ポルノ・買春問題研究会
論文資料集10
2010年度の論文資料集10号。詳細はこちらより
 
メニュー
 
Google検索
 
最新 << 1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   >>  最初

国際 : 7歳少女をレイプ殺害、ゴミ捨て場に捨てる。抗議デモが激

日時: 2018-01-15  表示:258回

HUFFPOST 2018年01月15日 05時57分 JST | 更新 6時間前

パキスタン東部パンジャブ州のカスールで7歳の少女がレイプされた上に殺害され、自宅近くのゴミ捨て場に遺棄された。地元では住民の抗議デモが発生し、警察と衝突して2人が死亡するなど、波紋が広がっている。

7歳の少女は1月5日、自宅を出たあと行方不明になった。少女の両親は当時サウジアラビアへ巡礼の旅に出かけており、少女は叔母と一緒に暮らしていた。

少女の足取りについては情報が錯綜しているが、少女は少人数の授業を受けに出かけたか、あるいは近所のコーランの朗読会に向かっていたとみられ、そのまま戻ってくることはなかった。

4日後の1月9日、少女は遺体で、近所の庭のごみ捨て場付近に遺棄されているのが発見された。検視の結果、少女は絞殺される前に複数回レイプされたとみられる。また、少女は発見される数日前に死亡していた。

少女の父親、アメーン・アンサリさんは当初、娘の遺体を埋葬するのを拒んでいた。父親は取材陣に、「法の裁きが下るまで、彼女を埋葬する気はありません」と語った。

「これからは子どもたちを家に残して出かけるのが怖くなりました。人の往来の激しい繁華街で、娘はどのように誘拐されたのでしょうか?」

その後少女の遺体は翌日に埋葬され、多くの人たちが葬儀に参列した。

その頃、パキスタンのテレビ各局は、少女が身元不明の男に連れ去られる様子をとらえた監視カメラの映像を放送した。

同じ地区で、1年間に12件のレイプ殺人が発生

地元では、レイプと殺人に抗議する声が高まっている。パキスタンの新聞「エクスプレス・トリビューン」によると、カスールではこの1年間に、幼い少女がレイプされ、殺害される同様の事件が12件発生しているからだという。

カスールでは長年、子供へのレイプや性犯罪が蔓延している。この地域で子供たちが危険にさらされ、地元住民が抗議し、メディアが多く報道しているにも関わらず、警察や地元当局は子供の安全を守る十分な対策を取っていない。

殺害された7歳少女の父親は報道陣に対して、「娘が行方不明になってすぐに届け出たのに、十分な捜査をしてもらえなかった」と警察の対応を批判した。

「私の親族や近隣の住民は、『警察は現場にやってきて、食事し、立ち去った』と言っていました。彼らが何もせずにいた間、私の友人や家族は、昼夜私の娘を探してくれていました。」と、アサリさんは地元のメディアに話した。

ワシントン・ポストによると、パンジャブ州フセインカーンワラでは2015年に、25人の男による犯行グループが少なくとも280人の児童を誘拐し性的虐待した事件が起きた。犯行グループは、虐待する様子を撮影し、数年にわたって子供の家族を脅迫していた。その動画や画像は数百本に及び、ネットで販売されている。

エクスプレス・トリビューンによると、カスールだけでも2017年に、子どもへの性的虐待が129件あった。子どもの権利擁護活動家によると、「誘拐が34件、強姦が23件、ソドミー(肛門性交)が19件、強姦未遂が17件、強姦誘拐が6件、集団強姦誘拐が4件」だという。

パキスタン人権委員会の調査チームはカスールで被害者に面会した。その村でも2015年以降、児童ポルノの不正売買が摘発されている。地元住民たちは児童ポルノ動画について知っていたが、黙認していたとみられる。

報告によると、「村人たちは、恥ずべき写真のため、また被害者と加害者の人々の多くが密接な関係を持っていたため、児童ポルノ問題に関して黙認を続けていた」という。

今回の事件が抗議デモにまで発展した背景には、捜査に消極的な警察の腐敗がある。被害者の両親らは勇気を振り絞って告発したが、警察は告発を受理しなかっただけでなく、加害者と共に被害者に嫌がらせをしていたという。また2015年の7月初旬から被害届が数多く出ていたのに、警察は、多くの被害者に対して十分な捜査をしていなかった。

捜査が進展しない間も、警察は加害者と共謀し、被害者家族やその支援者への脅迫や嫌がらせを繰り返した。8月には被害者家族や地元住民が抗議デモを起こした。抗議デモは激化し、地元住民たちは警察と衝突するようになった。この衝突後に、カスールでの子供たちへの性的虐待がメディアに取り上げられるようになった。

高まる抗議活動

SNS上では、被害者への正義を求めるハッシュタグが数多くシェアされる一方で、カスールの事件に対する抗議活動が高まり、人々の関心を集めた。

怒った地元住民が警察署に押し寄せ、副署長に襲いかかろうとしたところを警官が発砲し、抗議活動に参加していた2人が犠牲となった。パキスタンの新聞「ドーン」によると、警察官4人を含む6人の治安当局者が、市民に発砲した容疑で逮捕された。

