ポルノ・買春問題研究会
論文資料集10
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ポルノ被害 : 「誰かを傷つけていることを、知ってほしい」成人誌がコ

日時: 1232-02-22  表示:103回

Buzz Feed News 2019/01/25 18:30

コンビニ大手3社が、8月末までに「成人向け雑誌」の販売を取りやめることを決めた。女性や子供、訪日客などへの配慮を理由としている。

表現の自由や「成人向け雑誌」「成人誌」の定義の曖昧さから、こうした判断を懸念する声も上がった。一方で、BuzzFeed? Japanの記者がTwitterで「来店しやすくなる人がいるのか。非実在なんじゃ」などと発言し、多くの批判を浴びた。

実際には「コンビニに行きやすくなる」と歓迎する人はいる。BuzzFeed? Newsはそういった人たちの思いを改めて取材した。

成人向け雑誌の販売をめぐっては、1月21&#12316;22日にセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートが8月末で販売を中止することを決めた。大手3社が足並みをそろえた。

ファミリーマートを運営する「ユニー・ファミリーマートホールディングス」広報室によると、2018年4月から「直営店を含む国内約2000店で既に取り扱いを中止している」という。

その上で、「女性やお子さまのお客様に、安心してお買い物をしていただける店舗づくりをさらに進める」「2020年のオリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博等の開催を控え訪日外国人の大幅に増加している」として、全店舗での成人向け雑誌の販売中止を決めたとしている。

一方、日本雑誌協会は「『成人誌』の基準が曖昧で、選別方法が不明瞭であることに危惧を覚える。一部雑誌の取り扱い中止に関しては、慎重な判断を求めたい」と懸念を表明している。

「成人誌やエロ本を失くせとは全く思っていないし、それは表現の自由だと思う。でも、パブリックな場所であるコンビニに置く必要性を感じないんです」

大手3社の判断を歓迎するという女性会社員(30歳)はBuzzFeed? Newsの取材に、こう語る。

「万人の目に触れるところ、生活する上で欠かせないインフラになっているコンビニに置くものかどうかは、議論の余地があることだと思います」

昨年結婚したばかりの女性もやはり、「将来的に子どもが生まれたら、一緒に行きにくい」と思っているという。

「AVだって、エロ本だって、大人たちは『ファンタジーだよね』って認識しているわけで。ただ、知識があって、ファンタジーってわかっている大人が見るのと、何も知らない子どもが、そういったものを見るのとではわけが違う」

「成人誌を廃刊してほしいということではありません。ただ、堂々と成人誌を立ち読みしたり買ったりできる環境があるコンビニには、いたくないな、と思ってしまいます」

エッセイストで東京大学大学院情報学環客員研究員の小島慶子さんはBuzzFeed? Newsの取材に、こう語る。小島さんは、2人の男の子の母親だ。

「ポルノのマーケットがあること自体を否定するわけではないけれど、コンビニは、日常的に食品や生活用品を買いにくる人が多い場所です」

「成人誌を買いにくる人だけではなく、子どもや、成人誌を見たくない人も来ます。なのに誰の目にも触れるところに陳列されていていいのかな、という違和感が以前からありました」

コンビニは、幅広い層の人が日常的に利用する場所だと小島さんは強調する。

「性欲自体は誰にとっても自然なものですが、そうしたところに、成人誌が陳列されていることは、女性の裸がいわば\"日用品\"として売られていることだと考えます」

一方、別の女性会社員(20代)は、そうした成人誌に「嫌悪感」を抱いているという。

「レイプって書いてあるやつとか、女性が縛られてるやつとか、性暴力を想起させる内容のものが置いてあるのが、本当に無理なんです」

この女性も、「みんなの目に入る場所に置いてほしくはありません」と語気を強める。

「ただの表現だからいいじゃん、ではないんです。間接的に誰かを傷つけるかもしれないと、知ってほしい」

コンビニでの成人誌販売中止をめぐっては、記事中でも引用したBuzzFeed? Japan記者が多くの批判を受けました。

ツイートは事実とかけ離れた内容であり、記者は社内で厳重な注意を受け、当該ツイートを削除し、お詫びしました。

BuzzFeed? Japanは報道において、事実に基づき、同時に「人権、女性の権利、反人種差別、LGBTの平等などの問題には、議論の余地はない」という編集・倫理ガイドラインに則って発信しています。

これまでも、女性の権利や性暴力、「#MeToo?」「#WeToo?」のムーブメントに関する記事を、キャンペーンを組むなど継続的に発信してきました。

BuzzFeed?は「人々の生活にポジティブなインパクトをもたらすこと」をミッションとしています。今回の件を受けて、社内での議論をより一層深め、これからも、社会の課題やその変化を報じていきます。

