ポルノ・買春問題研究会
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売買春 : 吉原の人気ソープで大量逮捕 ネットで「何をいまさら」

日時: 2012-10-31  表示:2056回

J−CAST 2012/10/30 19:36

東京・吉原の人気ソープランド8店が売春防止法違反(場所提供業)の疑いで警視庁保安課に摘発され、39人もの大量逮捕者が出たことに、ネット上で疑問が相次いでいる。ソープでは「売春」が事実上黙認されているのに、今さらなぜなのか、ということだ。

摘発されたのは、「浅草11チャンネル」「レタス倶楽部」などで、これらのソープは、格安店として業界でも有名だったようだ。

吉原のソープでは、入浴料・サービス料込みで50分なら3〜5万円台も多い中、8店のサイトでは、1万円台前半などの価格設定になっていた。サイトは摘発後に閉鎖されている。

報道によると、逮捕された実質的運営会社の経営者男性(67)や店長、従業員ら39人は2012年10月27日、店のソープ嬢が売春するのを知りながら、個室を提供した疑いが持たれている。うち経営者ら21人は送検されたが、残りの18人は釈放されて在宅で取り調べを受けている。経営者らは容疑を認めているという。

8店は、風営法の禁止地域が指定される前から営業していたため、その「既得権」が認められていた。09年5月からは、「オレンジグループ」の名で運営会社が店の経営を一括管理するようになったが、運営会社は風営法上の届け出をしていなかった。それが警察に目をつけられたきっかけといい、風営法違反(無届け営業)の疑いでも調べられている。

8店には、ソープ嬢が計634人も在籍しており、10年4月からこれまでに100億円以上を売り上げていた。グループは、吉原でも最大規模とされている。

一方、警察発表が報じられると、ネット上では、その意図をいぶかしがる声が渦巻いた。

「え?ソープって売春するところでしょ」と驚く声とともに、「ちょっと厳しすぎやしないか?」「何をいまさら・・・」「ケーサツの難癖だな」と警視庁の摘発に疑問が相次いでいる。

夕刊紙なども関心を示し、格安店が繁盛しているのを見て他店がチクったのではないか、スカイツリー周辺の観光地化で苦情が出たのではないか、といった指摘も出ていた。

オレンジグループのある従業員男性は、取材に対し、こう明かした。

「他店は面白くなく目をつけられやすいとして、『謙虚にやりなさい』と店から指導されていました。コンパニオンの名簿作りもきっちりやり、行政の指導にすぐに対応するなど、かなりまじめにやっていたのに…。なぜ摘発されるのか、分かりません」

摘発後は8店とも営業しておらず、再開はしばらく無理だという。従業員は自宅待機しているが、在籍のコンパニオンは店に荷物を取りに来るなど仕事先を探すようにもなったとしている。

今回の摘発について、警視庁の広報課に聞くと、広報文はお知らせしているが保安課では取材に対応していないと答えた。

売春は違法だが、ソープでは、事実上黙認された状態になっている。今回摘発されたのは、運営会社が無届け営業をしていたからなのだろうか。

この点について、警察庁の広報室では、こう言っている。

「ソープランドでは、売春ではなく、性的サービスをすることになっています。性行為はせず、その前段階までということです。ですから、売春目的で個室を提供すれば、売春防止法違反に問われることになります。そのことに届け出の有無は関係ありません」

売買春 : ストリップ劇場の個室でヘルス営業 容疑で11人逮捕 

日時: 1496-07-22  表示:2208回

産経新聞 9月25日(火)7時55分配信

 ストリップ劇場内の個室で踊り子にわいせつ行為をさせていたとして、府警保安課などは24日、風営法違反(禁止区域営業)などの疑いで、大阪市淀川区十三東のストリップ劇場「十三ミュージック」を摘発、同容疑で劇場****社長、****容疑者(46)=同区木川東=や従業員ら計11人を逮捕したと発表した。府警によると、劇場内でのヘルス営業の摘発は珍しい。**容疑者は容疑を認めているという。

 同劇場は6千円の入場料と別に「ダンスチケット」と呼ばれる券を1枚千円で販売。チケット5枚で、個室で10分間にわたり、踊り子から性的サービスを受けられる仕組みだった。

 これとは別に、200円のチケットを購入すれば、踊り子が目前で下半身を露出するサービスも行っており、府警は22〜42歳の踊り子ら計9人も公然わいせつ容疑で書類送検する方針。

