ポルノ・買春問題研究会
論文資料集10
2010年度の論文資料集10号。詳細はこちらより
 
メニュー
 
Google検索
 
最新 << 1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   >>  最初

ポルノ被害 : 「もう消せないの?」 身に覚えのない「無修正」が流出…

日時: 2019-08-13  表示:19回

弁護士ドットニュース 2019年08月13日 09時18分

かつてAV女優として活動していた女性が、引退から10年以上も経って、思いがけない苦しみを味わっている。いわゆる「無修正作品」に出演した覚えは一切ないのにもかかわらず、ある動画サイトで勝手に配信されているというのだ。モザイク処理がされる前のテープなどが流出したものと見られる。引退して、新しい人生をおくっていた彼女は現在、動画サイトに対して、作品の配信停止をもとめているが、応じてもらえていない。

●「毎月、何人も新しい女の子が出てくるから、大丈夫だよ」

女性がデビューしたのは、もう15年以上前のこと。当時は、まだそれほどインターネットが普及しておらず、動画サイトでなく、レンタルビデオ店でAVを借りて、視聴する人が多かった時代だ。

きっかけは、知り合いの知り合いくらいの距離感にある人から「稼げるよ」「自分の価値がわかるよ」と誘われたことだった。初めて事務所を訪れた際、次のようなことを言われたと記憶しているという。

「毎月、何人も新しい女の子が出てくるから、大丈夫だよ」

もちろん裸になることに抵抗がなかったわけではない。しかし、写真をきれいに撮ってもらったり、有名女優たちと一緒に宣伝ができたりする、という話が決め手となった。「そのあとは、本当に大事に扱ってくれましたよ。嫌なことはされなかったです」(女性)

撮影ペースは、多くて月1本くらい。数年間で、3つの事務所を渡り歩いて、複数の女優名を名乗り、少なくとも10本以上の作品に出演した。そして、引退した。「若い子もいっぱい出てきていたので、引き止められたり、脅されたりすることもありませんでした」(女性)

●「これ、似ているけど、ちがう?」

女性の引退前後は、インターネットが急速に普及していた時期だ。わざわざ、レンタルビデオ店まで出かけなくても、誰でもすぐにアクセスできる動画サイトの利用がうなぎのぼりに増えていた。

「これ、似ているけど、ちがう?」

引退からしばらく経ったある日、友人にこう尋ねられることがあった。AV女優だったことを打ち明けていなかった。

「そのときまで、作品も、パッケージも見たことなかったんです。見たら、現実になるというか・・・怖くて、調べることもしていませんでした」「そんなに簡単に見つかるとは思っていませんでした。今となっては(出演したことを)後悔しています」(女性)

それから数年後、結婚して、現在はまったく別の人生をおくっている。それでも、過去がつきまとう。

「(AV女優だったことは)ずっと、心のはじっこにありました。かなり容貌が変わったので、私だとわからないと思いますが、何かのきっかけで、バレてしまうんじゃないかと不安です」(女性)
●「だまされたと思いました」

そんな悩みを抱えていたところ、AV人権倫理機構が2018年2月、過去のAV作品の販売・配信停止の手続きを受け付けると発表した。

このニュースを知ったあと、大手サイトで販売・配信されている出演作品について停止をもとめると、すぐに応じてもらえた。また、違法・有害情報センターのアドバイスも受けながら、違法アップロードされた動画・画像を少しずつ削除していった。

一つ一つは簡単で、短時間のものだが、膨大な量があるので、気持ちを鼓舞しながら、こうした作業に取り組んでいたという。

ところが、ことが順調にすすんでいるように思えた矢先、海外にサーバがある無修正動画サイト「カリビアンコム」で、身に覚えない無修正作品が配信されていることを知ったのだ。しかも、現役時代に名乗ったことのある女優名でなかった。

「わたしの知らない名前でした。いったい誰がこんなことをしたんだろうと、びっくりしました。(昔の)人間関係を切っていたので、この感情を誰にぶつけたらいいのかもわかりません。だまされたと思いました」(女性)

事務所やメーカーはすでに倒産していたり、連絡先がわからくなっていたりするという。そのため、どこから流出したのか、まったくわからないそうだ。
●「もう消せないのでしょうか」

カリビアンコムに削除するようメールで連絡すると、サインの入った英文の契約書と身分証明書のコピーが送られてきた。あわせて、「あなたには、削除をもとめる権限はない」という言葉が添えられていた。

だが、英文の契約書にサインした記憶はまったくない。女性は「『無修正』の出演を承諾したことは絶対にありません」と明言する。警察に対応をもとめたが、カリビアンコム側は応じておらず、現在までに「無修正」の削除はすすんでいない。

女性の代理人をつとめる伊藤和子弁護士は「無修正出演は、刑事事件のリスクもあるので、(彼女が)絶対に承諾するはずがありません。それなのに勝手に配信されています。政府も対策をとっており、総務省・警察もよく協力してくれていますが、まだまだその手段は不十分です」と指摘する。

