毎日新聞 3月17日(土)12時8分配信
県教委は16日、県迷惑防止条例違反容疑で逮捕され、罰金15万円の略式命令を受けた由利本荘市立岩城中学の川村****(42)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。今年度の県教委の懲戒免職処分は同教諭で7人目となる。
県教委義務教育課によると、川村元教諭は2月9日午後7時半ごろ、秋田市の書店で、デジタルビデオカメラで女子高校生の背後からスカートの内部を撮影したとして同容疑で同10日に逮捕された。同27日に略式起訴され、罰金15万円の略式命令を受けた。
川村元教諭は県教委の聞き取りに対し、インターネット上の盗撮サイトを見て盗撮に関心を持ち、逮捕されるまでに女性の後ろ姿を数回撮影していたことを認めたという。県教委は「教員に求められる倫理観を著しく欠く行為」としている。【野原寛史】