ポルノ被害 : コンビニ店員に多大なストレス?厄介な「成人誌」問題…

日時: 6491-02-22  表示:91回

ビジネス・ジャーナル 2018.02.18

 イオングループのコンビニエンスストア「ミニストップ」が、今年1月から全2263店舗(1月末現在)で成人向け雑誌の取り扱いを中止した。昨年11月、この方針が発表されると賛否両論が飛び交うなど、もはや社会インフラの一部ともいえるコンビニ大手の判断が大きな波紋を呼んだ。

 成人誌の取り扱い中止は、ミニストップがビジョンとして掲げる「もっと便利、もっと健康、もっと感動、毎日行きたくなる店舗」にどのような影響を与えるのか。商品本部長の中山博之執行役員に話を聞いた。

異例の反響…約8割が賛成、約1割の反対は男性

――成人誌の取り扱い中止については「英断」との見方もあります。具体的な概要について教えてください。

中山博之氏(以下、中山) 2017年12月1日より千葉県千葉市内の全店で成人誌の取り扱いを中止し、18年1月1日より全店舗で同様の措置を取っています。

 日本の総人口が減少に転じるなか、女性がコンビニエンスストアを利用する機会が増えてきています。ミニストップもスイーツをはじめ、中食・内食商品の強化や「WAON POINTカード」の導入などを通じて、女性にとっても、より利便性の高いコンビニエンスストアへの進化を図っています。

 これらの取り組みの一環として、かねて成人誌の陳列対策に取り組んでいた千葉市からの働きかけをきっかけに、全店舗で取り扱いを中止する判断をいたしました。

――判断に至る経緯について、あらためて教えてください。

中山 まず、それまで区分陳列してきた成人誌について、千葉市から17年5月に「フィルムで包み、扇情的な表紙を見えなくする方法で販売してもらえないか」という打診が、ミニストップだけではなく各コンビニエンスストアチェーンにありました。

 家族連れにとっては成人誌が子どもの目に届く場所にあるということがストレスになります。一方で、加盟店にとっては成人誌を1冊ずつ目隠し袋に入れる作業は大きな負担となります。そうした事情を総合的に考慮した結果、今後の経営方針として「女性や子どもを含むお客さまの誰もが安心してご利用いただける店舗を実現するため」に全店取り扱い中止に至りました。

――中止の発表後、どのような意見が寄せられましたか。

中山 今回の発表については多くの意見が寄せられました。うち約8割が賛成であり、約1割が男性からの反対でした。多くのお問い合わせをいただきましたが、これはきわめて異例なことです。

――成人誌を制作する会社や関係者などからは、何か意見がありましたか。

中山 直接は聞いていません。しかし、内々に「成人誌は扇情的な表紙で勝負するのがビジネスモデルだったが、あまり過激になると、ほかでも取り扱い中止になる可能性がある。そのため、表紙は水着程度にとどめたほうがいいのかな」という関係者からの声を聞いたことはあります。

成人誌の販売中止、売り上げへの影響は?

――先進国である日本のコンビニで、子どもの目の届くところに成人誌が置かれている状況を「異常」とする声もあります。

中山 町の書店が少なくなり、一方でコンビニエンスストアが増え、本を買う場所が少なくなったことでコンビニエンスストアも多くの雑誌や本を取り扱うことになり、「本の購入場所」としての地位を確立した歴史があります。そのような時代の流れのなかで、成人誌の取り扱いも始まっています。

 私見ですが、韓国に4年ほど勤務した経験があるので、確かに現在の状況については海外ではあり得ないと思います。書籍については、最近はウェブでの購入が増えている一方で、リアル店舗はウェブに不慣れな高齢者向けの販売チャネルとして存在しています。おそらく、今後も大なり小なりそうした役割は残るのではないでしょうか。

――今回取り扱いを中止した成人誌の定義と、ほかの雑誌への影響についてはいかがでしょうか。

中山 成人誌の定義は日本フランチャイズチェーン協会の自主基準に基づいています。各都道府県の指定図書類および出版倫理協議会の表示図書類は取り扱いません。それ以外の雑誌については、各都道府県青少年保護育成条例で定められた未成年者(18歳未満者)への販売・閲覧などの禁止に該当する雑誌およびそれらに類似する雑誌類を「成人誌」と定義しています。この範囲を拡大するか否かは、まだ決定していません。

――成人誌の取り扱い中止による販売面への影響はありますか。

中山 金額ベースでの影響は軽微です。また、加盟店からの賛同も得られており、反対の声もいただいておりません。加盟店の従業員には女性や外国人の方々もいます。その方々から、「成人誌の取り扱いは非常にストレスがたまる」という声が上がっていました。

 雑誌類は夜間に納品されますが、今は夜勤の従業員にも女性が増えているため「並べるのが嫌だった」という声もありました。また、成人誌を購入するお客さまのなかには女性従業員の反応を見ることを趣旨としているケースもあり、それらが女性従業員のストレスにつながっていました。

 また、元従業員の方からも「本音を言えば、成人誌の取り扱いは大きなストレスだった」という声をいただいています。そのため、今回の措置は従業員の定着率向上にも寄与するものと感じています。