こうした状況に巻き込まれても、女性はあきらめずに、すべての動画・画像の削除に向けて、できる限りの手段をとっていくという。取材の最後に次のような言葉を語っていた。

「昔、良いと思って出演しても、あとから消したいということは、普通にあるはずです。まして、無修正が勝手に流出していたら・・・犯罪行為をしたわけではないのに、名前を検索するとまだ出てくる状況です。もう消せないのでしょうか。こういう思いをしている女の子は他にもいるんじゃないでしょうか」(女性)

国際 : 好みは「経済的に恵まれない少女」、アドレス帳に100人以

日時: 2019-08-12  表示:23回

AFP 2019年8月11日 13:45 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]

【8月11日 AFP】多数の未成年の少女を性的目的で人身取引したとして起訴された米富豪のジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)被告がニューヨークの勾留施設で死亡する1か月前、若いスカウト部隊が高校生と大学生を集め、エプスタイン被告の飽くなき性欲を満たすことを強要する大掛かりなネットワークの存在が起訴状で明らかになっていた。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は2002年、当時親交のあったエプスタイン被告について、「彼は美しい女性が好きだ。その多くは若い方だ」と述べていた。

 エプスタイン被告が好んだ女性は「若い方」どころではなく、実は未成年の10代の少女だったとされる。

 ニューヨーク・ブルックリン(Brooklyn)地区出身のエプスタイン被告は当時、トランプ氏やビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領といったセレブと親交がある優秀なヘッジファンド経営者で、非の打ちどころがない人物とみなされていた。

 しかし米当局の捜査と被害者とされる人々が起こした多数の訴訟で、フロリダ州パームビーチ(Palm Beach)とニューヨークにあるエプスタイン被告の邸宅には、後ろめたい秘密があることが分かった。

 訴えによると、エプスタイン被告の「マッサージ室」には、数十人の少女が出入りしていたとされる。中には14歳の少女もいた。わいせつな写真とアダルトグッズで飾られたマッサージ室への少女の出入りは、1日に複数回に及ぶこともあった。

 元数学教師から投資銀行家に転じたエプスタイン被告は、少女にスムーズに近づけるよう年齢の近い者で構成されたスカウト部隊も保有しており、自身を慈善活動家と紹介させていた。

 ニューヨークのエプスタイン被告宅近くの学校に通っていたジェニファー・アラオス(Jennifer Araoz)さん(32)は14歳の時、校門前でそうしたスカウトの一人に「彼が助けてくれた」と声を掛けられたという。

 アラオスさんはNBCニュース(NBC News)にスカウトについて、「彼女は私に似ていた」と語った。スカウトはアラオスさんに対し、エプスタイン被告が芸能界での仕事を見つけるのを支援してくれると告げたという。

 ジェフリー・バーマン(Geoffrey Berman)連邦地方検事によると、エプスタイン被告は、「経済的に恵まれない未成年の少女」を好んだという。

■「小さな黒いアドレス帳」

 米紙マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)によると、エプスタイン被告の「小さな黒いアドレス帳」には、仏パリをはじめとする自宅を構える地域に住む100人以上の少女の名前が記されていた。

 多数の報告によると、家政婦と秘書、スカウト部隊が、密会の予約や交通手段――プライベートジェットを使うこともあった――支払いを細心の注意を払って追跡していた。支払いは大抵の場合、1訪問当たり200〜300ドル(約2万1000〜3万2000円)だった。

 マッサージのセッションは全裸で行われ、ほぼ意図的な性的接触も含まれていた。

 多数の女性がエプスタイン被告による性的接触を拒否しようとしたが、駄目だったと語っている。

 アラオスさんはマッサージのために訪問した時、エプスタイン被告にレイプされたと主張。その時のことを、「怖かった。彼にやめてと言った」「(なのに)彼はやめてくれなかった」と回想している。

 被害を受けたと主張しているバージニア・ロバーツ(Virginia Roberts)さんも、「エプスタイン被告から逃げたら、殺されたり拉致されたりする恐れがあった。彼にはそうしたことができると常々思っていた」「すごく怖かった」と証言している。

 ロバーツさんをはじめとする被害者は、エプスタイン被告が友人や知人に10代の少女たちを提供していたと明かしている。ロバーツさんは、「エプスタイン被告は特別に話してやると言って、友人や知人に自分への『借り』をつくらせ、『完全に支配下』に置くためにそうしていると語っていた」と語った。

 トランプ氏とクリントン元大統領はいずれも、少女たちと不適切な接触は一切持っていないと主張。クリントン氏はこうした「恐ろしい犯罪」について何も知らなかったと話している。

 エプスタイン被告は2008年、売春の勧誘をしたとしてフロリダ州の裁判所で有罪を認め、約1年間刑に服した。死亡時は、性的目的の人身取引をめぐる連邦裁判所での公判を待っていた。(c)AFP/Thomas URBAIN

