ポルノ・買春問題研究会
論文資料集10
2010年度の論文資料集10号。詳細はこちらより
 
メニュー
 
Google検索
 
[検索結果に戻る]

国際 : 男性18人が17歳少女と集団痴漢プレー!!“痴漢電車”主催者らを起訴 台湾 (2012.03.24)

日時: 8853-12-09  表示:3156回

産経新聞 3月24日(土)12時3分配信

 親日感情が強く、日本の人気アイドルの音楽やテレビドラマなどでも現代日本文化に親しむ台湾社会。その台湾で今年2月、日本製アダルトビデオ(AV)を模倣し、貸し切り電車内で成人男性18人が、17歳の少女1人と合意の上の集団痴漢プレーを展開するという前代未聞の事件が発生した。この“痴漢電車”主催者ら男女6人は3月20日、台湾当局に起訴されたが、男性18人と少女に関してはおとがめなしという司法判断に社会は唖然(あぜん)。一体どんな経緯があったのか。(台北 吉村剛史)

[フォト]台湾で日本ドラマの海賊版DVD約1万点押収

 ■少女もネットで応募

 台北郊外・新北市の板橋地検が20日、公序良俗法違反罪(妨害風化罪)のわいせつ斡旋(あっせん)で起訴したのは、「痴漢電車」を主催した主犯の男(37)=求刑懲役6月=と、アシスタント役の女性2人、見張り役の男3人=いずれも同2月=の計6人。

 司法当局の調べや、台湾の主要メディアなどによると、事件が起きたのは2月19日午後のこと。主犯の男が、日本のAVを参考に思いついた「集団痴漢プレー会」への参加者を、事前にインターネットの掲示板で募集し、当日、参加希望の男性18人と、少女(17)1人を午後1時半、台北駅に集合させた。

 まずは同行の助手らとともに、全員の身分証の確認や、隠しカメラの携行の有無など、セキュリティーチェック。その後、台北駅に到着した、下り急行・●(=くさかんむりに呂)光521号(基隆・七堵発、高雄行き)の最後尾(9両編成)の貸し切り車両に、参加者を案内した。

 午後3時25分の出発から、同5時15分に苗栗県の竹南駅に到着するまで2時間弱の間、鉄道法で規定された最初の改札と次の改札の間の実質約80分間で、18対1の“痴漢電車”プレーが展開された。

 ■記憶は5人目まで

 車内では、乗車直後の車掌の改札後、すぐに見張りの男らが連結部のドアを閉め、女性アシスタントが参加男性全員に、ウエットティッシュやコンドーム、うがい薬などを配布した。

 主犯の男が、OL風の白いワイシャツに黒の上着とスカートをまとった少女に対し、わいせつな動作するよう指示した。それを開始の合図として、スーツ姿の参加男性らが次々に少女に手をのばし、わずか5分後には少女の衣服ははぎ取られ、AVさながらの光景が展開されたという。

 当局の調べに対し、プレーで「小雨」と名乗った少女は「変わった趣向に興味を持ち、年齢をごまかして申し込んだ。報酬はもらっていない」「当日は多数の男性と関係を持ったが、5人目以降は覚えていない」などと説明したという。

 一方、「車内では約半数が少女と関係を持った」などと証言した参加男性らの多くは、ハイテク企業勤務などの社会人らだった。

 また女性アシスタントの1人は有名大学院生で、「現代の性に関する論文を書くために申し込んだ」などと供述した。

 ■売買春にあたらず

 白昼堂々のこのご乱行は、2月24日、野党の立法委員(国会議員に相当)が密告者の名を伏せて指摘したことで発覚した。

 主要4紙やテレビ各局が大きく報じる中、鉄道警察局も捜査に着手し、主催者らが公序良俗法違反罪、参加男性らが青少年保護育成条例違反や公然わいせつ罪に問われる騒ぎとなった。

 何より世間を震撼(しんかん)させたのは、年齢を偽って「主役」を買って出た少女が未成年(台湾では18歳未満)だったことだが、この手の事件では未成年は「被害者」として扱われるため、結局、少女は罪に問われなかった。

