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児童ポルノ : 事業者視点でインターネット上のブロッキング問題を検証 (2010.10.20)

日時: 2010-10-21  表示:3946回

Scan 10月20日(水)13時28分配信

児童ポルノ撲滅の国際的機運が高まる中、7月27日、政府の犯罪対策閣僚会議は「児童ポルノ排除総合対策」を策定した。

同対策の「流通・閲覧防止対策の推進」には、リストを作成しユーザーのアクセスを制限するブロッキングの手法が用いることが記載されている。

11月24日から26日にかけて、社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)主催により開催される「Internet Week 2010」のセッション「インターネット上のブロッキング問題を検証する」で講演する、社団法人日本インターネットプロバイダー協会の木村孝氏に、このブロッキングに関わる問題点を聞いた。

--ブロッキングについての背景や目的を教えて下さい

児童ポルノに対する規制強化の世界的な流れを受けて、日本でも今年、児童ポルノのインターネット上での流通を防止するため、ISPによる「ブロッキング」の導入を支援することが政府の方針として決まりました。

日本では憲法上、通信の秘密や表現の自由が保障されており、ISPは従来、通信の秘密については厳重に取り扱ってきました。違法な児童ポルノ画像や動画とはいえ、例外的にISPがネットワーク上でコンテンツを監視し、それを遮断するということは日本では初めての試みです。

このため、通信の秘密や表現の自由に対する例外が認められることになれば、それが今後拡大する懸念があるとして、児童ポルノについて関心のない人にとってもブロッキング問題は無関係ではいられなくなってきています。

現在、ブロッキングを巡る諸問題を概観し、その上で主に技術的な課題について検討する必要が高まっています。

--予定している講演内容は何でしょうか?

まず、ブロッキングの概要として、海外の事例をはじめ、ブロッキングの論点や限界、ISP 競争環境への影響などを紹介します。その後、ブロッキングの法的問題や技術的手法を紹介し、それらの内容を踏まえた上で、最後に登壇者全員によるパネルディスカッションを行ないます。

--プログラムの対象者はどのような方ですか?

インターネットの技術者やオペレーター、ISP のサービス企画者、および通信の秘密や表現の自由に関心を持つインターネットのユーザーを対象としています。

--最後にメッセージをお願いします。

このプログラムでは、「ブロッキング」がそもそも技術的に可能なのか、それが本来の児童ポルノ流通防止のために有効なものなのか、憲法や法律上どのような理由でそれが認められるのか、といった観点でこの問題についての有識者の意見を聞きたいと思っています。なお、当日の夕方にはこの問題についてのBoF?も予定しています。是非そちらも合わせてご参加ください。


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