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論文資料集10
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非実在 : 都の性描写漫画規制、可決へ 民主が賛成の方針固める (201

日時: 2010-12-10  表示:2181回

asahi.com 2010年12月10日10時35分

 過激な性描写のある漫画などを18歳未満に販売できないように規制する、東京都の青少年健全育成条例改正案について、都議会最大会派の民主党は10日の総会で、賛成する方針を決める見通しになった。すでに自民、公明両会派は賛成を決めている。民主党を含めると過半数となり、改正案は開会中の都議会で可決される。

 民主党の反対で前回案は6月の都議会で否決となったが、今回の案は規制対象を強姦(ごうかん)などの違法な性行為や近親相姦としたことから、同党は「恣意(しい)的な運用で規制が拡大される恐れはない」と判断した。会派幹部は「我々の主張の多くが盛り込まれており、反対する理由はない」としている。

 一方、漫画家や出版社などは今回の案にも「条文はなお不明確」と反発。18歳以上の登場人物を描いた漫画も規制対象に入るため、「むしろ対象は広げられた」などと批判を強めている。

 前回案は規制の対象を「18歳未満の登場人物の性行為を性的対象として肯定的に描いたもの」などと規定。「条文があいまい」との批判を受けた。今回は年齢要件を外し、法に触れる性行為や近親相姦を「不当に賛美・誇張」して描いた漫画などと定めた。

 該当する作品は、自主的に成人向けコーナーなどで区分販売するよう努力義務が課される。そうした措置が講じられない場合は強制的に18歳未満への販売を禁じるとしている。

非実在 : ファッショ石原慎太郎都知事が画策する 東京都議会マン

日時: 2010-12-09  表示:2053回

週刊朝日 12月7日(火)15時13分配信

「国会の質問王」保坂展人前衆院議員が現場を歩く 第11弾

これが老醜というものなのか──。石原慎太郎東京都知事(78)が『太陽の季節』で鮮烈な文壇デビューを果たしたのは1955年のことだった。旧世代に挑発的なこの作品は若者たちを熱狂させた。しかし、半世紀を経た今、石原知事は漫画などの性的描写を「不健全」として取り締まる条例の制定に乗り出している。

 作家としてデビューしたばかりの頃、石原知事は雑誌の鼎談でこんなことを話していた。
「おとなにとって罪にも見えるし、不倫にもみえるんだろうけれども、ぼくなんかの年代はおとながおぞましいと思うようなものに対して気がとがめないということはやっぱり大きな差だと思うんです」(「小説公園」1956年6月号)

 当時の大人が眉をひそめるような挑戦的な言説で、一世を風靡した石原知事が11月30日から始まった定例会で提出したのが、都青少年健全育成条例改正案だった。その中身は、「刑罰法規に触れる、または婚姻を禁止されている近親者間における性交」を描く漫画等に自主規制を求め、「著しく社会規範に反する性交または性交類似行為」を「不当に賛美し、誇張するように描写した表現物」を「不健全図書」として指定できるというものだ。

 少々わかりづらいが、つまりは、漫画やアニメの登場人物であっても、東京都の淫行条例違反や社会規範に反する性交または性交類似行為をしている作品は規制の対象になるという。

 石原知事がこの条例案を提出するのは今回が初めてではない。今年2月の定例会に初めて提出した際は、里中満智子氏、竹宮恵子氏など著名な漫画家らが会見を開いて反対を表明したり、メディアも「表現の自由を脅かすおそれがある」と注目したりしたため、民主党などの反対多数で、6月の定例会で否決された。

 しかし、石原知事は否決直後の記者会見で、
「芸術家と言えるかどうか知らないが、(条例改正で)描き手が無言の制約を受け、圧力を感じて描きたいことも描けなくなるということなのだろう。その連中が、そんなことぐらいで描けなくなるなら、そんなものは作家じゃないよ、ほんとに言わせりゃ。ある意味で卑しい仕事をしているんだから、彼らは」
 と話すなど、この条例改正への執着を見せていた。