国際 : 16歳で買春客殺害し終身刑に...米人身売買被害者、減刑され

日時: 2019-08-12  表示:22回

AFP 2019年8月8日 18:34 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【8月8日 AFP】16歳で人身売買の被害に遭い、自分を性的に搾取した男を殺害して終身刑の判決を受け服役していた米国人女性が7日、仮釈放された。2004年に起きたこの事件をめぐっては、歌手のリアーナ(Rihanna)さんやタレントのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)さんら複数のセレブが女性の釈放を呼び掛けていた。

【合わせて読みたい】トランプ氏、終身刑の受刑者を減刑・釈放 K・カーダシアンが働きかけ

 テネシー州矯正局によると、シントイア・ブラウン(Cyntoia Brown)さん(31)は7日早朝に仮釈放された。同州のビル・ハスラム(Bill Haslam)前知事が、退任前の今年1月に「厳しすぎる」罰だったとして減刑していた。

報道などによれば仮釈放期間は10年で、その間は当局の承認した釈放計画に従い、就業か就学、定期的なカウンセリング、少なくとも50時間の社会奉仕活動が義務付けられる。

 ブラウンさんは2004年、ナッシュビル(Nashville)で不動産業者を殺害したとされる。殺害されたジョニー・アレン(Johnny Allen)氏は、ブラウンさんを買春した後、売春あっせん業者の下から連れ去り、性行為目的で自宅に連れ込んだ。

 陸軍の狙撃手だった経歴を持つアレン氏は複数の銃器を見せびらかし、ブラウンさんの局部を無理やり「つかんだ」という。命の危険を感じたブラウンさんは、アレンさんを撃った。

 ブラウンさんは成人として裁判にかけられ、第1級殺人罪と加重強盗罪で有罪判決を受け、少なくとも51年間は仮釈放の認められない終身刑を言い渡された。

 この事件は2011年にドキュメンタリー番組で紹介され、複数のセレブの注目を集めた。ソーシャルメディア上でハッシュタグ「#FreeCyntoiaBrown?」(シントイア・ブラウンさんを釈放せよ)を共有するキャンペーンが広がり、ハスラム前知事に釈放を嘆願するオンライン署名運動には32万5000人以上が賛同していた。(c)AFP

性犯罪 : 急増する「レイプドラッグ」被害女性3人の叫び~ 16歳で被

日時: 2019-07-18  表示:133回

「週刊女性PRIME」編集部 2019/07/16 16:00

性暴力に関する裁判で、無罪判決が相次いでいることへの抗議と、性暴力の撲滅を訴える「フラワーデモ」が全国的な広がりを見せている。

3回目となった6月11日は東京、名古屋、札幌、仙台、大阪、神戸、下関、福岡、鹿児島の計9か所で実施。それぞれの場所で数百人から数千人が集まる大規模なものとなった。

JR東京駅前の行幸通りには約300人が集まり、被害当事者団体『スプリング』のメンバー岩田美佐さんは「16歳で集団レイプに遭い、進学もできなくなった。いっそ殺されたほうがよかった」と語った。岩田さんや被害者たちの叫びを聞いて涙を浮かべる参加者の中で、深くうなずきながらすすり泣く女性がいた。
急激に増えている『レイプドラッグ』

藤本ありささん(仮名・36)だ。自身もレイプ被害に遭ったというが、

「何も知らない人に話すと必ず言われることがあるんです。“記憶がないだけマシだね”って。励ましてくれてるのかもしれないけど、それを聞くのもしんどい。意識明瞭で性暴力を受けた女性でさえありえない無罪判決が出ているのを見ると、襲われているときの記憶がない私は裁判をとても闘えないなって思うんです」

昨今、食べ物や飲み物に薬物を混入され、意識がもうろうとしたところで性暴力の被害に遭う女性が増えている。相手の抵抗力を奪い、性的暴行をする目的で使われる薬物は『レイプドラッグ』と呼ばれ、ここ最近では逮捕者も出ている。

市販の睡眠導入剤や処方された睡眠導入剤を使うなど犯行の手口は異なるが、容易に手に入れることができ、飲み物などに混ぜると無味無臭なうえ、体内からもすぐに消えてしまい証拠が残らないため手軽に使用されてしまうのだ。

こうした薬物の使用が疑われる性犯罪の摘発件数は、2015年度、\'16年度はいずれも30件程度だったが、\'17年度には85件と急増している。

性暴力救援センター東京によると、

「薬物を使用した性犯罪は以前からあります。数としては変わらないと思いますが、いろいろなところでレイプドラッグが話題になることで被害者本人の認識が変わり、告発しやすい雰囲気ができあがってきたのだと思います」

と解説。

前出の藤本さんも、

「テレビなどで同じような被害者がいることを知って勇気をもらいました。私も自分の経験を話すことで、ひとりでも多くの被害者を少しでも楽にできたら、と思いデモに参加しました」と述べ、つらい記憶を振り返った。
藤本ありささん(仮名・36)の被害

