ポルノ・買春問題研究会
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製作被害 : 「死にたい」「居場所がない」相次ぐAV被害 女性の性暴力

日時: 2017-11-20  表示:20回

西日本新聞 2017/11/20(月) 11:10配信

●「助け求められる居場所を」

 国の「女性に対する暴力をなくす運動」(毎年11月12〜25日)にちなんだシンポジウムが7日、東京都内で開かれた。性暴力などを受けながら相談できずにいる若い女性たちを支援する2団体が活動を報告。どうすれば社会の理解を広められるかという視点で、意見を交わした。

 女性への暴力根絶は、紫色のリボン「パープルリボン」をシンボルに、国際的な運動として広がっている。シンポは「どうすれば『伝わる』? パープルリボン」と題して渋谷区が主催。NPO法人BONDプロジェクト代表の橘ジュンさんと、NPO法人人身取引被害者サポートセンターライトハウス代表の藤原志帆子さんが登壇した。

 BONDプロジェクトは2009年に設立。虐待、性暴力、貧困などさまざまな問題を抱えて夜の繁華街をさまよう少女たちに声を掛け、自主的に保護してきた。今では月に千件以上のメール、200件もの電話相談が寄せられるという。

 「死にたい」「居場所がない」という少女たち。支援が必要な子ほど、危害を加えたり利用したりする大人しか周りにいない傾向があり、助けを求めるすべを知らないという。「生まれてこなければよかったと親に言われ続け、自己肯定感が低い子も少なくない」と橘さんは指摘する。

 家に帰れない、お金がないという理由で、「JKビジネス」に足を踏み入れてしまう子もいる。JKビジネスは、マッサージや添い寝など、女子高校生らによる親密な接客を売りにした業態。性犯罪に巻き込まれる恐れがあるが、割のいいアルバイトだと思い、危険性を知らずに始める子が多いとして、橘さんは「教育現場でリテラシー(情報の読み解き)教育を充実させるべきだ」と訴えた。
最も多いのはAV被害

 ライトハウスは04年から、アダルトビデオ(AV)出演や売春を強要されるなど、性的搾取にあった女性たちの支援に取り組んできた。昨年は、200件の相談が寄せられたという。

 最も多いのはAV被害。モデルの仕事だとうそをつかれて裸の写真を撮られ、それをもとに脅されてビデオを撮られたケースが相次ぐ。藤原さんは、「何本も出演しているのは自分の意思ではないかと思うかもしれないが、考える間もなくスケジュールを入れられ、家の前に迎えが来る状態」と説明した。

 被害女性たちと画像の削除を求める活動にも取り組んでいるが、インターネット上で不法に掲載されたものは削除が難しい。藤原さんは性暴力や性産業における人権侵害がなくならない背景に「人権意識の低さや性産業における暴力を許容してしまっている社会がある」と言い、法規制の必要性を訴えた。

「完璧な被害者」を社会が求めている現状

 2人は、「完璧な被害者」を社会が求めている現状についても言及した。

 藤原さんは「JKビジネスで働く少女が性暴力被害にあっても、自己責任と思われる。だが、背景にはいじめや暴力、ネグレクト(育児放棄)などさまざまな事情がある」と指摘。橘さんも「どうなるか想像できたはずと非難され、被害はなかったことにされる。誰が悪いのか、間違えないでほしい」と強調した。

 複雑な問題を抱えながらも、行政との縁が薄いため、公的支援が届きにくい若年女性は多く、民間団体がそのはざまを埋める役割を担っている。相談が増え続ける中、行政との連携や、資金面の確保が課題となっているという。

 神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件では、高校生3人を含む若い女性8人が犠牲になった。容疑者がインターネット上に死にたいという気持ちを書き込んだ人たちにアプローチして殺害した、とされている。

 「死にたい」と言う数多くの少女たちと接してきた橘さんは、「被害者は死にたい気持ちに共感してくれる人を探していたのでは。死にたい気持ちには理由がある。安全な大人が気持ちをくみ取って、安心して『死にたい』と言える場所が必要だ」と話した。

製作被害 : AV強要「未成年の被害者」 会って数時間でデビュー「逃げ

日時: 2017-11-15  表示:37回

2017年11月15日 withnews

 政府が取り組みを進めているAV出演強要問題。同僚記者の元に「一通の告発メール」を寄せた20歳の女子学生は「自分と同じ経緯で被害にあった人がいる」と、一人の女性を紹介してくれた。その19歳の社会人女性は、会って数時間でAV女優名でのツイッターアカウントを作らせ「デビュー」させる、あるプロダクションの巧妙かつ強引な手口を語った。(朝日新聞記者・高野真吾)

下半身に痛み、出血も続いた撮影

〈手足を拘束され、身動きが自由にできない。下半身をもてあそばれ、涙を見せても、監督は手を止めない〉

 社会人女性が2016年6月に撮影され、現在も販売されているAVの一場面だ。

 女性は自ら希望しAV業界に入ったわけではなく、当日の朝まで撮影内容もほとんど知らなかった。作品ではモザイクがかかり確認できないが、女性は下半身に痛みが走り、血がにじんだと証言する。

 監督やカメラマンは「絶対、気がついた」はずだが、カメラは回り続けていた。「耐えれば終われる」という気持ちで、この撮影を乗り切った。

 女性は婦人科系感染症のカンジタ膣炎を、撮影の前に発症していた。完治しているか分からない状態で、下半身にかゆみがあった。

 プロダクション社長からは、撮影の2日前にLINEで「現場では、かゆいの黙ってなよ」との指示があった。女性はそれに従った。カンジタは性行為でうつる可能性がある感染症だが、相手をした男性たちはコンドームの着用はしていなかった。

 この作品には、AVメーカーなどでつくる知的財産振興協会(IPPA)とつながりがある組織が「検査済証」を交付している。IPPAは11月16、17日の2日間、ファン感謝祭の「ジャパン・アダルト・エキスポ(JAE)2017」を都内で開く。

