ポルノ・買春問題研究会
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製作被害 : アダルトビデオ出演強要問題…少女はなぜサインするのか

日時: 2017-12-08  表示:24回

関西テレビ 2017/12/8(金) 10:54配信

【アダルトビデオの出演を強要された女性】
「自分ができないと思ったこともやらされたし、痛いって言って泣き叫んでた。心も体もズタズタな状態で帰ったという記憶があって」

いま、社会問題となっているアダルトビデオへの出演強要。背景には少女たちを狙うスカウトマンの存在があります。

【記者リポート】
「あ、男がいきました。男がずっと女性につきまとっています」

大阪の夜の繁華街でも、その姿が…

【アダルトビデオの元スカウトマン】
「もうお金としかみてないです。2人きりになれれば何とでも言えるので」

<少女たちの身に迫る危険とは一体?>

かおりさん(仮名)のきっかけは5年前。大学4年の時、駅前である男に声をかけられたことでした。

【出演強要の被害にあったかおりさん】
「芸能関係で活動されています?って言われて。有名アーティストの名前出してこういう子もプロデュースして、デビューさせたんだよって。この人なら信用できるかなって雰囲気はありました」

音楽業界への憧れがあったかおりさん。就職も決まっていましたが、音楽デビューを約束するという男の言葉を信じ、芸能プロダクションへの所属を決意しました。

しかし、最初の仕事はサイパンでのグラビア撮影。さらに、ヌードまで要求されたのです。そして、撮影の最終日、プロダクションの社長から唐突に話を切り出されました。

【アダルトビデオ出演強要の被害にあったかおりさん】
「AVは芸能界でいうここで、グラビアアイドルは芸能界で言うここだよって。一回世にさらしちゃったんだから、どんどん脱いでいかないとみたいなことを言われて。そういう方向に行きたいわけじゃないんでって言っても、ずっと説得してくるんですよ」

プロダクション側の勝手な言い分で、かおりさんにアダルトビデオの出演を要求。その後半年間、説得は続き、状況はさらにエスカレートしていきます。

【出演強要の被害にあったかおりさん】
「椅子で囲まれて、一回ヌードになっちゃってるから、もうそこ(アダルトビデオ)にしか道はないよみたいな感じで。やめたいですと言ってもすごく威嚇してくる雰囲気を出してくる。とにかく帰してくれない。逃げられないんですよ」

かおりさんは精神的に追い詰められ、契約書にサインし、出演せざるを得なくなりました。なぜ、このような状況に陥ってしまったのでしょうか?

<元スカウトマンが語る実態とは?>

取材班は、およそ2年間アダルトビデオのスカウトをしていたという男性に接触しました。

【アダルトビデオ元スカウトマン】
「モデルさんとかタレントしませんかとかそういう入口を広めにとって入っていく感じが多い。簡単に芸能人になれそうな世の中なんで、スカウトマン的にも声をかけやすい」

少女たちの心を巧みにくすぐるスカウトマン。彼らを動かすのはプロダクションからの高額な紹介料です。

【アダルトビデオ元スカウトマン】
「紹介すれば多い時で1人30万円。嘘ついてでもプロダクションに連れていったりしますね。そういう現場に来てしまえば後戻りできない」

度重なるプロダクションからの圧力に対して、逃げ道がなくなったかおりさん。当時の心境を綴った日記には…

―かおりさんの当時の日記―
「私が勝手に飛び込んでいく判断が親戚にまで悪影響を及ぼすことになる。私はどうなってもいいけど迷惑はかけたくありません」

【出演強要の被害にあったかおりさん】
「自分ができないと思ったこともやらされたし、痛いって言って泣き叫んでた。はい、またやり直しね あなたが泣いてわめくから全然帰れない、これ終らないと帰れないよって。できないはだめっていうことだった」

しばらくはトラウマで家からも出ることができなかったというかおりさん。結局、プロダクションの社長が金を持ち逃げし、音楽の夢も叶うことはありませんでした。

少女の人生を大きく変えてしまう、アダルトビデオ出演強要問題。ことし10月、執行猶予付きの有罪判決を言い渡された男は、インターネットサイトで「給料3時間5万円、モデル募集」と呼びかけ、女子高生など200人以上に出演を強要したとされます。

関係者によると、いまアダルトビデオ業界は、出演料が安くすむ普通の少女を狙っているといいます。

【スカウトされたことがある22歳の女性】
「前働いていたスーパーの店に名指しで電話かかってきて、うちの部下があなたのことを見て、ちょっと気になったみたいと電話してきて」
(Q.なんの勧誘?)
「アダルト(ビデオ)」

【16歳の娘をもつ母親】
「昔小さい時(娘が)スカウトされたことがあって、娘が一人で出歩くときは報告してもらいたいなって思う時はある」

様々な形でスカウトされる少女たち。なぜ出演を拒否できないのでしょうか?

<背景に“契約書”の存在>

これは関西テレビが手に入れたあるプロダクションの契約書です。
「自分の意思でヌード撮影を決意し、専属タレントとして出演業務を行う」
あくまで強要ではないとした上で…
「出演業務を拒んだ場合は、それによって生じた一切の損害について賠償しなければならない」

少女たちにとって一方的に不利な契約。出演を拒否した場合、契約書をたてに、数千万もの違約金を求める業者もあるといいます。

ではなぜ、サインしてしまうのでしょうか?