全体の約15%が以前から成人誌を未販売

――以前から、オーナーの判断で成人誌を取り扱っていないケースはありましたね。

中山 学校が近辺にある店舗では成人誌を置いていないケースがあり、従来から取り扱っていなかった店舗は全体の約15%ほどです。これは他チェーンのコンビニエンスストアも同様のようで、立地によって自主規制を行っているケースはありました。

――成人誌を取り扱わないということで、新たな商材の開拓も必要ですが。

中山 代替の商材に関しては、今まで納品していなかった銘柄や新たなジャンルの配本を進めています。また、コンビニエンスストアの販売事情は立地によって異なるため、個店の強みに合わせた配本を強化しています。

 たとえば、シニア層が多いエリアでは囲碁や釣り雑誌の売り上げが多く、一概に「成人誌の代わりに女性誌を増やせばいい」というものでもありません。本部から売れ筋の客観的なデータを提供し、加盟店からは「この層のお客さんが多い」という声をいただくなど、双方向でやりとりしています。

――女性誌では「付録つき」が人気です。この拡大というのは検討していますか。

中山 付録つきの女性誌は確かに人気です。実は出版社と共同で取り組みを検討中ですが、現段階では具体的なことを申し上げることはできません。以前には、旅行誌と共同キャンペーンを展開した例もあります。

――17年は訪日外国人数が過去最高を記録しました。また、東京オリンピックが開かれる20年には4000万人が目標とされています。何か対策は講じていますか。

中山 外国人のお客さまには抹茶が人気です。インバウンド戦略として、訪日外国人向けの商材開発を検討しているほか、外国人のお客さまがストレスを感じないような店舗づくりを目指しています。ちなみに、外国人従業員も増えてきており、多言語化も進展するなかでITの活用も必須になるため、現在取り組みを進めています。
(構成=長井雄一朗/ライター)

ポルノ被害 : ファミマも成人誌販売終了 8月末に全店で (2019.01.22)

日時: 2019-01-22  表示:105回

Nikkei 2019/1/22 15:46

ファミリーマートは22日、成人向け雑誌の販売を8月末で終了すると発表した。女性や子どものほか、増加が続く訪日外国人が来店しやすくする。成人誌の販売を巡っては、セブン―イレブン・ジャパンなどが、すでに販売を中止する方針を明らかにしており、国内コンビニエンスストアの9割超の店舗で成人誌の扱いがなくなることになる。

ファミマでは、2018年4月から直営店で成人誌の販売を中止していた。これを今年8月末までに約1万7千店の全店舗に拡大する。ローソンも21日に成人誌の販売を終了すると発表しており、セブンなど大手3社が8月末までに販売を終えることとなる。イオン傘下のミニストップは17年末から順次扱いを止めている。

ポルノ被害 : ミニストップ、成人誌の取扱を中止へ 先行的に千葉市か

日時: 2019-01-22  表示:114回

ねとらぼ 2017年11月21日 12時50分 公開

 コンビニエンスストアチェーンのミニストップは、2018年1月1日から成人誌の取り扱いを全国店舗で中止することを発表しました。千葉市の提案を契機とする取り組みで、先行的に2017年12月1日から、千葉市内の店舗にて取り扱いを中止します。

 ミニストップでは女性がコンビニを利用する機会が増えているのを受け、中食・内食商品の強化やWAON POINTカードの導入など女性により利便性の高い改革を進めてきたとのこと。これらの取り組みの一環として、以前から成人誌の陳列対策に取り組んでいた千葉市からの働きかけをきっかけに、成人誌の取り扱いを中止する判断に至ったと説明しています。

 千葉市長の熊谷俊人氏は今回のミニストップの発表について、Twitter(@kumagai_chiba)で次のように説明しています。

 「災害時のトイレ解放など、コンビニ店舗の社会インフラとしての重要性が増す中、過激な成人誌の表紙がトイレへの通路等に露出されていることに対して何らかの対策を求める意見がありました。千葉市では議会質問を契機にコンビニ各社にフィルムで一部を隠す対策を提案いたしましたが、店舗での負担増から実現は困難でした。本市提案をきっかけにミニストップ内部でご検討頂き、誰もが安心して利用できる店舗実現のため新たな取組実施に至りました」

 「日本雑誌協会から表現の自由が妨げられるという批判がありますが、ミニストップの陳列に関する自主的な営業判断です。私は表現の自由を極めて重視する政治思想ですが、販促目的で過激な表紙を作成する以上、陳列に対する社会的反応も甘受すべきと思いますし、業界の自主改革を期待します」

 成人誌の定義は、日本フランチャイズチェーン協会のガイドラインに準拠。各都道府県の指定図書類および出版倫理協議会の表示図書類以外で、各都道府県の青少年保護育成条例で未成年者(18歳未満者)へ販売・閲覧等が禁止された雑誌およびそれらに類似する雑誌類が「成人誌」となります。

