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国際 : 売春拒否した20歳女性の首を切断 アフガン (2012.10.19)

日時: 2012-10-27  表示:3850回

2012.10.19 Fri posted at 14:50 JST

(CNN) アフガニスタンで14日、売春を拒否した若い女性が夫の母に首を切断されて殺害された。

事件はイラン国境に近い南西部ヘラート州で起きた。警察によれば、被害者のマー・グルさん(20)はパン職人である夫が出勤した後、夫の母とそのいとこから売春行為をするよう強要された。グルさんが断ると、義母らはグルさんの首をはねたという。夫と義父は事件には関与していなかった。

この事件について米アムネスティ・インターナショナルのスザンヌ・ノッセル事務局長は「アフガニスタンやその周辺の女性や少女が置かれている暴力的な状況を示す事件がまた起きた」と言う。

ノッセル事務局長は声明で、アフガニスタンやその周辺の女性や少女は「強姦されたり殺されたり、幼い頃に結婚させられたりし、教育を受けることを阻まれ、性的な権利や出産に関する権利を否定されている。基本的人権が保障されるまで、こうした恐ろしい悪弊は続くだろう」と指摘する。

また米国務省は「アフガニスタンでは女性や少女が売春や婚姻を強制されることがある。結婚を強制されたあげく、夫から売春を強要される場合もあるし、借金のかたや争いの和解の印として、親族が娘を手放す場合もある」と説明する。

アフガニスタンでは1996〜2001年のタリバーン政権時代、女性の就学や就労、政治参加は認められなかった。04年には憲法で女性が教育を受ける権利を認められたが、いまだに地域によっては、女子の通学は危険を伴う。

家族によって虐待されたり殺されたりする例もある。7月には、不倫を疑われた女性がタリバーンである夫によって公開処刑された。

去年、13歳でアフガン軍兵士に嫁がされ、虐待されたサハル・グルさんの事件は世界に大きなショックを与えた。サハルさんは夫に強姦されたうえ、すぐに妊娠しなかったことをとがめられて数カ月にわたって地下室に監禁された。サハルさんは爪をはがされるなどの暴行を受けたほか、「女の務めを果たさなかった罰」として売春を強要されたという。

10年8月のタイム誌の表紙を飾って話題となった鼻のないアフガニスタン女性のアイシャさんも、嫁ぎ先から逃げだそうとして鼻と耳を削がれた。アイシャさんは現在、米国にいるが、虐待によって受けた心の傷は癒えていない。


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