8月8日9時51分配信 Record China
2010年8月6日、広東省深セン市宝安区で、日本人駐在員による盗撮が発覚、現在は警察に拘束されている。トイレにピンホールカメラを設置し、同僚を盗撮していたという。7日、羊城晩報が伝えた。
市民からの通報を受け、記者は宝安区のあるオフィスビルを訪れた。周囲には黒山の人だかり。ビル6階の窓には1枚の横断幕が風に吹かれて揺らいでいた。「日本人は女性従業員をいじめた。私は権利を守るために発言しなければならない」と大書してある。その脇にはベランダに片足をのせ、窓の外に身を乗り出した女性。両手で窓ガラスを叩いている。
女性はビルに入っている日本企業の従業員。8月2日、トイレの個室から出ようとしたところ、ドアが何かにぶつかった。見ると日本人の同僚ではないか。その日本人男性はピンホールカメラでトイレを個室の外からこっそり盗撮していたという。女性はただちに通報。問題の男性は警察に拘束され取り調べを受けているほか、企業トップの日本人管理職も警察に治安拘留されているという。なお女性は「精神補償費」を求めているが、金額は不明。(翻訳・編集/KT)