ポルノ被害 : ファミリーマート「成人向け雑誌」の販売中止を決定 「

日時: 2019-01-22  表示:112回

ねとらぼ 2019/1/22(火) 15:35配信

 大手コンビニエンスストアチェーン「ファミリーマート」は1月22日、「2019年8月末日をもちまして、原則、全国のファミリーマート店舗にて、『成人向け雑誌』の販売を中止いたします」との意向を発表しました。

 「セブン-イレブン」および「ローソン」が相次いで成人誌の取り扱いを中止する発表を行う中、1月21日時点では「取り扱いをやめる方針はありません」との回答をしていたユニー・ファミリーマートホールディングス。

 1月22日に決定したという販売中止の理由については、「2018年4月から直営店を含む国内約2000店で取り扱いを中止しておりますが、これをさらに拡大いたします」「女性やお子さまのお客さまに、安心してお買い物をしていただける店舗づくりをさらに進めるとともに、2020年のオリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博等の開催を控え訪日外国人の大幅に増加していること等を踏まえ、中止することといたしました」と明かしています。

ポルノ被害 : ローソンも成人向け雑誌の取り扱い中止へ 大手コンビニ

日時: 2019-01-22  表示:115回

ねとらぼ 2019年01月21日 19時12分 公開

 コンビニエチェーンの「ローソン」が1月21日、全国のローソン(約1万4000店)の原則全店で、2019年8月末までに成人向け雑誌の取扱いを中止すると発表した。セブン-イレブンに続き、大手コンビニチェーンが成人向け雑誌から撤退することとなる.

 これまで成人向け雑誌の取扱いは加盟店が判断していたが、本部として成人向け雑誌の推奨を取りやめるとのこと。なお、ローソン沖縄が運営する沖縄県の全店舗では2017年11月から既に成人向け雑誌の取扱いを中止しており、そこで顧客・加盟店の理解を得られたことから全国に拡大したとしている。

 コンビニチェーンの成人向け雑誌取扱に関しては、2017年にミニストップが全国店舗での成人誌取扱い中止を発表(関連記事)した他、セブン-イレブンでも2019年8月末までに全店で成人誌の取り扱いを中止する方針を決めていた。

ポルノ被害 : セブン-イレブンで成人誌の販売を中止へ 女性や訪日外国

日時: 2019-01-22  表示:113回

ねとらぼ 2019年01月21日 18時26分 公開

 大手コンビニエンスストア「セブン-イレブン」で、成人誌の取扱を中止する方針であることが1月21日分かった。8月末までに全店で販売をやめるという。

 セブン&アイ・ホールディングス広報によると、女性や高齢者など幅広い層に快適に利用してもらうための措置。また、昨今では訪日外国人の利用者も増えたことに加え、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップや、東京オリンピック、2025年の大阪万博など、より外国人顧客が増加することを見越しての措置だという。

 コンビニでの成人誌の扱いに関しては、2017年に11月に「ミニストップ」が全国店舗で成人誌の取り扱い中止とすることを発表(関連記事)し話題になっていた。

性犯罪 : 性被害の実態、暴行・脅迫も調査へ 刑法改正受け法務省 (

日時: 2019-01-21  表示:115回

朝日 2019/1/21(月) 5:00配信

 法務省は今月末から、7年ぶりとなる犯罪被害実態調査を行う。性被害については、見えにくい実態を探るため調査方法に工夫を加えるほか、加害者から暴行や脅迫があったかなどについて初めて質問する。

 性犯罪の刑法規定は2017年に110年ぶりに改められ、強姦(ごうかん)罪が、被害者の性別を問わない強制性交罪に変わった。しかし、「暴行・脅迫」がなければ罪にならないという要件が変わらなかったため、「暴行や脅迫がなくても、抵抗できない場合もある」と批判が続く。刑法改正時の国会の付帯決議でも、性被害の調査をして実態把握に努めるように求められており、法務省は今回の調査結果も参考にしていく。

 調査は、警察が把握していない「暗数」を含めて犯罪被害の実態を調べ、刑事政策に役立てることが目的。法務省の法務総合研究所が00〜12年に4回、国際調査に合わせて実施し、強盗、窃盗、性的事件などの被害の有無や、警察に届けたかどうかを聞いてきた。国際調査は中断しているが、今回は日本が独自に実施し、無作為に抽出した16歳以上の男女6千人を対象に、1月末から2月に訪問調査する。結果は新年度にまとまる予定。

 性被害は過去の調査で強姦や強制わいせつに加え、痴漢やセクハラなどについても聞いており、「5年以内に被害があった」と答えたのは女性の2〜4%、全体の1〜2%。これまでの訪問調査は、その場で書面の回答を封入して調査員に渡してもらっていたが、被害者支援団体から「その場で書くのは難しい」と指摘され、今回は性被害については後日、インターネットや郵送で回答できるようにする。