男優介しAV業界と接点

 女性は高校時代、BSの番組に出演経験がある30代のAV男優のツイッターをフォローしていた。たびたび男優本人の写真が投稿され、近況などがつぶやかれていた。女性は男優を番組での活躍ぶりを見て、AV男優だからと特別視することなく「面白くて、格好いいお兄さん」と認識していた。

 定期的にチェックを続けていたところ、まもなく高校を卒業するという2016年2月、男優からダイレクトメッセージがきた。初めての「有名人」からのアプローチだった。ちょっと引っかかるところはあったが、怖さより興味がまさった。思い切って返信すると、何げないやりとりができた。それだけでも、十分にうれしかった。

 男優から言われて、2016年3月下旬からはLINEで連絡を取り合うようになった。すると、今度はAVの話を振ってきた。少しショックだったが、「有名人」とやり取りできている高揚感が怖さを小さくした。4月から社会人になることが決まっており、「少し浮かれていた気持ちもあった」。

男優「僕と共演してみる??」

女性「共演ってAVの撮影ですか??」

男優「うん!」

女性「ちょっとそれはやめときます」

男優と「2人だけで会える」はずが・・・

 共演について「それはやめときます」と伝えても、男優はぐいぐい来た。もちろん女性は警戒していた。この男優には、過去に未成年との淫行容疑での逮捕歴があったからだ。それでも、会いたいという願望を消せなかった。女性は「2人だけで会える」との認識もあり、待ち合わせの日時を決めた。

男優「東京戻ってきたら会おうねー」

女性「ぜひ!!」

男優 「免許証かパスポートって持っているの?本当に18歳以上か確認したくてね!!」

女性「パスポートは持っていないんですけど免許証は持っていますよ!いま18歳です!」

男優「確認したいから会う時持ってきてね」

女性「わかりましたあ!」

男優「あと、最初会うときだけマネも一緒にいてもいい?去年みたいに二度同じことをしたら怒られちゃうからさ」

女性「そーですよね笑でも、AVの撮影はないですよね?」

男優「いきなりそんなことをしたら捕まるわ」

女性「ですね〜」

男性3人に囲まれ逃げる勇気出ず・・・

 2016年4月上旬、都内の山手線主要駅の一つで午後4時半に待ち合わせた。男優本人とそれより若い男性1人と会った。

 あいさつをし、3人で歩きながら話していると、男性2人はごく自然な感じで、近くの雑居ビルに入っていった。ついていき、一緒にエレベーターに乗って下りると、そこは何かの事務所だった。

 男優が待ち構えていた中年の男性に「この子、モデルに興味あるよ」と声をかけた。女性は男優とそうした話をしたことはなかったが、あくまで「グラビアモデル」のことでも言っているのかと一瞬考えた。

 すると、中年の男性は「素質ありそうだね。AV女優は悪いイメージあるけど、そんなことはないよ」と話しかけてきた。中年男性は、AVプロダクションの社長だった。駅にいた若い男性はこのプロダクションを手伝い、マネジャーの仕事をしていた。

 事務所の一角の面談ブースに座らされた。出入り口となるドアまでの間に男優がいるし、社長とマネジャー役にも囲まれ、逃げる勇気は出なかった。

 社長は「AVは男性に夢を与えるエンターテイメントでやっているものだよ」「(AV女優に)なったら売れると思うよ」「1本だけ出て辞めている人もいるからさ」などと語ってきた。

 男性3人は「足が長く、スタイルがいいから、AV女優に向いているよ」など、ともかく容姿をほめてきた。

AV女優名でのツイッター作られて

 プロダクションのAV女優が出ている作品のパッケージ写真と普段撮った写真の二つを見せられた。「メイクをすれば、こんなに違う。身バレ(家族や友人らにAV出演が発覚すること)はないよ」

 圧迫感を感じる中、1時間半ほどこうした話が続いた。午後6時近くになったので、社長、マネジャーと近くの中華料理店に行き、夕食を共にした。この間も、しつように口説かれ、芸名まで決められた。

 社長たちからの「軽い気持ちでいいから(ツイッターを)始めなよ」という言葉に押され、AV女優名のアカウントをつくらされた。

 すると、すかさずプロダクションはこの日のうちに自社のツイッターで、「(女優名)ちゃんが所属しましたよ!みなさんフォローをよろしくお願いします」と告知した。

 女性はAV出演を明言せず、ましてやプロダクションへの所属契約書も交わしていなかった。

「言うこと聞けば、優しい」

 「もう逃げられない」。このツイッターでのプロダクションの告知が女性を決定的に追い詰めた。

 女性は4月から新社会人になり、働き始めたばかりだった。言われるがまま、後日、職場のシフト表をLINEで社長に送り、1週間ほど後に再度、事務所に向かった。

 「所属を断ったら何をされるか分からない。言うことを聞いていれば、普通に優しくしてくれる」

 怖さが先立つ中、所属契約を結んだ。免許証のコピーに加え、実家の住所を教え、全身裸の写真も撮られた。シフト表を送ったことで、職場名も把握された。主導権を完全に握られた。

 この日、出演に際し、やりたくないことをする「NG項目」も記入した。女性の記憶では、4人以上の複数の男性を相手にすることや、縛る行為などを「×」にした。

 このNG項目は、その後の撮影で全く尊重されなかった。さらに女性は、社長から、外国から輸入した低用量のピル(経口避妊薬)を渡された。

意向十分に聞かず、複数回の撮影組む

 「1本出れば許してもらえるのではないか」。

 女性はそう考えていたが、プロダクションは女性の意向を十分に聞かず、2016年5月に複数回の撮影を組んだ。「現場に行かなければいいかも」と考えたが、所属契約時に受けた説明がよみがえった。

 「現場が決まったら、撮影場所を確保していて、メイク、スタッフも1日雇っている。場所代や彼らの仕事代は、キャンセルした女優に払ってもらうことになる」

 友人にも親にも言えず、ましてや被害者支援団体や警察、弁護士という選択肢は全く思い浮かばなかった。瞬く間に同5月中旬に初撮影を迎えることになった。

プロダクション側の見解

 女子学生の「告発」について、プロダクションの社長、マネジャーに話を聞いた。

――プロダクションに所属するまでの経緯は?