ハフポストインド版は、殺害された7歳少女の両親が彼女の写真を公開することに合意していたかどうかについて確認できなかった。しかし少女の写真は、すでにあらゆるニュースメディアやSNSに掲載されている。しかし、「ドーン」紙のサイーフ・ウラー・チーマ記者はハフポストインド版に対し、「PEMRA(パキスタン電子メディア委員会)の命令により、報道機関はぼかしを入れずに被害者の写真を公開することは許されていない」と述べた。クリケットプレーヤーから政治家に転身した、パキスタン正義運動(PTI)のイムラン・カーン党首は、被害者少女の写真を投稿して暴行を非難し、1万2000回以上もリツイートされた。

しかし、専門家によると、被害者への正義が実現する道のりは長く、一筋縄ではいかないという。また抗議活動はごく一時的なものになる懸念もある。全パキスタン・フェミニスト協会の創設者シュマイラ・フセイン・シャハニ氏によると、抗議活動は被害者の写真がSNS上で拡散し始めたころから過熱したという。おそらく、被害者の姿を目の当たりにしたことで、ただ事件の内容が報じられただけよりも世論の怒りに火がついたのだろう。以前から同様の事件が繰り返されていたのに、パキスタン国内外から今回のような大規模な抗議活動は起きなかったのはそうした理由からだ。

シャハニ氏はハフポストインド版に、次のように語った。

「カスールでは2015年以降700件以上に及ぶ児童性的虐待が報告されている。これには2015年のフセインカーンワラの事件も含まれています。2017年には11人の児童が同様に誘拐され、レイプされ、殺されていますが、今回のように抗議の声が上がる機運は高まりませんでした。7歳少女の殺害が報じられた数時間後に、ファイサラーバードでは15歳少年がレイプされ、殺害された報道されましたが、気に留める人はいたでしょうか? 7歳少女の事件が起きてから、2つの事件が報告されています。1つはシンド州スックルで、レイプ犯が無抵抗の少女に火を付けました。もう1つは、16歳の児童がレイプされ殺害されました」

シャハニ氏はさらに、政治家は口をそろえて正義の実現を約束しているが、彼らの怒りは偽善的だと批判した。

「抗議活動では、パンジャブ州に性教育を学校のカリキュラムに取り入れ、性教育や性的虐待について対話する時間を作るよう求めています。パキスタンで放送されたテレビドラマ『Udaari』では、ペドフィリア(児童性愛)の問題に触れたことから、PEMRAはわいせつな内容を放送したとしてテレビ局に警告しています。国からすれば、この問題を取り上げることは、すなわち『わいせつ』にあたるのです。しかし、児童性的虐待の問題について触れないで、どうやって認知を広げることが出来るのでしょう。性教育をせずに、他にどんな方法で子供たちを救えるのでしょう?」

国際 : ネットで児童27人に性的行為強要、レイプ認定で禁錮10年 ス

日時: 5700-09-24  表示:356回

AFPBB 2017年12月1日 15:50 発信地:ストックホルム/スウェーデン

【12月1日 AFP】スウェーデン東部ウプサラ(Uppsala)の地裁は、インターネットを通じて児童ら27人に性的な行為を強要し、強姦(レイプ)および性的暴行の罪に問われた被告の男(41)に対し先月30日、禁錮10年の刑を言い渡した。

 地裁は被告がカナダ、米国、スコットランド在住の児童らにオンライン上でレイプ、または性的暴行を働いたと認定。被害者の大半が15歳未満だった。

 判決によると、被告は自分のために児童や、一部ではその家族にも性的行為を強要し、それを撮影、もしくはライブ配信させていた。裁判所は「被告自らが被害者に性的な行為を働いたも同然」との判断を示した。また「いくつかの事件では、被告の行為が極めて重大で、レイプ、もしくは児童レイプとみなすべき」だと認定した。

 児童レイプで有罪となった4件の中には、被告が被害者の子どもに、犬や年下の子どもに対する性的行為を強要したものもあった。裁判所は「年下の子どもがレイプされた事件では、被告が年上の子どもを追い込み、指示したことが原因だ」とし、「男は加害者として有罪を言い渡された」と述べた。

 ある人物に対し、他の人物への性行為を強要し、レイプとして有罪となった例はスウェーデンで初。今後、同国でレイプの定義を拡大し得る判決となった。(c)AFP

製作被害 : アダルトビデオ出演強要問題…少女はなぜサインするのか

日時: 2017-12-08  表示:365回

関西テレビ 2017/12/8(金) 10:54配信

【アダルトビデオの出演を強要された女性】
「自分ができないと思ったこともやらされたし、痛いって言って泣き叫んでた。心も体もズタズタな状態で帰ったという記憶があって」

いま、社会問題となっているアダルトビデオへの出演強要。背景には少女たちを狙うスカウトマンの存在があります。

【記者リポート】
「あ、男がいきました。男がずっと女性につきまとっています」

大阪の夜の繁華街でも、その姿が…

【アダルトビデオの元スカウトマン】
「もうお金としかみてないです。2人きりになれれば何とでも言えるので」

<少女たちの身に迫る危険とは一体?>

かおりさん(仮名)のきっかけは5年前。大学4年の時、駅前である男に声をかけられたことでした。

【出演強要の被害にあったかおりさん】
「芸能関係で活動されています?って言われて。有名アーティストの名前出してこういう子もプロデュースして、デビューさせたんだよって。この人なら信用できるかなって雰囲気はありました」

