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ストーカー : 繰り返されるストーカー事件 身を守る方法を緊急取材しました (2012.11.10)

日時: 4219-12-08  表示:3044回

フジテレビ系(FNN) 11月10日(土)1時37分配信
「メール攻撃」は対象外。神奈川・逗子市のストーカーの末の殺人事件で、「法」の限界が浮き彫りになりました。
またも繰り返された悲劇に、「ストーカー規制法」制定のきっかけとなった埼玉・桶川市ストーカー殺人事件の遺族が語りました。
そして、ストーカーから身を守る方法を緊急取材しました。

神奈川・逗子市で、三好梨絵さん(33)が元交際相手の****容疑者(40)に殺害され、容疑者も自殺した事件。
***容疑者の母は「(容疑者が三好さんの自宅がわかったのは、何があった?)わかならいね...。最近、何かでわかったんじゃないですかね」と話した。
別の男性と結婚し、転居。
名字も変わっていた三好さんの住所を、****容疑者は見つけられたのか、その謎について新たな事実が判明した。
三好さんから相談を受けたカウンセラーの小早川 明子さんは「(警察が逮捕時)読み上げてしまったあとに、すぐ謝罪があったんじゃないですかね。彼女は、(警察から)謝罪を受けてました。それは事実です」と話した。
警察が2011年、小堤容疑者の逮捕状執行の際、通例通り、三好さんの結婚後の名字や「逗子市」など、住所の一部を告げていたという。
執行猶予付きの有罪判決を受けた直後、インターネット上には、「昔、お世話になった方を捜しています。くわしい住所がわかりません」と、三好さんの夫の名前と、その住所を捜す書き込みがあった。
***容疑者が、住所を調べた可能性がある。
警察は「逮捕の際の手続き上、問題はなかったが、今思えば(三好さんの)名字を旧姓にできた可能性があったかもしれない」としている。

繰り返されるストーカー事件。
「つきまとい」や無言電話などは、相談や被害届の受理を通し、警察が認知したものだけでも、2008年以降、毎年1万5,000件前後で推移している。
その一方で、警察が対応できない段階のケースなどが、民間の探偵社に持ち込まれることもある。
ガルエージェンシー銀座の西角和典代表は「相談者が、映像を警察に持っていくことによって、警察が初めて動いてくれる。そういうための証拠どりというのが、われわれがよくやる仕事」と話した。
一番大切なのは、「いかに身を引かせるか」。
ガルエージェンシー銀座がまず行うのは、つきまとっている様子の映像など、警察が動けるような証拠を手に入れること。
その証拠を提示することで、ストーカーの9割は身を引くため、今まで立件にまで至ったのは数件だという。
また、まだストーカーかどうかわからない状況では、あるアドバイスをしているという。
ガルエージェンシー銀座の西角代表は「3回左に曲がると、同じ道に戻るじゃないですか。そこにずっと、ある人がついて来たら、明らかにおかしいでしょ? (真っすぐ行かずに、あえて複数回曲がる?)そうです」と話した。
曲がる際には、肩越しに後ろを見て、どんな人がいるかチェックする。
ストーカーは、存在を意識させることを目的とし、意外とコソコソしていないことが多いという。
ガルエージェンシー銀座の西角代表は「(3回曲がって同じ道に戻ってきたが、それでもついてくる場合は?)交番があれば、駆け込まなくても、交番に行くだけでいい。交番がなければ、駅の近くの商店やコンビニがある」と話した。
交番に入る姿を見せることが、最大の抑止力となるという。
ほかにも、電話をかけながら後ろを振り向くことも、抑止効果があるとして勧めているという。
こうした相談があとを絶たない理由の1つとして、2000年に施行された「ストーカー規制法」により、警察の介入がしやすくなったとはいえ、まだ問題点が多く、対応が完全とはいえない点が挙げられる。
今回の逗子の事件でも、1,000通に及ぶメールが、ストーカー規制法違反にあたらないとして、立件が見送られた。
小平忠正国家公安委員長は「一般論ですが、時代の変化に応じて、法律に不備が生じれば改正がなされるべき」と述べた。
その「ストーカー規制法」制定のきっかけとなったのは、1999年、埼玉・桶川市で女子大学生・猪野詩織さん(当時21)が、ストーカー被害を受け、殺害された事件だった。
当時、捜査のあり方が議論を呼び、「ストーカー規制法」制定につながった。
詩織さんの父・憲一さんは、今回の事件について「(どういう気持ちで受け止めている?)まずは、残念。また助けられないのかよと」と話した。
規制の対象となるのは、つきまといなどの行為。
しかし、現在ほどネットが普及していなかった時に制定された法律であるため、電話やファクスは規制対象となる一方で、メールやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は対象外と、すでに「時代遅れ」になっている。
こうした中、憲一さんは2012年4月に、ほかのストーカー殺人の被害者遺族らとともに、警察庁と国家公安委員会にストーカー対策強化の要望書を提出し、法改正などを訴えている。
猪野詩織さんの父・憲一さんは「(現在は)法律によって、ストーカーを規制しようと思っている。どちらかといったら、法の精神そのものは、被害者を守るという、そのへんに立ち戻らないと」と話した。
憲一さんは、ストーカー規制法も、いわゆる「DV防止法」のように、被害者を避難所に入れるなどして、まず、物理的に守るのが第一だと指摘する。
猪野詩織さんの父・憲一さんは「まず、弱い人を守ってあげる。殺されてしまって、何が残るかと。何もないですよと」と話した。
2000年11月のストーカー規制法施行から、2011年までに摘発された、つきまといの末の殺人と殺人未遂事件は、102件にのぼる。
繰り返される悲劇に、迅速な対応が求められる。

最終更新:11月10日(土)9時47分


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