 また、強制性交や強制わいせつの被害を受けたと考えている人には暴行・脅迫の有無について聞き、被害時の状況について「抵抗することができた」「暴力をふるわれると思って抵抗できなかった」などの選択肢から選んでもらう。加害者についても「家族・親戚」を「親」「兄弟姉妹」などに分けるほか、「上司」「同僚」など選択肢を増やし、関係の明確化を目指す。(河原理子)

製作被害 : AV強要問題の裁判、傍聴続けた元有名女優「国関与が必要か

日時: 2018-12-26  表示:176回

Withnews 2018年12月26日

 東京地裁で25日、アダルトビデオ(AV)業界が注目する判決がありました。業界の第三者委員会メンバーらと同じく、その裁判に毎回のように足を運んだのが、元有名女優で世界初となるDVDでのAV作品に出演した小室友里さん(43)です。引退から20年近く経っても「自分を育ててくれた」とAV業界に恩義を感じている小室さんですが、出演強要問題への業界の対応にはシビアな目を向けています。「生き残るためには国の関与が必要になってくるかもしれない」。発言の背景にある業界への危機感を聴きました。(朝日新聞記者・高野真吾)

自分と同じ19歳、夢を持つ少女が……

 ――東京地裁は25日、AV出演の仕事を紹介したとして職業安定法違反(有害業務の紹介)の罪に問われたAVプロダクション社長の国分恵介被告(37)に対し、懲役1年6カ月、執行猶予4年(求刑1年6カ月)の判決を言い渡しました

 「裁判長は、被告が『自分の行為の問題性を省みる姿勢も被害者の心情に思いを致す態度も甚だ不十分』と指摘していました。元女優の立場から、全くの同意見です。心から反省し、その気持ちを女性に示していれば、違った展開になったかもしれません」

 「被害者の女性は19歳で、モデルになりたい夢を持っていました。その夢につけ込まれ、だまされてAVに出てしまった。私は同じ19歳の時、芸能界に憧れ、事務所に所属しました。納得してAVに出ましたが、19歳で夢を持つ少女という同じ条件だったのが心に残ります」

「業界の一部で続いてきたやり方」

 ――判決ではAV制作会社からプロダクションに入金されたAV出演料のうち2割しか被害女性が受け取ってなく、「搾取の程度も著しく、この種行為の問題性が如実に表れている」と述べています

 「お金だけの問題ではないと理解していますが、2割は少ないです。女性を搾取している。今のギャラの水準だと、どんなに悪くても事務所6、女の子4ではないでしょうか。私はたくさん稼いでいたし、事務所には経費がかかることを分かっていた。事務所3分の2、私3分の1で納得できましたが」

 ――検察によると、被害女性は2015年4月に入学した学校を事件直後の2016年3月に退学したとのことです

 「これを自己責任というのは、あまりにも大人が見放しています。昔から納得していない女性を無理に出し、人生を大きく狂わせ、田舎に帰らせるような事例は見聞きしました。それなのにAV業界には女性の扱いの勉強をできていない人がいます。このプロダクションの問題というより、業界の一部で続いてきたやり方だと捉えています」

「事実から目を背けている」

 ――この裁判に複数回足を運んだ理由は?

 「私は現在、『ラブヘルスカウンセラー』として性に関する啓発活動を行っています。その関係で商工会議所や経営者の集まりなどでお話をさせて頂きます。OKであればAVの話をするのですが、AV強要問題に触れることが多くなりました。いま起きている信実を知りたいと、初めて裁判の傍聴にきました」

 ――AV強要問題に対する業界の反応をどう捉えていますか?

 「有名女優さんも含め、強要された、被害に遭ったと女性たちが立ち上がりました。私も私もと #MeToo? と声を上げた。しかし、業界の人たちの多くが他人事にしている事実にがく然とします。第三者委員会ができ、プロダクションの団体ができたことは知っていますが、それにしても事実から目を背けています」

 「20年前は業界の旗振り役になるボスがいました。いまは責任をなすりつけあっています。この業界が生き残っていくためには1回、毒を持って毒を制すではないですが、国の関与が必要になってくるかもしれません」

一部女優は「井の中の蛙」

 ――強要問題が表面化したのは、2016年3月に国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」(HRN)が出した報告書がきっかけでした

 「一時期、その報告書に対して、現役女優の何人かが『あたしたちは楽しくやっているのに』という趣旨の発言をネットで出していました。『井の中の蛙(かわず)』の発言です。本番行為までしているAVはグレーな世界です。世の中でどう見られているかを俯瞰できてないと、こうした発言はマイナス発信でしかありません」

 「日本プロダクション協会は今年2月、女優を集め発足イベントを開いていますね。『適正プロダクションマーク』を女優に持たせたりしました。私には、強要問題をちゃかしているようにしか見えなかった。集まったお客さんも、女優に会いたかっただけでしょう」

