぐため、専門の対策室を発足させた。これまで相談業務を担当してきた生活安全部のほかに殺人事件を扱う捜査1課のメンバーも投入。相談、捜査の両部門を一元化することで、危険度を素早く、正確に見極めるのが狙いだ。

 加害者に対抗するのは、何も警察だけの仕事ではない。家族や友人が被害者の悲痛な沈黙に気づいたなら、本人に代わって警察に相談に行ってもいい。恐怖のおりを破るには、周囲の力が欠かせない。


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