 そしてこの度、2度目の提出となった。さらに、前回と異なるのが、一部緩められた部分もあるが、前案では「18歳未満に見える人物」の性行為のみを規制対象としていたものを、新案では、大人も対象とするなど、規制の幅を広げたこと。そして、前回は反対多数で否決に追い込んだ民主党が条例案成立に前向きな姿勢を見せていることだ。

 ある都議会民主党幹部は言う。

「前回、民主党が反対した、児童ポルノの単純所持を規制の対象から外すなど、修正が加えられた内容で、その点は評価できる」

 別の都議もこう話す。

「会派としては正式な方針決定はしていないが、ほとんど民主党の要求が通ってしまったから反対する理由が難しい。おそらく今回は賛成でいくのではないか」

 その背景にあるのが、この条例案をまとめた都青少年・治安対策本部の周到な根回しだ。都は6月の否決後、地域の警察署などを会場として、72回もの地域住民への説明会を行ってきた。

 ある都議によれば、職員が過激な性行為が描かれている漫画を持ち、
「こんな漫画が子どもたちの手に届くところにあるのは民主党が反対したからだ」
 と否決された条例案の必要性を説明して回ったのだという。説明会後に、地域の支持者から「なんであの条例案に反対したんだ」と責められた民主党都議もいるという。

 しかし、都議会の議決結果について、都の職員がこきおろすのは、明らかに行政権の逸脱で越権行為だ。

 当初からこの問題に取り組んできた民主党の松下玲子都議(40)は言う。

「新案は、魚が泳いでいる池に爆弾を落とすようなものです。池には駆除したい魚だけでなく、良い魚もたくさん泳いでいるにもかかわらず一網打尽にすることになる。つまり、行政が規制をすることで、表現活動全体が萎縮してしまうおそれがある。ましてや、東京は大手出版社を多く抱える発信地。その影響は全国的に波及する」

 さらに、
「この条例案には、なぜこれが必要なのかという『立法事実』もない。私が委員会で質問したところ、過激な性表現の漫画について都に寄せられた苦情は月平均でたったの2・5件だというのです。被害実態もないのに、なぜこのような条例案を出してくるのかまったくわかりません」(松下都議)

『風と木の詩』で知られる漫画家の竹宮恵子氏(60)も、条例案を見て、13歳から16歳までの主人公が純愛だけでなく、性的な堕落も、虐待も登場する自らの作品が丸ごとあてはまると感じた。

「都は漫画が『青少年の健全な育成を阻害する』と言っていますが、過激な性行為が描かれた漫画が犯罪を助長しているという証拠はありません。さらに、条例案の文面を読むと、いくらでも恣意的に規制の範囲を広げることができる」

 新案は、漫画・アニメなどで、「刑罰法規に触れる性交もしくは性交類似行為、または近親者間の性交もしくは性交類似行為を不当に賛美し、または誇張するように表現すること」を規制の対象としている。

「東京都青少年健全育成条例改正を考える会」共同代表の山口貴士弁護士は言う。

「『不当に賛美、誇張する』ということがどういうことなのか、あいまいです。さらに、『刑罰法規に触れる』というのも、どの時点での法規なのか不明です」

 たしかに「刑罰法規」は時代や国によって大きく異なる。

「例えば、江戸時代は売春は合法でした。江戸時代を舞台にした漫画でも、現在の法規に従うのでしょうか」(山口弁護士)

『マンガはなぜ規制されるのか』(平凡社新書)の著書があるジャーナリストの長岡義幸氏(47)もこう問題点を指摘する。

「現行の条例では『何を描いてもいいけど、子どもには売らせませんよ』という規制でした。ところが、今回は『こういうものは描いてはいけません』という枠組みで描く側、出版する側を問題にしようとしています」

 さらに、この条例案の陣頭指揮をとる、都青少年・治安対策本部についても、
「出版物の規制を、警察庁の出向者が加わった部署が担うのはおかしい。かつて、青少年条例は生活文化局の所管でした。少なくとも、治安組織から条例の所管を外し、別の部局に配置換えすべきです」(長岡氏)

