2007年12月16日17時23分配信 ロイター
[ニューヨーク 14日 ロイター] 米国の研究チームが行った調査によると、同国の女子大生の約半数は、性のあり方を表現する方法としてポルノ写真閲覧を容認していることが明らかになった。
同調査は、米ユタ州にあるブリガムヤング大のジェーソン・キャロル助教授が率いる研究チームが実施。国内の大学6校で18─26歳の大学生813人、および学生の親を対象に行った。
同助教授は「ポルノ写真が出回るようになったことで、若い女性の態度にも影響が出ているようだ」と指摘。インターネットで簡単に入手できるようになったことも、ポルノ写真への見方に変化が生じた一因だとしている。
また同調査では「ポルノ写真を容認できる」とした父親が37%にとどまった一方、9割近くの男子学生が過去1年間にポルノ写真を見たと回答している。
同調査結果は、学術誌「Journal of Adolescent Research」に掲載される。