ポルノ・買春問題研究会
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その他 : 四方田犬彦 ブロンズ像の秘密(2009.07.14)

日時: 0624-09-24  表示:5103回

つい先日、傑作なニュースを聞いた。イギリスのある公園にヘンリー・ムーアの巨大なブロンズ像が安置されていたところ、何者かがそれを運び出し、鋳潰(つぶ)して中国に売りさばいてしまったという。時価3億円近い著名な芸術だったが、青銅としては20万円ほどの値しか付かなかったらしい。 彫刻家としてのムーアの歴史的価値はさておき、この挿話にわたしは大笑いした。盗賊は彫刻を美術品などとはさらさら認めず、もっぱら奇妙な金属の塊ほどにしか考えていなかったからだ。この芸術に対する無知と無関心には、どこか爽快(そうかい)なところがある。 話変わって日本では近年に「児童ポルノ規制法」が成立し、ある年齢以下の少女の裸体写真を撮影するばかりか、所持しても罰せられることになってしまった。社会の風紀を正すことは結構なことだが、それでは街角の広場やマンションの入り口にある少女の裸体ブロンズ像はどう考えればいいのか。「いずみ」とか「めばえ」とか、意味不明の題名のついたこうした彫刻は、実は立派なロリコン的想像力の産物ではないだろうか。 もっとも作者としては、これは少女像ではなく、肉体的に貧弱な成人女性の裸体像だと弁明するかもしれない。いずれにせよ外国人の失笑を買うばかりだと、わたしは懸念している。ま、どうでもいいか?(明治学院大学教授)

2009年07月14日 産経新聞


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