[毎日](2004年1月15日)
浦上署は13日、長崎市上銭座町、無職、O容疑者(30)を配偶者暴力防止法(DV防止法)違反容疑で逮捕した。同法違反容疑での逮捕は、01年10月の法施行以来、県内で初めて。
調べでは、O容疑者は13日午後9時ごろ、離婚調停中で別居している妻(28)のアパートに押しかけ、ドアを激しくたたいたり屋根に上るなどした疑い。昨年10月4日、妻に暴力を振るったとして、DV法に基づき、長崎地裁から6カ月間の接近禁止の命令を受けていた。「妻に会いたかった」と話しているという。
また、同容疑者は今月4日にもアパートに押しかけドア越しに話しかけるなどし、110番通報されていた。