【アダルトビデオ元スカウトマン】
「その場で契約書を隅から隅まで読める女の子はほとんどいない。異様な雰囲気の中でサインすると冷静ではない。判断は難しい」

また、その時の少女たちの心理状況を、支援団体の事務局長はこう分析しています。

【被害者相談団体 SEAN 遠矢家永子さん】
「相談を受けて驚いたのが気配りができる子が被害にあっている。怪しいと思っても、加害者に迷惑をかけてはいけないと思う。親に言えば、ばれたら心配されるかもしれない。身に起こっていることが人権侵害である、犯罪であるという認識の上にたてない子が非常に多い、それを(加害者が)巧みに利用してます」

5年前、被害に遭ったかおりさん。これ以上、新たな被害を生まないようにと、チャリティイベントなどで自分の経験を語ったり、YouTube?で「くるみんアロマ」の名前でメッセージを発信したりするなど、活動しています。

【出演強要の被害にあったかおりさん】
「被害がここまで広がっていると知って他人事じゃないと思った。それで傷つく女の子たくさんいると思う。実際(加害者の)社長に直接言われたことがある。バカな子は自殺しちゃうんだよって。ひどい、人の命を何だと思っているんだろう。だから、自分が言わなきゃって」

増え続けるアダルトビデオへの出演強要問題。狙われているのは、どこにでもいる普通の子です。

児童ポルノ : 裸の映像「ネットに流す」 女子高生に関係強要の疑い (20

日時: 3283-12-16  表示:35回

朝日 2017年11月30日12時06分

 SNSで知り合った女子高校生6人にわいせつな行為をしたうえで、裸の映像を撮って関係を続けるよう脅したとして、千葉県警は住所不定、無職の****容疑者(32)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春など)と強要未遂などの疑いで逮捕、送検し30日に発表した。県警は被害者が今回の6人を含め、30都道府県の計56人に及ぶとみている。

 容疑は2014年5月〜今年3月、東京都、岩手県、富山県、愛知県のホテルで女子高校生6人にわいせつな行為をして撮影し、「インターネットに流す」などと脅して関係の継続を強要しようとしたというもの。「裁判で話す」と述べ、認否を留保していたという。現在は起訴され公判中。

 県警によると、**容疑者はインスタグラムや出会い系アプリなどで被害者と知り合い、「10万円払うから援助交際をしないか」と誘っていた。わいせつ行為をしても現金は渡していなかったという。

 県警は千葉県内の少女から被害届を受理し、**容疑者を今年3月に逮捕。余罪について調べ、再逮捕や追送致を繰り返してきた。(村井隼人、白見はる菜)

製作被害 : 「AV出演強要は人権侵害」「まだ被害が続いている」被害者

日時: 2017-11-30  表示:38回

弁護士ドットコム、2017年11月30日 19時20分

若い女性らが意思に反してアダルトビデオに出演させられる、いわゆる「AV出演強要」の問題について考える集会が11月30日、東京・永田町の衆議院第1議員会館でおこなわれた。AV出演強要の被害をカミングアウトしたYouTuber?のくるみんアロマさんは「これ以上、女の子が傷つくのはイヤだ。大きな社会問題として対策をとっていってほしい」と話した。

この日の集会は、AV出演強要の被害者を支援しているNPO法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)、NPO法人ライトハウス、ポルノ被害と性暴力を考える会が主催した。それぞれ、監督官庁の設置や、目的を偽った勧誘・不当な勧誘の禁止、これに違反する場合の刑事罰など法整備などをうったえた。
●政治、行政が動き始めた

AV出演強要の問題をめぐっては、政府が今年5月、対策を検討する関係省庁会議を開いて、取り締まり強化など緊急対策のほか、被害の相談・支援を充実させることなどを盛り込んだ方針をとりまとめるなど、政治・行政が動きはじめている。

こうした状況を受けて、HRNの事務局長をつとめる伊藤和子弁護士は「少しずついい方向に進んでいるが、まだまだ被害がつづいている」と述べた。街なかで勧誘するスカウトは減っているが、「高額バイト」をうたったサイトなど目的を偽った勧誘が増えているという。

被害者から相談を受けているNPO法人ライトハウスの藤原志帆子代表は、インターネット上で「グッズモニター」や「パーツモデル」の募集を装った勧誘方法があることをあげた。藤原代表によると、こうしたサイトは、一部のAVプロダクション(事務所)が別名義でつくっているそうだ。

この集会には、公明党のAV出演強要問題対策プロジェクトチームの座長をつとめる佐々木さやか参院議員も駆けつけた。佐々木議員は「社会に認知してもらうことに一定の成果を得ることができた」としながらも、「AV出演強要は、重大な人権侵害であり、犯罪だ。なかなか声をあげにく被害者に耳を傾けていきたい」と強調した。

性犯罪 : 強制わいせつ罪「性的意図」不要=47年ぶり判例変更―最高

日時: 2017-11-29  表示:49回

時事通信 2017/11/29(水) 10:52配信

 強制わいせつ罪の成立に「性欲を満たす意図」が必要かどうかが争われた刑事裁判の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は29日、性的意図がなくても罪が成立するとの判断を示した。

 意図が必要とした判例を47年ぶりに変更した。

 被告は甲府市の男(40)。2015年、女児にわいせつな行為をし、スマートフォンで撮影したとして、強制わいせつや児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で起訴された。

 最高裁は1970年、報復目的で女性を裸にして写真撮影した事件で、強制わいせつ罪の成立には「性欲を刺激させたり、満足させたりする意図」が必要と判示した。

 今回の事件で、被告の男は「知人から金を借りる条件として撮影データを送るよう要求された」と主張。判例を根拠に、性的意図はなく同罪は成立しないと訴えていた。

 一審神戸地裁は、最高裁判例を「相当ではない」と判断して懲役3年6月の実刑を言い渡し、二審大阪高裁も支持した。 

製作被害 : 「死にたい」「居場所がない」相次ぐAV被害 女性の性暴力

日時: 2017-11-20  表示:67回

西日本新聞 2017/11/20(月) 11:10配信

●「助け求められる居場所を」

 国の「女性に対する暴力をなくす運動」(毎年11月12〜25日)にちなんだシンポジウムが7日、東京都内で開かれた。性暴力などを受けながら相談できずにいる若い女性たちを支援する2団体が活動を報告。どうすれば社会の理解を広められるかという視点で、意見を交わした。

