時事通信 8月4日(木)10時14分配信
全国の警察が今年上半期(1〜6月)に刑法犯として摘発した14歳以上20歳未満の少年は、昨年同期比6.1%減の3万6601人で、9年連続減少したことが4日、警察庁のまとめで分かった。摘発した少年の33.4%は過去に非行歴があり、再犯者率は2年連続で上昇。同庁は「家庭や地域社会の絆が弱まり、非行を繰り返す少年の増加につながっている」と分析している。
児童ポルノ事件の摘発は9.1%増の649件、被害に遭った18歳未満の子どもは14.4%増の310人で、いずれも上半期の統計が残る2000年以降で最悪となった。