「被害に遭ったのは2年前の夏です。相手は仕事でかかわりのあった50代の男で、ちょうど休職中の私に、いい条件の仕事をちらつかせて誘ってきました。以前からの知り合いということで疑う気もなく食事に応じました」

1軒目はレストランで仕事の話をし、盛り上がったという。しかし、藤本さんは2軒目以降の記憶がぷつりと途切れてしまう。

「お酒は強いほうなんですが、2軒目でビールを飲んでからの記憶がないんです。1軒目は仕事の話ということもあり、お酒を飲まなかったので、飲んだのはビール1杯だけです。普段はビール3杯以上飲んでも酔いません。日本酒もワインも平気で飲めるのにおかしいですよね」

気づいたときには、見知らぬホテルのベッドに裸で横たわっていた。隣を見ると50代の男が裸でいびきをかいていたという。

「ゾッとしました。何が起きたのか本当にわからなくて、頭はボーッとしていてとにかく恐怖でこの場から離れなくてはと思って急いで服を着て逃げるようにホテルを出ました。動悸がずっと止まらなかった」
ぬぐえない恐怖

藤本さんは取材中、何度も後ろを気にする様子を見せ、誰もいないとわかると安心したような表情になった。

「あれ以来、男性が近づいてくると怖いんです。だって相手は本当に普通の人のよさそうなオジサンだったんです。何をされたか本当に何も覚えてなくて、でもなかったことにはできなくて。今思えば勇気を出して警察とかに行けばよかったのかもしれない」

藤本さんは、男と1対1で会ってしまった自分を責めている。

「警戒すればよかった。やっぱり自分の落ち度を探してしまうんです。それで自分を責めては嫌になって、の繰り返しです」

品川仁美さん(仮名・28)の被害

警戒していても卑劣な性犯罪者は隙あらば女性を狙う。品川仁美さん(仮名・28)は、大学1年生のときにレイプドラッグを使用されたという。

「今から約10年前になるのですが、大学のテニス&イベントサークルに入りました。田舎の母がサークルの飲み物に気をつけろ、としつこく言うので、お酒は絶対に飲まないようにしていました。飲み物に目薬を入れられて強姦される、みたいなサークルのニュースが当時あったんです」

飲み会には参加せず、趣味のテニスを充実させられたら、という思いで入会したという。入会の契約を交わしにサークルの事務所に行ったときに事件は起こった。

「妙にタバコくさい事務所で早く帰りたいなと思っていました。でも女性の先輩もいたし、襲われる心配はしていませんでした。事務所にはそのとき4年の男性2人とその女性の先輩が1人いました。男性の先輩が出してきたお茶は警戒して手をつけなかったんですが、女性の先輩が出してくれたヨーグルトを口にしたら意識がもうろうと……」

気づいたときには事務所から近い駅前のベンチに寝ていたという。

「性行為をされたという記憶はまったくなくて、どうして?&#8195;私何しているの?&#8195;という混乱した気持ちでいっぱいでした。何かされたと気づいたのは翌日でした。事務所にいた女性の先輩から《けっこうエッチなんだね》というメールが届いたんです。もう頭の中がパニックになりました。

記憶はないけど何かそういうことをされたんだ、という直感というか被害者感情がこみ上げてきて、でも怖くて詳細を聞けなくてそれから1週間外出できませんでした」

インカレサークルだったため、その後、彼らと顔を合わせることはなかった。それでも後遺症は大きい。
消えることのない心の傷

「被害に遭った場所の最寄り駅に怖くて今も近づけないんです。もしかしたら私のいやらしい映像とか撮られていたかもしれない。そういうものがサークル内にばらまかれているかもしれない、そう思うと怖くて10年たった今でも近づけないんです」

また夜10時以降はひとりでは外を歩けず、ヨーグルトを食べることもできなくなった。

「人間不信は今でも直りません。彼氏はいますが、付き合う前に必ず信頼している女友達と数回会ってもらって、女友達が“大丈夫”と言ってくれる相手でないと、その先に進むことができないし、3か月くらいはびくびくしながら食事をしています。こんなことが死ぬまで続くと思うと、悔しいし、つらい」

佐野あいさん(仮名・31)の被害

佐野あいさん(仮名・31)は、婚活サイトで知り合った自称商社マンの男(36)にクスリを盛られた、という。

「その日は2回目のデートで普通に誘われたら性交していたと思います。いま思えばそんなやつにそんなことを思っていた自分が嫌ですけど」

と、当時の自分の気持ちを冷静に振り返る。

「暑い日でビアガーデンに行きました。でも、途中からすごく風が強くなってきて、テーブルの上のおしぼりとか吹き飛ばされてました。私の帽子も結構遠くまで飛ばされてそれを取りに行ったんです」

その瞬間、男がカバンから何かを取り出すのが見えたという。

「サプライズで指輪とかくれるのかと期待してあまり見ちゃいけないと思い見ないふりをしたんです。席に戻ったら焦った様子でまたカバンをガサゴソしていて。そこから記憶がありません。そんなかわいらしいことを考えていた自分が恥ずかしい」

