ポルノ・買春問題研究会
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ポルノ被害 : 性暴力の実相・第2部(3) 過激なAV「お手本」に (201

日時: 2015-11-18  表示:2493回

2015年11月16日16時59分 (更新 11月16日 18時00分)

 強制わいせつの常習犯だった10代後半のシミズ=仮名=が“お手本”としたのは、アダルトビデオ(AV)だった。

 見始めたのは中学生のころ。女性が男に襲われる過激なビデオに、すぐにのめり込んだ。「暴力的でも女は実は嫌がっていない」「撮影した監督も捕まってないし、同じようなことをやっても大丈夫なはずだ」。現実と仮想の世界の区別がつかなくなっていった。
 
 九州の地方都市に住むシミズは、深夜、親の目を盗んで家を抜けだし、一人歩きの女性を尾行。人けのない場所で、背後から抱きつき、体を触って逃げた。繰り返すうちに逮捕され、少年院へ。今年、仮退院した。動向を見守る保護観察官は言う。

 「AVに触発されたと言うのは彼だけではない」

 作品のまねをして、電車やバスで痴漢をした少年。無職で日がな一日、過激なAVを見て、女性を次々に襲った20代の男。「AVが性犯罪のリスクを高めているように感じる」。観察官は顔をしかめる。

    ■    ■

 福岡市都心部にあるアダルトショップの一角には、女性を力ずくで襲ったり、虐げたりする作品が並ぶ。店によると、毎月の売り上げのうち、約3割をこうした作品が占めるという。

 東京のAVメーカーは、作品に臨場感を出すため、実際の犯罪を参考にしていると打ち明ける。「『女性を襲いたい』という欲求に応えようと“現実”に近づけている」と説明する。

 ただ、これが性犯罪を助長しているとの指摘には「顧客の欲求を発散させている。むしろ犯罪の抑止に役立っている」と反発する。

 福岡市のAV観賞施設から出てきた60代男性も「月に2、3本は暴力的なAVを見るが、フィクションと分かっている。理性があれば大丈夫」。作り手側に問題はないとの立場だ。

    ■    ■

 犯罪とAVの関係性を示す一つのデータがある。

 警察庁科学警察研究所が1997〜98年、強姦(ごうかん)や強制わいせつの容疑で逮捕された553人に行った調査では、33・5%が「AVを見て自分も同じことをしてみたかった」と回答した。少年に限れば、その割合は5割近くに跳ね上がる。

 ポルノ問題に詳しい中里見博徳島大准教授(憲法)は「女性や子どもを『モノ扱い』する過激なAVは、性暴力を容認する価値観を、見る者に植え付けかねない」と指摘。それらを簡単に見られるインターネットの普及で、危険性は高まっていると警鐘を鳴らす。

 それを象徴するような発言が今年3月、福岡地裁での公判であった。

 「簡単に見られる環境にも問題がある。自分も被害者だ」。女児にわいせつ行為をした20代のアルバイトの男は、高校時代にネットで児童ポルノを見て小児性愛に目覚めたと主張。「環境」のせいにした。

 倒錯した考え方に、性が氾濫する社会の病巣がのぞく。

 AV業界、暴力的表現を自主審査 違法動画がネット流出も

 アダルトビデオ(AV)は、映像倫理機構(東京)などの自主審査団体が審査し、内容や表現などの適法性をチェックしている。「公権力の介入を防ぐためにも、メーカーに厳格な自主規制を求めている」(審査団体関係者)が、過去には撮影時の暴力的な行為が刑事事件になった作品もある。

 関係者によると、主な自主審査団体は五つ。最大手の映像倫にはメーカー115社が加盟、昨年1年で約1万2千作品を審査した。ほとんどの作品で、映像処理を強めるようメーカー側に要求。暴力的表現の場合「実際に行うと犯罪になります」などの字幕を入れるよう求めている。

 2004年には、女性を暴行する作品が問題化。制作会社の社長らが強姦(ごうかん)致傷罪で有罪判決を受けた。事件を受けて暴力的AVの規制強化を求める声が上がったが、実現しなかった。