音楽業界への憧れがあったかおりさん。就職も決まっていましたが、音楽デビューを約束するという男の言葉を信じ、芸能プロダクションへの所属を決意しました。

しかし、最初の仕事はサイパンでのグラビア撮影。さらに、ヌードまで要求されたのです。そして、撮影の最終日、プロダクションの社長から唐突に話を切り出されました。

【アダルトビデオ出演強要の被害にあったかおりさん】
「AVは芸能界でいうここで、グラビアアイドルは芸能界で言うここだよって。一回世にさらしちゃったんだから、どんどん脱いでいかないとみたいなことを言われて。そういう方向に行きたいわけじゃないんでって言っても、ずっと説得してくるんですよ」

プロダクション側の勝手な言い分で、かおりさんにアダルトビデオの出演を要求。その後半年間、説得は続き、状況はさらにエスカレートしていきます。

【出演強要の被害にあったかおりさん】
「椅子で囲まれて、一回ヌードになっちゃってるから、もうそこ(アダルトビデオ)にしか道はないよみたいな感じで。やめたいですと言ってもすごく威嚇してくる雰囲気を出してくる。とにかく帰してくれない。逃げられないんですよ」

かおりさんは精神的に追い詰められ、契約書にサインし、出演せざるを得なくなりました。なぜ、このような状況に陥ってしまったのでしょうか?

<元スカウトマンが語る実態とは?>

取材班は、およそ2年間アダルトビデオのスカウトをしていたという男性に接触しました。

【アダルトビデオ元スカウトマン】
「モデルさんとかタレントしませんかとかそういう入口を広めにとって入っていく感じが多い。簡単に芸能人になれそうな世の中なんで、スカウトマン的にも声をかけやすい」

少女たちの心を巧みにくすぐるスカウトマン。彼らを動かすのはプロダクションからの高額な紹介料です。

【アダルトビデオ元スカウトマン】
「紹介すれば多い時で1人30万円。嘘ついてでもプロダクションに連れていったりしますね。そういう現場に来てしまえば後戻りできない」

度重なるプロダクションからの圧力に対して、逃げ道がなくなったかおりさん。当時の心境を綴った日記には…

―かおりさんの当時の日記―
「私が勝手に飛び込んでいく判断が親戚にまで悪影響を及ぼすことになる。私はどうなってもいいけど迷惑はかけたくありません」

【出演強要の被害にあったかおりさん】
「自分ができないと思ったこともやらされたし、痛いって言って泣き叫んでた。はい、またやり直しね あなたが泣いてわめくから全然帰れない、これ終らないと帰れないよって。できないはだめっていうことだった」

しばらくはトラウマで家からも出ることができなかったというかおりさん。結局、プロダクションの社長が金を持ち逃げし、音楽の夢も叶うことはありませんでした。

少女の人生を大きく変えてしまう、アダルトビデオ出演強要問題。ことし10月、執行猶予付きの有罪判決を言い渡された男は、インターネットサイトで「給料3時間5万円、モデル募集」と呼びかけ、女子高生など200人以上に出演を強要したとされます。

関係者によると、いまアダルトビデオ業界は、出演料が安くすむ普通の少女を狙っているといいます。

【スカウトされたことがある22歳の女性】
「前働いていたスーパーの店に名指しで電話かかってきて、うちの部下があなたのことを見て、ちょっと気になったみたいと電話してきて」
(Q.なんの勧誘?)
「アダルト(ビデオ)」

【16歳の娘をもつ母親】
「昔小さい時(娘が)スカウトされたことがあって、娘が一人で出歩くときは報告してもらいたいなって思う時はある」

様々な形でスカウトされる少女たち。なぜ出演を拒否できないのでしょうか?

<背景に“契約書”の存在>

これは関西テレビが手に入れたあるプロダクションの契約書です。
「自分の意思でヌード撮影を決意し、専属タレントとして出演業務を行う」
あくまで強要ではないとした上で…
「出演業務を拒んだ場合は、それによって生じた一切の損害について賠償しなければならない」

少女たちにとって一方的に不利な契約。出演を拒否した場合、契約書をたてに、数千万もの違約金を求める業者もあるといいます。

ではなぜ、サインしてしまうのでしょうか?

【アダルトビデオ元スカウトマン】
「その場で契約書を隅から隅まで読める女の子はほとんどいない。異様な雰囲気の中でサインすると冷静ではない。判断は難しい」

また、その時の少女たちの心理状況を、支援団体の事務局長はこう分析しています。

【被害者相談団体 SEAN 遠矢家永子さん】
「相談を受けて驚いたのが気配りができる子が被害にあっている。怪しいと思っても、加害者に迷惑をかけてはいけないと思う。親に言えば、ばれたら心配されるかもしれない。身に起こっていることが人権侵害である、犯罪であるという認識の上にたてない子が非常に多い、それを(加害者が)巧みに利用してます」

5年前、被害に遭ったかおりさん。これ以上、新たな被害を生まないようにと、チャリティイベントなどで自分の経験を語ったり、YouTube?で「くるみんアロマ」の名前でメッセージを発信したりするなど、活動しています。

