8月17日16時51分配信 毎日新聞
県警の所轄署に勤務する男性巡査部長が、知人女性の体を触るセクハラ行為を理由に停職6カ月の懲戒処分を受けていたことが16日、分かった。昨年12月に処分されたが、県警は公表していなかった。
県警監察官室の説明では、巡査部長は昨年9月、駐車場にとめた乗用車内で女性の体を触るなどわいせつな行為をした。女性は県警に相談したが、告訴しなかったという。
公表しなかった理由について同室は「女性のプライバシー保護を最優先した」と説明している。
また、4月には男性巡査が米子市の路上に落ちていたゲーム機を着服したとして減給10分の1、3カ月の懲戒処分を受けていた。遺失物横領容疑で鳥取地検米子支部に書類送検されたが、不起訴処分になった。県警はこちらも公表しなかった。【加藤結花】