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国際 : イタリア:醜聞まみれベルルスコーニ首相、支持5割 若者「不正悪いが私生活は自由」(2009.09.15)

日時: 2009-09-19  表示:4252回

<H2>◇「個人主義の極み」の声も??倫理調査</H2>

 【ローマ藤原章生】今年春以降、10代の少女との関係や別邸での裸パーティー、公邸への売春婦招待など醜聞にまみれるイタリアのベルルスコーニ首相は、なぜ5割前後の支持率を落とさないのか。そんな疑問から大手の独立系調査機関CENSISが倫理観について世論調査したところ、「不正は悪だが、私生活での遊びは自由」という若者の視線が明らかになった。担当者は「60年代から高まるイタリア個人主義の極み」とみている。

 調査は今年6月、全国の18?30歳の450人を対象に実施し、8月末に結果がまとまった。イタリア社会で典型的な成功者たちの不正や悪行の具体例について、自身と社会の受容度を調べた(別表参照)。首相には言及せず、「不道徳な政治家」という形で聞いた。

 それによると、イタリアの若者たちは、不正採用や闇労働者の搾取、性関係によるキャリアアップには厳しい半面、政治家を含めた成功者のモラル逸脱には寛容だった。CENSISのジュゼッペ・デ・リタ代表(77)は「イタリアでは60年代初め、従軍を拒否する運動が盛んになり、『自分自身であり続ける自由』が求められた。それから半世紀、個人主義がどの地点にあるのか知りたかった」と語る。

 こうした個人主義の流れは、70年代に離婚や従軍拒否、中絶の合法化につながり、05年には徴兵制も廃止された。代表は「自分が第一という風潮がますます強まり、首相を容認する空気につながっている」とみる。

 「ベルルスコーニは実力で大企業家になり首相になった。私生活で女性を追い求めて何が悪い、という自分本位の考えがまん延している」と代表は指摘する。薬物はイタリアでも違法だが、「有名人が使用しても醜聞にならない。小さな違法行為より個人の自由が優先している証拠」という。その傾向は今後も強まるのか。「ベルルスコーニがどこまで許容されるかが目安だ。まだ進むだろう」と代表はみている。

2009年09月15日 毎日新聞 東京朝刊


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