純粋な乙女心は粉々に打ち砕かれた。朝起きると汚いラブホテルの床に裸で寝かされていたという。

「ベッドの上には男がいて、私を見下ろしていました。SMみたいなプレーをしたいようなことを言っていましたが、そのときは何が起きたのか頭の中が整理できず、“気分が悪いから帰りたい”と叫んで帰りました。男はびっくりした様子でした。それから連絡もありませんし、私もしていません。同じように被害に遭っている人がたくさんいると思います。絶対に許さない」
レイプを立証するには証拠が

被害者たちの多くは被害を訴えることなく、加害者の逃げ得が許されてしまっている。今からでも被害を訴えることは可能なのか。

性犯罪裁判に詳しいアディーレ総合法律事務所の正木裕美弁護士は、

「客観的証拠もないうえに、事件発生時から数年という相当時間が経過しているのであれば、そもそも立証は困難。起訴に足る証拠が不十分とされる可能性が高いと思われます」

と、事件化する難しさを指摘する。万が一、被害に遭い、裁判で闘うとしたら証拠をひとつでも多く残すことが勝訴につながる道だという。

「被害直後は耐えがたくつらい時間だと思いますが、できるだけ早く警察、医療機関へ行くことが大事です。事件時に着用していた洋服や所持品などはそのまま、もしくは新しいビニール袋に入れて持参し、トイレに行かず、風呂にも入らずそのまま警察へ行くことです。

警察に行くこと自体、非常に勇気がいる行為ですし、さらに気持ち悪く耐えがたい苦痛を強いるものだと思いますが、加害者の責任を問うためには、レイプを立証する証拠を散逸させないことが不可欠です」
今年4月11日、東京駅前で行われたフラワーデモの様子(写真:週刊女性PRIME)

今回、話をしてくれた3人の被害者たちはともに記憶がなく、もうあの男と対峙したくない、という思いから事件当時は泣き寝入りをした。しかし今どんな結果になろうと被害者として弁護士に相談を始め、今からでもできる方法で被害を訴えていくという。

フラワーデモを最初に呼びかけたひとり、作家の北原みのりさんは、

「性犯罪の被害を受けた人が声を出せなくなるのは本当にひどいし許せない。声をあげた被害者をひとりにさせない。そんな思いからフラワーデモを始めました。実際に、想定していたよりも多くの人たちが集まってくれて“私も”と言いたい人がこんなにいるんだと改めて感じました。これからも女性たちが声を上げやすい空気をどんどん作っていきたい」

と、話す。

各地で女性たちは声を上げ始めている。卑劣な性犯罪者の逃げ得はもう許さない!

国際 : トランプ氏やクリントン元大統領と交流の米富豪、少女性

日時: 2019-07-17  表示:132回

AFP 2019年7月9日 7:52 発信地:ニューヨーク/米国

【7月9日 AFP】ヘッジファンド経営者として財を成した米国の富豪で、有力政治家や著名人らと交友関係のあるジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)被告(66)が8日、未成年の少女数十人を性的に搾取した罪で起訴された。

 同被告とこれまで交際のあった著名人には、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領やビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領、英国のアンドルー王子(Prince Andrew)がいる。

 エプスタイン被告は6日、仏パリから自家用機で帰国した際、ニュージャージー州の空港で逮捕されていた。

 米ニューヨーク州南部地区(Southern District of New York)連邦地裁が公開した起訴状によると、同被告は、性的搾取を目的とする未成年者の人身取引の罪と、同様の犯行を共謀した罪の2件で起訴されており、有罪の場合、最高45年の禁錮刑が科される可能性がある。

 エプスタイン被告は8日、マンハッタン(Manhattan)にある法廷で無罪を主張した。

 同地区を担当するジェフリー・バーマン(Geoffrey Berman)連邦地方検事によると、被告は2002年から2005年まで、マンハッタン、ニューヨーク、フロリダ州パームビーチ(Palm Beach)の自宅で未成年の少女数十人を性的に搾取した疑いがある。被害者の中には14歳の少女もいたという。

 バーマン検事は「罪状は何年も前の犯行によるものだが、現在、成人となっている多くの被害女性にとっては、まだ非常に重要だ」と指摘。「被害者らは法廷で証言の機会を与えられてしかるべきだ。われわれは今回の起訴によって被害者のために立ち上がることを誇りに思う」と述べた。

 エプスタイン被告は過去、パームビーチの邸宅で少女らに金を払い、性的なマッサージをさせたとして有罪判決を受けたが、2007年の司法取引により連邦での起訴を免れていた。この際、同被告の弁護人は、当時フロリダ州マイアミで連邦地方検事を務めていた現在の労働長官、アレクサンダー・アコスタ(Alexander Acosta)氏と交渉していた。