 女性への暴力根絶は、紫色のリボン「パープルリボン」をシンボルに、国際的な運動として広がっている。シンポは「どうすれば『伝わる』? パープルリボン」と題して渋谷区が主催。NPO法人BONDプロジェクト代表の橘ジュンさんと、NPO法人人身取引被害者サポートセンターライトハウス代表の藤原志帆子さんが登壇した。

 BONDプロジェクトは2009年に設立。虐待、性暴力、貧困などさまざまな問題を抱えて夜の繁華街をさまよう少女たちに声を掛け、自主的に保護してきた。今では月に千件以上のメール、200件もの電話相談が寄せられるという。

 「死にたい」「居場所がない」という少女たち。支援が必要な子ほど、危害を加えたり利用したりする大人しか周りにいない傾向があり、助けを求めるすべを知らないという。「生まれてこなければよかったと親に言われ続け、自己肯定感が低い子も少なくない」と橘さんは指摘する。

 家に帰れない、お金がないという理由で、「JKビジネス」に足を踏み入れてしまう子もいる。JKビジネスは、マッサージや添い寝など、女子高校生らによる親密な接客を売りにした業態。性犯罪に巻き込まれる恐れがあるが、割のいいアルバイトだと思い、危険性を知らずに始める子が多いとして、橘さんは「教育現場でリテラシー(情報の読み解き)教育を充実させるべきだ」と訴えた。
最も多いのはAV被害

 ライトハウスは04年から、アダルトビデオ(AV)出演や売春を強要されるなど、性的搾取にあった女性たちの支援に取り組んできた。昨年は、200件の相談が寄せられたという。

 最も多いのはAV被害。モデルの仕事だとうそをつかれて裸の写真を撮られ、それをもとに脅されてビデオを撮られたケースが相次ぐ。藤原さんは、「何本も出演しているのは自分の意思ではないかと思うかもしれないが、考える間もなくスケジュールを入れられ、家の前に迎えが来る状態」と説明した。

 被害女性たちと画像の削除を求める活動にも取り組んでいるが、インターネット上で不法に掲載されたものは削除が難しい。藤原さんは性暴力や性産業における人権侵害がなくならない背景に「人権意識の低さや性産業における暴力を許容してしまっている社会がある」と言い、法規制の必要性を訴えた。

「完璧な被害者」を社会が求めている現状

 2人は、「完璧な被害者」を社会が求めている現状についても言及した。

 藤原さんは「JKビジネスで働く少女が性暴力被害にあっても、自己責任と思われる。だが、背景にはいじめや暴力、ネグレクト(育児放棄)などさまざまな事情がある」と指摘。橘さんも「どうなるか想像できたはずと非難され、被害はなかったことにされる。誰が悪いのか、間違えないでほしい」と強調した。

 複雑な問題を抱えながらも、行政との縁が薄いため、公的支援が届きにくい若年女性は多く、民間団体がそのはざまを埋める役割を担っている。相談が増え続ける中、行政との連携や、資金面の確保が課題となっているという。

 神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件では、高校生3人を含む若い女性8人が犠牲になった。容疑者がインターネット上に死にたいという気持ちを書き込んだ人たちにアプローチして殺害した、とされている。

 「死にたい」と言う数多くの少女たちと接してきた橘さんは、「被害者は死にたい気持ちに共感してくれる人を探していたのでは。死にたい気持ちには理由がある。安全な大人が気持ちをくみ取って、安心して『死にたい』と言える場所が必要だ」と話した。

製作被害 : AV強要「未成年の被害者」 会って数時間でデビュー「逃げ

日時: 2017-11-15  表示:99回

2017年11月15日 withnews

 政府が取り組みを進めているAV出演強要問題。同僚記者の元に「一通の告発メール」を寄せた20歳の女子学生は「自分と同じ経緯で被害にあった人がいる」と、一人の女性を紹介してくれた。その19歳の社会人女性は、会って数時間でAV女優名でのツイッターアカウントを作らせ「デビュー」させる、あるプロダクションの巧妙かつ強引な手口を語った。(朝日新聞記者・高野真吾)

下半身に痛み、出血も続いた撮影

〈手足を拘束され、身動きが自由にできない。下半身をもてあそばれ、涙を見せても、監督は手を止めない〉

 社会人女性が2016年6月に撮影され、現在も販売されているAVの一場面だ。

 女性は自ら希望しAV業界に入ったわけではなく、当日の朝まで撮影内容もほとんど知らなかった。作品ではモザイクがかかり確認できないが、女性は下半身に痛みが走り、血がにじんだと証言する。

 監督やカメラマンは「絶対、気がついた」はずだが、カメラは回り続けていた。「耐えれば終われる」という気持ちで、この撮影を乗り切った。

 女性は婦人科系感染症のカンジタ膣炎を、撮影の前に発症していた。完治しているか分からない状態で、下半身にかゆみがあった。

 プロダクション社長からは、撮影の2日前にLINEで「現場では、かゆいの黙ってなよ」との指示があった。女性はそれに従った。カンジタは性行為でうつる可能性がある感染症だが、相手をした男性たちはコンドームの着用はしていなかった。

 この作品には、AVメーカーなどでつくる知的財産振興協会(IPPA)とつながりがある組織が「検査済証」を交付している。IPPAは11月16、17日の2日間、ファン感謝祭の「ジャパン・アダルト・エキスポ(JAE)2017」を都内で開く。

