朝鮮日報日本語版 9月10日(月)12時50分配信
児童や未成年者が登場するわいせつ物を扱うウェブサイトが、個人用のパソコンやスマートフォンのメッセンジャーを通じてユーザーに紹介されている問題で、警察は9日、これらのサイトへのアクセスを自動的に遮断する案を検討している、と発表した。また、メッセンジャーで「ロリータ」などの単語をやり取りした場合「児童・青少年の性の保護に関する法律に基づき処罰される可能性がある」と警告する文言をメッセンジャーに自動的に表示する案も検討している。
警察庁のサイバーテロ対策センターは9日「児童や未成年者が登場するわいせつ物の制作、配布、所持に歯止めをかけるため、このような内容の『児童ポルノ・わいせつ物総合対策』を検討している。その一環として、わいせつ物の主な流通ルートとなっている『ネイトオン』『カカオトーク』『ティックトーク』などのメッセンジャーサービスに対し集中的な取り締まりを行い、管理していく方針だ」と発表した。この対策が実施されると、まず放送通信審議委員会が判定した、児童や青少年が登場するわいせつ物を扱うサイトへのリンクを、警察がメッセンジャーサービスの業者に送り、業者はそのアドレスが会員のメッセンジャーに表示された場合、フィルタリング(有害サイトアクセス制限)を通じ、リンクを遮断することになる。