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その他 : 三島・女子短大生焼殺、被告に無期刑 遺族ら「悔しいの一言」/静岡

日時: 2007-05-04  表示:6625回

[毎日](2004年1月16日)
 ◇無念さにじませ―「反省の姿見えない」
 19歳の将来を奪った被告は終生しょく罪の日々を送らせるべき――。三島市で02年1月、女子短大生が焼き殺された事件で、地裁沼津支部(高橋祥子裁判長)が15日、殺人、監禁罪などに問われ、死刑を求刑されていた沼津市大塚の無職、*被告(31)に無期懲役の判決を言い渡した。肉親を突然奪われた苦しみから今も解き放たれていない遺族は「悔しいの一言」と言葉を失った。【古関俊樹、鈴木英世】
 遺族は両親と姉の3人が喪服姿で傍聴した。*被告はサングラスをかけ、赤いジャージー姿。しばしば法廷の天井を見上げるなど終始落ち付かない様子で判決文の朗読に耳を傾けた。
 判決は、事件が発覚するのを恐れた*被告が無抵抗な被害者に火を付けたことについて「生命の尊厳に思いを到す人間的な思考に欠け、自己中心的で冷酷」と指摘。別の強盗致傷事件で仮出所してわずか9カ月後に今回の事件を起こしたことにも触れ「矯正教育を続けても、犯罪性向を改めるのは困難。被告の刑事責任は重大で、極刑を持って臨むことも理由なしとは言えない」と死刑に言及した。
 しかし、*被告の育った家庭環境が劣悪で、人格形成に悪影響を及ぼしたことや、突発的な犯行で計画性が認められないこと、法廷で遺族への謝罪の言葉を述べたことなどを死刑回避の理由に挙げた。
 これまで遺族は強く死刑判決を求めてきた。公判で、被害者の*(22)は「家族全員が被告を焼き殺したいと思っています」と怒り、母親(49)は「声をかけて拒否されたのなら、何でそのまま放っておいてくれなかったのか」と泣き崩れた。
 法廷で判決が言い渡されると、傍聴席には遺族のすすり泣く声が響いた。さらに高橋裁判長が*被告には人間性がわずかながら残されている」と述べると、父親(50)が大きなため息をついた。
 判決後、報道機関の代表取材に答えた姉は「悔しい」と3度述べ、涙で言葉を詰まらせた。そして判決が*被告の反省態度について述べたことに触れ「反省しているようには思えない」と無念さをにじませた。
 判決に対し、地検沼津支部の青****部長は「死刑求刑が容認されなかったことは極めて遺憾。今後の対応は上級庁と協議のうえ決めたい」とするコメントを出した。
 弁****被告の改しゅんの情が顕著だと認められた」と評価した。死刑判決の一基準として「(殺害された)被害者の数」を挙げた最高裁判決に触れ「(殺害したのが複数でなく)最高裁の基準に合致している。控訴するかは本人と相談する」と語った。
   ……………………………………………………………………
 ◇判決の認定事実
* *被告は02年1月22日午後11時5分ごろ、三島市青木の駐車場で、自転車で帰宅途中の同市の女子短大生(当時19歳)を無理やり車に押し込んで監禁したうえ、23日午前2時ごろ、同市川原ケ谷の市道上で、短大生に灯油をかけてライターで火をつけ焼死させた。


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