 性描写と規制に詳しい山口貴士弁護士(東京)は「表現の自由のためにも法規制には反対。自主規制で対処すべきだ」と指摘。販売差し止めは「民事訴訟での対応が望ましい」という。

 近年は、ネットで違法なわいせつ動画や画像が流通。多くは海外のサーバーを経由しており、国内の刑法では取り締まりが難しいという問題も出てきている。

 一般公開される映画は、任意団体の映画倫理委員会(東京)が内容や描写について脚本の段階から審査。内容によって小学生の視聴に注意を促す「PG12」や年齢制限を示す「R指定」をしている。

 ◆AV撮影での人権侵害 アダルトビデオの出演を断った20代の女性が、所属していたプロダクションから違約金2460万円を請求された訴訟で、東京地裁は9月、「本人の意に反して強要できない性質の仕事」として会社側の請求を棄却した。関係団体にも「自分の意思に反して出演させられた」という相談が寄せられており、女性の代理人弁護士は「重大な人権侵害が横行している」と指摘する。

 =2015/11/12付 西日本新聞朝刊=

ポルノ被害 : 江戸川区女子高校生殺害 逮捕男の部屋から「首絞め」DVD (

日時: 2015-11-17  表示:2567回

フジテレビ系(FNN) 11月17日(火)12時56分配信

東京・江戸川区で、17歳の女子高生が殺害された事件で、逮捕された元同僚の男の家から、「首絞め」をテーマにしたSM系のDVDや、大量のアニメフィギュアなどが見つかっていたことがわかった。
11月12日、元同僚の岩瀬加奈さん(17)を自宅で殺害し、現金を奪った疑いで逮捕された****容疑者(29)は、「首絞めに興味があり、興味半分で殺した」と供述している。
その後の調べで、**容疑者の自宅からは、刃物で切られた岩瀬さんの衣服のほかに、およそ420枚のDVDが見つかり、「首絞め」をテーマにしたSM系のものもあったことがわかった。
***容疑者の元同僚は、「ハプニングバーみたいなところに興味があるみたいで、誘われた」、「女性関係でうまくいってないって(話していた)。(人を)アニメのキャラクターに例えて、なんか話したりしてました」と話した。
また、自宅からは、大量のアニメキャラクターのフィギュアも見つかっていたことが、新たにわかった。
***容疑者は、「借金が100万円あった」と供述しているが、警視庁は、異性に対する屈折した感情が、犯行の動機になった可能性もあるとみて調べている。

ポルノ被害 : 米プレイボーイ誌がヌード写真掲載やめる (2015.10.14)

日時: 2015-10-14  表示:2548回

NHK 10月14日 18時36分

アメリカの男性向け月刊誌「プレイボーイ」が創刊から60年余りたって初めて、女性のヌード写真の掲載をやめることになり、アメリカのメディアはインターネットの普及による社会の変化を象徴しているとして大きく伝えています。
「プレイボーイ」は13日、電子版のサイト上で、来年3月号からデザインを一新し、創刊以来続けてきた女性のヌード写真の掲載を初めてやめると発表しました。
「プレイボーイ」は1953年に創刊し、女性のヌード写真などが男性の読者に人気でしたが、女性の人権を擁護する立場から批判を浴びたうえ、インターネットの普及による読者離れが深刻となり、アメリカのメディアによりますと、かつて700万部に上った発行部数は80万部ほどに落ち込んでいるということです。
その一方で、著名人のインタビューなど硬派な記事も人気で、去年、電子版で女性のヌード画像の掲載をやめたところ、かえって閲覧者が大幅に増える効果があったということです。
発行する会社は「今後も美しい女性の魅力的な写真やインタビューなどを伝え続ける」としていますが、アメリカのメディアはインターネットの普及による社会の変化を象徴しているとして大きく伝えています。