売買春 : 禁断の遊郭「飛田新地」が“外”に開かれた日 「さいご

日時: 2012-08-04  表示:2116回

産経新聞 8月4日(土)13時40分配信

 かつての遊郭の名残をとどめる大阪・西成区の飛田新地。「おにいちゃん、ええコがおるよ、寄ってって!」。夜のとばりが下りると通りに並んだ各店からは赤やピンクのなまめかしい明かりが漏れ、曳っ子のおばさんたちの声がひっきりなしに響く。ここは言わずと知れた男たちが訪れる夜の街。その“商売”のやり方や街のたたずまいを見ていると、戦前か大正時代にタイムスリップしたかのような感覚になる。そんな異空間・飛田が年に2日間だけ“外”に開かれるときがある。地元の夏祭りが街を舞台に行われるのだ。(高田清彦)

■150軒に女性400人…“品定め”しつつ歩く客

 外に開かれるというのは、フリーライター、井上理津子さんの話題のノンフィクション「さいごの色街 飛田」(筑摩書房)で使われている表現を借りた(同書では祭りの日を「『外』の者にも開かれている日」としている)。

 祭りが行われたのは天神祭と同じ7月24、25日の2日間。同書では、「飛田は『ノー・ピクチャー』の町だ。しかし、この夏まつりの二日間だけは、神輿(みこし)や行列を、背景に町並みを入れて写真を撮ることが許される」とある。

 飛田を数年にわたって取材した井上さん。同書によると、この祭りのことを別の本で書いたところ、次の夏祭りは、本で祭りのことを知った人たちが写真を撮りにきて、ギャラリーが明らかに増えていたそうだ。

 今年の祭りを見た。まだ日も高い午後。「わっしょい、わっしょい」という威勢のいいかけ声と太鼓の音とともに、子供たちを乗せた神輿の行列が周辺の商店街を練り歩き、飛田新地の大門跡を通って料亭が並ぶ新地の中心街に入った。

 昼間だが、営業している店も数軒ある。神輿はその玄関先で止まり、「祝いましょ、打〜ちましょ」と子供たちが声をあげる。行列は北の桜木通りから一つ南のメーン通りに回ったところで止まり、休憩に入った。

 夜になると活気を帯びる色街を、黄色い声の子供神輿がにぎやかに進んでいく光景は、かなり「シュール」だ。取材に訪れた7月25日は、“外”から写真を撮りにきている人はそれほど見かけなかった。

 この祭りは、町内会の飛田連合振興町会が行っている。出店があるわけでもなく、ちっぽけなものだが、参加した子供たちは楽しそうだ。「こういう地域だけど、子供たちもいてるからなあ…」。町会の人らによると、この地域では祭りらしいものが何もなかったため、子供たちのために数十年前から始めたという。

 飛田新地とはどういうところか。臆面もなく言ってしまうと、金を払って女性と“やる”ところだ。なぜ営業できるのかとか、取り締まりはどうなっているのかとか、細かいところはいろいろあるが、ここでは省く。

 車がやっとすれ違える狭い通りの両側にずらりと並んだ料亭。その開け放たれた玄関の上がりがまちには「曳っ子」と呼ばれるおばさん(「やり手ばばあ」ともいう)が座り、通りを行く客に声をかける。その横で、客の相手をする女のコがニコッとほほ笑む。客は店をのぞき、どのコにしようかと品定めしながら通りを歩く。これが今も昔も変わらぬ飛田新地の風景だ。

 今は約7万平方メートルのエリアに約150軒の料亭があり、約400人の女性が働いているといわれる。特に桜木通り(通称・青春通り)とメーン通りは、アイドルも顔負けの若い美人がいると評判だ。そんなコを、玄関口でじかに顔を見て選べるところに飛田の人気があり、客も20〜30代の若い層が多いようだ。

 飛田新地は、東京の吉原のように江戸から続いた遊郭ではない。誕生したのは大正7(1918)年。花街の難波新地が明治末に大火で焼失したため、その業者の移転先として新たにつくられたとされる。

 近くに新世界の歓楽街を控え、鉄道交通の便もよかったことから大いににぎわった。遊郭は戦後も「赤線」として生き延びたが、昭和33(1958)年に売春防止法が施行され、赤線は廃止された。しかし、飛田は「料亭」と名を変え、昔ながらのスタイルで“静かに目立たず”営業を続けていく。

