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セクハラ : <スポーツ界セクハラ>女性選手の1/4甘受…研究者が警鐘 (2012.06.25)

日時: 0621-02-23  表示:3125回

毎日新聞 6月25日(月)2時32分配信

 女性スポーツ選手は指導者からのセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を甘受しがち−−。大阪府立大の熊安貴美江准教授(スポーツとジェンダー研究)らが、全国水準の女性選手と男性指導者に実施した調査で、こんな傾向が浮かび上がった。熊安准教授は「指導者との上下関係のなかで、選手はセクハラを受け入れるか競技をやめるか、選ばざるを得ない場合が多い」と警鐘を鳴らしている。

 ◇指導者との上下関係が影響

 熊安准教授らは07〜08年、国体の結団式に参加した選手団などに調査票を配布。スポーツの場でのセクハラに関する意識や経験の有無などを尋ねた。女性選手144人(10〜40歳代)と男性指導者577人(20〜70歳代)からの回答を分析し、「日本スポーツ社会学会」で発表した。

 それによると、女性選手の半数を超す52%が男性指導者から「容姿に関する発言」をされたことがあると回答。96%の選手が「不適切な行為」という認識を示す一方で、28%が「受け入れられる」と答えた。また、「卑わいな発言」は46%の選手が経験。94%が「不適切」としたのに、24%が「受け入れられる」と回答した。

 いずれも大半の選手が不適切な行為だと思っている一方で4分の1の選手が受容できると答えており、「不本意だが我慢する」という選手たちの思いがうかがえる。

 調査では、男性指導者と女性選手の認識の落差も明らかになった。選手に対する「マッサージ」を指導者の78%が不適切としたのに対し、選手は44%にとどまった。「お酌」を不適切だとしたのは、指導者94%、選手46%と大きな差が出た。指導者にセクハラへの配慮がある程度浸透する一方、むしろ選手側に認識不足が目立っている。

 暴力行為やセクハラ行為防止を盛り込んだ日本体育協会の「倫理に関するガイドライン」は、指導者の約4割、選手の約9割が知らなかった。

 熊安准教授は「『不適切』と考えながら、その行為をしている指導者も多い。構造的、日常的にセクハラが生まれやすいスポーツ界は、選手を守るために環境を整備する必要がある」と話している。【亀田早苗】


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