社長「AVに興味があるということで来ました」

マネジャー「僕が男優さんと仲良くて、その方から紹介を受け、本人が興味があるということで、事務所に来た。年齢も18歳以上であると確認して(連れてきた)」

――AV出演の意思確認は?

マネジャー「喫茶店かどこかで話をしましたね。場所までは分からないのですけど、(プロダクションがある都内主要駅)西口のどこかの喫茶店で、(女性、マネジャー、男優の)3人で話しました。喫茶店名は覚えてないですね。結構、モデルさんはいっぱいいますし」

――プロダクションに所属するには契約をするはずだが

社長「それは全部、彼(マネジャー役)が(契約書を)読ませて、そういうことですよと読ませて、納得してもらって書いたと思います」

マネジャー「(出演する作品を撮る)メーカーの方でも、どういうメーカーか話を聞き、本人たちもAVというのを承知しているという契約書と、内容の細かい部分の再度の確認しています」

――女性とトラブルになったことは

マネジャー「出演に対しては前向きで、僕の方にも仕事を欲しいと言われていたので、営業をして、仕事を取ってきていた。最後は、いきなりころっと、辞めますということになった」

社長「あれぐらいノリノリで来ている子が、そんな風になるとは思えない」

――女性は(婦人科系感染症の)カンジタ膣(ちつ)炎を治している最中、かゆみがある状態で、撮影に臨みました。LINEに、社長が「かゆいの黙ってなよ」と隠すように指示した記録があります

社長「何でしょう、お互い当時ですね、冗談を言い合える中でやっていたつもりなのですが」

――女性は2016年6月中旬に撮影した時、出血し、とてもしんどかったと話しています

社長「(その撮影が)一番楽しかったと言ってもらったような記憶があるよな」

マネジャー「何だかんだ一番楽しかったと(言っていた)」
女性の反論

――出演までの経緯について

「駅から事務所に向かう間に、喫茶店に寄ったことはありません。歩いている途中も、一緒にいた男優、マネジャーに『AV女優に興味はない』と、はっきり言いました」

「もちろん、事務所についてからも『AV女優に興味はない』と再度、言いました。聞かれた質問に答え、表面上は楽しく笑顔で話をしていましたが、実はすごく不安でした。決して社長が言うように『ノリノリ』な感じではなかったです」

――性病について

「2016年6月中旬の撮影は、すごく大変でつらかったです。社長やマネジャーには『楽しそうだった』と言われたので、その時のやり取りではウソで表面上合わせてしまったのかもしれません。その日は、肌に赤い斑点がいくつもできているのに、早朝から行かなければならなかった。望んでないのに複数人の相手をさせられ、拘束され、首を強く絞められたり、無理やり泣かされたりしました」

ポルノ被害 : 女優売春も…AV業界「アングラ化」の実態 摘発相次ぎ

日時: 2017-10-29  表示:59回

夕刊フジ 2017.10.17 11:40

 アダルトビデオ(AV)業界が岐路に立たされている。無修正動画の配信や出演強要で制作会社やプロダクションが摘発される事案が相次ぐが、「警察当局の狙いはAV内での本番行為そのものを禁じることにある」(捜査関係者)との指摘も。廃業が相次ぐ一方、女優に売春させるなど「アングラ化」する業者もいるという。(夕刊フジ)

 「いつパクられても不思議ではない。毎日、気が気でないですよ」

 あるAV制作会社の関係者はこう声を潜める。この会社は設立から10年超の老舗。過激な性表現をウリとする無修正動画サイトも運営している。

 「サーバーや会社の拠点は米国や東南アジアに設置し、捜査当局の対策はバッチリのはずでした。ところが今年に入って雲行きが怪しくなってきた」(先の関係者)

 昨年以降、AV業界を標的とした集中取り締まりが進み、今年3月には、警視庁が大手無修正動画サイト「カリビアンコム」を運営するグループ社員の男をわいせつ電磁的記録等送信頒布容疑で逮捕した。

 カリビアンはサーバーを米カリフォルニアに設置することで合法性を主張していたが、当局は配信する無修正作品が日本国内で撮影されていた点に目をつけ、日本の法律を適用した。

 これに危機感を募らせているのが、前出の動画配信サイト関係者だ。

 「一部に海外で撮影・編集されたものもあるが、ほとんどが東京都内のスタジオで制作されたもの。しかも作品の制作から配信まで自前で行っているため、摘発のリスクはより高い」という。

 関係者によると、同サイトの運営をめぐっては国税当局も注視しているという。

 業界への取り締まりを強める捜査当局の狙いは何なのか。警視庁の捜査幹部の1人は「最終的な目標は、本番行為そのものを撮影させなくすること。日活ロマンポルノや初期のソフトなAVぐらいの表現のレベルにまで戻したい」と明かす。2020年東京五輪に向けて“浄化”を図る狙いも透けてみえる。

 こうした動きを受け、昨年以降、摘発や行政処分を受けることを恐れてAV業界から手を引く関係者も後を絶たない。その一方で“地下”に潜ることで生き残りを図る業者も出始めている。

 「AVだけで稼げなくなった一部の業者は、交際クラブや風俗店と提携して女優に売春させるなどの違法行為に手を染めるようになってきた。会社としての表立った活動を止めて暴力団などの反社会的勢力との関係を深めていく者もいる」と関係者は明かす。闇は深くなるのか。

製作被害 : AV販売、出演女優が希望すれば最長5年で停止へ…業界健全

日時: 2017-10-05  表示:107回

弁護士ドットコム 2017-10-04 20:16

販売から5年経ったアダルトビデオ(AV)の作品について、出演した女優から要請があれば販売や配信の使用を停止にする方向で、業界内で調整がすすんでいることがわかった。早ければ来年1月から販売・配信の作品に適用される見通しだ。

AV業界の外部有識者団体「AV業界改革推進有識者委員会」(代表委員:志田陽子・武蔵野美術大学教授)が10月4日、活動報告会を開いて明らかにした。業界関係者によると、メーカー間では大筋で合意されており、近日中にAVメーカーなど200社以上でつくる業界団体で方針が決まるという。
●総集編制作時の「二次利用料」支払いなどの新ルールも