 また男性らは、当日不参加だった2人を含め、事前に1人800台湾元(約2200円)を主催男性らに支払ったが、貸し切り車両代7580元(約2万円)をはじめ、うがい薬やコンドーム代など実費が主で、残金の1万元(約2万7000円)のみが主催者の懐に入った。

 台湾では昨年、従来、売春者側のみが処罰された社会秩序維持保護法が改正され、行政機関の指定区域外での売買春は、買春側も処罰の対象となったが、少女が「報酬をもらわなかった」ため、売買春にあたらないと判断された。

 青少年保護育成条例違反に関しては「年齢を偽る17歳6カ月の少女が、未成年だと見分けるのは困難」との理由で不問に付された。

 また公然わいせつ罪については、貸し切り車両は密室空間にあたり、自由意思で参加した関係者以外の目に触れる状態ではなかった、と判断された。

 ■6割が「おかしい」

 結局、残金などがなければ、主催者6人も罪には問われなかった“事件”なのだが、破天荒なパーティーの中身が明らかになると、ネット上では「最近の少女は何を考えているのか」という教育関係者の嘆きから、「AV制作で、もうけるのが目的だったのではないか」という疑念、果ては「なぜオレのところに招待状が回ってこなかったのか」との独身男性のつぶやきまで異見が百出している。

 一方、異変を見過ごした台湾鉄路管理局では、再発防止のため、車両貸し出しの規則を見直すことも検討するとしている。

 また、男性18人が、本当に少女が17歳であることを知らなかった証拠がない中での地検の不起訴判断に対し、有力紙、蘋果日報が21日付紙面で報じた自社世論調査では、58・75%が「おかしい」とし、「正しい」の23・35%、「わからない」の17・90%を大きく上回った。

 ■日本文化と認識?

 「日本のAVを参考にした」というこの事件が台湾社会を騒がせていた3月3日、台湾の知的財産保護に関わる捜査機関、保護智慧財産権警察大隊は、昨年11月から3月にかけ、台北市内の夜市(露店街)などで、日本のテレビドラマなどの海賊版DVDを販売していた4業者を摘発した、と発表した。

 NHKやフジテレビなど、日本の5テレビ局が、コンテンツ海外流通促進機構(CODA)を通じて行った台湾当局への取り締まり要請に基づく摘発で、日本のコンテンツの海賊版DVDを対象にした一斉摘発は、台湾では初めて。

 現場では「家政婦のミタ」や「坂の上の雲」など、最新の人気テレビドラマの海賊版DVDが1セット180元(約500円)前後で販売されており、結局、海賊版約1万点が押収されたという。

 だが、台湾では人気ドラマ同様に日本のAVの海賊版DVDも、夜市などで1枚100元(約270円)程度で販売されているケースが後を絶たず、「日本製AVは内容が多様で質が高い」として、全土にファンが多いのが実情だ。

 中には「日本ではAVのような行為が普通に行われている」と勘違いする人もいる。台湾在住の邦人女性が深夜にタクシーに1人で乗ると「運転手からそういう話題を振られて不愉快な思いをした」というケースも少なくないという。


ニュース報道について

このページ内で掲載されたニュース報道の中には、APPの立場や見解と異なるものも含まれてますことを、おことわりします。
最新の情報につきましては「http://www.app-jp.org」よりご確認ください。


[検索結果に戻る]
被害事実をご存じの方は、情報をお寄せください
ポルノグラフィによる人権侵害は想像よりはるかにたくさん生じていると考えられます。例えば、市販されているポルノ・ビデオからは、制作過程ですでにひどい人権侵害が行なわれていることを見てとることができます。

私たちは、ポルノグラフィによる被害を防止し被害者を支援する制度づくりをめざして、ポルノグラフィによる人権侵害の実態を明らかにする活動に取り組んでいます。被害事実をご存じの方は、どのような情報でもかまいませんので、研究会までお寄せください。
言語の選択
;
 
論文資料集9
2009年度のAPPの調査研究の成果を、論文資料集第9号にまとめました。ぜひご購入ください。詳細はこちらより
 
論文資料集8
2008年度のAPPの調査研究の成果を、論文資料集第8号にまとめました。ぜひご購入ください。詳細はこちらより