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国際 : (朝鮮日報日本語版) 性犯罪:「加害者の舌をかみ切ったのは正当防衛」 (2012.10.24)

日時: 2012-10-25  表示:3817回

朝鮮日報日本語版 10月24日(水)10時52分配信

 「性的暴行に抵抗する過程で、相手の舌をかんだ行為は正当防衛に当たる」

 無理やりキスをしようとした男の舌をかみ、舌の3分の1を切断するけがを負わせたとして、傷害罪で警察に立件された女性(23)について、議政府地検は23日、不起訴とする決定を下した。検察の今回の決定は、性的暴行の被害者の自己防衛権を幅広く認めることにより、性的暴行に対し強硬な対応を取っていくという意思を示したと受け止められている。

 検察によると、女性は今年6月11日午前1時ごろ、酒を飲みに行くため、54歳の男が運転するタクシーに乗った。女性は男と共に、京畿道議政府市の刺し身店で一緒に酒を飲んだ後、男の自宅に移動してさらに酒を飲んだ。午前6時ごろ、性的暴行に遭うのではないかと考えた女性は、男が席を外した隙に、部屋のドアに鍵をかけた。ところが、男はドアを壊して部屋に入り、女性の身体を触りながら、無理やりキスしようとした。このとき、女性は男の舌をかみ、男は舌の3分の1を切断するけがを負った。

 この事件で男は言語障害になり、労働力の19%を失ったと判定された。警察は男を強姦(ごうかん)未遂容疑、女性を傷害容疑で送検した。

 だが、検察の判断は異なった。検察は先月28日、一般市民9人からなる検察市民委員会を招集し「性的暴行の危機に直面した被害者が、相手に重傷を負わせた場合、正当防衛が認められるか」について話し合った。

 同委員会は「男が負ったけがの程度(舌の3分の1を切断)は軽いとはいえないが、舌をかんだ行為は、被害者が直面した(性的暴行の)危険に比べ、過剰な抵抗と見なすのは困難だ。積極的な自己防衛を認めなければ、さらに重大な危険を招く恐れがあるため、女性の行為は正当防衛に当たる」との結論を下した。検察はこれを受け入れ、女性を不起訴とした。

 検察は「性的暴行を働こうとし、その結果として重傷を負ったとしても、法律に基づく保護を受けることはできないというメッセージが、今回の決定には含まれている」と説明した。


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