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製作被害 : 女性のAV強要被害が急増、性感染症、うつ、整形も (2016.06.13)

日時: 2016-06-14  表示:3227回

2016年6月13日 共同通信

 モデルやタレントとして契約した女性が、アダルトビデオ(AV)への出演を強要される被害が急増している。

 拒否すると高額な違約金を要求されるケースも多い。支援団体からは法整備を求める声が上がっている。

 人権団体「ヒューマンライツ・ナウ」が3月に公表した報告書などによると、AV出演を巡り、被害者支援団体に寄せられた相談件数は2012年と13年は各1件だったが、14年は32件、15年は81件と急増した。

 グラビアモデルとして業者と契約したある女性は、撮影開始直前にAVと知らされた。契約解除を求めると「大学や実家まで迎えに行く」「違約金を親に請求する」と脅され、拒めなかった。

 撮影は次第に暴力的になり、女性は性感染症になり、うつ病も発症。契約解除後も出演作品が販売され続けたため、女性は「顔を変えるしかない」と思い詰め、整形手術を繰り返した。

 報告書によると、職業安定法や労働者派遣法には有害業務から労働者を守る規定があるが、業者側は労働契約とせず、女性がマネジメントを委託した形の契約にするなどして巧みに規制を逃れる。このため、違法な勧誘の禁止や、意に反して出演させられた場合の販売差し止めなどの法整備の必要性を提言している。

 救済に取り組む「ポルノ被害と性暴力を考える会」の担当者は「被害は氷山の一角。女性は悩まずに勇気を出して相談してほしい」と呼び掛けている。(共同)


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