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その他 : 性暴力を問う 第3部 奪われた笑顔 読者の反響<上>手紙など105件 被害告白や共感 (2010.07.06)

日時: 2010-12-05  表示:3744回

なかったことにして生きてきた/人傷つける行為に怒りと悲しみ

 子どもの性被害をテーマに、6月21日付朝刊から8回にわたり掲載した連載「性暴力を問う 第3部 奪われた笑顔」には、手紙やメールなど105件の反響が寄せられた。「苦しみをひとりで抱えてきました」。約半数が、子ども時代に同様の被害を受けた人たちからだった。子どもを持つ親の立場から「人ごとではない」「できることは何かを考えたい」という意見も多数あった。一部を2回に分けて紹介する。(性暴力問題取材班)

 <私だけじゃないと勇気づけられた>という女性(41)は、幼少から結婚するまで父親の性暴力に耐えた日々を振り返った。<母に打ち明けたが、「お前が悪い」と言われた。生きるのがつらく、死にたいと思い詰め、高校の屋上から飛び降りようとした。現実逃避するしかなく、たばこやシンナーを吸い、風俗でも働いた>。両親には憎しみ以外にない、という。自身も母となり、<温かい家庭がほしいだけです>と吐露した。

 父親から性暴力を受け、実家を離れて施設で暮らしているという少女からも匿名の手紙が届いた。<悪いのは父なのになぜ? 「家に帰りたい」というのが本当の気持ちです>と、被害を受けた自分が家庭から引き離されたことへの理不尽さを訴えた。

 また、12歳の時、部活の合宿中に中学教諭から強姦(ごうかん)された女性(44)は、うわさが地域で広まり、高校卒業まで友達は一人もできなかったという。<被害を“なかったこと”にして生きてきた。事件は自分を強くしたけど、あのことがなければ別の人生があったと思うと悔しい>

 <知らなかった世界が書いてあり、大変驚いた〉と手紙につづったのは、2児の母という女性。〈親が子どもを信じ、守る姿勢を見せることが、予防や被害後の回復に役立つのでは。子どもを被害者にも加害者にもしない方法を考えなければ>と思いを寄せた。児童福祉を学ぶ女子大生(21)は、<人を傷つける性暴力に怒りと悲しみを覚える。子どもを狙うなど論外。「人は理性を持って行動する責務がある」という当たり前のことを発信できる立場でありたい>とした。<タブー視されたテーマ。啓発のためにも書き続けて>という意見もあった。
(2010年7月6日 読売新聞)


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