 ちなみに、現在、都青少年・治安対策本部長を務める倉田潤氏は、06年に公職選挙法違反の架空調書をデッチあげた志布志事件(03年)が発覚した際に、鹿児島県警本部長を務め「自白の強要はなかった」と県議会で答弁していた人物だ。

 戦前、治安維持法下による言論規制は、漫画本などの「エログロ・ナンセンス」の取り締まりから始まった。

 新条例は、12月13日の都議会総務委員会、15日の本会議で可決・成立が狙われている。もちろん、民主党の賛成が前提だが、出版・映像の是非を「お上」が判断する条例がつくり出す影響ははかり知れない。

非実在 : 都青少年健全育成条例改正案:PTA団体など、都に成立

日時: 2010-12-04  表示:2350回

毎日新聞 12月4日(土)10時37分配信
 ◇反対派も会見
 都内のPTA団体などが3日、都青少年健全育成条例改正案の成立を求める要望書を都に提出した。石原慎太郎知事は「子供だけじゃなくて、テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている。使命感を持ってやります」と応じた。
 要望したのは、都小学校PTA協議会(都小P、加盟248校)▽都私立中学校高等学校父母の会中央連合会(同246校)など5団体。都小Pの新谷珠恵会長が「児童を性的対象にすることが野放し状態。子供を健やかに育てるため、社会の力を借りないと環境整備できない」と説明した。
 一方、学者や評論家らは改正案への反対を訴えて都庁で記者会見した。藤本由香里明治大准教授は「時代物やSF漫画のキャラクターにも現代日本の刑罰を適用するのか。現実とフィクションを区別しない危険な発想だ」と強調した。児童文学者の山中恒さんは「日本の官僚は拡大解釈にたけている」と危惧した。【真野森作】

非実在 : <都青少年条例改正案>著名漫画家ら反対表明 (2010.11.29)

日時: 2010-11-29  表示:2292回

毎日新聞 11月29日(月)21時39分配信

 過激な性的表現を含む漫画などの18歳未満への販売を規制する東京都青少年健全育成条例の改正案に対し、ちばてつやさんら著名漫画家が29日、都庁で記者会見し「表現の自由を侵害する恐れが高い」との反対声明を出した。改正案は30日開会の都議会12月定例会に都が提案する予定で、可決される公算が大きい。

 改正案は6月定例会で否決された案を修正したもの。前回案では18歳未満として描かれた登場人物の性的行為を過度に描いた漫画やアニメを規制対象としていた。今回の案では年齢は問わず、刑罰法規に触れる性的行為を過度に描いた作品を不健全図書指定など規制の対象とした。

 ちばさんらが三つの漫画家団体を代表して出した反対声明は、改正案について「年齢規定がなくなったため前回案より規制範囲が拡大し要件もあいまい」と批判した。さらに「18歳未満とのみだらな性交を禁じた都条例なども刑罰法規に含まれるため、実際には前回案以上に登場人物の年齢が恣意(しい)的に判断される懸念がある」と指摘。改正案の販売規制は、対象の漫画を成人コーナーに陳列する内容だが「不健全図書に指定されるとコンビニエンスストアでの販売が事実上困難になる」と訴えた。

 人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の作者の秋本治さんは「自由度があるのが漫画の世界。子どもたちは良いことも悪いことも学ぶ。いいのか、どうなのかとなると萎縮してしまう」と話した。同席した日本雑誌協会の担当者は「出版物の自主規制はこの5年ほどで進んでおり、これ以上何をすればいいのかという段階だ」と強調した。【真野森作】

非実在 : 都の性描写規制条例案に再び反対 ちばてつやさんら (2010.1

日時: 2010-11-29  表示:2301回

2010/11/29 18:56 【共同通信】

 過激な性行為を描いた漫画やアニメの販売などを規制する東京都青少年健全育成条例の改正案について、ちばてつやさんら漫画家4人と出版業界の幹部が29日、都庁で記者会見して「規制の範囲が広がり、表現の自由を侵害する」と反対を表明した。