【出演強要の被害にあったかおりさん】
「被害がここまで広がっていると知って他人事じゃないと思った。それで傷つく女の子たくさんいると思う。実際(加害者の)社長に直接言われたことがある。バカな子は自殺しちゃうんだよって。ひどい、人の命を何だと思っているんだろう。だから、自分が言わなきゃって」

増え続けるアダルトビデオへの出演強要問題。狙われているのは、どこにでもいる普通の子です。

児童ポルノ : 裸の映像「ネットに流す」 女子高生に関係強要の疑い (20

日時: 3283-09-24  表示:470回

朝日 2017年11月30日12時06分

 SNSで知り合った女子高校生6人にわいせつな行為をしたうえで、裸の映像を撮って関係を続けるよう脅したとして、千葉県警は住所不定、無職の****容疑者(32)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春など)と強要未遂などの疑いで逮捕、送検し30日に発表した。県警は被害者が今回の6人を含め、30都道府県の計56人に及ぶとみている。

 容疑は2014年5月〜今年3月、東京都、岩手県、富山県、愛知県のホテルで女子高校生6人にわいせつな行為をして撮影し、「インターネットに流す」などと脅して関係の継続を強要しようとしたというもの。「裁判で話す」と述べ、認否を留保していたという。現在は起訴され公判中。

 県警によると、**容疑者はインスタグラムや出会い系アプリなどで被害者と知り合い、「10万円払うから援助交際をしないか」と誘っていた。わいせつ行為をしても現金は渡していなかったという。

 県警は千葉県内の少女から被害届を受理し、**容疑者を今年3月に逮捕。余罪について調べ、再逮捕や追送致を繰り返してきた。(村井隼人、白見はる菜)

製作被害 : 「AV出演強要は人権侵害」「まだ被害が続いている」被害者

日時: 2017-11-30  表示:310回

弁護士ドットコム、2017年11月30日 19時20分

若い女性らが意思に反してアダルトビデオに出演させられる、いわゆる「AV出演強要」の問題について考える集会が11月30日、東京・永田町の衆議院第1議員会館でおこなわれた。AV出演強要の被害をカミングアウトしたYouTuber?のくるみんアロマさんは「これ以上、女の子が傷つくのはイヤだ。大きな社会問題として対策をとっていってほしい」と話した。

この日の集会は、AV出演強要の被害者を支援しているNPO法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)、NPO法人ライトハウス、ポルノ被害と性暴力を考える会が主催した。それぞれ、監督官庁の設置や、目的を偽った勧誘・不当な勧誘の禁止、これに違反する場合の刑事罰など法整備などをうったえた。
●政治、行政が動き始めた

AV出演強要の問題をめぐっては、政府が今年5月、対策を検討する関係省庁会議を開いて、取り締まり強化など緊急対策のほか、被害の相談・支援を充実させることなどを盛り込んだ方針をとりまとめるなど、政治・行政が動きはじめている。

こうした状況を受けて、HRNの事務局長をつとめる伊藤和子弁護士は「少しずついい方向に進んでいるが、まだまだ被害がつづいている」と述べた。街なかで勧誘するスカウトは減っているが、「高額バイト」をうたったサイトなど目的を偽った勧誘が増えているという。

被害者から相談を受けているNPO法人ライトハウスの藤原志帆子代表は、インターネット上で「グッズモニター」や「パーツモデル」の募集を装った勧誘方法があることをあげた。藤原代表によると、こうしたサイトは、一部のAVプロダクション(事務所)が別名義でつくっているそうだ。

この集会には、公明党のAV出演強要問題対策プロジェクトチームの座長をつとめる佐々木さやか参院議員も駆けつけた。佐々木議員は「社会に認知してもらうことに一定の成果を得ることができた」としながらも、「AV出演強要は、重大な人権侵害であり、犯罪だ。なかなか声をあげにく被害者に耳を傾けていきたい」と強調した。

性犯罪 : 強制わいせつ罪「性的意図」不要=47年ぶり判例変更―最高

日時: 2017-11-29  表示:353回

時事通信 2017/11/29(水) 10:52配信

 強制わいせつ罪の成立に「性欲を満たす意図」が必要かどうかが争われた刑事裁判の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は29日、性的意図がなくても罪が成立するとの判断を示した。

 意図が必要とした判例を47年ぶりに変更した。

 被告は甲府市の男(40)。2015年、女児にわいせつな行為をし、スマートフォンで撮影したとして、強制わいせつや児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で起訴された。

 最高裁は1970年、報復目的で女性を裸にして写真撮影した事件で、強制わいせつ罪の成立には「性欲を刺激させたり、満足させたりする意図」が必要と判示した。

 今回の事件で、被告の男は「知人から金を借りる条件として撮影データを送るよう要求された」と主張。判例を根拠に、性的意図はなく同罪は成立しないと訴えていた。

 一審神戸地裁は、最高裁判例を「相当ではない」と判断して懲役3年6月の実刑を言い渡し、二審大阪高裁も支持した。 

製作被害 : 「死にたい」「居場所がない」相次ぐAV被害 女性の性暴力

日時: 2017-11-20  表示:350回

西日本新聞 2017/11/20(月) 11:10配信

●「助け求められる居場所を」

 国の「女性に対する暴力をなくす運動」(毎年11月12〜25日)にちなんだシンポジウムが7日、東京都内で開かれた。性暴力などを受けながら相談できずにいる若い女性たちを支援する2団体が活動を報告。どうすれば社会の理解を広められるかという視点で、意見を交わした。

