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その他 : 香川県の大乱交パーティ。ムリクリ逮捕の舞台裏と公然わいせつのボーダーライン

日時: 2010-10-26  表示:4078回

「突入時、『警察だ。動くな!』と叫ぶと、パーティ参加者たちはがっくりとうなだれていましたね(笑)」(東かがわ警察署・中野正嗣副署長)

 10月9日、香川県まんのう町内のロッジで開催された50人規模の乱交パーティで、主催者の男を含む男女8人が公然わいせつ幇助、及び公然わいせつの疑いで現行犯逮捕された。

 今回の摘発に警察はしてやったりといった様子。しかし、一部、乱交愛好家からはこんな恨み節も聞こえてくる。

「同じ趣味の人間が密室で楽しんでいるところにいきなり入ってきて、公然わいせつって言われても……。あれでアウトなら、オレら愛好者は何を楽しみに生きればイイの!?」(愛知県在住の30代男性)

 都内の乱交パーティ主催者(40代男性)もため息をつく。
「今回、逮捕された主催者は儲け度外視でやってたっぽいよね。純粋にセックスを楽しみたい人たちの善良な集まりだと思うんだけど」

 と、同好の士の不幸を哀れむ声が続出。確かにこのパーティ、かなりお行儀がよかったようだ。参加者は登録制、NGプレイなど、守るべきマナーも徹底していたようで、「摘発当日、ロッジは全棟満室でした。だけど、苦情は一切なし。私もまったく気づきませんでした」(ロッジ管理人)というほど、実際、静かな乱交ぶりだったらしい。

 しかも、法的にも罪にならない可能性もあるという。実は警察がロッジ内に踏み込んだとき、“コト”に及んでいたのはロッジ2階にいたふた組のカップル計4人のみ。参加者の大部分は1階で談笑していたのだ。

 専門家はこう語る。
「公然わいせつとは不特定または多数の前で性器を見せるなど、わいせつな行為をすること。パーティ参加者は自らが応募後、登録した人だから不特定とはいえない。だから多数の前でわいせつ行為をしたという解釈で、警察は摘発したと考えられます。多数の定義? その線引きは難しいのですが……。まぁ、10名前後ではないでしょうか?」(落合洋司弁護士)

 つまり、“コト”に及んでいたカップルを見物していた人数は、犯罪の要件を満たすか否かを判断するうえで非常に重要で、その人数が10名以下なら、公然わいせつ罪に問えない可能性も出てくるというのだ。

 この点について、警察側は、「2階にも複数名の見物人がおり、さらに1階にいたままの参加者も、多数が2階に行き、ふた組のセックスを見たと答えている。これにより公然わいせつ罪は成立すると判断しています」(前出・中野副署長)と答えるが、複数名や多数とは具体的に何名かと聞くと、「ひとりやふたりではない」とはぐらかすばかり。まさかムリクリ逮捕……!?

 愛好家たちのためにも、違法合法のボーダーラインを示すためにも、そこの部分は明確にするべきでは?

週プレNEWS 10月22日(金)20時51分配信


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