男優介しAV業界と接点

 女性は高校時代、BSの番組に出演経験がある30代のAV男優のツイッターをフォローしていた。たびたび男優本人の写真が投稿され、近況などがつぶやかれていた。女性は男優を番組での活躍ぶりを見て、AV男優だからと特別視することなく「面白くて、格好いいお兄さん」と認識していた。

 定期的にチェックを続けていたところ、まもなく高校を卒業するという2016年2月、男優からダイレクトメッセージがきた。初めての「有名人」からのアプローチだった。ちょっと引っかかるところはあったが、怖さより興味がまさった。思い切って返信すると、何げないやりとりができた。それだけでも、十分にうれしかった。

 男優から言われて、2016年3月下旬からはLINEで連絡を取り合うようになった。すると、今度はAVの話を振ってきた。少しショックだったが、「有名人」とやり取りできている高揚感が怖さを小さくした。4月から社会人になることが決まっており、「少し浮かれていた気持ちもあった」。

男優「僕と共演してみる??」

女性「共演ってAVの撮影ですか??」

男優「うん!」

女性「ちょっとそれはやめときます」

男優と「2人だけで会える」はずが・・・

 共演について「それはやめときます」と伝えても、男優はぐいぐい来た。もちろん女性は警戒していた。この男優には、過去に未成年との淫行容疑での逮捕歴があったからだ。それでも、会いたいという願望を消せなかった。女性は「2人だけで会える」との認識もあり、待ち合わせの日時を決めた。

男優「東京戻ってきたら会おうねー」

女性「ぜひ!!」

男優 「免許証かパスポートって持っているの?本当に18歳以上か確認したくてね!!」

女性「パスポートは持っていないんですけど免許証は持っていますよ!いま18歳です!」

男優「確認したいから会う時持ってきてね」

女性「わかりましたあ!」

男優「あと、最初会うときだけマネも一緒にいてもいい?去年みたいに二度同じことをしたら怒られちゃうからさ」

女性「そーですよね笑でも、AVの撮影はないですよね?」

男優「いきなりそんなことをしたら捕まるわ」

女性「ですね〜」

男性3人に囲まれ逃げる勇気出ず・・・

 2016年4月上旬、都内の山手線主要駅の一つで午後4時半に待ち合わせた。男優本人とそれより若い男性1人と会った。

 あいさつをし、3人で歩きながら話していると、男性2人はごく自然な感じで、近くの雑居ビルに入っていった。ついていき、一緒にエレベーターに乗って下りると、そこは何かの事務所だった。

 男優が待ち構えていた中年の男性に「この子、モデルに興味あるよ」と声をかけた。女性は男優とそうした話をしたことはなかったが、あくまで「グラビアモデル」のことでも言っているのかと一瞬考えた。

 すると、中年の男性は「素質ありそうだね。AV女優は悪いイメージあるけど、そんなことはないよ」と話しかけてきた。中年男性は、AVプロダクションの社長だった。駅にいた若い男性はこのプロダクションを手伝い、マネジャーの仕事をしていた。

 事務所の一角の面談ブースに座らされた。出入り口となるドアまでの間に男優がいるし、社長とマネジャー役にも囲まれ、逃げる勇気は出なかった。

 社長は「AVは男性に夢を与えるエンターテイメントでやっているものだよ」「(AV女優に)なったら売れると思うよ」「1本だけ出て辞めている人もいるからさ」などと語ってきた。

 男性3人は「足が長く、スタイルがいいから、AV女優に向いているよ」など、ともかく容姿をほめてきた。

AV女優名でのツイッター作られて

 プロダクションのAV女優が出ている作品のパッケージ写真と普段撮った写真の二つを見せられた。「メイクをすれば、こんなに違う。身バレ(家族や友人らにAV出演が発覚すること)はないよ」

 圧迫感を感じる中、1時間半ほどこうした話が続いた。午後6時近くになったので、社長、マネジャーと近くの中華料理店に行き、夕食を共にした。この間も、しつように口説かれ、芸名まで決められた。

 社長たちからの「軽い気持ちでいいから(ツイッターを)始めなよ」という言葉に押され、AV女優名のアカウントをつくらされた。

 すると、すかさずプロダクションはこの日のうちに自社のツイッターで、「(女優名)ちゃんが所属しましたよ!みなさんフォローをよろしくお願いします」と告知した。

 女性はAV出演を明言せず、ましてやプロダクションへの所属契約書も交わしていなかった。

「言うこと聞けば、優しい」

 「もう逃げられない」。このツイッターでのプロダクションの告知が女性を決定的に追い詰めた。

 女性は4月から新社会人になり、働き始めたばかりだった。言われるがまま、後日、職場のシフト表をLINEで社長に送り、1週間ほど後に再度、事務所に向かった。

 「所属を断ったら何をされるか分からない。言うことを聞いていれば、普通に優しくしてくれる」

 怖さが先立つ中、所属契約を結んだ。免許証のコピーに加え、実家の住所を教え、全身裸の写真も撮られた。シフト表を送ったことで、職場名も把握された。主導権を完全に握られた。

 この日、出演に際し、やりたくないことをする「NG項目」も記入した。女性の記憶では、4人以上の複数の男性を相手にすることや、縛る行為などを「×」にした。

 このNG項目は、その後の撮影で全く尊重されなかった。さらに女性は、社長から、外国から輸入した低用量のピル(経口避妊薬)を渡された。

意向十分に聞かず、複数回の撮影組む

 「1本出れば許してもらえるのではないか」。

 女性はそう考えていたが、プロダクションは女性の意向を十分に聞かず、2016年5月に複数回の撮影を組んだ。「現場に行かなければいいかも」と考えたが、所属契約時に受けた説明がよみがえった。

 「現場が決まったら、撮影場所を確保していて、メイク、スタッフも1日雇っている。場所代や彼らの仕事代は、キャンセルした女優に払ってもらうことになる」

 友人にも親にも言えず、ましてや被害者支援団体や警察、弁護士という選択肢は全く思い浮かばなかった。瞬く間に同5月中旬に初撮影を迎えることになった。

プロダクション側の見解

 女子学生の「告発」について、プロダクションの社長、マネジャーに話を聞いた。

――プロダクションに所属するまでの経緯は?