 女性への暴力根絶は、紫色のリボン「パープルリボン」をシンボルに、国際的な運動として広がっている。シンポは「どうすれば『伝わる』? パープルリボン」と題して渋谷区が主催。NPO法人BONDプロジェクト代表の橘ジュンさんと、NPO法人人身取引被害者サポートセンターライトハウス代表の藤原志帆子さんが登壇した。

 BONDプロジェクトは2009年に設立。虐待、性暴力、貧困などさまざまな問題を抱えて夜の繁華街をさまよう少女たちに声を掛け、自主的に保護してきた。今では月に千件以上のメール、200件もの電話相談が寄せられるという。

 「死にたい」「居場所がない」という少女たち。支援が必要な子ほど、危害を加えたり利用したりする大人しか周りにいない傾向があり、助けを求めるすべを知らないという。「生まれてこなければよかったと親に言われ続け、自己肯定感が低い子も少なくない」と橘さんは指摘する。

 家に帰れない、お金がないという理由で、「JKビジネス」に足を踏み入れてしまう子もいる。JKビジネスは、マッサージや添い寝など、女子高校生らによる親密な接客を売りにした業態。性犯罪に巻き込まれる恐れがあるが、割のいいアルバイトだと思い、危険性を知らずに始める子が多いとして、橘さんは「教育現場でリテラシー(情報の読み解き)教育を充実させるべきだ」と訴えた。
最も多いのはAV被害

 ライトハウスは04年から、アダルトビデオ(AV)出演や売春を強要されるなど、性的搾取にあった女性たちの支援に取り組んできた。昨年は、200件の相談が寄せられたという。

 最も多いのはAV被害。モデルの仕事だとうそをつかれて裸の写真を撮られ、それをもとに脅されてビデオを撮られたケースが相次ぐ。藤原さんは、「何本も出演しているのは自分の意思ではないかと思うかもしれないが、考える間もなくスケジュールを入れられ、家の前に迎えが来る状態」と説明した。

 被害女性たちと画像の削除を求める活動にも取り組んでいるが、インターネット上で不法に掲載されたものは削除が難しい。藤原さんは性暴力や性産業における人権侵害がなくならない背景に「人権意識の低さや性産業における暴力を許容してしまっている社会がある」と言い、法規制の必要性を訴えた。

「完璧な被害者」を社会が求めている現状

 2人は、「完璧な被害者」を社会が求めている現状についても言及した。

 藤原さんは「JKビジネスで働く少女が性暴力被害にあっても、自己責任と思われる。だが、背景にはいじめや暴力、ネグレクト(育児放棄)などさまざまな事情がある」と指摘。橘さんも「どうなるか想像できたはずと非難され、被害はなかったことにされる。誰が悪いのか、間違えないでほしい」と強調した。

 複雑な問題を抱えながらも、行政との縁が薄いため、公的支援が届きにくい若年女性は多く、民間団体がそのはざまを埋める役割を担っている。相談が増え続ける中、行政との連携や、資金面の確保が課題となっているという。

 神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件では、高校生3人を含む若い女性8人が犠牲になった。容疑者がインターネット上に死にたいという気持ちを書き込んだ人たちにアプローチして殺害した、とされている。

 「死にたい」と言う数多くの少女たちと接してきた橘さんは、「被害者は死にたい気持ちに共感してくれる人を探していたのでは。死にたい気持ちには理由がある。安全な大人が気持ちをくみ取って、安心して『死にたい』と言える場所が必要だ」と話した。

製作被害 : AV強要「未成年の被害者」 会って数時間でデビュー「逃げ

日時: 2017-11-15  表示:447回

2017年11月15日 withnews

 政府が取り組みを進めているAV出演強要問題。同僚記者の元に「一通の告発メール」を寄せた20歳の女子学生は「自分と同じ経緯で被害にあった人がいる」と、一人の女性を紹介してくれた。その19歳の社会人女性は、会って数時間でAV女優名でのツイッターアカウントを作らせ「デビュー」させる、あるプロダクションの巧妙かつ強引な手口を語った。(朝日新聞記者・高野真吾)

下半身に痛み、出血も続いた撮影

〈手足を拘束され、身動きが自由にできない。下半身をもてあそばれ、涙を見せても、監督は手を止めない〉

 社会人女性が2016年6月に撮影され、現在も販売されているAVの一場面だ。

 女性は自ら希望しAV業界に入ったわけではなく、当日の朝まで撮影内容もほとんど知らなかった。作品ではモザイクがかかり確認できないが、女性は下半身に痛みが走り、血がにじんだと証言する。

 監督やカメラマンは「絶対、気がついた」はずだが、カメラは回り続けていた。「耐えれば終われる」という気持ちで、この撮影を乗り切った。

 女性は婦人科系感染症のカンジタ膣炎を、撮影の前に発症していた。完治しているか分からない状態で、下半身にかゆみがあった。

 プロダクション社長からは、撮影の2日前にLINEで「現場では、かゆいの黙ってなよ」との指示があった。女性はそれに従った。カンジタは性行為でうつる可能性がある感染症だが、相手をした男性たちはコンドームの着用はしていなかった。