業界「救いようのない方向に」

 ――現場に取材に行きましたが、会員プロダクションが守るべきルールが女優たちのコントで披露されました。同時にイベントの最後で、かなり時間を取ったファンによる写真撮影もありました。集まったメディアは限定的でした

 「世間一般からしたら、『なんじゃこりゃ』じゃないですか。救いようがない方向に業界が行ってしまったと感じます」

タレント化が問題の背景

 ――業界の現状に厳しい意見が続いています

 「私はAV業界に育ててもらった1人です。その証拠に、いまもAV時代の女優名を使い活動しています。業界に立ち直って欲しい思いがあります」

 「AV業界は本来、楽をしていい業界じゃない。人の尊厳や人の本質にかかわる性を扱うのですから」
 
 ――小室さんの目に「楽をしている」と映る背景には何があるのでしょうか

 「女優のタレント化でしょう。テレビに出て歌うなどのグループ活動を始めた団体が出てきた。そこにあこがれる女性がいて、アイドルに募集するみたいにAVに募集する流れが出てきた。入れ食いの投げ縄漁みたいに、女の子がどんどん入るようになった。この子は少し育てるけど、この子は適当に食って終わりとなってしまった」

デメリット聴いても来る女性こそ

 ――どうするべきなのでしょうか

 「(元男優でタレントの)加藤鷹さんとも共通意見なのですが、『覚悟がないやつは入ってくるな』と。誰でも簡単にできる(動画SNS)「TikTok?」(ティックトック)のようにAV業界が見えているようです。ですが、入ってから出演を続けるのはすごく大変で、狭い門になります。プロダクションは女の子にAVに出るデメリットも含め話す。私がそうだったように、デメリットを聴いても乗り越えてくる女性が来るべき業界にしていくべきです」

取材を終えて

 「AV業界には国の関与が必要だ」。この意見は、出演強要問題の被害者を支援する組織だけでなく、実はAV業界内部からも聴く。被害者支援団体は警察が取り締まれる今の法律の限界を指摘するが、一部のプロダクションは職業安定法違反などで摘発される現状を怖がっている。「線引きがしっかりした方が活動しやすい」との立場だ。

 国の関与を避けるためにAV業界が作ったのが、第三者委員会だ。その理事の1人は「強要問題と言われた中身の多くの部分は、顔バレ問題であったのではないかという印象を深めている」との所見を述べている。AVに出たことが周囲に分かってしまう顔バレ、身バレが起き、作品を消してもらうために「強要された」と訴えたとの見方だ。

 しかし、複数の被害者に取材した記者の私の立場からは、業界の一部がAV出演を強要してきたという根本的な問題から目を背けていると言わざるを得ない。

 AV業界の国の関与否定派は、「法律の網をかぶせると地下に潜る人たちが出て、AVがアンダーグランド化する」との意見を述べる。可能性はあるだろう。

 業界サイドが強要問題を直視することができなければ、聴くべき慎重意見があったとしても、小室さんが言うように「国の関与が必要になってくる」方向に議論は向かわざるを得ない。業界がその流れを食い止めたいのなら、小室さんの危機感を真に共有するしかない。

セクハラ : フォトジャーナリスト広河隆一氏への#Metoo 性的被害を訴え

日時: 2018-12-26  表示:171回

BuzzFeed? Japan 2018/12/26(水) 6:51配信

週刊文春が12月26日発売号で、著名フォトジャーナリスト広河隆一氏から性行為などを強要されたと複数の女性が告発した、と報じた。被害を受けたという女性の一人が、BuzzFeed? Newsにその支配関係と業界構造について語った。【BuzzFeed? Japan / 小林明子】

#MeToo? は届いたのか。2017年から声をあげた人、そして変わったこと

広河氏は1943年生まれ。パレスチナ問題、チェルノブイリ原発事故、福島第一原発事故などを取材し、現地で子どもたちの支援活動もしている。

2004年3月にフォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」を創刊。数々の受賞歴もある。2018年11月、経営難と自身の体調、後継者不足を理由に、2019年2月をもって休刊し、発行会社を解散すると発表していた。

週刊文春によると、広河氏はフォトジャーナリストを目指してDAYS編集部に出入りしていた複数の女性に性的関係を迫っていた。中には大学生アルバイトもいた。

広河氏を尊敬していた女性たちは、指導を受けられなくなることや業界で力を持つ人物に睨まれることに不安を覚え、拒絶できなかったという。全裸の姿を撮影された女性もいた。

「セックスの最中は『これはしなきゃならないものだ』と自分に言い聞かせ“作業“としてこなしていましたが、一人になると、いろんな感情が込み上げてきました」
「ホテルへの誘いを断ったら弟子失格の烙印を押され、アドバイスをもらえなくなるんじゃないかと不安でした」
(当時、大学3年生だった女性。週刊文春より)

週刊文春の取材に広河氏は、複数の女性たちと性的関係をもったことは「いろんな形であります」と認めている。

同時に「無理やりではなかった」とも話している。

「望まない人間を僕は無理やりホテルに連れていきません」
「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、僕は職を利用したつもりはない」
(週刊文春より)