 約20年前に飛田新地を取材したことがある。当時はバブルが弾けて間もない頃で、新風営法の施行(昭和60(1985)年)やエイズ騒動(62年)、ファッションマッサージなど新手の風俗産業の台頭で、商売的には厳しいときだった。「10年余り前に比べ、客足はめっきり減った。昼間から開けていても客がほとんど来ない日もある」。曳っ子のおばさんがこう嘆いていた。

 「かつて月何百万円の“あがり”があった店でも、今なら100〜200万円程度。女の子に日当を払ったらナンボも残らず、赤字を出さないようやりくりしている店が多い」。事情通の関係者からはこんな話も聞いた。

 しかし、同じく客離れに頭を痛めていた別の飲み屋街で聞くと、また違った反応が返ってきた。「(飛田のような)男の本能を満足させるような世界は、廃れることはない。不景気やと言っても、私らの商売とは根本的に違う」

 どちらが当たっているのか、それとも、どちらも正しいのか。その後、飲み屋の方はどんどんつぶれていったが、対照的に飛田は、駐車場などに転用される空き地が少し増えたとはいえ、店は変わりなく続いている。

 一方、街の周辺の風景はずいぶん変わった。20年前は阿倍野再開発の初期で、飛田の東のJR天王寺駅方面の古い商店街などが整理され、マンションやショッピングモールに変わった。現在は再開発がさらに進み、2年後に開業予定で西日本一の高さとなる複合ビル「あべのハルカス」が街を見下ろしている。遊郭時代の名残で街を取り囲んでいた「嘆きの壁」といわれるコンクリート製の壁も、20年前には残っていた東側の一部が撤去された。

 女の子もやり手ばばあも客も代替わりし、周囲の風景も変わったが、それでも営業スタイルや街の風景など飛田新地の“根本”は何も変わっていないように見える。現代の遊郭はしぶとく、したたかに生き続けている。

売買春 : ツイッターで売春仲介容疑 女性に成り済まして客集める (

日時: 2012-08-01  表示:1892回

スポニチ [ 2012年8月1日 18:04 ]

 北海道警は1日、短文投稿サイトのツイッターなどで募った客に売春させる女性を紹介したとして、売春防止法違反(周旋)の疑いで、札幌市中央区の無職の男(35)を逮捕した。

 逮捕容疑は5月14日から同月25日の間、知り合いの無職の女性=当時(18)=に男性計12人を紹介し、札幌市内の大型商業施設や駅、公園などの男子トイレで1回3千円で売春させた疑い。

 中央署によると、男はツイッターなどに女性に成り済ました書き込みをし、客を集めていた。容疑を認め「(借金がある)女性を助けるためにやった」と供述しているという。

売買春 : ソープの利用料金を飲食店の料金と偽る 容疑の稲川会系

日時: 6346-07-22  表示:1929回

産経新聞 4月27日(金)14時41分配信

 ソープランドの利用料金を飲食店の料金と偽ってクレジットカード会社に売上票を送り、売上金を支払わせたなどとして、警視庁組織犯罪対策総務課は27日、電子計算機使用詐欺などの疑いで、指定暴力団稲川会系組長、****(64)=自称東京都新宿区歌舞伎町=と会社役員、***(63)=目黒区目黒本町、バー経営、****(46)=同区中町=の3容疑者を逮捕した。

 同課によると、**容疑者は容疑を否認、**容疑者は大筋で認めている。ソープランドの店員からも事情を聴いており、容疑が固まり次第逮捕する方針。

 同課によると、カード会社はソープランドとの契約を避ける傾向があるため、虚偽の伝票を使ってカード会社に入金させていた。

 逮捕容疑は平成22年10月、ソープの利用料金であることを隠して、カード決済によるバーの売り上げとする2万2800円の虚偽の売上伝票をカード会社に送付、手数料を除いた約2万1千円をだまし取ったなどとしている。

*** **容疑者らは、カード会社側からバーに入金された利用料金の一部を差し引き、約30店舗のソープランドに流していたとみられる。平成17年9月〜今年1月に約7億5千万円の入金があったという。

売買春 : <買春>韓国で日本人ら67人摘発 処罰法違反容疑 (2012.0

日時: 2012-04-08  表示:2066回

毎日新聞 4月5日(木)11時58分配信
 【ソウル澤田克己】ソウル地方警察庁は5日、ソウルの繁華街・明洞(ミョンドン)で日本人観光客に売春をあっせんしていた大規模組織「明洞山岳会」の構成員と日本人客を含む計67人を性売買あっせん行為等処罰法違反の疑いで摘発したと発表した。

