7月17日16時56分配信 夕刊フジ
米国で最もセクシーなスポーツキャスターとして有名なESPNのエリン・アンドルーズさん(31)。
13日はアナハイムで行われたオールスター・ゲームで現場リポーターをつとめ、笑顔を振りまいていたが、その一方で、米国の「マリオット・ホテル」など複数のホテルとストーカー男1人を相手取り、総額65万ドル(5800万円)の訴訟を起こしていたことが判明、全米の関心を呼んでいる。
発端は2008年秋頃から、彼女が取材先でホテルに泊まるたびに盗撮の被害にあい、ヌードがネット上に流れるようになったこと。
事態を重くみた彼女の雇い主であるESPNは巨額を投じて捜査に協力。昨年10月、ようやく犯人がFBIに逮捕された。
犯人はシカゴの保険会社社員、マイケル・バレット(48)。彼女の宿泊先を突き止めたうえで隣の部屋を予約。ドアののぞき穴を改造して、そこから携帯電話でビデオに撮ってネットへ流し、そのビデオをゴシップ専門ネット「TMZ」にも持ち込んでいた。
エリンさんも出廷した裁判で、バレットは禁固2年半の判決を受け服役。これで一件落着かと思われたが、エリンさん側の弁護士が、「ホテルはストーカー男にエリンさんが泊まっていることを認めた上、ルームナンバーまで教え、その隣室の予約を受け付けた」と暴露。
のぞき魔にプライバシーを侵害された精神的苦痛はもちろん、「ルームナンバーまで教えた点でホテル側にも大きな過失がある」として、当初ストーカー男だけを対象にしていた慰謝料の請求をホテルにも拡大した。
果たして米国の高級ホテルがそこまでズサンだったのか?
ホテル側は一切ノーコメントだが、美人キャスターとホテルの争いはスタートが切られたばかりだ。