社長「AVに興味があるということで来ました」

マネジャー「僕が男優さんと仲良くて、その方から紹介を受け、本人が興味があるということで、事務所に来た。年齢も18歳以上であると確認して(連れてきた)」

――AV出演の意思確認は?

マネジャー「喫茶店かどこかで話をしましたね。場所までは分からないのですけど、(プロダクションがある都内主要駅)西口のどこかの喫茶店で、(女性、マネジャー、男優の)3人で話しました。喫茶店名は覚えてないですね。結構、モデルさんはいっぱいいますし」

――プロダクションに所属するには契約をするはずだが

社長「それは全部、彼(マネジャー役)が(契約書を)読ませて、そういうことですよと読ませて、納得してもらって書いたと思います」

マネジャー「(出演する作品を撮る)メーカーの方でも、どういうメーカーか話を聞き、本人たちもAVというのを承知しているという契約書と、内容の細かい部分の再度の確認しています」

――女性とトラブルになったことは

マネジャー「出演に対しては前向きで、僕の方にも仕事を欲しいと言われていたので、営業をして、仕事を取ってきていた。最後は、いきなりころっと、辞めますということになった」

社長「あれぐらいノリノリで来ている子が、そんな風になるとは思えない」

――女性は(婦人科系感染症の)カンジタ膣(ちつ)炎を治している最中、かゆみがある状態で、撮影に臨みました。LINEに、社長が「かゆいの黙ってなよ」と隠すように指示した記録があります

社長「何でしょう、お互い当時ですね、冗談を言い合える中でやっていたつもりなのですが」

――女性は2016年6月中旬に撮影した時、出血し、とてもしんどかったと話しています

社長「(その撮影が)一番楽しかったと言ってもらったような記憶があるよな」

マネジャー「何だかんだ一番楽しかったと(言っていた)」
女性の反論

――出演までの経緯について

「駅から事務所に向かう間に、喫茶店に寄ったことはありません。歩いている途中も、一緒にいた男優、マネジャーに『AV女優に興味はない』と、はっきり言いました」

「もちろん、事務所についてからも『AV女優に興味はない』と再度、言いました。聞かれた質問に答え、表面上は楽しく笑顔で話をしていましたが、実はすごく不安でした。決して社長が言うように『ノリノリ』な感じではなかったです」

――性病について

「2016年6月中旬の撮影は、すごく大変でつらかったです。社長やマネジャーには『楽しそうだった』と言われたので、その時のやり取りではウソで表面上合わせてしまったのかもしれません。その日は、肌に赤い斑点がいくつもできているのに、早朝から行かなければならなかった。望んでないのに複数人の相手をさせられ、拘束され、首を強く絞められたり、無理やり泣かされたりしました」

ポルノ被害 : 女優売春も…AV業界「アングラ化」の実態 摘発相次ぎ

日時: 2017-10-29  表示:118回

夕刊フジ 2017.10.17 11:40

 アダルトビデオ(AV)業界が岐路に立たされている。無修正動画の配信や出演強要で制作会社やプロダクションが摘発される事案が相次ぐが、「警察当局の狙いはAV内での本番行為そのものを禁じることにある」(捜査関係者)との指摘も。廃業が相次ぐ一方、女優に売春させるなど「アングラ化」する業者もいるという。(夕刊フジ)

 「いつパクられても不思議ではない。毎日、気が気でないですよ」

 あるAV制作会社の関係者はこう声を潜める。この会社は設立から10年超の老舗。過激な性表現をウリとする無修正動画サイトも運営している。

 「サーバーや会社の拠点は米国や東南アジアに設置し、捜査当局の対策はバッチリのはずでした。ところが今年に入って雲行きが怪しくなってきた」(先の関係者)

 昨年以降、AV業界を標的とした集中取り締まりが進み、今年3月には、警視庁が大手無修正動画サイト「カリビアンコム」を運営するグループ社員の男をわいせつ電磁的記録等送信頒布容疑で逮捕した。

 カリビアンはサーバーを米カリフォルニアに設置することで合法性を主張していたが、当局は配信する無修正作品が日本国内で撮影されていた点に目をつけ、日本の法律を適用した。

 これに危機感を募らせているのが、前出の動画配信サイト関係者だ。

 「一部に海外で撮影・編集されたものもあるが、ほとんどが東京都内のスタジオで制作されたもの。しかも作品の制作から配信まで自前で行っているため、摘発のリスクはより高い」という。

 関係者によると、同サイトの運営をめぐっては国税当局も注視しているという。

 業界への取り締まりを強める捜査当局の狙いは何なのか。警視庁の捜査幹部の1人は「最終的な目標は、本番行為そのものを撮影させなくすること。日活ロマンポルノや初期のソフトなAVぐらいの表現のレベルにまで戻したい」と明かす。2020年東京五輪に向けて“浄化”を図る狙いも透けてみえる。

 こうした動きを受け、昨年以降、摘発や行政処分を受けることを恐れてAV業界から手を引く関係者も後を絶たない。その一方で“地下”に潜ることで生き残りを図る業者も出始めている。

