茨城県警鹿嶋署は28日、女子高校生のスカートの中を盗撮したとして茨城県神栖市土合本町、県立波崎柳川高校教****容疑者(35)を県迷惑防止条例違反(卑わいな行為の禁止)の疑いで逮捕した。
同校によると、**容疑者は授業中にも生徒を盗撮していたという。
同署の発表によると、**容疑者は19日午後3時頃、鹿嶋市内のショッピングセンターの店内で、制服姿の女子高校生(16)のスカートの中をペン型デジタルカメラで盗撮した疑い。調べに対し、「女性の下着に興味があった」と容疑を認めているという。
同校などによると、**容疑者は20日、3年生の教室で1時間目の英語の授業中、同カメラを足で挟み、生徒のスカートの中を盗撮しているのを複数の生徒らに発見された。
生徒らの報告を受けた田川章夫校長らが問いただしたところ、**容疑者は学校を飛び出し、原付きバイクで逃走。田川校長らが後を追って探したが、一時行方が分からなくなった。鹿島港周辺にいたといい、翌21日朝、神栖市内の交番に自ら出向いたという。
鹿嶋****容疑者から事情を聞き、自宅からパソコン1台を押収。パソコン内に盗撮したと見られる大量のデータが見つかった。
*** **容疑者は教室内での盗撮行為についても認めており、県教育庁は近く、懲戒免職処分とする方針。田川校長は28日、記者会見し「管理者として責任を感じており大変遺憾。生徒を犯罪行為の渦中に置いたのは申し訳ない」と謝罪した。
(2011年6月29日 読売新聞)