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ポルノ被害 : プロフ悪用、少女に…教師の陰湿なワナ (2011.07.10)

日時: 2011-07-14  表示:3859回

2011年7月10 産経新聞 衝撃事件の核心 

 インターネットで知り合った女子高生にわいせつな行為をしたとして、東京都小平市で中学校の教壇に立っていた理科教師の男が、児童福祉法違反(淫行させる行為)容疑で警視庁に逮捕された。男は、中高生が利用する自己紹介サイト「プロフ」を悪用し、多くの少女を誘い出しては関係を迫っていたとみられている。教員歴26年余りのベテラン教師の裏の顔とは−。(西尾美穂子)

 ■ビデオ片手に 歌舞伎町のビジネスホテルで少女に…

 警視庁に逮捕された男は、小平市立上水中学校の理科教師、****容疑者(56)。捜査関係者によると、事件の一部始終はこうだ。

 今年5月6日夜、新宿区歌舞伎町のビジネスホテルの一室。

 「避妊薬だから」

*** **容疑者は、私立高校1年の少女(15)にこう嘘をついて睡眠導入剤を飲ませた。ビデオカメラを片手に撮影をしながら、意識がもうろうとする少女の制服を脱がし、裸体をもてあ****容疑者。ベッドの周りには、ほかにも2台のビデオカメラを設置し、わいせつ行為を撮影していた。

 2人が出会ったきっかけはプロフ。ネット上で自分の個人情報を公表すると、閲覧者からメッセージが寄せられるこのサイトに、少女はこう書き込んだ。

 「15歳、○○高校1年生、東京居住…」

 約2年前、少女が「ネットで友達を作りたい」という理由から始めたプロフ。しかし、目をつけたのが**容疑者だった。

 「32歳のヒロといいます。優しい感じです。都内で8万円で会いませんか」

 今年5月5日、**容疑者は少女のプロフに、こう書き込んだ。“援助交際”をにおわせる書き込みだった。

 それを見た少女は、自分の携帯電話で、「遊びません」と、はっきりと拒絶の意思を示して返信したが、そこに記載されたメールアドレスを**容疑者は見逃さなかった。

*** **容疑者はそのアドレスに執拗(しつよう)にメールを送り、直接会うように求めた。送信数は2日で約100通にも上った。

 少女が「やめてください」と返信すると、**容疑者はこんな風に送り返した。

 「上半身裸の写真を送ってくれたら、やめる」

 15歳の少女は、そのわなにかかり、裸の写真メールを送ってしまった。

 「写真をばらまかれたくなかったら会え」「制服を着てこい」

 こう脅された少女は、その日のうちに要求通り制服を着て、**容疑者が待ち受けるビジネスホテルに向かってしまった。

 ■自宅棚には約150枚のDVD 1800人分のメアドも

 ホテルで欲望を満たした**容疑者は、少女を置いたまま逃走した。しかし、少女の母親から相談を受けた警視庁少年育成課が捜査した結果、約1カ月後の6月12日、児童福祉法違反容****容疑者を逮捕したた。

 逮捕容疑は5月6日、この少女にわいせつ行為をしたというものだった。**容疑者は事件当日、午後2時半から休暇をとっていた。

 少年育成課が、**容疑者が独り暮らしをしていた小平市小川西町のマンションを家宅捜索したところ、寝室のベッド脇の棚からは3つの保存ケースに納められたDVDが約150枚見つかった。DVDの映像を確認した捜査員らは、思わず顔をしかめた。

 映っていたのは13〜22歳くらいまでの女性99人にわいせつな行為をする様子だった。このうち75人は18歳未満。多くは14、15歳で、意識がもうろうとした状****容疑者とみられる男から体を弄ばれていた。

 「見れば見るほど気分のめいる映像だった」

 DVDの中身を知る捜査関係者は眉をひそめる。

 DVDには1枚1枚、ラベルが貼られ、撮影日や撮影に使ったカメラの種類、少女の年齢や学校名などが記入されていた。

 また、部屋のリビングには、パソコン4台とビデオカメラ3台があり、パソコンと携帯電話から1800人分のメールアドレスが見つかったという。

 ■メールで脅迫 値切ったり踏み倒したりも

 少年育成課によると、**容疑者は調べに対し、逮捕容疑を認め、高校生を狙った理由については「言いなりになる子がよかった」と供述した。少なくとも2年前から同じような行為を繰り返していたことも認めたという。

 脅迫めいたメールを送りつけ、カネと引き換えにホテルなどで関係を結ぶように要求。欲望を満たすと、支払うカネを値切ったり、「ばらすぞ」と脅して払わずに逃げたりすることもあったという。

*** **容疑者は千葉県で中学校の教師として勤めた後、26年ほど前に、東京都の中学教師となった。今年4月に小平市立上水中学校に転任したばかりだったが、市教委によると、問題があるような行動はなく、「担任を普通に任せられる人材」として評価されていたという。

 逮捕後に接見した同校の副校長には、「ここ2、3年疲れてしまい、善悪の判断がつかなくなってしまっていた」と話したという。

 ■市販ビデオからエスカレート 「生徒の裏の顔を見るようで興奮」

 しかし、**容疑者はそのかなり前から、女子中高生に性的関心を抱いていた様子もうかがえる。少年育成課によると、**容疑者は約10年ほど前から、中高生が売春する市販ビデオを見て楽しんでいたという。

 「ビデオでは、自分がいつも教えているような子が性交をしており、授業で見る女子生徒の顔と、裏の顔のギャップを見るような気になり、驚きと興奮を覚えた」

 インターネットでもビデオ映像をダウンロードして見ていたようだ。捜査関係者によると、**容疑者の自宅のパソコンにはファイル共有ソフト「ウィニー」で「女子高生もの」や「少女がクロロホルムで眠らされ乱暴されるもの」などのタイトルが付いた動画がダウンロードされていた。

 しかし、ビデオを見るという“個人的”趣味に、**容疑者の行為はとどまらなかったとみられる。インターネットで出会い系サイトがはやり始めると、そこで出会った女性らに「援助交際」を持ちかけ、隠し撮りもするようになった。

 ネットで、多くの女子中高生がプロフを利用していることを知ると、書き込みをして、誘い出すようになった。「中高生と出会える確率が高いので、利用するようになった」

*** **容疑者はこうも供述したという。

 ■規制なきプロフの危険 ショックを受けた生徒たち

 プロフは売春行為などを防止する出会い系サイト規制法の対象外で、18歳未満でも自由に利用できる。

 しかし、警察庁によると、非出会い系サイトで児童買春事件などの犯罪被害にあった未成年者は年々増加。平成22年には前年比103人増の1239人。出会い系サイトの254人の約5倍に上っている。

 少年育成課は「プロフは悪質な利用者がいることを前提として、使ってほしい」と警鐘を鳴らしている。

*** **容疑者は今月1日、児童福祉法違反罪(淫行させる行為)で起訴後、4日に別の中学3年の女子生徒(14)に対し、3月27日と5月14日、歌舞伎町のホテルでわいせつ行為をした同容疑で再逮捕された。

*** **容疑者に関係を迫られた多くの少女たちの心には深い傷が残った。**容疑者と同年代の中年男性の体臭を嗅いだだけで、体調が悪くなる少女もいる。

 いまのところ教え子の中で被害は確認されていないが、市教委は生徒に対しても、カウンセリングなどを実施する予定だ。


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