女性たちは性的関係に同意していたのか。週刊文春の取材に証言した女性のうち一人が、背景にあった圧倒的な支配関係について、BuzzFeed? Newsに語った。

ホテルの部屋に呼び出された

女性は大学生だった10年ほど前、DAYS編集部でアルバイトをすることになった。

「フォトジャーナリストになりたいという夢を持ちはじめた頃でした。狭い業界の中でも広河さんは雲の上の上のすごい人で、神様のようなイメージでした。そんな人のつくるすごい雑誌の編集部で働けることがうれしく、できるだけ多くのことを学びたいと意気込んでいました」

初めて編集部を訪れた日、帰り道で駅に向かっている途中、電話が鳴った。広河氏本人からだった。

「これが僕の携帯なので、これからもよろしくね」

手の届かないような人なのに面倒見がいいんだな、と感じたという。それから1カ月ほど経ってから、女性は撮影した写真を広河氏に見てもらう機会があった。

「写真が下手だから個人的に教えてあげるよ」

そう言われて、指導の場所として指定されたのは、東京・新宿の京王プラザホテルだった。

「カメラを持ってこいと言われたので、周辺の緑があるところで撮影するためにホテルで待ち合わせるのかなと思っていました」

ロビーに到着して電話をかけると、部屋に上がってくるように言われた。

「原稿が忙しいときはホテルにカンヅメになると聞いていたので、仕事場にしている部屋で待ち合わせなのかな、と思いました。尊敬していたし、当たり前のように信頼していたので、特に大きな疑問は持ちませんでした」

ドアを開けると、部屋はきれいに片付いていた。

「一言か二言しゃべったかもしれませんが、はいじゃあベッドに座って、という感じで、あっという間にキスをされて押し倒されました」

「最初はなんとか逃れられないものかと思っていたのですが、よしよしという感じで体を撫でられたときに、自分の心と体がフリーズしたような感覚になり、固まって動けなくなってしまいました」
やり過ごすしかなかった

女性がそんな状態になってしまったのには理由がある。

広河氏はDAYS編集部で、ささいなことで激昂し、理不尽にスタッフを怒鳴ったり罵倒したりすることが何度もあったという。

「そうなったらもう、刺激をしないように息をひそめ、嵐が過ぎ去るまでやり過ごすしかないというのがわかってきた頃でした。そのパワハラと同じことがセクシュアルな行為で起きてしまったのです」

性行為が終わると、広河氏は「これからモデルの子が来るからベッドをきれいにして」と女性に伝えた。モデルが部屋に着くと、「ストロボの使い方はこうやって」などと何事もなかったかのような態度で女性に写真を教えはじめた。

「何が起きたのか考えるすきを与えないというか、結果的に写真を教える約束は守った形になるわけですから、アリバイを作られたと感じました」

睨まれたら生きていけない

当時、広河氏をフォトジャーナリスト界の“神様“のような存在だと感じ、「見捨てられたくない」という思いが強かった、と女性は言う。

「フォトジャーナリストを目指す人にとって、学びの場所は限られています。広河氏は人脈が広く、有名人と知り合いであることを会話の端々ににじませていました。広河氏に睨まれて見捨てられたらこの業界で生きていけない、すべてが絶たれてしまう、という危機感がありました」

そんな中、ささいなことで突然、広河氏から「事務所を出ていけ!」と怒鳴られる出来事があった。

「写真で伝える仕事がしたかったのに、私の夢がすべて終わってしまう。最も業界で名が知られていて、最も人脈がある人に怒られてダメ出しされたらもうやっていけない、という強迫観念に近いような感覚になっていました」

絶望し、泣きながら歩いていたときに広河氏から電話がかかってきて、タクシーに同乗するように言われた。行き先は、新宿・歌舞伎町のホテル。

「こういうときは、体を重ねてわかりあうのが一番だから」というようなことを言われ、裸の写真も撮られた。

「こんなすごい人を怒らせたのが悪かったんだという罪悪感と、性行為をしてしまったことの嫌悪感。自分が何重にもダメだったんだ、という自責の念が頭の中をぐるぐるしていました」

その後、女性はDAYS編集部を離れる決断をした。深夜に編集部で広河氏と二人きりになった時、背後から抱きつかれて「挿れたい」と言われ、もう限界だと感じたからだ。

社員に電話で「理由は話せませんがもう明日から行けません」と伝えたとき、事情を察したような反応だったのが気にかかった。

「他にも被害に遭った人がいたのではないか、と思うようになりました。それでも、裸の写真を撮られてしまったことが怖くて、声をあげることはできませんでした」
フォトジャーナリスト広河隆一氏への#Metoo 性的被害を訴えた女性が語る、支配関係と業界改善の願い