 この作品には、AVメーカーなどでつくる知的財産振興協会(IPPA)とつながりがある組織が「検査済証」を交付している。IPPAは11月16、17日の2日間、ファン感謝祭の「ジャパン・アダルト・エキスポ(JAE)2017」を都内で開く。

男優介しAV業界と接点

 女性は高校時代、BSの番組に出演経験がある30代のAV男優のツイッターをフォローしていた。たびたび男優本人の写真が投稿され、近況などがつぶやかれていた。女性は男優を番組での活躍ぶりを見て、AV男優だからと特別視することなく「面白くて、格好いいお兄さん」と認識していた。

 定期的にチェックを続けていたところ、まもなく高校を卒業するという2016年2月、男優からダイレクトメッセージがきた。初めての「有名人」からのアプローチだった。ちょっと引っかかるところはあったが、怖さより興味がまさった。思い切って返信すると、何げないやりとりができた。それだけでも、十分にうれしかった。

 男優から言われて、2016年3月下旬からはLINEで連絡を取り合うようになった。すると、今度はAVの話を振ってきた。少しショックだったが、「有名人」とやり取りできている高揚感が怖さを小さくした。4月から社会人になることが決まっており、「少し浮かれていた気持ちもあった」。

男優「僕と共演してみる??」

女性「共演ってAVの撮影ですか??」

男優「うん!」

女性「ちょっとそれはやめときます」

男優と「2人だけで会える」はずが・・・

 共演について「それはやめときます」と伝えても、男優はぐいぐい来た。もちろん女性は警戒していた。この男優には、過去に未成年との淫行容疑での逮捕歴があったからだ。それでも、会いたいという願望を消せなかった。女性は「2人だけで会える」との認識もあり、待ち合わせの日時を決めた。

男優「東京戻ってきたら会おうねー」

女性「ぜひ!!」

男優 「免許証かパスポートって持っているの?本当に18歳以上か確認したくてね!!」

女性「パスポートは持っていないんですけど免許証は持っていますよ!いま18歳です!」

男優「確認したいから会う時持ってきてね」

女性「わかりましたあ!」

男優「あと、最初会うときだけマネも一緒にいてもいい?去年みたいに二度同じことをしたら怒られちゃうからさ」

女性「そーですよね笑でも、AVの撮影はないですよね?」

男優「いきなりそんなことをしたら捕まるわ」

女性「ですね〜」

男性3人に囲まれ逃げる勇気出ず・・・

 2016年4月上旬、都内の山手線主要駅の一つで午後4時半に待ち合わせた。男優本人とそれより若い男性1人と会った。

 あいさつをし、3人で歩きながら話していると、男性2人はごく自然な感じで、近くの雑居ビルに入っていった。ついていき、一緒にエレベーターに乗って下りると、そこは何かの事務所だった。

 男優が待ち構えていた中年の男性に「この子、モデルに興味あるよ」と声をかけた。女性は男優とそうした話をしたことはなかったが、あくまで「グラビアモデル」のことでも言っているのかと一瞬考えた。

 すると、中年の男性は「素質ありそうだね。AV女優は悪いイメージあるけど、そんなことはないよ」と話しかけてきた。中年男性は、AVプロダクションの社長だった。駅にいた若い男性はこのプロダクションを手伝い、マネジャーの仕事をしていた。

 事務所の一角の面談ブースに座らされた。出入り口となるドアまでの間に男優がいるし、社長とマネジャー役にも囲まれ、逃げる勇気は出なかった。

 社長は「AVは男性に夢を与えるエンターテイメントでやっているものだよ」「(AV女優に)なったら売れると思うよ」「1本だけ出て辞めている人もいるからさ」などと語ってきた。

 男性3人は「足が長く、スタイルがいいから、AV女優に向いているよ」など、ともかく容姿をほめてきた。

AV女優名でのツイッター作られて

 プロダクションのAV女優が出ている作品のパッケージ写真と普段撮った写真の二つを見せられた。「メイクをすれば、こんなに違う。身バレ(家族や友人らにAV出演が発覚すること)はないよ」

 圧迫感を感じる中、1時間半ほどこうした話が続いた。午後6時近くになったので、社長、マネジャーと近くの中華料理店に行き、夕食を共にした。この間も、しつように口説かれ、芸名まで決められた。

 社長たちからの「軽い気持ちでいいから(ツイッターを)始めなよ」という言葉に押され、AV女優名のアカウントをつくらされた。

 すると、すかさずプロダクションはこの日のうちに自社のツイッターで、「(女優名)ちゃんが所属しましたよ!みなさんフォローをよろしくお願いします」と告知した。

 女性はAV出演を明言せず、ましてやプロダクションへの所属契約書も交わしていなかった。

「言うこと聞けば、優しい」

 「もう逃げられない」。このツイッターでのプロダクションの告知が女性を決定的に追い詰めた。

 女性は4月から新社会人になり、働き始めたばかりだった。言われるがまま、後日、職場のシフト表をLINEで社長に送り、1週間ほど後に再度、事務所に向かった。

 「所属を断ったら何をされるか分からない。言うことを聞いていれば、普通に優しくしてくれる」

 怖さが先立つ中、所属契約を結んだ。免許証のコピーに加え、実家の住所を教え、全身裸の写真も撮られた。シフト表を送ったことで、職場名も把握された。主導権を完全に握られた。