ポルノ被害 : 「大人の男性を敵に回すのはとても怖かった」 AV違約金訴

日時: 2015-10-01  表示:2653回

弁護士ドットコム 10月1日(木)15時36分配信

アダルトビデオの出演を断った20代の女性が、芸能プロダクションから2460万円もの違約金を請求された裁判で、プロダクション側の請求を棄却する判決が出たことが注目を集めている。

支援団体の「ポルノ被害と性暴力を考える会」(PAPS)が9月29日に開いた記者会見では、判決の内容とともに、女性の「手記」が明らかにされた。手記には、女性が訴える被害の実情や、切実な思いがつづられていた。

手記の全文は、以下の通り(小見出しは編集部が付記)。

●痩せるまで強制的にジムに行かされた

この度は、パップス(ポルノ被害と性暴力を考える会)という支援団体の方と、弁護士さん、助けてくれた家族と友人に対して、とてもとても感謝します。今回は、プロダクション側から裁判を起こしてきたことがきっかけで、このような流れができて、私はとても運が良かったと思います。そして、弁護士さんに出会えたことは、私にとってはとても救いでした。なぜなら、私ひとりではどうすることもできなかったからです。

初めに、私が支援団体のPAPSさんを知ったきっかけは、インターネットで、「AV違約金」で検索したときでした。そして相談するまでは、契約書がある限りは、私には自由などは存在していないと思っていましたし、当時のことを思い出すと最悪でした。メーカーやプロダクションの言いなりにならないと、身の危険を感じることもありました。業界の人は怖かったです。誰にも相談することができずに、ずっと悩み続けていました。死にたくなりました。

私は未成年の時から、AVではないものの、わいせつなビデオに出演させられていました。プロダクションと契約した以上、いやでも仕方がないと言われていました。今になって思えば、はじめから、脅しに負けず、断れば良かったのですが、そのときは、支援団体は知りませんでした。事務所が怖いのもありましたし、身内に知られるのもとても怖かったです。私は、プロダクションの人たちから、「身内や同級生にはバレナイ」と言い聞かされていました。「バレないで済むなら」いう事もあって、出演しないという選択肢をあきらめて応じました。

それからというもの、向こうの要求が多く、例えば、痩せさせるまで強制的にジムへ行かされました。ジムに行ったかどうか監視までつけられました。なかなか痩せられなかった私は、メーカーやプロダクションの人から屈辱的な発言を浴びせられ、泣いて帰ったこともありました。

●子宮や性器の痛みを訴えても、白い目でみられた

また、日ごろから、プロダクションやメーカーの方から、そういうこと(AVに出演すること)は「立派なこと」だ、とか、「誇らしいこと」だとか繰り返し言われていました。業界の人は信じられないくらいにロが上手で、脅したり、AVに出るのはよいことだと洗脳に近いことを言い続けたりしました。

そして私の場合は、出演する毎に、違約金がとんでもない額になっていきました。それを支払わなければ裁判で負けて本当に支払う羽目になると追い詰められ、最後はAVに出演せざるを得なくなったのです。

撮影のときは、子宮(膣のこと)や性器の痛みを訴えても、メーカーやプロダクションはもちろん監督や女性のメイクさんからも、みんなで白い目でみられ、「君はやるしかないよ」と言われました。

女の子にとっては、どこのメーカーが有名かどうかわからないですし、自分がどこのメーカーに売られるのかわからないですし、とにかく知識がないので、「言う事を聞けば終われる、逃れられる」と思っていました。

大人の男性を相手に敵に回すのはとても怖かったです。プロダクションやメーカーの人もそうですが、相手方の弁護士も怖かったです。

●警察から「あと2本出演したらどうか」と言われた

ようやく支援団体に助けを求めた日に、警察にも助けを求めました。警察の人の協力もすこしは得られました。しかし、警察の人はプロダクションに事情を聴いたあとで、私に対して「あと2本出演したらどうか」と言ってきました。

私は「出演したらどうか?」と簡単な問題で見られていることが悔しかったです。もし、「簡単に出演できるくらい」なら、誰でもがそれをやっているはずです。社会的に認められないことで、男性の警察官にとっては(女性としての)私の気持ちがわからないのだと思いました。