 調べによると、明洞山岳会のトップの男(58)は10年8月ごろに組織を結成。メンバーはホテルの入り口付近などで日本人男性に声をかけ、市内の売春業者までタクシーで送迎するなど売春をあっせんしていた疑い。

 警察は3月9日、明洞山岳会のあっせんを受けた名古屋市の会社員(68)ら40〜60代の日本人の男15人と、売春をしていた女14人も摘発。身柄拘束はせず、今後、在宅のまま略式起訴する見込み。日本人15人は既に帰国しているが、手続きは進められる。

 売春業者は客1人につき21万〜25万ウォン(約1万5000〜1万8000円)を受け取り、うち10万ウォン(約7000円)を明洞山岳会が取っていた。今年初めまでに得たあっせん料は約25億ウォン(約1億8000万円)にのぼるという。

 明洞は日本人観光客も多く訪れるソウル中心部の繁華街。

売買春 : 石川の温泉郷で「ソープ派」と「脱ソープ派」で大論争発

日時: 2011-10-31  表示:2023回

NEWS ポストセブン 10月31日(月)16時5分配信

加賀温泉郷の片山津温泉(石川県加賀市)では目下、市民を二分する「ソープ論争」が熱く戦わされている。

発端は今年1月、老舗高級ソープランド『重役室』が売春防止法違反容疑で摘発されたこと。そして9月末には県の公安委員会から「営業廃止」命令が下った。近所の商店主が声を潜めて語る。

「今まで何十年もOKだったのに、今になって突然NGになった。店の前につくられる温泉公園の影響なんだろうなァ」

現在、片山津では総事業費12億円をかけた市営温泉施設の建設が進んでいる。来年の開湯130年に合わせた街の整備計画の目玉で、4月に開業予定の『新総湯』だ。問題のソープは、新総湯の道路を挟んだ正面に位置する繁盛店だった。

「新しい片山津の顔の前にソープはダメということでしょう。近くにも別のソープがあるので、次はここが標的になるのではと噂されています」(同前)

危機感を覚えた地元飲食店や風俗店の出入り業者などは、今年6月、「ソープの営業継続」を求める嘆願書を出した。

「温泉街という特殊な状況を考えてほしい。反対派の市長は元大学教授らしいが、温泉街のことを何も知らないだけだ。割を食う業者も多く死活問題。地元業者だけでなく、大手飲料メーカーの営業マンも“ソープの売り上げが市内で上位”と個人的に署名してくれた」(住民有志で作る『片山津温泉の繁栄を願う会』のメンバー)

しかし、これに脱ソープ派は猛反発。

「温泉街とソープが共存共栄してきたのは認めるが、温泉にはソープ、という主張はもはや時代遅れだ。観光客も団体より個人の時代で、これからは女性客を積極的に呼び込まなければならない」(商店を中心にした『片山津地区まちづくり推進協議会』メンバー)

売買春 : ネットカフェ:234店に是正指導 県警、全316店立

日時: 1428-07-22  表示:1982回

毎日新聞 10月22日(土)12時37分配信
 インターネットカフェや漫画喫茶の営業者に適正な営業を促して犯罪を防止しようと、県警保安課が初めて実施した県内の全316店に対する立ち入り調査の結果が21日、公表された。内部を見通すことが難しい個室ブースの設置や客席の照明が暗いことなどが風営法違反(無許可営業)に当たるとして、234店が口頭で是正指導を受けた。
 県警は7月1日〜8月12日に立ち入り調査し、個室ブースの仕切り板の高さを低くして外から見えるようにしたり、客席の照明を明るくすることなどを指導した。改善しないまま今後も営業を続ける場合は、県公安委員会の風俗営業許可を得る必要があるが、同法は深夜営業を認めていないため、現在のような24時間営業はできなくなる。県警は、10月末までに改善されない場合は再度の立ち入りをし、風営法に違反する営業を続けていた場合は行政処分などをする方針。指示に従わない店は営業停止や同法違反での摘発も検討するとしている。
 県警によると、全国で昨年1年間に、ネットカフェなどでの強制わいせつや児童買春などの性犯罪が21件発生。県内では1月下旬、名古屋市中区の漫画喫茶で20代の女性が使っていたブースに私立大学生の男(21)が押し入って乱暴する事件が起きた。【高木香奈】