有識者委員会は、いわゆる出演強要などAV業界をめぐる問題を受けて、今年4月に発足した。AV女優など、出演者の自己決定権などを守ることに重点を置いて、業界の健全化を推進するために提言などをおこなってきた。この日の報告会では、次のような新しいルールの説明があった。

(1)メーカー・プロダクション間、プロダクション・女優間、女優・メーカー間の共通契約書の使用

(2)プロダクション登録時(契約時)において、女優本人が再検討する期間の明確化

(3)プロダクション登録時の第三者による意思確認と、その際の重要事項説明の制度化

(4)面接、契約、撮影時などにおける現場録画での可視化

(5)出演料やプロダクションフィーなど金銭面の女優への開示

(6)オムニバス作品(総集編)制作時における出演女優への報酬支払い(二次利用料の発生)

(7)作品使用期間の取り決め(最長5年、以降女優から要請があれば使用停止にする)

(8)通報窓口「ホットライン」の設置

(9)AV業界の紛争解決を行う「仲裁機関」の設置

(10)コンプライアンスプログラムの整備

同委員会には、メーカーなどでつくる業界団体「NPO法人知的財産振興協会」(IPPA)のほか、AV出演者の権利団体「一般社団法人表現者ネットワーク」(AVAN)、プロダクションでつくる「日本プロダクション協会」が加盟している。来年1月からの新ルール実施に向けて、業界内の調整をすすめているという。
●新団体「AV人権倫理機構」が発足

河合幹雄委員(桐蔭横浜大学教授・副学長)はこの日の報告会で、「(AV出演をめぐるトラブル)相談のかなりの部分がこれまで出演した作品を消してもらえないかというものだった」と説明。「作品販売から最長5年で使用停止」について触れて、最も重要なルールだと位置づけたうえで「かなりの被害・トラブルが減らせると考えている」と話した。

志田代表委員は報告会後、女優が出演をとりやめたときの違約金について、「委員会としては、出演強要になってしまうので、絶対にダメだと考えている。出演を取りやめたときのバラシ代(撮影セットの解体、人員の解散等の費用)のリスクもある程度メーカーが引き受けるべきだと考えている」とコメントし、今後の重要課題とした。

なお、有識者委員会は、発足から半年経った9月末に活動を終了したかたちとなった。10月からは、これまでの4人の委員と新たな有識者メンバーを加えた「AV人権倫理機構」として活動を引き継いで、業界の健全化に向けて活動を続けていくという。

(弁護士ドットコムニュース)

製作被害 : AV強要「1通の告発メール」 アメとムチ 歓待後、社長と

日時: 2017-10-04  表示:123回

withnews 2017/10/4(水) 7:00配信

政府が取り組みを進めているAV出演強要問題。「twitterで記事を見つけ連絡しました」。同僚記者の元にそんな「1通の告発メール」が届いたのは今年1月のことだった。今は20歳になった女子学生は、接点を持ったプロダクションからアメとムチを巧みに使い分けられ、取り込まれていった。豪華な食事にエステというアメ、事務所での「練習」というムチ。「マインドコントロールされたみたい」になった女子学生は、複数の作品に出演せざるを得ない状況になっていったという。(朝日新聞記者・高野真吾)

届いたメール「逃げるも逃げられませんでした」

 記者へのメールはこんな文面で始まっていた。

<twitterで記事を見つけ連絡しました。私は現在大学1年の19歳女です。わたしも話をしたく集まりに参加させていただきたかったのですが時間と日程が合わず行くことができません>

 2017年2月、朝日新聞のニュースサイト「withnews」は、AV出演強要の被害者を支援しているNPO法人「人身取引被害者サポートセンター ライトハウス」と一緒にイベントを開催した。私たちはメディアの立場から、AV出演強要問題を報じた記事の反響などを報告した。

 そのイベントに来られないことを伝えるメールには、女子学生の生々しい体験談が記されていた。

<私は高校三年の時に(AV男優)さんのファンでした。年頃でただファンでいただけでtwitterをフォローしていました。(AV男優)さんは以前中学生と問題をおこしていたばかりでしたのでダイレクトメッセージが来た時は本人だと思っていました。しかし、内容はエッチなものでドキドキしてしまいました。ファンでしたので返信はしていました。すると個人的にあって話がしたいと(東京・山手線の主要駅名)に呼ばれました>

 「個人的に会う」。その言葉は、すぐにうそだったことがわかる。

<行った先にはもうマネージャーと(AV男優)さんがいて行く先はもう事務所になっていました。AVは見るが出る気はないとゆって(原文ママ)いましたが事務所に連れていかれ逃げるも逃げられませんでした。事務所へ着くと社長、(AV男優)、マネージャーと男三人。もう逃げられなかったのです。高校3年でまだ18でしたが、社長は卒業式がおわったらすぐに話を進めようと契約書をわたしにかかせました>

「ズルズルと辞めさせてもらえませんでした」

 事務所側の動きは強引だった。

<そこから(出演作品本数)本(初撮影の)月から(最後の撮影の)月にかけて撮りました。途中辞めたいと言ったのですがバレない。給料はみんなよりも高いなどと言葉を掛けてズルズルと辞めさせてもらえませんでした。撮る日程が決まったらキャンセルに倍の値段がかかる。そう言われてる間に撮影は決まり、お金がないためキャンセルも出来ず>

 女子学生はメールで自分の体験を世の中に広く伝えたいと訴えていた。

<連絡内容などすべて残っています。出会った女の子も残っています。この問題を取り上げ、(AV男優)やそのように騙している男を問題にするべきだと私は思います。長い文章失礼しました。よろしかったら連絡いただけると嬉しいです>
記録はA4版150ページ超に

 メールをもらった後、女子学生に連絡をとり、関東圏のある街で2回、合計7時間程度、話を聞いた。

 記憶は鮮明だった。女子学生がファンだったAV男優、所属したプロダクションの社長とマネジャー役をしていた男性2人とのLINEの記録も全て残っていた。

 その記録を送ってもらい印字すると、A4版で150ページを超す文書となった。関係者と写った写真も共有した。出演した作品のDVDは全て、AVメーカーなどでつくる知的財産振興協会(IPPA)とつながりのある審査団体の「審査済証」を得て、流通、販売されていた。
AV男優に連れられ、いきなり事務所へ

