ポルノ・買春問題研究会
論文資料集10
2010年度の論文資料集10号。詳細はこちらより
 
メニュー
 
Google検索
 
[検索結果に戻る]

その他 : 性暴力を問う 第3部 奪われた笑顔 読者の反響<下>男性も被害 驚き、励まし (2010.07.07)

日時: 2010-12-05  表示:3805回

苦しみ生きてきた あなたは勇者/読むのがつらい でも読まなきゃ

 連載「性暴力を問う 第3部 奪われた笑顔」の5回目で取り上げた、関東の男性被害者(30)の事例には、「性被害に遭うのは若い女性だけと思い込んでいた」という驚きの声が多数寄せられた。数十年前の被害を告白する男性からの手紙も届いた。

 <どんな性的虐待を受けたか聞かれたら、全部答えられるくらい、脳裏に焼き付いています>。数十年前、高校時代に男性教師から被害を受けたという男性は、便せん2枚に、苦しい胸のうちを書き連ねていた。

 被害について、誰かに話したり、相談したりしたことはなかったという。

 <でも、一生の秘密として墓場まで持っていくのは何にもならない。もし私の経験が同じような境遇の人の力になれば>

 そして、同じ被害に苦しむ「仲間」へのメッセージをつづった。<どうか自分自身の体も心も大切にしてあげてください。こんなつらい思いをしても自分は生きている。これは本当にすごいことだと、自分を励ましてください。苦しみながら生きてきた性被害者の皆様は、勇者です>

 先輩からのレイプ、自慰行為の強要――。連載で紹介した男性被害者の体験について、<男性の方もこんなひどい目に遭っているのだと、がく然としました>と大阪府の30歳代の主婦。<子どもが同じ被害に遭ったら、と思うと怖くてたまりません>と記す一方で、<この連載は読むのがつらいです。でも、読まなきゃいけないと思います。私たちにできることは何か、考えたい>と締めくくった。

 50歳代の女性も<ショックを受けました。これからは他人事ではなく、被害者の方が生きやすいように、また新たな被害者を出さないように性暴力に関心を向けなければ>とつづった。

 男性被害者への励ましも。46歳の女性は<本当に偉かったね。頑張ったね。心の傷は深いと思いますが、これからは幸せになって下さい。人の何倍も何倍も>と言葉を寄せた。

 多数のお便り、ありがとうございました。引き続き、性暴力を巡る司法制度や支援対策の課題などを取り上げていきます。ご意見や情報をお待ちしています。(性暴力問題取材班)

 ◆性被害を乗り越えて生きる男性サバイバーとして、講演会や自助グループを通じて活動する玄野(くろの)武人(たけと)さんの話「男性被害者の存在は知られつつあるが、まだ社会の偏見は根深く、ひとり苦しみを抱える人は多い。もし、被害の相談を受けたら、しっかり話を聴いた上で、『話してくれてありがとう』『君は悪くないよ』と伝えてほしい。日本の強姦(ごうかん)罪は被害者を女性に限っているが、レイプの定義を広げた欧米と同様、男性を含めるように早急に法改正してほしい」
(2010年7月7日 読売新聞)


ニュース報道について

このページ内で掲載されたニュース報道の中には、APPの立場や見解と異なるものも含まれてますことを、おことわりします。
最新の情報につきましては「http://www.app-jp.org」よりご確認ください。


[検索結果に戻る]
被害事実をご存じの方は、情報をお寄せください
ポルノグラフィによる人権侵害は想像よりはるかにたくさん生じていると考えられます。例えば、市販されているポルノ・ビデオからは、制作過程ですでにひどい人権侵害が行なわれていることを見てとることができます。

私たちは、ポルノグラフィによる被害を防止し被害者を支援する制度づくりをめざして、ポルノグラフィによる人権侵害の実態を明らかにする活動に取り組んでいます。被害事実をご存じの方は、どのような情報でもかまいませんので、研究会までお寄せください。
言語の選択
;
 
論文資料集9
2009年度のAPPの調査研究の成果を、論文資料集第9号にまとめました。ぜひご購入ください。詳細はこちらより
 
論文資料集8
2008年度のAPPの調査研究の成果を、論文資料集第8号にまとめました。ぜひご購入ください。詳細はこちらより