 この日、出演に際し、やりたくないことをする「NG項目」も記入した。女性の記憶では、4人以上の複数の男性を相手にすることや、縛る行為などを「×」にした。

 このNG項目は、その後の撮影で全く尊重されなかった。さらに女性は、社長から、外国から輸入した低用量のピル(経口避妊薬)を渡された。

意向十分に聞かず、複数回の撮影組む

 「1本出れば許してもらえるのではないか」。

 女性はそう考えていたが、プロダクションは女性の意向を十分に聞かず、2016年5月に複数回の撮影を組んだ。「現場に行かなければいいかも」と考えたが、所属契約時に受けた説明がよみがえった。

 「現場が決まったら、撮影場所を確保していて、メイク、スタッフも1日雇っている。場所代や彼らの仕事代は、キャンセルした女優に払ってもらうことになる」

 友人にも親にも言えず、ましてや被害者支援団体や警察、弁護士という選択肢は全く思い浮かばなかった。瞬く間に同5月中旬に初撮影を迎えることになった。

プロダクション側の見解

 女子学生の「告発」について、プロダクションの社長、マネジャーに話を聞いた。

――プロダクションに所属するまでの経緯は?

社長「AVに興味があるということで来ました」

マネジャー「僕が男優さんと仲良くて、その方から紹介を受け、本人が興味があるということで、事務所に来た。年齢も18歳以上であると確認して(連れてきた)」

――AV出演の意思確認は?

マネジャー「喫茶店かどこかで話をしましたね。場所までは分からないのですけど、(プロダクションがある都内主要駅)西口のどこかの喫茶店で、(女性、マネジャー、男優の)3人で話しました。喫茶店名は覚えてないですね。結構、モデルさんはいっぱいいますし」

――プロダクションに所属するには契約をするはずだが

社長「それは全部、彼(マネジャー役)が(契約書を)読ませて、そういうことですよと読ませて、納得してもらって書いたと思います」

マネジャー「(出演する作品を撮る)メーカーの方でも、どういうメーカーか話を聞き、本人たちもAVというのを承知しているという契約書と、内容の細かい部分の再度の確認しています」

――女性とトラブルになったことは

マネジャー「出演に対しては前向きで、僕の方にも仕事を欲しいと言われていたので、営業をして、仕事を取ってきていた。最後は、いきなりころっと、辞めますということになった」

社長「あれぐらいノリノリで来ている子が、そんな風になるとは思えない」

――女性は(婦人科系感染症の)カンジタ膣(ちつ)炎を治している最中、かゆみがある状態で、撮影に臨みました。LINEに、社長が「かゆいの黙ってなよ」と隠すように指示した記録があります

社長「何でしょう、お互い当時ですね、冗談を言い合える中でやっていたつもりなのですが」

――女性は2016年6月中旬に撮影した時、出血し、とてもしんどかったと話しています

社長「(その撮影が)一番楽しかったと言ってもらったような記憶があるよな」

マネジャー「何だかんだ一番楽しかったと(言っていた)」
女性の反論

――出演までの経緯について

「駅から事務所に向かう間に、喫茶店に寄ったことはありません。歩いている途中も、一緒にいた男優、マネジャーに『AV女優に興味はない』と、はっきり言いました」

「もちろん、事務所についてからも『AV女優に興味はない』と再度、言いました。聞かれた質問に答え、表面上は楽しく笑顔で話をしていましたが、実はすごく不安でした。決して社長が言うように『ノリノリ』な感じではなかったです」

――性病について

「2016年6月中旬の撮影は、すごく大変でつらかったです。社長やマネジャーには『楽しそうだった』と言われたので、その時のやり取りではウソで表面上合わせてしまったのかもしれません。その日は、肌に赤い斑点がいくつもできているのに、早朝から行かなければならなかった。望んでないのに複数人の相手をさせられ、拘束され、首を強く絞められたり、無理やり泣かされたりしました」

ポルノ被害 : 女優売春も…AV業界「アングラ化」の実態 摘発相次ぎ

日時: 2017-10-29  表示:537回

夕刊フジ 2017.10.17 11:40

 アダルトビデオ(AV)業界が岐路に立たされている。無修正動画の配信や出演強要で制作会社やプロダクションが摘発される事案が相次ぐが、「警察当局の狙いはAV内での本番行為そのものを禁じることにある」(捜査関係者)との指摘も。廃業が相次ぐ一方、女優に売春させるなど「アングラ化」する業者もいるという。(夕刊フジ)

 「いつパクられても不思議ではない。毎日、気が気でないですよ」

 あるAV制作会社の関係者はこう声を潜める。この会社は設立から10年超の老舗。過激な性表現をウリとする無修正動画サイトも運営している。

 「サーバーや会社の拠点は米国や東南アジアに設置し、捜査当局の対策はバッチリのはずでした。ところが今年に入って雲行きが怪しくなってきた」(先の関係者)