 女子学生は高校生時代、BSの番組に出演経験がある30代のAV男優のツイッターをフォローしていた。

 「芸能人みたいな感じでファンになり、本当に好きだった」

 高校3年生だった2016年2月からツイッターのダイレクトメッセージを交わすようになり、2016年3月1日からLINEにやりとりが移行した。

 男優は「AVわ興味ありだよね?」と撮影に誘うような文句も送ってきた。女子学生はAVには出たくなかったが、男優と会いたいという気持ちもあり、「知り合いに見られたらなぁって」「母親が知ったら、悲しむかなって」とやんわりと断っていた。

 男優はどんどん面会日時を決めていき、2016年3月4日に都内主要駅で待ち合わせることになった。当日会うと、男優は女子学生の肩を抱き、一緒に来ていた若い男性を従え、すぐに駅近くの雑居ビルに向かった。そこには多数のAV女優が在籍するプロダクション社長が待ち構えていた。

「ちょっと待って下さいと言える感じでなかった」

 事務所の面談ブースに座ると、男優は女子学生の手を握ってきた。男優と会えたうれしさと急な展開についていけない混乱の中、社長と男優がAV出演に向けた話を進めていった。

 「バイトしてるの?AVの方が稼げるよ」「ばれる? プロがメイクして、プロが写真を撮るから別人になるよ」「AVに出れば、もっと明るくきれいになれるよ」「とりあえず登録だけしておきなよ」
 
 女子学生によると、その場の雰囲気は「ちょっと待って下さいと言える感じではなかった」という。仮に席を立ったとしても、「『落ち着いて、落ち着いて』と言われ、逃げられはしない」と振り返る。

 仮に男優、社長、駅に来ていた若い男性マネジャーが「怖い人」だったら、「『話がちげえじゃねえかよ』とすごまれることになるのでは…」と内心でおびえていた。
「ダメもとでいい」まだ逃れられる

 社長に全裸の写真を撮られた。免許証のコピーで本名と住所を知られた。プロダクションへ所属契約するしかなく、契約書には親の職場の名前も書いたと記憶している。

 撮影が決まってから出演のキャンセルをすると、違約金が発生するとの説明も受けた。

 AV女優名のツイッターアカウントもつくらされた。わずか30分ほどの間に全てが進んでいった。翌日には「平成10年生まれの新人ちゃんです!本日誕生日で解禁になりましたのでツイッター始めました」とプロダクションのツイッターで彼女のアカウントが告知された。

 この時点ではAV出演を逃れられると考えていた。男性マネジャーからは「やりたくないなら、やらなくていいから」と言われたこともあったからだ。また、「ダメもとでいいからメーカーの面接に行ってみよう」と話されていて、面接に落ちると考えていた。
うなぎ、しゃぶしゃぶ、海鮮、温泉・・・毒アメ次々

 初撮影前の「新人ちゃん」を逃すまいと、プロダクション社長らは、連日のように女子学生にアメを用意した。

 2016年3月4日の契約後にナポリタンがおいしい店に連れていっただけでなく、うなぎや高級ホテルでのビュッフェをごちそうされ、4月8日には牛肉とカニのしゃぶしゃぶを振る舞われた。この時、社長は「お酒飲むでしょ。頼みなよ」と当時は未成年だった女子学生に飲酒を勧めた。女子学生はハイボールを飲んだ。
 
 さらに3月と4月に2回ずつ、社長が知っている針治療のお店にも連れていかれた。一時的だが肌がきれいになった。4月2日は都内のスパに行き、23日には静岡・沼津への日帰りドライブツアーまで用意された。海鮮と温泉を楽しむためだ。

 全てプロダクションのおごりだった。本名や実家などの個人情報を握られていることから、むげに断れなかった。おごられる度に「AVに出ないと言ったら、ご飯代や針治療代、温泉代などを請求されるのではないか」と精神的に追い込まれていった。単なるアメでなく「毒アメ」だった。

社長と「練習」も

 露骨なムチは、プロダクションに所属した1週間後にあった「練習」だった。

 2016年3月4日に初めてプロダクションに行った時、社長は「そのうち楽しいことを教えてあげる」と言った。

 約束していた3月11日に事務所に向かうと、社長のほか、事務所に出入りする関係者の男性が1人いた。この男性が所持している性的な道具をプロダクションが借りている別室で見せてもらうことになった。その部屋に行くと、同じような道具や多数の衣装が並んでいた。

 社長はいきなり、「1回、やってみよう」と言い始めた。「人に見せるなんて恥ずかしい」と女子学生は断ったが、社長は「やれば楽しさが分かるよ」「みんなやっていることだから」と引き下がらない。別の男性がいたこともあり、社長に恥をかかせられないとも考えた。1時間程度、その部屋で「練習」をした。

 当時は分からなかったが、社長は人前での「行為」に慣れさせる意図があったのだと、今では思っている。また、女子学生がどれほど押しに弱いか、従順な性格なのかを見極めようとしていたと考えている。
実家把握され、プレッシャーに

 別の形のムチもあった。沼津への海鮮と温泉ツアーは、社長が運転する車で向かった。帰りに社長は女子学生が住む関東圏の実家まで送ると言った。社長は彼女の実家をみると「家、大きいじゃん。金持ちなんだね」「せっかくだから、お母さんに会いたいな」などと話してきた。

 女子学生はプロダクションと接点を持ったことを両親に知られたくなかった。実家の場所を正確に把握されたことは、女子学生にとって大きなプレッシャーになった。社長らの指示に従わないと、彼らは実家に押しかけてくると強く意識するようになった。
 
 社長らは言葉巧みで、女子学生は「マインドコントロールされたみたい」になった。「言うことをきかないと、マイナスなことが生じ、家族にまで及ぶのではないか」。こう考えるようになった。2016年5月から始まった撮影を拒否し、関係を断ち切って逃げることはできなくなっていった。

プロダクション側の見解

 女子学生の「告発」について、プロダクションの社長、マネジャーに話を聞いた。

――プロダクションに所属するまでの経緯は?