売買春 : 売春防止法違反などの容疑で男女4人を逮捕 埼玉県警 (201

日時: 5747-07-22  表示:2009回

産経新聞 10月12日(水)19時15分配信
 風俗営業が禁止されている地域でいわゆるマンションヘルスを営んで売春を行ったとして、埼玉県警繁華街・歓楽街総合対策推進本部と川口署は12日、売春防止法違反と風営法違反の疑いで、自称東京都東久留米市前沢宿、風俗店経営、小****容疑者(45)と、住所不定、風俗店従業員、****容疑者(37)を逮捕した。また、風営法違反幇助(ほうじょ)の疑いで、ともに中国籍の風俗店従業員で戸田市喜沢、ジョウ・****容疑者(50)と同市下前、ユイ・****容疑者(40)を逮捕した。

 総合対策推進本部などの調べでは、小久保、***容疑者は中国人の男らと共謀し、マンションヘルスの営業が禁止されている川口市のJR西川口駅西口近くにある2カ所のマンション一室で、12日と昨年7月27日に、ジョウ、***容疑者に24歳と50歳の県内の男性会社員を相手に売春させた疑いが持たれている。

 総合対策推進本部などによると、昨年10月に「西川口駅前で売春をやっている」との情報を入手し、内偵捜査を進めていた。***容疑者らは客から50分につき1万5000円〜2万円の金を取っており、同本部では月平均で300万円を稼いでいたとみている。

売買春 : 摘発されたデリヘル王のセレブ生活と“偽装” (2011.08.13)

日時: 5706-07-22  表示:2022回

産経新聞
2011/08/13 23:00更新

【衝撃事件の核心】

 店舗のない派遣型風俗デリバリーヘルス(デリヘル)を全国で62店経営し、業界内で「デリヘル王」として知られていた韓国籍で都内に住むコンサルタント会社社長の男(47)が7月、デリヘルを偽装して禁止地域で個室風俗店を経営していたとして、警視庁保安課に風営法違反容疑で逮捕された。一流私立大学出身で、高級外車でカーレースに出場するなど“セレブ生活”を満喫していたデリヘル王。その華麗なる経歴と違法風俗の“錬金術”に、捜査関係者や風俗業界関係者への取材から迫った。(西尾美穂子)

 ■多彩な女性を紹介、同じビルのレンタルルームに案内

 東京都品川区東五反田、JR五反田駅近くの雑居ビル1階にある「デリヘル受付所」。ここには、連日、多くの男性客が訪れていた。

 「お客様、初めてのご来店ですか」

 「どの女の子がよろしいですか」

 受付所に入ったある男性客は、店員から写真のパネルを見せられ、こうもちかけられた。 

 熟女系、人妻系、お嬢様系、SM系、美人系…。パネルには、ワンピースや水着などを着たさまざまなタイプの女性たちが写っており、一人一人について年齢や血液型、3サイズなども示されている。

 男性客は十数分かけてパネルを吟味。「じゃあ、この人で」と写真を指さすと、続いて店員からサービスのコースを選ぶようにいわれた。基本料金は30分1980円〜90分1万5千円。500円〜3千円の追加料金を払うと、パンティーストッキングを持ち帰れるなど、複数の「オプション」も付けられるようになっている。

 男性客がコースを1つ選ぶと、サービス料とは別に、「部屋代」として2100円も求められた。

 2階のレンタルルームに案内され、言われるままに「部屋代」を支払うと、指名した女性が現れた。

 受付から階段を上がってすぐの部屋は、2〜3畳のベッドとテレビしかない。その小さな部屋で、女性のサービスは始まった…。

 ■ビル丸ごと管理 偽装デリヘルの実態

 社長が経営していたこの「デリヘル」。ホテルや自宅にいる男性から電話を受け、デリヘル嬢の派遣をするほかのデリヘルとは違い、客に受付場所に来させ、同じ建物の中で、性的サービスを受けさせていた。「デリヘル」といいながら、店舗型の風俗店と、ほとんど変わらないシステムだ。

 男性客にはサービス料とレンタルルームの部屋代を分けて支払わせているが、それも形式だけ。このビル内には、デリヘル6店と受付所2カ所、プレールーム(レンタルルーム)26室、風俗嬢待機部屋、すべて社長の管理下に置かれていた。