 「AVだけで稼げなくなった一部の業者は、交際クラブや風俗店と提携して女優に売春させるなどの違法行為に手を染めるようになってきた。会社としての表立った活動を止めて暴力団などの反社会的勢力との関係を深めていく者もいる」と関係者は明かす。闇は深くなるのか。

製作被害 : AV販売、出演女優が希望すれば最長5年で停止へ…業界健全

日時: 2017-10-05  表示:174回

弁護士ドットコム 2017-10-04 20:16

販売から5年経ったアダルトビデオ(AV)の作品について、出演した女優から要請があれば販売や配信の使用を停止にする方向で、業界内で調整がすすんでいることがわかった。早ければ来年1月から販売・配信の作品に適用される見通しだ。

AV業界の外部有識者団体「AV業界改革推進有識者委員会」(代表委員:志田陽子・武蔵野美術大学教授)が10月4日、活動報告会を開いて明らかにした。業界関係者によると、メーカー間では大筋で合意されており、近日中にAVメーカーなど200社以上でつくる業界団体で方針が決まるという。
●総集編制作時の「二次利用料」支払いなどの新ルールも

有識者委員会は、いわゆる出演強要などAV業界をめぐる問題を受けて、今年4月に発足した。AV女優など、出演者の自己決定権などを守ることに重点を置いて、業界の健全化を推進するために提言などをおこなってきた。この日の報告会では、次のような新しいルールの説明があった。

(1)メーカー・プロダクション間、プロダクション・女優間、女優・メーカー間の共通契約書の使用

(2)プロダクション登録時(契約時)において、女優本人が再検討する期間の明確化

(3)プロダクション登録時の第三者による意思確認と、その際の重要事項説明の制度化

(4)面接、契約、撮影時などにおける現場録画での可視化

(5)出演料やプロダクションフィーなど金銭面の女優への開示

(6)オムニバス作品(総集編)制作時における出演女優への報酬支払い(二次利用料の発生)

(7)作品使用期間の取り決め(最長5年、以降女優から要請があれば使用停止にする)

(8)通報窓口「ホットライン」の設置

(9)AV業界の紛争解決を行う「仲裁機関」の設置

(10)コンプライアンスプログラムの整備

同委員会には、メーカーなどでつくる業界団体「NPO法人知的財産振興協会」(IPPA)のほか、AV出演者の権利団体「一般社団法人表現者ネットワーク」(AVAN)、プロダクションでつくる「日本プロダクション協会」が加盟している。来年1月からの新ルール実施に向けて、業界内の調整をすすめているという。
●新団体「AV人権倫理機構」が発足

河合幹雄委員(桐蔭横浜大学教授・副学長)はこの日の報告会で、「(AV出演をめぐるトラブル)相談のかなりの部分がこれまで出演した作品を消してもらえないかというものだった」と説明。「作品販売から最長5年で使用停止」について触れて、最も重要なルールだと位置づけたうえで「かなりの被害・トラブルが減らせると考えている」と話した。

志田代表委員は報告会後、女優が出演をとりやめたときの違約金について、「委員会としては、出演強要になってしまうので、絶対にダメだと考えている。出演を取りやめたときのバラシ代(撮影セットの解体、人員の解散等の費用)のリスクもある程度メーカーが引き受けるべきだと考えている」とコメントし、今後の重要課題とした。

なお、有識者委員会は、発足から半年経った9月末に活動を終了したかたちとなった。10月からは、これまでの4人の委員と新たな有識者メンバーを加えた「AV人権倫理機構」として活動を引き継いで、業界の健全化に向けて活動を続けていくという。

(弁護士ドットコムニュース)

製作被害 : AV強要「1通の告発メール」 アメとムチ 歓待後、社長と

日時: 2017-10-04  表示:201回

withnews 2017/10/4(水) 7:00配信

政府が取り組みを進めているAV出演強要問題。「twitterで記事を見つけ連絡しました」。同僚記者の元にそんな「1通の告発メール」が届いたのは今年1月のことだった。今は20歳になった女子学生は、接点を持ったプロダクションからアメとムチを巧みに使い分けられ、取り込まれていった。豪華な食事にエステというアメ、事務所での「練習」というムチ。「マインドコントロールされたみたい」になった女子学生は、複数の作品に出演せざるを得ない状況になっていったという。(朝日新聞記者・高野真吾)

届いたメール「逃げるも逃げられませんでした」

 記者へのメールはこんな文面で始まっていた。

<twitterで記事を見つけ連絡しました。私は現在大学1年の19歳女です。わたしも話をしたく集まりに参加させていただきたかったのですが時間と日程が合わず行くことができません>

 2017年2月、朝日新聞のニュースサイト「withnews」は、AV出演強要の被害者を支援しているNPO法人「人身取引被害者サポートセンター ライトハウス」と一緒にイベントを開催した。私たちはメディアの立場から、AV出演強要問題を報じた記事の反響などを報告した。

 そのイベントに来られないことを伝えるメールには、女子学生の生々しい体験談が記されていた。

<私は高校三年の時に(AV男優)さんのファンでした。年頃でただファンでいただけでtwitterをフォローしていました。(AV男優)さんは以前中学生と問題をおこしていたばかりでしたのでダイレクトメッセージが来た時は本人だと思っていました。しかし、内容はエッチなものでドキドキしてしまいました。ファンでしたので返信はしていました。すると個人的にあって話がしたいと(東京・山手線の主要駅名)に呼ばれました>

 「個人的に会う」。その言葉は、すぐにうそだったことがわかる。

<行った先にはもうマネージャーと(AV男優)さんがいて行く先はもう事務所になっていました。AVは見るが出る気はないとゆって(原文ママ)いましたが事務所に連れていかれ逃げるも逃げられませんでした。事務所へ着くと社長、(AV男優)、マネージャーと男三人。もう逃げられなかったのです。高校3年でまだ18でしたが、社長は卒業式がおわったらすぐに話を進めようと契約書をわたしにかかせました>