社長「AVに興味があるということで来ました」

マネジャー「僕が男優さんと仲良くて、その方から紹介を受け、本人が興味があるということで、事務所に来た。年齢も18歳以上であると確認して(連れてきた)」

――AV出演の意思確認は?

マネジャー「喫茶店かどこかで話をしましたね。場所までは分からないのですけど、(プロダクションがある都内主要駅)西口のどこかの喫茶店で、(女子学生、マネジャー、男優の)3人で話しました。喫茶店名は覚えてないですね。結構、モデルさんはいっぱいいますし」

――プロダクションに所属するには契約をするはずだが

社長「それは全部、彼(マネジャー役)が(契約書を)読ませて、そういうことですよと読ませて、納得してもらって書いたと思います」

マネジャー「(出演する作品を撮る)メーカーの方でも、どういうメーカーか話を聞き、本人たちもAVというのを承知しているという契約書と、内容の細かい部分の再度の確認しています」

――女子学生とトラブルになったことは

マネジャー「出演に対しては前向きで、僕の方にも仕事を欲しいと言われていたので、営業をして、仕事を取ってきていた。最後は、いきなりころっと、辞めますということになった」

社長「あれぐらいノリノリで来ている子が、そんな風になるとは思えない」

――2016年4月、女子学生と食事に行きましたか?

社長「日にちは覚えていませんが、連れて行ったことはたぶんあると思います。はい」

――その時に女子学生はお酒を勧められたと言っています。当時は未成年です。

社長「僕はお酒を飲みませんから。何(のお酒)を(女子学生が)頼んだかは、覚えていませんよ。ただ、僕がお酒を飲めとはいいませんよ。好きなものを頼みなさいとはいいますけど」

――女子学生はマネジャーにLINEで騙されたと伝えています。

マネジャー「一番終盤ですよね。辞めてから、がーっと来ましたけど。がーっと言ったのは一番終盤じゃないですか。逆にそれで騙されたと言われても、困るのですけど」

社長「撮影するまでは、結構な時間空いたと思いますよ。どのぐらい空いたかは覚えていないのですけど。その間、考える時間はあると思いますし、辞めるのは自由だし、やりたくない子を撮れるわけない」
女子学生の反論

 プロダクション側の見解について、再び女子学生に聞いた。

――出演までの経緯について

「男優、マネジャーと駅で待ち合わせ、そのまま事務所に行きました。途中、喫茶店に寄ったということは絶対にありません。ファンだった男優と会えて、うれしい思いは強く持っていました。一方で、内心では怖かったです。もう逃げられないと、話をあわせるしかありませんでした」

――食事について

「社長はお酒を飲む人です。2016年4月時点では、私は未成年でしたが、勧められて『ハイボール』を飲みました」

ポルノ被害 : 「レイプ動画で興味」女性にわいせつな行為 (4601.09.26)

日時: 4658-11-24  表示:147回

日テレニュース 2017年9月26日 21:43

 女性をナイフで脅し下着を奪いわいせつな行為をしたとして、35歳の男が逮捕された。男は「ネットでレイプの動画を見て興味を持った」などと供述しているという。

 警察によると逮捕されたのは、ビルメンテナンス会社の作業員、****容疑者で今月2日の夜、さいたま市緑区の路上で帰宅途中の30代女性をナイフで脅して、下着を奪いわいせつな行為をした疑いが持たれている。警察の調べに****容疑者は「ネットでレイプの動画を見て興味を持ちレイプをしたくなった」と供述している他、他にも2件同じような手口で犯行に及んだという趣旨の供述をしているという。

 また自宅からは縄などが押収され、警****容疑者があらかじめ道具を用意して、犯行を繰り返したとみて調べている。

ポルノ被害 : <成人雑誌の陳列対策>表紙にカバー、千葉市事業が難航

日時: 2017-09-06  表示:210回

千葉日報 2017/9/6(水) 10:00配信

 成人向け雑誌をフィルムで包み、扇情的な表紙を見えなくする−。千葉市がコンビニで実施する陳列対策のモデル事業が、難航している。予定していたセブン−イレブン12店舗に断られたためで、別の複数社と交渉中だが、見通しは不透明。市民アンケートで7割を超す賛成がある一方、表現の自由が妨げられると反対の声があり、1自治体、1企業が軽々に判断できない側面がある。

◆配慮、十分でない

 市の陳列対策は、子どもへの配慮と2020年東京五輪・パラリンピックを見据えたイメージ向上策の一環。「現状(の販売方法)は国際的な感覚に照らして疑問を持たれかねない。既に一定の配慮はされていると思うが十分ではない」。今年2月、熊谷俊人市長はこう説明した。

 千葉県青少年健全育成条例で一般誌と分けて陳列するよう定めている雑誌が対象で、市は表紙を覆うフィルム4200枚の購入費など約39万円を予算化。8、9月をめどに約2カ月間試行的に実施し、店舗の意見を聞いて本格実施を検討する予定だったが、セブン−イレブンを運営するセブン&アイ・ホールディングスから“拒否”された。

 千葉日報社の取材に同社の広報担当者は「(市が発表した時点で)正式な話はなかった。後日(社名を公表したことについて)市から謝罪をいただいたが、対応できないと伝えた」と回答。しかし、陳列対策を“拒否”した理由については明言を避けた。

◆表現の自由は…

 同様の取り組みは、大阪・堺市が昨年3月からファミリーマートの一部店舗で実施している。市内全店へ拡大しようと、市は本年度当初予算に80店舗で実施する経費を計上したが、12店舗にとどまっている。

 予定の80店舗で実施できていない現状に同市市民協働課は「広げていくには工夫が必要」と述べるにとどめ、こちらも成人向け雑誌へのカバーが拡大しない理由について言葉を濁す。

