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DV : なるほドリ:「DV加害者更生プログラム」って何?/福岡 (2012.03.18)

日時: 2012-03-20  表示:2512回

毎日新聞 3月18日(日)12時30分配信

 ◇誤った信念、価値観正す より良い人間関係を学ぶ
 なるほドリ 妻や恋人に暴力を振るうDV(ドメスティック・バイオレンス)による事件が最近、目立つと思うんだけど。
 記者 昨年暮れに長崎県で男が、交際相手の女性の家族を殺害した事件はショッキングでした。その直前に最高裁判所で判決が出た北九州市の連続監禁殺人事件でもDVが背景にあり、男性被告と女性被告の量刑に差が出ました。DVの相談件数は年々、増加傾向にあります。
 Q DVを止める方法ってないのかなぁ。
 A 01年にDV防止法が施行され、裁判所がDVの加害者に対し、被害者に近づかないように命じる「接近禁止命令」を出すなど、被害者の保護に力を入れた制度が作られました。最近は「DV加害者更生プログラム」という加害者対策も注目されています。
 Q 加害者更生プログラムってどんなものなの?
 A 例えば夫が「女は男に従っていればいいんだから、殴られて当然だ」という誤った信念や価値観を持っていたとしたら、一時的に妻を保護したとしても、DVが根本的に止まるわけではありません。加害者プログラムは、暴力を受けた被害者がどんな思いを持っているのかを知り、誤った信念や価値観を改め、暴力を使わずに、より良い人間関係を作ることができるよう学んでもらうものです。
 Q どこでやっているの?
 A 世界的には北米を中心に加害者プログラムの研究が進み、DVは犯罪なのだということなど理念がしっかり形作られています。そのうえで被害者支援と連携し、裁判所の命令でプログラムを強制的に受講させる仕組みを導入している国もあります。ただ日本では、DV防止法で国や地方公共団体が「加害者の更生のための指導の方法」を調査研究するよう定めていますが、現状は東京の二つの民間団体を中心に、任意参加で実践されている程度です。
 Q 具体的には何をするの?
 A DV加害者数人のグループで、いろいろな場面を想定してどんな行動を取ったら良いか考えてもらうワークショップ(体験型講座)が主体です。とはいえ、信念や価値観はそう簡単に変わるものではないので、プログラムは数カ月〜1年にわたります。精神的疾患の治療法「認知行動療法」を取り入れた手法もあります。
 日本ではまだ試行錯誤の段階と言えそうですが今後、広がるのではないでしょうか。【回答・笠井光俊】


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