 バーマン検事は、この司法取引がニューヨーク州に適用されない理由を尋ねた記者らに対し、「その取引はフロリダ州南部地区でのみ拘束力がある」と説明。「ニューヨーク州南部地区は拘束されないし、その取引に署名していない」と述べた。(c)AFP

製作被害 : 「AV女優のアイドル化が出演強要問題を加速させた」元人気

日時: 2019-07-12  表示:146回

弁護士ドットコム 2019年07月12日 10時11分

若い女性がアダルトビデオ出演を迫られる「AV出演強要」など、業界内外の問題について考えるシンポジウム「AV問題を考える会」(AV男優・辻丸さん主催)が5月11日、都内で開かれた。シンポには、かつてAV女優として一世を風靡した小室友里さん、大塚咲さんが登壇した。本稿では、小室さん、大塚さんの発言を振り返りたい。

●「やりたくない」と拒否できない撮影現場

小室さんは1996年から1999年にかけて、約3年半の間、トップのAV女優として活躍した。主に、講演活動をしているが、AV出演強要が大きな社会問題になってからは、「本番行為の全面禁止」を訴えている。この日のシンポでも、自身の体験を振り返りながら、次のように述べた。

「本番行為をするかどうか、女優が選べないのが問題だと思っています。(自身の現役)当時は、選べていました。それが、1990年代のAV女優の権利だったと思います。今は、セックス(本番行為)をすることが当たり前になっています。この意識が、AV業界の根本的な問題を引き起こしていると考えています」(小室さん)

小室さんの現役当時は、挿入がない「疑似本番」という撮影も少なくなかった。女優の心身に対する負担が少ないのだが、2000年代以降、モザイクが薄くなるにつれて、ほとんどが「本番」になっていった。

また、撮影現場では、台本や事前に聞かされていた内容とはちがう演技をもとめられることもある。小室さんによると、撮影現場で「やりたくない」と拒否できる雰囲気ではないという。もし、拒否した場合は「ペナルティ(罰金)」を支払うようもとめられるケースも起きていた。

「『ペナルティ、払えるの』と言われると、女の子は固まってしまいます。痴漢された人の心理に似ていると思います。(痴漢された人は)痴漢の手をとって、『痴漢です。助けてください!』と言えません。AVの現場で『やりたくありません!』と言えないのは、同じ心理ではないでしょうか」(小室さん)

●引退したからこそ感じていること

AV女優になるきっかけは、さまざまだ。AV出演強要で、被害者支援団体が問題視しているスカウトや、求人サイトなどから入ってくる人は、あとをたたない。一方で、自分から「やりたい」と応募した人が大半とも言われている。実際にそう証言する女優も多い。しかし、小室さんは、その自己決定そのものについて疑問を投げかけた。

「大学生から社会人になりたてくらいの年齢の彼女たちが、大人と対等にわたりあえるくらいの知識や、契約書にサインすることや、ハンコを押す意味を知っていたのでしょうか」(小室さん)

もう1人の元AV女優・大塚さんは、2004年から2012年にかけて活動して、人気を博した。引退後は、写真家・画家として、個展を開催している(http://www.kiyoshiart.com/)。2017年発売の自叙伝『よわむし』(双葉社)では、15歳のときにレイプ被害にあったことを告白。そんな大塚さんは次のように述べた。

「20代前半の女の子に、AVをやってほしくないと思っています。物事の判断能力がない年齢ですから。20代後半くらいの物事の分別がついていないと、やってはいけない仕事なのではないか。引退したからこそ、この年齢になったからこそ、落ち着いてそういうふうに感じています」(大塚さん)
●AV女優アイドル化の問題点

2000年代に入ってから、AV女優の人気が一般に広がり、恵比寿マスカッツ(AV女優やグラビアモデルなどで構成されたアイドルグループ)など「アイドル化」もすすんだ。こうしたグループにあこがれて、業界に入ってくる女の子も少なくない。小室さんは、こうした「アイドル化」が、AV強要問題を加速させた原因の1つではないかと指摘する。

「聞いてみると、『◯◯さんにあこがれて』『◯◯さんのインスタグラムを見て』。女優さんの生活そのものにあこがれて、AV女優という存在が、世間でどう見られているのか、というのが、わからないままなってしまう」(小室さん)

大塚さんはまさに2000年代に活躍したこともあり、こうした小室さんの発言を受けて、自身にあこがれて、AV女優になった女性がいることを打ち明けていた。

「とてもこわくなりました。ずいぶん影響力があったんだな、と。AV女優は、あこがれてなる商売じゃないです。性のことが大好きな子だけがやればいいと思います」(大塚さん)
●8月24日シンポ開催

AV男優の辻丸さんが主催する「AV問題を考える会」は8月24日(土)、第5回シンポジウム「生きづらさとAV」を開催する。登壇者など詳細は、ツイッター(https://twitter.com/avmondai)から。

国際 : トップレス活動家、売春街の門を破壊し性的搾取に抗議 独

日時: 2019-07-04  表示:186回

AFP 2019年3月9日 20:13 発信地:ハンブルク/ドイツ [ ドイツ ヨーロッパ ]