 改正案は6月議会で否決されたため、都は一部の文言を削除、条文を修正して今月30日に再提出。ちばさんは「若い作者が萎縮しているのを身近に感じる。改正案を出してくる都の趣旨が分からない」と発言した。

 「釣りバカ日誌」原作者のやまさき十三さんは「私たち漫画家との話し合いがないまま、条例案が出るのが理解できない。フィクションを現行法で罰しようとするのは無理だ」と主張。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の秋本治さんは「(規制対象が広がれば、主人公の)両さんが普通の生活しか送れなくなる」と訴えた。

非実在 : 都の青少年健全育成条例改正案、条文が明らかに、ネット

日時: 2010-11-25  表示:2399回

Impress Watch 11月22日(月)20時0分配信

 30日に本会議がスタートする第4回定例東京都議会に、都が提出する予定の「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例(案)」の内容が22日、明らかになった。

 携帯フィルタリングサービスの解除手続きを厳格化することなど、インターネット関連の新たな規制などを盛り込んだ改正案は当初、2〜3月の第1回定例都議会に提出(以下、「1定改正案」)されたが、継続審議となり、6月の第2回定例都議会で否決された。漫画やアニメなどに描かれた「非実在青少年」に関する規制を盛り込んだことが波紋を呼んだのが影響した。また、インターネット関連の規制についても定義があいまいとの指摘も上がっていた。今回提出予定の改正案(以下、「4定改正案」)では、これらに関する条項で文言の修正や削除・追加が行われている。

 都の説明によると、「インターネット利用に係る事業者の責務」を規定した「第十八条の七」について、1定改正案では、「青少年の『自己若しくは他人の尊厳を傷つけ、違法若しくは有害な行為を行い、又は犯罪若しくは被害を誘発する』情報の閲覧を最小限に止めるよう努める事業者の責務」を定めていた。

 これに対して4定改正案では、「フィルタリング開発・提供事業者は、インターネット利用による青少年の犯罪被害等が生じている実態を踏まえ、フィルタリングの性能及び利便性の向上に努める」という内容に修正したという。

 この部分は、インターネット業界団体などで問題視されていた部分。「第十八条の七」の条文案の具体的な修正個所は以下の通り。

 また、「インターネット利用に係る保護者等の責務」を定めた「第十八条の八」について、1定改正案では、「都は、青少年がインターネットを利用して『自己若しくは他人の尊厳を傷付つけ、違法若しくは有害な行為をし、又は犯罪若しくは被害を誘発』したと認めるときは、保護者に対し、再発の防止に必要な指導・助言、説明・資料提出要求、必要な調査をすることができる」としていたが、4定改正案では「都は、青少年がインターネットを利用して違法な行為又は自己若しくは他人に有害な行為をした場合におけるその保護者に対し、再発防止に資する情報の提供やその他の支援を行う」といった内容に修正。「説明・資料提出要求」「調査」の規定は削除した。

 このほか、青少年の健全な育成に配慮した携帯電話端末を都知事が推奨できるとした「第五条の二」については、4定改正案では、携帯電話端末に加え、携帯端末において利用可能な機能も含めて推奨可能としている。

 一方、保護者が携帯フィルタリングを解除する際に、その理由を記載した書面を携帯事業者に提出させることを規定した「第十八条の七の二」については、修正はない。

 青少年健全育成条例の改正によって携帯フィルタリングサービスの解除手続きを厳格化し、利用の徹底を図る動きは、すでに先行している自治体もある。また、首都圏でも埼玉県と神奈川県で改正がすでに行われ、埼玉県では10月1日から施行済み。神奈川県でも2011年4月1日から施行される予定。

【追記 21:00】

 なお、青少年に販売したり閲覧させないよう事業者に努力義務を求める図書類として、1定改正案において「非実在青少年」の規制を盛り込んだ「第七条第二号」については、4定改正案において、以下のように修正されている。