 背景には、憲法21条が保障する「表現の自由」がありそうだ。

 日本雑誌協会などは昨年、「公費を使った過剰な規制。表現の自由が妨げられる」と、同市へカバーの解除を求める声明を提出した。千葉市も同協会から見解を伝えられたが、市健全育成課は「フィルムを手でずらせば表紙を見られる。表現の自由の侵害には当たらない」とする。

 現場の反応はどうなのか。あるコンビニ関係者は「表現の自由がある中、業界全体で考えなければいけない問題。個別の社で応えるのは難しいのでは」。対応に苦慮している実情がうかがえる。

◆市民は好意的

 陳列対策へ市民の反応は好意的だ。市が5月に行ったWEBアンケートでは、回答者650人中74・8%に当たる486人が賛成。反対は4・8%にとどまり、どちらとも言えないが20・5%だった。

 賛成の理由は▽成人向け雑誌をコンビニで販売してほしくない▽子どもに見せたくない▽誰もが利用する場所なので配慮が必要−など。反対意見は▽気にしすぎ▽個々の営業モデルを阻害する▽青少年の犯罪や非行につながるとは思えない−などがあった。

 同課はアンケート結果などから「店にとってもイメージアップにつながり、メリットはある」と強調。本年度中には陳列対策を開始したい考えで、実施店舗が決まれば、フィルムの色などの詳細は店側と調整した上で決めるという。

児童ポルノ : 児童ポルノに13歳長女=8歳から5年「家のため我慢」―製造

日時: 2017-07-28  表示:284回

時事通信 7/28(金) 10:14配信

 13歳の長女に透ける水着などを着せ、児童ポルノビデオに出演させていたとして、警視庁が児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)容疑で、兵庫県に住む自営業の父親(46)らを逮捕していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。

 長女は「8〜13歳の5年間撮影された。嫌だったが、家の収入になるため我慢していた」と話しているという。

 捜査関係者によると、他に逮捕されたのはフリーカメラマン****容疑者(57)=東京都福生市武蔵野台=と映像制作会社「サンクチ****社長***容疑者(47)=江東区新大橋=ら3人。いずれも容疑を認めているという。

 父親は2015年2月、当時13歳だった長女に透ける素材や極小の水着を着せて**容疑者に動画を撮影させた疑いが持たれている。**容疑者らは父親から動画を仕入れ、16〜17年にネット通販サイトでDVDなど3枚を販売した疑い。

 同庁は、露出度が高く、ひわいなポーズを取るなどしていることから、児童ポルノに該当すると判断した。

 父親はこのビデオで約270万円を得ていた。長女は13歳までの5年間で計12本に出演させられていた。母親も事情を知っていたという。父親はアダルトビデオの企画・制作を行っていた。 

その他 : 「あげた」女性 月15人 AV業界、元スゴ腕スカウトが語る実

日時: 2017-07-27  表示:276回

withnews 2017年07月27日

 路上で声をかけられ、AV出演に至る女性が最初に出会うのがスカウトだ。AV出演強要が社会問題化する中、スカウト、プロダクション経営など業界で20年近く仕事をしてきた男性が取材に応じた。数年前に業界を離れ「客観的に話せる」立場から、自分が身を置いたAV業界の実像を語った。(朝日新聞記者・高野真吾)
スカウト「みんなはできない」

 男性は学生だった1990年代後半から、AV女優のスカウトを始めた。たまたま出席したパーティーにAV女優がいて「(男でも)月100万円は稼げる」と言われたことがきっかけだ。

 男性は地方から上京し、生活費と学費を稼ぐ必要があった。その頃のスカウトは、「(女性の)ひもみたいなやつばっかり」だったが、男性は「根性を入れて頑張った」。

 スカウトは今も業界で最も求められる役割だが、「みんなはできない仕事だ」と語る。

3分類できるAV女優

 AV女優は、3分類にできる。

 特定のメーカーと専属契約を交わし、1人で作品に出演する「単体女優」。

 他女優と一緒に出る「企画女優」。「企画女優」は、女優の力だけでは売り上げが見込めない。

 そして「単体女優」と「企画女優」の中間に位置づけられる「企画単体女優」(キカタン)がいる。

出演させた女性「数は数えない」

 スカウトは、路上などで知り合った女性をプロダクションに連れて行く。その女性が所属契約した時点で、一定のお金が入るのが通称「買い取り」契約だ。

 所属契約させた女性が、AVに出演する度にスカウトマンにお金が入る契約もある。女性がAVに出演する場合は、制作サイドからプロダクションにお金が入るが、その何割かをスカウトがもらう。

 業界では、スカウトした女性がメーカーとAVへの出演に向け書類を交わした時点を、「あがった」と表現するという。

 男性は自らがスカウトし、AVに出演させた女性の総数は覚えていない。

 「単体で有名になれる子が見つかると、お金がいっぱい入ってくる。それだけで普通のスカウトは働かなくなります。だから、『あがった』瞬間から、もう(女優との関係は)なしと考えるのがプロのスカウトの考えです。だから、あげた数は数えません」

月300万円稼いだ時も

 1990年代には月300万円を稼いだ。2010年代には1カ月で最多40人以上の女性をプロダクションの事務所に連れて行き、宣材用の上半身トップレスの写真を撮った。うち15人をあげた。

 スカウト場所は、「ほぼ東京」だ。スカウトのために歩くというより、歩いている時にスカウトをする。

 プロダクションには女優の「入れ込み」という仕事がある。新人女優の初撮影では、誰かが同行し、きっちりと現場まで連れて行く。

 入れ込みの帰りなどに、また別の女性に路上で声をかける。渋谷、新宿、中野、上野、歩き始めたらどこでもだ。

「人を仕出ししている人間です」

 ただし、東京都は2005年、都迷惑防止条例を改正、施行し、路上でのAVのスカウトを禁止している。

 そのため、男性が女性に話しかける時は、「グラビアとか芸能を色々と全般にやっています」。名刺を差し出す際には「人を仕出ししている人間です」とも語る。「夜は夜の仕事、イベントならばイベント用に、必要なところに必要な人を出しています」

 興味がありそうな女性には、たたみかける。「時間があって興味があれば」というような弱腰でなく「ぜひ(事務所に)来てくれ。5分でいいから、(プロダクションの)社長に会ってくれ」。

