[共同通信](2004年1月23日)
23日午後4時半ごろ、埼玉県川越市四都野台の市道を一人で歩いて帰宅していた市立小学校6年の女児(12)が、若い男2人にはさみで髪の毛を切られた。女児にけがはなく、川越署は暴行事件として捜査している。
調べでは、2人は乗っていた赤いバイクを降り「(西武新宿線の)南大塚駅はどっち」と道を尋ねるふりをして近づき、いきなり女児の後頭部付近の髪の毛をはさみで約10センチ切った。さらに女児のトレーナーを引っ張って破った上、眼鏡をつかんでつるを曲げ、バイクで逃走した。
女児は「見たことがない人たちだった」と話しており、2人とも高校生か大学生ぐらいに見えたという。1人は白っぽいジャージーの上下、もう1人は赤っぽい服を着ていた。