【3月9日 AFP】過激な抗議行動で知られる女性権利団体「FEMEN」の活動家らが8日、「国際女性デー(International Women\'s Day)」に合わせ、ドイツ・ハンブルク(Hamburg)にある売春街を標的に抗議活動を繰り広げ、街を隔てる金属製の門を破壊した。

 売春婦が客引きをする「飾り窓」が並ぶハルベルト通り(Herbertstrasse)は、ハンブルク市内北部にある歓楽街レーパーバーン(Reeperbahn)から程近い場所にあり、女性と18歳未満の入場を防ぐために門が設置されている。

 今回、FEMENの活動家らの一部はトップレス姿で、自らの体に「女性は商品ではない」というスローガンを書き込み、電動工具で門を破壊した。

 FEMENドイツ支部は、同団体のフェイスブック(Facebook)ページに「女性が入れない公道」の「象徴的な入り口を本日、破壊した」と投稿。「私たちが壁を破壊したのは、性産業の閉じられたドアの裏で公にされることがない、女性に対する性的搾取や人身売買、性暴力を糾弾するためである」と続けている。(c)AFP

国際 : 「飾り窓」のカーテン閉める? オランダ首都の赤線地区、

日時: 2019-07-04  表示:187回

時事通信 2019/7/4(木) 18:34配信

【AFP=時事】オランダの首都アムステルダムの市長が3日、同市の有名な赤線地区「ワレン(Wallen)」改革の一環として、売春婦たちが客引きをする「飾り窓」をカーテンで覆うことを提案した。

 運河沿いに立ち並び、主要駅からも程近いワレン地区の飾り窓と売春宿は、毎年1800万人の観光客が押し寄せるアムステルダム屈指の観光地となっている。

 同市初の女性市長フェンケ・ハルセマ(Femke Halsema)氏は、セックスワーカー(性労働者)の労働環境改善と犯罪抑止、大規模な観光化による負荷の軽減を目的として4つの案を提示。

 市長室は声明で、「多くの観光客にとって、セックスワーカーは見るだけの存在になった。窓の中にいるセックスワーカーに混乱をもたらす振る舞いや失礼な態度を伴うケースもある」「同時に、無許可でひそかに行われる売春も大幅に増加してきた」と述べた。

 市長の第1案は、「セックスワーカーと仕事場が路地から見えないように、飾り窓のカーテンを閉める」というもの。

 他には一部の飾り窓をワレン地区から市内の別のエリアに移す案や、ワレン地区内の飾り窓を閉鎖し、別の場所に新たな赤線地区を設置する案もあった。

 市がワレン地区内の飾り窓の店舗数を現在の330軒という水準から増加させたり、売春用のホテルを設置したりする可能性もあるという。

 市長は7月中にセックスワーカーらと住民、地元の事業者らと会談する予定で、アムステルダム市議会は9月、市長の提案について議論することになっている。

 オランダは2000年、売春を合法化。セックスワーカーは地元の商工会議所に登録し、所得税を納める。

 公式統計によると、アムステルダムの売春ビジネスには、約7000人が従事。うち75%は東欧を中心とする低所得国出身という。【翻訳編集】 AFPBB News

ポルノ被害 : 「AV出演強要」に刑事罰を 支援団体が法規制求め集会 (2019

日時: 2019-06-28  表示:217回

週刊金曜日 2019/5/17(金) 13:15配信

アダルトビデオ(AV)出演強要被害が可視化され、与党内にAV出演強要問題を考えるプロジェクトチームができるなど問題意識は高まっている。だが、AV出演を強いる制作会社やプロダクションなどへの刑事罰を含む法規制は進んでいない。そこで被害者支援に取り組む三つの団体が5月8日、AV出演強要被害をなくすための法制化を求め、参議院議員会館で集会を開催。国会議員も含め約80人(主催者発表)が参加した。

NPO法人「人身取引被害者サポートセンターライトハウス」の藤原志帆子代表は「性的搾取に関する2018年の新規相談は241件で、AV出演強要の相談は40件。まだ被害者はたくさんいる」と指摘。被害者の年齢は18歳から24歳が多く「若くて社会経験の少ない男女が狙われている」という。

手や足のパーツモデルとして登録したのにAV撮影させられるまでの狡猾な勧誘の実例や、一度撮影されると本人もどこでどのように販売されているかの把握ができず削除が難しい実状を示し「監督官庁をつくり出演強要に刑事罰を」と訴えた。

NPO法人「ヒューマンライツ・ナウ」(HRN)事務局長の伊藤和子弁護士は、「出演強要を裏付ける物的証拠の提出は難しい。同意取り消しを認める法改正が必要」と主張。AV業界の監督官庁を設置し、職業安定法や労働者派遣法を厳格に適用するよう求めた。

