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その他 : 異空間広がる「ガールズ居酒屋」初体験 過激衣装の店員が腰くねくね (2012.04.22)

日時: 2012-04-22  表示:3764回

産経新聞 4月22日(日)18時31分配信

 露出の多い派手な服装の女性店員が店内を行き交うことで人気を集めていた横浜市内の「ガールズ居酒屋」が今月11日、中高生を深夜に働かせていたなどとして、神奈川県警に摘発された。同じ形態の店を訪れてみると、店内では激しい音楽が鳴り響く中、肌もあらわな女性店員の“過激なサービス”が展開される予想を超えた異空間が広がっていた。

 ■ビキニ姿の女性が…

 夜が深まっても、人通りが絶えない横浜市内の繁華街の一角。何店舗もの飲食店が入るビル内のガールズ居酒屋に入った。

 店内に足を踏み入れた瞬間、激しいダンスミュージックが耳に迫る。見回すと、高校生らしき女の子も含め、ほとんどの女性店員がビキニスタイルの水着のような露出度の高い過激なコスチューム姿。ハイヒールの靴音を響かせて客席の間を忙しそうに行き交い、注文を取ったり飲食物を運んだりしていた。店の入り口で、そのうちの1人に席に案内され、メニューや料金の説明を受けた。

 一人当たりおよそ5000円で前菜や肉料理など一通りの料理がそろい、しかもアルコール類は飲み放題。ガールズ居酒屋は、手頃な価格で若い女性と接することができるため、人気急上昇中。訪れた店もサラリーマンを中心にほぼ満席に近い盛況ぶりだった。

 ■過激サービスの異空間

 女性店員は、酒や料理を代わる代わる運んでくる度に、客の目前で腰を激しく振ったり、くねらせたりするパフォーマンスを披露し、客はくぎ付け状態。店内の至る所から、女性店員をはやし立てる手拍子や歓声が起こり、通常の居酒屋とは全く異なる空間が広がっていた。

 初めて来店したという男性客は「すごい格好だ。しかも、急に踊り出すので驚いた」と興奮気味。自称、23歳という女性店員は「酔ったお客さんが興奮し、体を触られてしまうこともある」と教えてくれた。

 ■中高生バイトも露出

 神奈川県警は今月11日、中高生を深夜に働かせたとして、風営法違反(年少者使用)と労働基準法違反(深夜労働)の疑いで、横浜市中区の「夢小町 伊勢佐木町」の経営者の男(37)ら3人を逮捕。同県内では初のガールズ居酒屋の摘発となった。

 県警の調べによると、経営者の男らは昨年12月〜今年2月、同店で当時15〜17歳の女子中高生ら6人を午後10時以降に働かせ、客から注文を受けて飲食物を運ばせるなどした疑いが持たれている。

 同店の女性店員も、胸元が強調され、へそが出る短い上着にミニスカート姿と肌を大きく露出した服装。時給は1100円だが、客と乾杯する有料サービスがあり客が3000円の大ジョッキを注文すると、1000円が女性店員の収入になる。このため、県警は「通常の居酒屋で働くより、はるかに高収入が見込める」と指摘する。

 店員が客の隣に座り、酒を注いで接待するキャバクラに近い営業形態にも思えるが、ガールズ居酒屋は風俗営業の許可を必要としない「飲食店」として、保健所の許可だけで手軽に出店できるという。

 ■キャバクラ類似店も

 しかし、県警の捜査幹部は「女性が客と談笑するなど、実質的にはキャバクラのような営業をしている店も多い。酒の席で接待に近い営業をするうちに、客と一緒に酒を飲むようになるケースも想定できる」と話す。

 今年2月には、大阪市中央区のガールズバーで働いていたアルバイトの女子高生が飲酒しながら接客し、店内で倒れて死亡する事故が起きた。

 県警幹部はこの事件を例に挙げ、「客に酒を注文してもらうと給料が上乗せされる仕組みの店は、店員も自ら酒を飲んだり飲まされたりしがち。ガールズ居酒屋も、ガールズバーと同様の危険をはらんでいる」と警戒する。

 幹部は「簡単に出店できることもあり、繁華街を中心に店舗数が増加傾向」とみており、今後、実態把握を進める考えだ。

 ■危険なアルバイト

 ガールズ居酒屋は過激コスチュームでのパフォーマンスなどのサービスを伴うが、接客の必要はなく高収入のアルバイトのため、女子高生たちがウエートレス感覚で働いているケースが多いという。風俗業界に詳しい専門家は軽い気持ちで働き出し、思わぬ被害に遭うこともあると注意喚起する。

 風俗ジャーナリストの青山照彦さんは「店内で男性客に安易に携帯電話のメールアドレスを教えてしまったばかりに、執拗(しつよう)に交際を迫られる内容のメールを送られた女子高生もいた」と実情を明かす。

 悪質なケースとしては、1日に約100件ものメールを毎日のように男性客から送信された女子高生もいてノイローゼ状態になったという。

 店内では短時間だが、男性客と店員が会話する機会も多い。この際、「何気なく『どこの高校に通っているの?』とか、『学校の最寄り駅はどこ?』などと聞き出されることもある」と指摘する。「店員の女子高生のセーラー服などの制服姿を見ることが目的らしい。学校の近くで待ち伏せされた女の子もいた」

 このほか、閉店後に店の外で店員の女子高生たちが帰宅するのを待ち伏せてストーカー行為に走る男性客もいるという。

 青山さんは「女子高生たちは高収入のアルバイトというだけで、安易に働くと危険な目に遭うことも知るべきだし、店側はこうした危険から女子高生たちを守る対策を取る必要がある」と強調している。


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