「ズルズルと辞めさせてもらえませんでした」

 事務所側の動きは強引だった。

<そこから(出演作品本数)本(初撮影の)月から(最後の撮影の)月にかけて撮りました。途中辞めたいと言ったのですがバレない。給料はみんなよりも高いなどと言葉を掛けてズルズルと辞めさせてもらえませんでした。撮る日程が決まったらキャンセルに倍の値段がかかる。そう言われてる間に撮影は決まり、お金がないためキャンセルも出来ず>

 女子学生はメールで自分の体験を世の中に広く伝えたいと訴えていた。

<連絡内容などすべて残っています。出会った女の子も残っています。この問題を取り上げ、(AV男優)やそのように騙している男を問題にするべきだと私は思います。長い文章失礼しました。よろしかったら連絡いただけると嬉しいです>
記録はA4版150ページ超に

 メールをもらった後、女子学生に連絡をとり、関東圏のある街で2回、合計7時間程度、話を聞いた。

 記憶は鮮明だった。女子学生がファンだったAV男優、所属したプロダクションの社長とマネジャー役をしていた男性2人とのLINEの記録も全て残っていた。

 その記録を送ってもらい印字すると、A4版で150ページを超す文書となった。関係者と写った写真も共有した。出演した作品のDVDは全て、AVメーカーなどでつくる知的財産振興協会(IPPA)とつながりのある審査団体の「審査済証」を得て、流通、販売されていた。
AV男優に連れられ、いきなり事務所へ

 女子学生は高校生時代、BSの番組に出演経験がある30代のAV男優のツイッターをフォローしていた。

 「芸能人みたいな感じでファンになり、本当に好きだった」

 高校3年生だった2016年2月からツイッターのダイレクトメッセージを交わすようになり、2016年3月1日からLINEにやりとりが移行した。

 男優は「AVわ興味ありだよね?」と撮影に誘うような文句も送ってきた。女子学生はAVには出たくなかったが、男優と会いたいという気持ちもあり、「知り合いに見られたらなぁって」「母親が知ったら、悲しむかなって」とやんわりと断っていた。

 男優はどんどん面会日時を決めていき、2016年3月4日に都内主要駅で待ち合わせることになった。当日会うと、男優は女子学生の肩を抱き、一緒に来ていた若い男性を従え、すぐに駅近くの雑居ビルに向かった。そこには多数のAV女優が在籍するプロダクション社長が待ち構えていた。

「ちょっと待って下さいと言える感じでなかった」

 事務所の面談ブースに座ると、男優は女子学生の手を握ってきた。男優と会えたうれしさと急な展開についていけない混乱の中、社長と男優がAV出演に向けた話を進めていった。

 「バイトしてるの?AVの方が稼げるよ」「ばれる? プロがメイクして、プロが写真を撮るから別人になるよ」「AVに出れば、もっと明るくきれいになれるよ」「とりあえず登録だけしておきなよ」
 
 女子学生によると、その場の雰囲気は「ちょっと待って下さいと言える感じではなかった」という。仮に席を立ったとしても、「『落ち着いて、落ち着いて』と言われ、逃げられはしない」と振り返る。

 仮に男優、社長、駅に来ていた若い男性マネジャーが「怖い人」だったら、「『話がちげえじゃねえかよ』とすごまれることになるのでは…」と内心でおびえていた。
「ダメもとでいい」まだ逃れられる

 社長に全裸の写真を撮られた。免許証のコピーで本名と住所を知られた。プロダクションへ所属契約するしかなく、契約書には親の職場の名前も書いたと記憶している。

 撮影が決まってから出演のキャンセルをすると、違約金が発生するとの説明も受けた。

 AV女優名のツイッターアカウントもつくらされた。わずか30分ほどの間に全てが進んでいった。翌日には「平成10年生まれの新人ちゃんです!本日誕生日で解禁になりましたのでツイッター始めました」とプロダクションのツイッターで彼女のアカウントが告知された。

 この時点ではAV出演を逃れられると考えていた。男性マネジャーからは「やりたくないなら、やらなくていいから」と言われたこともあったからだ。また、「ダメもとでいいからメーカーの面接に行ってみよう」と話されていて、面接に落ちると考えていた。
うなぎ、しゃぶしゃぶ、海鮮、温泉・・・毒アメ次々

 初撮影前の「新人ちゃん」を逃すまいと、プロダクション社長らは、連日のように女子学生にアメを用意した。

 2016年3月4日の契約後にナポリタンがおいしい店に連れていっただけでなく、うなぎや高級ホテルでのビュッフェをごちそうされ、4月8日には牛肉とカニのしゃぶしゃぶを振る舞われた。この時、社長は「お酒飲むでしょ。頼みなよ」と当時は未成年だった女子学生に飲酒を勧めた。女子学生はハイボールを飲んだ。
 
 さらに3月と4月に2回ずつ、社長が知っている針治療のお店にも連れていかれた。一時的だが肌がきれいになった。4月2日は都内のスパに行き、23日には静岡・沼津への日帰りドライブツアーまで用意された。海鮮と温泉を楽しむためだ。

 全てプロダクションのおごりだった。本名や実家などの個人情報を握られていることから、むげに断れなかった。おごられる度に「AVに出ないと言ったら、ご飯代や針治療代、温泉代などを請求されるのではないか」と精神的に追い込まれていった。単なるアメでなく「毒アメ」だった。