NPO法人「ポルノ被害と性暴力を考える会」の金尻カズナさんは、撮影現場で嫌だというと「俺たちのこと差別してんの?」と言って断れないように追い込む手口や、個人がスマートフォンで撮影していて規制が効かない現状を説明。また民法改正で成人年齢が18歳になると「未成年者の契約取り消し」ができなくなるため被害の低年齢化が進むと懸念し、「日本の未来を考える時。女性の性が売買される社会でいいのか。答えを出す時期にきている」と話した。

(宮本有紀・編集部、2019年5月17日号)

ポルノ被害 : ポーランドの人気ポルノ雑誌を、フェミニストが大量購入

日時: 2019-06-27  表示:232回

フォーブス・ジャパン 2019/06/26 11:30
井土 亜梨沙 ,Forbes JAPAN
フォーブス ジャパン コミュニティプロデューサー

ポーランドは長年悩まされてきた。埋まらない男女格差、間違った性教育の拡散、そして日常的に起こる性差別に。この国では伝統的な男尊女卑の価値観が、長い間女性を苦しめてきた。男女格差を数値化したジェンダーギャップ指数はEU諸国の平均を10ポイント下回り、男性たちはポルノから女性について学んでいると言われている。

「The Last Ever Issue(これっきりの最終号)」

こんな問題に「もう終わりを告げよう」と立ち上がった3社がある。ポーランドのリベラル系メディアのGAZETA.PL、欧州メガバンクのBNP PARIBAS、そしてクレジットカード会社のMASTER CARDだ。

3社はまず、ポーランドで最も人気なポルノ雑誌である「Tw&#243;j Weekend(あなたの週末)」を買収した。そして2019年3月8日の国際女性デーに、自分たちが新たに編集し直した「The Last Ever Issue(これっきりの最終号)」を発行し、ポーランドで一番売れているポルノ雑誌に終止符を打った。

このポルノ雑誌については、ポーランド中の男性がこの雑誌とともに育ったといわれるほどの歴史がある。しかし3社が買収した後に出した最終号は、これまでのように女性を男性の「対象物」にしたような内容ではなく、今までにない「女性の姿」をうつしだした。今までの体裁を守りながら、読者に、性教育、ジェンダー、男女平等などを訴える内容に変えたのだ。

グラビアセクションでは、女性写真家によって様々な表情や姿を見せる女性が撮影された。表紙を飾った3人ははライター、女優、そして世界チャンピオンの武闘家の女性たちだ。真っ黒な背景に、3人の女性たちが気品のある表情でこちらを向いている様子はポルノ雑誌の最終号とは思えない。「何か問題でもある?」と言いたげな表情だ。

3社は発売された最終号をジャーナリストやインフルエンサーに配った。「ポルノ雑誌から女性を学ぶことは決してあってはならない」。そんなメッセージが共感を呼び、「The Last Ever Issue」はその雑誌の10年間の歴史の中で最高の発売部数を記録した。雑誌のSNSアカウントは、セクシーな女性の画像を消し、長期的な性教育のプラットフォームとして復活させた。

ポルノによる間違った性教育のカルチャーを、雑誌の買収によって変えてしまった。鳥肌が立つようなケースだ。

システムを変えるために、システムを利用
「The Last Ever Issue」は世界で最も権威ある広告祭、カンヌライオンズのグラスライオン(部門)でグランプリを勝ち取った。グラスライオンはジェンダーの課題を最もクリエイティブに解決しようとした作品に贈られる。同部門審査委員長のジェイミー・ロビンソンは、Forbes JAPANの取材に作品についてこう答えた。

「グラスライオンで評価される作品は近年、『アクションを起こす』企業です。この作品の素晴らしいアクションは、システムを変えるために、そのシステム自体を利用したということです」

そして、広告業界に身を置いてきた女性として以下のように発言した。

「私は数年前にモバイル部門の審査委員長も務めましたが、グラスライオンには特別な思いがあります。男性社会の広告業界の中で、時には自分の性別を隠しながら仕事をしてきました。女性が少なかったため、周りの男性たちと同じように振舞おうとしたのです。しかし、5年前にやめました。ちょうどグラスライオンができた頃です。自分らしくあろうと自分自身を変えました。このように自分らしくあることを称賛するグラスライオンの作品に出会えることを心から嬉しく感じています」

時には男性主義的だと批判されるカンヌライオンズだが、今年は歴史上最も審査員の女性比率が高かった。マイノリティのキャリアアップを妨げる見えない障壁「ガラスの天井」に苦しめられてきたのは、広告業界の女性たちも同じだ。彼女たちが審査員や審査委員長として採用されることでより多様な作品が評価されることだろう。グラスライオンはクリエイティブ作品だけでなく、カンヌライオンズ自体の変化も後押ししてきたのだ。

最新 << 1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   >>  最初
言語の選択
;
 
論文資料集9
2009年度のAPPの調査研究の成果を、論文資料集第9号にまとめました。ぜひご購入ください。詳細はこちらより
 
論文資料集8
2008年度のAPPの調査研究の成果を、論文資料集第8号にまとめました。ぜひご購入ください。詳細はこちらより