 「第七条第二号」に該当する性交等のうち、都知事が不健全図書に指定できるとする図書類の基準を規定した「第八条第一項第二号」は、以下のように修正した。

 出版社に対して“成人向け”表示の自主規制を求める図書類の基準を示した「第九条の二第一項第二号」も、これと同基準になるよう修正している。

 なお、都では、改正条例を2011年7月1日から施行する考えだが、4定改正案の「附則」には以下の項目を新たに追加している。

 このほか、児童ポルノへの規制についても、1定改正案で「児童ポルノの根絶及び青少年性的視覚描写物のまん延抑止に向けた気運の醸成及び環境の整備」を掲げた「第三章の三」に大きな修正が加えられている。「まん延の抑止」に向けた規定を削除したとしており、「何人も、児童ポルノをみだりに所持しない責務を有する。」とした都民の責務など、条項を大幅に削除している。

【INTERNET Watch,永沢 茂】

非実在 : 「非実在青少年」を削除、再提出へ 都条例改正案 (2010.11.2

日時: 2010-11-25  表示:2320回

ITmedia News 11月22日(月)20時28分配信
 東京都の青少年育成条例改正案問題で、都は改正案を修正した上で、11月30日開会予定の都議会に再提出する。当初案で18歳未満のキャラクターについて「非実在青少年」などとした部分は削除した上で、刑法に触れる性行為や近親間の性行為などを「不当に賛美しまたは誇張」した表現を条例の対象とし、内容によって「不健全図書」に指定して18歳未満への販売を規制することができるとしている。

 修正案の全文は、山口貴士弁護士がWebサイトで公開している。谷分章優さんも公開しているほか、@beniuoさんは修正案の変更部分を分かる形で公開している。

●石原都知事、再提出に意欲

 都が今年2月に都議会に提出した条例改正案では、漫画やアニメなどの登場人物のうち「18歳未満として表現されていると認識されるもの」を「非実在青少年」と定義。非実在青少年による性交などを「みだりに性的対象として肯定的に描写」し、かつ「強姦等著しく社会規範に反する行為を肯定的に描写したもの」を不健全図書に指定し、18歳未満への販売を規制できるようにした。

 これに対し、「あいまいな内容で拡大解釈され、事実上の表現規制につながる」と反対する声が高まり、6月議会で継続審議になったが、反対する民主党などと、賛成する自民党、公明党が対立し、否決された。だが石原慎太郎都知事は条例案を修正した上での再提出に意欲を見せていた。

●「不当に賛美しまたは誇張」

 修正案では、批判が相次いだ「非実在青少年」という文言を削除。その上で、条例の対象を定義する第7条に追加するものを以下のように定義した。

『漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く)で、刑罰法規に触れる性交もしくは性交類似行為または婚姻を禁止されている近親者間における性交もしくは性交類似行為を、不当に賛美しまたは誇張するように、描写しまたは表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの』

 当初案は、キャラクターながら18歳未満という年齢を定義の1つとしていたが、修正案は刑法に触れる性行為や近親相姦などを「不当に賛美しまたは誇張」した表現を対象にしており、キャラクターの年齢は関係がなくなっている。

 また、当初案では児童ポルノについて、都民は「何人もみだりに所持しない責務を有する」と定め、単純所持規制に踏み込んだ文言が盛り込まれていた。修正案ではこれを削除し、都民に対し「児童ポルノを根絶することについて理解を深め、その実現に向けた自主的な取り組みに努めるものとする」とした。当初案の「青少年性的視覚描写物のまん延防止」といった文言や、「まん延」の防止に向けた事業者と都民の活動を都が支援するよう努めるとした部分なども削除した。

 一方、「13歳未満の者であって衣服の全部もしくは一部を着けない状態または水着もしくは下着のみを着けた状態」の写真などについて、「青少年が性欲の対象として扱われることが青少年の心身に有害な影響を及ぼすことに留意し」、13歳未満がこうした写真や映像の対象にならないよう保護者と事業者に求め、都知事はこのうち「著しく扇情的なもの」に対しては保護者と事業者に必要な指導ができるとしている。

 修正案に対し、山口弁護士は、「不当に賛美しまたは誇張」の部分があいまいで不明確だと指摘。またTwitter上では、「キャラの年齢ではなく描かれた性行為で判断されるため、より広範な表現規制につながるのでは」といった批判が多い。【ITmedia】