 昨年以降、AV業界を標的とした集中取り締まりが進み、今年3月には、警視庁が大手無修正動画サイト「カリビアンコム」を運営するグループ社員の男をわいせつ電磁的記録等送信頒布容疑で逮捕した。

 カリビアンはサーバーを米カリフォルニアに設置することで合法性を主張していたが、当局は配信する無修正作品が日本国内で撮影されていた点に目をつけ、日本の法律を適用した。

 これに危機感を募らせているのが、前出の動画配信サイト関係者だ。

 「一部に海外で撮影・編集されたものもあるが、ほとんどが東京都内のスタジオで制作されたもの。しかも作品の制作から配信まで自前で行っているため、摘発のリスクはより高い」という。

 関係者によると、同サイトの運営をめぐっては国税当局も注視しているという。

 業界への取り締まりを強める捜査当局の狙いは何なのか。警視庁の捜査幹部の1人は「最終的な目標は、本番行為そのものを撮影させなくすること。日活ロマンポルノや初期のソフトなAVぐらいの表現のレベルにまで戻したい」と明かす。2020年東京五輪に向けて“浄化”を図る狙いも透けてみえる。

 こうした動きを受け、昨年以降、摘発や行政処分を受けることを恐れてAV業界から手を引く関係者も後を絶たない。その一方で“地下”に潜ることで生き残りを図る業者も出始めている。

 「AVだけで稼げなくなった一部の業者は、交際クラブや風俗店と提携して女優に売春させるなどの違法行為に手を染めるようになってきた。会社としての表立った活動を止めて暴力団などの反社会的勢力との関係を深めていく者もいる」と関係者は明かす。闇は深くなるのか。

製作被害 : AV販売、出演女優が希望すれば最長5年で停止へ…業界健全

日時: 2017-10-05  表示:590回

弁護士ドットコム 2017-10-04 20:16

販売から5年経ったアダルトビデオ(AV)の作品について、出演した女優から要請があれば販売や配信の使用を停止にする方向で、業界内で調整がすすんでいることがわかった。早ければ来年1月から販売・配信の作品に適用される見通しだ。

AV業界の外部有識者団体「AV業界改革推進有識者委員会」(代表委員:志田陽子・武蔵野美術大学教授)が10月4日、活動報告会を開いて明らかにした。業界関係者によると、メーカー間では大筋で合意されており、近日中にAVメーカーなど200社以上でつくる業界団体で方針が決まるという。
●総集編制作時の「二次利用料」支払いなどの新ルールも

有識者委員会は、いわゆる出演強要などAV業界をめぐる問題を受けて、今年4月に発足した。AV女優など、出演者の自己決定権などを守ることに重点を置いて、業界の健全化を推進するために提言などをおこなってきた。この日の報告会では、次のような新しいルールの説明があった。

(1)メーカー・プロダクション間、プロダクション・女優間、女優・メーカー間の共通契約書の使用

(2)プロダクション登録時(契約時)において、女優本人が再検討する期間の明確化

(3)プロダクション登録時の第三者による意思確認と、その際の重要事項説明の制度化

(4)面接、契約、撮影時などにおける現場録画での可視化

(5)出演料やプロダクションフィーなど金銭面の女優への開示

(6)オムニバス作品(総集編)制作時における出演女優への報酬支払い(二次利用料の発生)

(7)作品使用期間の取り決め(最長5年、以降女優から要請があれば使用停止にする)

(8)通報窓口「ホットライン」の設置

(9)AV業界の紛争解決を行う「仲裁機関」の設置

(10)コンプライアンスプログラムの整備

同委員会には、メーカーなどでつくる業界団体「NPO法人知的財産振興協会」(IPPA)のほか、AV出演者の権利団体「一般社団法人表現者ネットワーク」(AVAN)、プロダクションでつくる「日本プロダクション協会」が加盟している。来年1月からの新ルール実施に向けて、業界内の調整をすすめているという。
●新団体「AV人権倫理機構」が発足

河合幹雄委員(桐蔭横浜大学教授・副学長)はこの日の報告会で、「(AV出演をめぐるトラブル)相談のかなりの部分がこれまで出演した作品を消してもらえないかというものだった」と説明。「作品販売から最長5年で使用停止」について触れて、最も重要なルールだと位置づけたうえで「かなりの被害・トラブルが減らせると考えている」と話した。

志田代表委員は報告会後、女優が出演をとりやめたときの違約金について、「委員会としては、出演強要になってしまうので、絶対にダメだと考えている。出演を取りやめたときのバラシ代(撮影セットの解体、人員の解散等の費用)のリスクもある程度メーカーが引き受けるべきだと考えている」とコメントし、今後の重要課題とした。

なお、有識者委員会は、発足から半年経った9月末に活動を終了したかたちとなった。10月からは、これまでの4人の委員と新たな有識者メンバーを加えた「AV人権倫理機構」として活動を引き継いで、業界の健全化に向けて活動を続けていくという。

(弁護士ドットコムニュース)

最新 >> 1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   >>  最初
言語の選択
;
 
論文資料集9
2009年度のAPPの調査研究の成果を、論文資料集第9号にまとめました。ぜひご購入ください。詳細はこちらより
 
論文資料集8
2008年度のAPPの調査研究の成果を、論文資料集第8号にまとめました。ぜひご購入ください。詳細はこちらより