22日午前9時ごろ、厳木町内の国道で、登校中の女子高生が中年の男に体を触られる被害に遭った。隣の相知町では20日にも同様の事件があったばかりで、県教委は改めて注意を呼びかけた。
相知署と県教委によると、女子高生が自転車を押して登校中、近づいてきた車から降りた男がいきなり胸を触り、すぐに車で逃走した。男は50歳ぐらいで身長約160センチ、茶色のジャンパーを着ていたという。
同町周辺では11月以降、帰宅中の女子高校生を狙ったわいせつ事件が相次いでいるが時間帯や男の年齢が違うため同署は同一犯の可能性は低いとみている。【平山千里】