 AVの撮影は、女性が現場に来ないと始まらない。そのため、訳が分からなくても男性についてくる行動力のある子を求めた。

「アメとムチ。アメがないと口説けない」

 AVという単語は、女性から言わせる。

 女性から「怪しい会社じゃないんですか?」と聞かれると、「どういうのが怪しいと思うの?」。「例えばAVとか」と女性が言うと、こう答えた。「AVはやっていないと言うとウソになるし、やらして欲しいのは本音なんだけど、グラビアやファッション誌なんかの仕事もあるし、交換条件みたいなのは出せるよ」

 「詐欺で訴えられるのが怖い」という男性は実際、AV以外の仕事も抱えるようにしていた。グラビアやファッション誌に加え、映画のエキストラなども用意した。「はっきり言って、アメとムチ。アメがないと口説けない」

バストトップの写真撮影は「すーっと」

 プロダクションに連れてくると、落ち着いて話せるタイプの女性は、所属契約書を見せながら話をする。

 その契約書には、AVを明記せず、「アダルト」「成人向け」だけが記されている場合も多かった。所属契約までいかない女性でも、宣材用のバストトップ写真だけは撮るようにした。

 初対面の男性に、裸の写真を撮らせる状況は理解しにくいが、持って行き方は「すーっと進める感じ」。「本人がOKと言わないと撮らない」が、「トライアル的に」「とりあえずのカメラテストだから」と言葉巧みに誘導していく。

若い女性たむろするプロダクション

 プロダクションには、いつも若い女性がいるようにしていた。たばこを吸ったり、おしゃべりをしていたり。用意したお弁当、サンドイッチ、お菓子を食べさせた。連れてきた新しい女性を安心させるためだ。

 メイクができる人、写真を撮れる人も常駐していた。トップレス撮影では、わざとストロボをたいて、女性が「撮られている気分」になることを意識した。

 写真は単なる宣材にとどまらず、「女の子が覚悟を決めるまではいけないけど、これをしちゃったというところまでは持って行く」目的もあった。

 通常は3〜5千円の交通費を渡した。18歳、19歳の女性は「訴えられたら終わり」だから、「顔色をみて、のりがよかったら」写真撮影をした。女性が嫌になったら消すという条件は守った。

「クロージング」という「落とす」作業

 最も骨が折れたのは、「クロージング」と呼ばれる過程だ。

 女性は所属契約、写真撮影の時点では、AVに出ることを了解していないことも多い。男性を含めプロダクション全員で、AVに出るようにじわじわと女性の意識を一方向にクローズしていき、「昔の言い方でいうと、落とす」。
 
 将来の夢を語りつつ、芸能人願望がある女性だと「芸の肥やしになる」。「二度とできない仕事だよ」「人生の肥やしになるよ」「プロのメイクできれいになれるよ」とも語った。

 「やったことがない」と拒否する女性には、自分が何も説明をうけず、AV男優として出演した経験を語る。「怖さは分かるけど、現場にいけば女性は本能的にどうにかなるよ」。

 人前で行為することに抵抗があると言われれば、「1対1でやって、裏側でモニターをチェックするような撮影もできるから」。「みんな仕事でやっているだけで、誰も君の裸をみたいわけではない」「現場は体育会系の人たちの集まりで、早く終えたいだけだから」。

 心に余裕ができるような言葉を続け、最後はこういった。「最悪、できなくてもいい」。

「現場に入れれば、どうにかなる」

 男性は経験上、一つの法則を持っていた。

 「現場に入れれば、どうにかなる」。女性が現場で泣いたり、話が違うともめたりした場合は、男性が呼ばれ収拾した。

 「分かるよ、お前の気持ちは。でもな、ここで終わっちまったらどうする? みんなに迷惑かけちまうだろ。一つ俺のために泣いてやってくれ」。自ら振り返る。「女を転がす女衒(ぜげん)やジゴロに近い感覚だった」

「AVには納得はなく、説得しかない」

 お金の話もするが、「金でひっぱれる女の子は楽なんです」。売れる女性は「普通の色気がある子」。「朝しっかり起き、ちゃんと他の仕事をして、真面目に生活している人。一般人に近い感性の子を、ユーザーはちゃんと分かるんです」

 「僕は女の子に有無をいわせない昔からのタイプです。女の子に無理しないでいいと語る口説きでは、この世界では生き残れない。そう育てられ、そうやってきた。女の子に考えさせるな、とにかく考えさせるな、です」

 そんな男性の持論は、次のひと言だ。

 「AVには納得なんてものはなく、説得しかない」

製作被害 : <AV強要容疑>モデル募集サイト運営者を再逮捕 大阪

日時: 2017-06-21  表示:331回

2017/6/20(火) 19:12配信

 撮影モデルに応募した少女らがアダルトビデオ(AV)に出演させられていた事件で、大阪府警は20日、モデル募集サイト「Moe★Moe Style」の運営者で住所不定、金沢新一被告(48)=職業安定法違反罪などで起訴=を強要などの疑いで再逮捕した。意に反するAVへの出演が全国的に問題化する中、強要容疑での逮捕は異例という。

 逮捕容疑は2014年7月、拠点としていた東京都渋谷区のスタジオで、撮影に応募した静岡県の当時高校3年生で18歳の少女に「書かないと家に帰らせないから」と顔を近づけて脅迫。AV出演を承諾したとする契約書を書かせたとしている。「無理やり出演させられたと言われないよう、脅して書かせた」と容疑を認めているという。

 保安課によると、金沢容疑者は契約書に名前と住所を記入させた後、制服姿の少女の撮影を開始。次第にわいせつな内容にエスカレートし、泣き出した少女に契約書を差し出し「実技は私の意思です」などと加筆させたという。

 府警はこれまでに東京▽大阪▽名古屋▽福岡−−の撮影拠点などを捜索し、少女ら207人分の契約書計213枚とわいせつDVD計7万枚以上を押収。連絡が取れた19人から事情を聴き、他にもAV出演を強要された例がないか調べている。【宮嶋梓帆】

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