社長と「練習」も

 露骨なムチは、プロダクションに所属した1週間後にあった「練習」だった。

 2016年3月4日に初めてプロダクションに行った時、社長は「そのうち楽しいことを教えてあげる」と言った。

 約束していた3月11日に事務所に向かうと、社長のほか、事務所に出入りする関係者の男性が1人いた。この男性が所持している性的な道具をプロダクションが借りている別室で見せてもらうことになった。その部屋に行くと、同じような道具や多数の衣装が並んでいた。

 社長はいきなり、「1回、やってみよう」と言い始めた。「人に見せるなんて恥ずかしい」と女子学生は断ったが、社長は「やれば楽しさが分かるよ」「みんなやっていることだから」と引き下がらない。別の男性がいたこともあり、社長に恥をかかせられないとも考えた。1時間程度、その部屋で「練習」をした。

 当時は分からなかったが、社長は人前での「行為」に慣れさせる意図があったのだと、今では思っている。また、女子学生がどれほど押しに弱いか、従順な性格なのかを見極めようとしていたと考えている。
実家把握され、プレッシャーに

 別の形のムチもあった。沼津への海鮮と温泉ツアーは、社長が運転する車で向かった。帰りに社長は女子学生が住む関東圏の実家まで送ると言った。社長は彼女の実家をみると「家、大きいじゃん。金持ちなんだね」「せっかくだから、お母さんに会いたいな」などと話してきた。

 女子学生はプロダクションと接点を持ったことを両親に知られたくなかった。実家の場所を正確に把握されたことは、女子学生にとって大きなプレッシャーになった。社長らの指示に従わないと、彼らは実家に押しかけてくると強く意識するようになった。
 
 社長らは言葉巧みで、女子学生は「マインドコントロールされたみたい」になった。「言うことをきかないと、マイナスなことが生じ、家族にまで及ぶのではないか」。こう考えるようになった。2016年5月から始まった撮影を拒否し、関係を断ち切って逃げることはできなくなっていった。

プロダクション側の見解

 女子学生の「告発」について、プロダクションの社長、マネジャーに話を聞いた。

――プロダクションに所属するまでの経緯は?

社長「AVに興味があるということで来ました」

マネジャー「僕が男優さんと仲良くて、その方から紹介を受け、本人が興味があるということで、事務所に来た。年齢も18歳以上であると確認して(連れてきた)」

――AV出演の意思確認は?

マネジャー「喫茶店かどこかで話をしましたね。場所までは分からないのですけど、(プロダクションがある都内主要駅)西口のどこかの喫茶店で、(女子学生、マネジャー、男優の)3人で話しました。喫茶店名は覚えてないですね。結構、モデルさんはいっぱいいますし」

――プロダクションに所属するには契約をするはずだが

社長「それは全部、彼(マネジャー役)が(契約書を)読ませて、そういうことですよと読ませて、納得してもらって書いたと思います」

マネジャー「(出演する作品を撮る)メーカーの方でも、どういうメーカーか話を聞き、本人たちもAVというのを承知しているという契約書と、内容の細かい部分の再度の確認しています」

――女子学生とトラブルになったことは

マネジャー「出演に対しては前向きで、僕の方にも仕事を欲しいと言われていたので、営業をして、仕事を取ってきていた。最後は、いきなりころっと、辞めますということになった」

社長「あれぐらいノリノリで来ている子が、そんな風になるとは思えない」

――2016年4月、女子学生と食事に行きましたか?

社長「日にちは覚えていませんが、連れて行ったことはたぶんあると思います。はい」

――その時に女子学生はお酒を勧められたと言っています。当時は未成年です。

社長「僕はお酒を飲みませんから。何(のお酒)を(女子学生が)頼んだかは、覚えていませんよ。ただ、僕がお酒を飲めとはいいませんよ。好きなものを頼みなさいとはいいますけど」

――女子学生はマネジャーにLINEで騙されたと伝えています。

マネジャー「一番終盤ですよね。辞めてから、がーっと来ましたけど。がーっと言ったのは一番終盤じゃないですか。逆にそれで騙されたと言われても、困るのですけど」

社長「撮影するまでは、結構な時間空いたと思いますよ。どのぐらい空いたかは覚えていないのですけど。その間、考える時間はあると思いますし、辞めるのは自由だし、やりたくない子を撮れるわけない」
女子学生の反論

 プロダクション側の見解について、再び女子学生に聞いた。

――出演までの経緯について

「男優、マネジャーと駅で待ち合わせ、そのまま事務所に行きました。途中、喫茶店に寄ったということは絶対にありません。ファンだった男優と会えて、うれしい思いは強く持っていました。一方で、内心では怖かったです。もう逃げられないと、話をあわせるしかありませんでした」

――食事について

「社長はお酒を飲む人です。2016年4月時点では、私は未成年でしたが、勧められて『ハイボール』を飲みました」

ポルノ被害 : 「レイプ動画で興味」女性にわいせつな行為 (4601.09.26)

日時: 4658-12-16  表示:221回

日テレニュース 2017年9月26日 21:43

 女性をナイフで脅し下着を奪いわいせつな行為をしたとして、35歳の男が逮捕された。男は「ネットでレイプの動画を見て興味を持った」などと供述しているという。

 警察によると逮捕されたのは、ビルメンテナンス会社の作業員、****容疑者で今月2日の夜、さいたま市緑区の路上で帰宅途中の30代女性をナイフで脅して、下着を奪いわいせつな行為をした疑いが持たれている。警察の調べに****容疑者は「ネットでレイプの動画を見て興味を持ちレイプをしたくなった」と供述している他、他にも2件同じような手口で犯行に及んだという趣旨の供述をしているという。

 また自宅からは縄などが押収され、警****容疑者があらかじめ道具を用意して、犯行を繰り返したとみて調べている。

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