非実在 : 漫画児童ポルノ条例案再提出へ 「懸念払拭」と民主評価 (

日時: 2010-11-25  表示:2292回

産経新聞 11月23日(火)7時56分配信
 ■都議会 大幅修正…形骸化懸念も

 18歳未満と想定されるキャラクター「非実在青少年」の定義などで議論を呼んだ都青少年健全育成条例の改正案が明らかになった。22日に都が発表した改正案は、反発のあった内容が大幅に修正され、民主幹部も「対象が明確化されて懸念も払拭(ふっしょく)された」と一定の評価をした。ただ、規制対象が子供がかかわる性行為から違法性に移り、「当初の目的が分かりにくくなった」(都議)と形骸(けいがい)化を懸念する声も出た。

 改正案では、出版業界から行政による恣意(しい)的な運用を懸念して、「表現があいまい」と批判があった「非実在青少年」の文言を削除。規制対象は、非実在青少年がかかわる性行為から、刑法や民法に違反する性行為を「不当に賛美し誇張するように描写された漫画等」に修正された。

 修正理由について都は、「登場人物は大人でも社会的に許容されない。対象も明確にした」と説明。さらに、「子供がかかわる性行為が規制対象からはずれたわけでなく、刑法などに反するという意味の中で対象に含まれている」とした上で、児童ポルノ根絶に向けた環境整備を強化する条例項目を強調した。

 前回案で都民の責務として規定した「蔓延(まんえん)の防止」の文言は削除。都は「大人も読めなくなるという懸念を解消した」と説明したほか、インターネットに関する保護者の責務では「行政の過剰な介入との批判があった」として、再発防止のための資料提出要求ができる文言をなくすなど、反発への配慮が目立った。

 民主幹部は「規制対象が拡大解釈される可能性があった前回案から非常にすっきりしたものになった。細かい部分はこれから検討して判断したい」と評価。自民幹部も「反社会的な性描写の子供への影響を制限するための条例。区分陳列(ゾーニング)が実現できるなら、文言の修正は了承できる」とした。

 ただ、ある都議は「前回案は対象がはっきりしない問題はあったが、子供がかかわる性行為の描写に厳しく対処するというメッセージ性があった。反発を受けて折衷案に苦心した結果といえる」と理解を示した。

非実在 : 都の漫画規制条例、修正案を再提出へ (2010.11.16)

日時: 2010-11-17  表示:2282回
読売新聞 11月16日(火)3時3分配信
 子どものキャラクターによる露骨な性行為を描写した漫画やアニメの販売・レンタルを規制する東京都青少年健全育成条例の改正案について、東京都は15日、文言を修正の上、今月末開会予定の都議会に再提出する方針を固めた。
 これまで反対していた民主党も修正内容に同意するとみられ、条例改正の公算が大きくなった。
 今年3月に提出され、6月に否決された改正案は、漫画などの登場人物で「18歳未満として表現されていると認識される」ものを「非実在青少年」と定義。それに対する強姦(ごうかん)など反社会的な性描写の作品を「不健全図書」に指定し、子どもへの販売や閲覧を制限する内容だった。

 再提出案では、定義があいまいで過度な規制につながる恐れがあると指摘された「非実在青少年」との文言を削除、「18歳未満」とした、規制対象のキャラクターについても具体的な言及を避けた。 最終更新:11月16日(火)3時3分

非実在 : <都条例改正案>9月議会提出見送りか (2010.09.08)

日時: 2010-09-08  表示:2880回

東京都が検討している青少年健全育成条例の改正案が、21日開会の都議会9月定例会に提出されず、先送りされる公算が大きいことが分かった。6月定例会で反対に回った都議会最大会派の民主の理解が得られず、7日に各会派に説明した提出予定案件に盛り込むことができなかった。都側は「引き続き提案への努力を続ける」としている。

 改正案は、18歳未満の性的行為を過度に描いた漫画の子供への販売を規制する内容。

2010年09月08日 毎日新聞

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