 こうした営業方式は、デリヘルを偽装しているだけで、店舗型風俗店と変わらない。保安課は、こう認定して、社長を逮捕したのだった。

 逮捕容疑は、7月6日午後3時ごろ、風俗営業が禁止されている品川区東五反田の雑居ビル内で個室マッサージ店を営み、男性客を相手に、女性従業員に性的マッサージをさせたなどとしている。

 店舗型の風俗店は住宅地や教育施設などがある風俗営業禁止地域では営業できないが、デリヘルを偽装すれば、どこでも営業できる。ほかに港区新橋でも、社長が関係するデリヘル4店が、似たような営業をしていたとして、店の担当者らが摘発されていた。「デリヘル王」と呼ばれた社長だが、経営店の中には、実質的にデリヘルではない店が複数あった。

 ■有名私立大卒から「デリヘル王」へ

 社長は、もともと名門大学を卒業した“エリート”金融マンだった。

 捜査関係者によると、20代で慶応大学経済学部を卒業し、信用金庫で働いていたが、平成2年に退職。家庭教師などの職を転々とし、11年、30代後半で、横浜市内でデリヘル経営を始めた。

 このデリヘルが成功。15年には、東京都内に進出するようになり、同時に、「コンサル面からも風俗の営業に携わりたい」と風俗営業のコンサルタント会社を立ち上げた。

 18年から20年にかけては、風俗店を総合的にプロデュースするために、次々と関連会社を設立。インターネットのホームページを制作するウェブ会社、風俗嬢や社員を教育し派遣する人材派遣会社、風俗店の宣伝をする広告宣伝会社、ホテルの清掃会社…。立ち上げた会社は30法人以上に上った。

 「風俗だってビジネス。先見性を持てば全国展開も夢ではない」。社長が関係する会社のホームページには、こんな言葉が掲げられていた。

 従業員には、他店の値段やサービスを調査させるなど、シビアなビジネスを展開。地方進出にも積極的で、富山県にも出店したほか、新潟県への進出も狙っていたという。

 ■豪華な私生活 大物芸能人とカーレース

 デリヘル王の私生活も、豪華そのものだった。

 保安課によると、社長が住んでいたのは、港区高輪の閑静な住宅地にある高級マンション。

 フェラーリなど高級外車7台を所有していた。昨年10月には、国内で開かれたクラシックカーレースに5千万円以上はすると思われる高級外車「メルセデスベンツ 300SL ロードスター」で参加。4日間で約1500キロを走破するこのレースで、大物芸能人や元F1レーサーなど多くの一流の参加者とドライビングテクニックを競った。

 違法風俗店でどれだけ利益を得ていたか、全体像はまだ明らかになっていない。しかし、同課によると、摘発された東五反田の「デリヘル」だけで、今年1〜7月に約2億7千万円を売り上げており、捜査関係者は「全体では相当な額になるはず」と推測する。

 ■風俗界のディズニーランド? 社会問題化する偽装

 成功の影で、平成20年ごろから偽装デリヘルという違法風俗店の営業も始められていた。同年9月、摘発された東五反田の店を開店、翌年には新橋にも次々と同じような店を開いた。

 「デリヘルはコストがかかる。実質的に店舗型にして、より高い利益を上げようとしていたのではないか」。ある捜査関係者はこう推測する。

 ホテルなどにデリヘル嬢を派遣する“本来の”デリヘルでは、デリヘル嬢を送り迎えする必要があるため、運賃や運転手の人件費がかかってしまう。男性客とデリヘル嬢との間でトラブルが起きた場合も、処理が難しい。

 店舗型のほうが経営コストは低くすむが、営業禁止地域が多いため、簡単に開店できない。結局、行き着いたのは偽装デリヘルだった。こうした偽装デリヘルは、いまほかでも問題になりつつある。

 禁止地域の規制を“無視”して住宅地区の近くに開くこともできるため、住民とトラブルになることも少なくないうえ、学校などの近くにできれば、子供たちにも悪影響を与えるからだ。

 「風俗界のディズニーランドに」。社長が関係する会社のホームページには、こんなスローガンが掲げられていた。風俗ビジネスで、独自の地位を築き、トップを目指す。そんな“夢”を抱いていたのかもしれないが、偽装デリヘルは、子供たちに夢を運ぶテーマパークとは、まったく異質であることはいうまでもない。

 保安課によると、社長は調べに対して容疑を認め、今月5日、風営法違反の罪で略式起訴された。

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