朝日 2015年12月2日23時25分
家庭内暴力(DV)から逃れて別居中だった妊娠8カ月の妻(当時)の腹を殴り、中絶させようとしたとして、滋賀県警は2日、住所不定で無職の****容疑者(26)を、傷害と不同意堕胎致傷の疑いで逮捕し、発表した。「離婚するなら中絶しろと言っていたが応じなかった」と話し、容疑を認めているという。
守山署によると**容疑者は10月30日午後8時半ごろ、*(28)が勤め先から帰るところを待ち伏せし、滋賀県野洲市内の路上で転倒させて両ひざに打撲を負わせた。さらに同日午後9時ごろから約30分間、同市内の当時の**容疑者の自宅に妻を連れて行き、馬乗りになって腹を殴るなど、中絶させようとした疑いがある。妻は直後に入院。おなかの子は無事だった。
2人は3年前に結婚。**容疑者の暴力を理由に今年6月から別居し、事件後の11月に離婚が成立した。