BuzzFeed?
声をあげるのに10年かかった

2017年秋、#Metooのムーブメントが世界で広がった。

日本でも、ジャーナリストの伊藤詩織さんやモデルのKaoRi?さんの告発、さらに2018年4月に明らかになった財務省前事務次官による女性記者へのセクハラなど、報道や写真の業界でも証言が相次ぎ、BuzzFeed? Japanでも報じてきた。

女性は、広河氏から性行為を強要されていたという別の女性と連絡を取ることができた。

「ずっと自分のせいだと思っていたけれど、私だけではなかったのだとわかりました。10年の月日を経て、もう終わりにしよう、とようやく声をあげることができたんです」

BuzzFeed? Newsは12月25日、性行為の事実関係や性的同意の認識など6項目の質問状を、広河氏にメールとFAXなどで送信。複数回にわたって広河氏の携帯の留守番電話に伝言を残しているが、12月26日朝の時点で返答はない。

週刊文春の取材に広河氏は、「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしていた」と答えているが、女性はその言葉にある意味、納得したという。

「フォトジャーナリストになりたいと希望して広河さんの元に集まるのは、若い女性が多いです。それはあくまで仕事の面での尊敬なのに、自分の魅力だと勘違いしているような素振りが当時からありました」

当時、女性が交際相手を紹介したとき、広河氏は女性の耳元で「彼、僕に嫉妬しているよね」とささやいたという。

さらに、フォトジャーナリズム業界そのものに重層的な構造の問題もあると指摘する。

「報道写真の世界は、ザ・男性社会。女性が生き抜いていく難しさが大前提としてあります。師弟関係が強いのでハラスメントが起きやすい土壌でもあります。怒鳴られたり罵声を浴びせられたりした経験が、一部の成功した人たちの間で美談になってしまい、傷ついた人たちの声があがってきません。精神論で暴力が覆い隠されるのです」

「なんとなく問題が起きていることは知っていても、広河さんの人脈や影響力に忖度して沈黙してきた周りの人たちが、結果的に彼のバリアとなり、加害意識を持ちにくくさせていたのではないでしょうか」

活動の陰にあった犠牲

パレスチナやチェルノブイリ、福島などで、広河氏の活動によって支えられ、救われた人はたくさんいる。しかし、その活動の意義が賞賛される陰に、身近な女性たちの犠牲があった。

「広河さんの活動の大義名分のために、つぶされてきた声があることを想像してほしいです。#MeToo?が彼の活動をつぶすという批判もあるかもしれませんが、本当に意義がある活動なら、彼がやらなくても誰かが同じ活動をするはずです」

財務省前事務次官のセクハラ問題を機に発足した任意団体「メディアにおけるセクハラを考える会」の代表で大阪国際大学准教授の谷口真由美さんは12月26日未明、Facebook上でこのような声明を発表した。

<人権派のフォトジャーナリストを標榜していた人が、身近にいる女性の存在、そして人権をあまりに軽んじてきたこと、「私に魅力があるから彼女たちがホテルまでついてきた」、それにより「同意があった」と主張するのは到底看過することができません。

(中略)私たち「メディアにおけるセクハラを考える会」は、広河隆一氏の文春での応答は到底うけいれられるものではなく、また、被害者への二次被害がこれ以上拡大することのないよう、#MeToo? を合言葉に、被害をひとりで飲み込んでいた人に、「あなたは一人じゃない」と寄り添い、連帯する言説を日本社会で広げていきたいと考えます。

広河氏の仕事に敬服していた方におかれましても、そのことと、被害告発を正面から受け止めることは、矛盾しないことを認め、共に立ってくださることを期待します。党利党派ではなく、ひとりの人権の、尊厳の側に、私たちは立ち続けます>
業界に絶望するのではなく

女性は、同じような経験をした人やフォトジャーナリストを目指す人に少しでも伝わればと、こう締めくくった。

「自分が悪かったといまだに思い込んでいる女性もいます。報道によって昔のことを思い出して動揺する人もいるかもしれません。そういう人たちには、心と体をゆっくり回復させてほしい。必ずしも声をあげる必要はないし、あなたは悪くない、と伝えたいです」

「能力が高く、熱意も人一倍あった女性たちが、ボキボキと夢を折られていきました。あんなことさえなければ、社会に大切なメッセージを伝える人になってくれていたはずだと思うと、悔しいし、許せません」

「ただ、広河氏の件によって、フォトジャーナリズムや写真の世界すべてが絶望的なものだとは思わないでほしい。私は学生時代、写真を通して人とつながる喜びを感じることができました。いまメディアや写真に携わる人たちは、若手が育たないとただ嘆くのではなく、安全に学べる場所を作ってほしい。だからこそ、ハラスメントはもう終わりにしたいのです」


BuzzFeed? Japanは、性暴力に関する国内外の記事に「#metoo」のバッジをつけて発信し、必要な情報を提供し、ともに考え、つながりをサポートします。記事・過去記事はこちらにまとめています。

ご意見、情報提供はこちらまで。 japan-metoo@buzzfeed.com

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