私や私以外の女性にとってはそれ(私の性行為の様子を他の人がいつでも見ることができてしまう状態)が重大な問題だということに気づいてほしいですし、問題意識をもってほしいと思います。

いま、AV出演の事で困っている人がいて、出演したくないのであれば、事前のキャンセルや、連絡手段を絶つという方法もあるかもしれませんが、人それぞれに脅せる方法はいくらでもあるので、やむを得えず、出演する方がいっぱいいるのだと思います。実際に、私もそうでした。

例えそれが、苦痛なことや、嫌なことであっても、いちおう与えられた仕事だということ、「しなければならない」ので、その状況に立った人ならば、早く終わらせたいと思うので、視聴者にはわからないと思いますが、みんな頑張って演技をします。たとえ、女の子が、望んでしているように見えても、決してそうとは限らないということです。

アダルトビデオは、映画とかドラマとか、きれいなグラビアとは全然違うものです。性行為とはとても重いものです。本来であれば、決して他人にみられたくないものと思います。

●検索結果や動画サイトに流れたものは消えない

実際に、私や団体の方、弁護士さん、いざ裁判が始まったとき、どのような結果になるのかわかりませんでした。そのため長い間不安と戦ってきました。今は、ひと段落しましたが、たとえ、裁判がおわっても、課題はいっぱいあり、一度でもグーグルの検索結果やネットの動画サイトに流れたものはなかなか消えません。忘れたくてもわすれることができないのです。私にとって一生つきあっていく問題です。いつ、どこで、誰に知られてしまうのか、わかりません。それに怯えて生きるのは苦痛です。なので、そういった業界は許せません。

支援団体の方から、さまざまな理由によって、出演された方も、後で後悔する人たちもいると聞きましたので、この業界は問題だと思います。それに、望んで承諾したとしても、性問題、人権問題として、永遠にそれが残ってしまうのは、私は問題だと思います。

私も、知人が身内、友人、たくさんの人に知られて、からかわれたり、それをネタに変な交渉をしてくる人も居ました。友達なのに、購人したといいう人もいました。そのときは、消えて死にたくなりました。

私にとっては、気にしないようにすることしかできません。もちろん、事情を知って励ましてくれるひともたくさん居ましたので、みなさんの周りに同じような境遇のひとが居ましたら、どうか助けてあげてください。

●スカウトマンを禁止する法律をつくってほしい

きっと、望まない性行為というのは、なかなか男性の方にはわからないと思います。今回、少しでも、世の中の人に知っていただけたらいいと思います。また、今回の結果を、現役の方にも教えてあげてほしいです。

これは、とても重大なことなので、むやみな相談もよくないと思いました。なぜかというと、私は、支援者のふりをして近づき、また騙される手口を実際に経験しました。そのため、本当に信用できる人や、もし弁護士さんに相談しづらいばあいは支援団体に相談してほしい。身内だけで解決しようとすると、失敗する可能性も高いと思います。

現役の方で私と同じような状況の方に対してこのような被害が減るように、世の中にはこのようなしっかりした支援団体があることを知ってほしいです。

私の相談以降、支援団体への相談件数が89件を超えたと聞いています。この問題はとても重大なことだと思います。駅付近とかのスカウトマンを禁止して欲しいです。禁止と言ってもやりたい放題なので、きちんと法律をつくってほしいです。

若者を守る、プロダクションやスカウトの取り締まりについても、しっかり考えてほしいです。何でも若者のせいにするのではなく、どうかこれらの仕事が儲からないようにしてほしいです。

私も、伊藤弁護士のプログのコメントや、世の中の意見を読みました。やっぱり、私たち側がわるいなど、いろいろな意見がありましたが、法律の知識のない一般人から、騙された方が悪いといわれるのが悔しいです。

私は、今回被害にあったことは運が悪かったし本当にひどい目にあいましたが、今後は、同じような裁判にも影響すると思いますので、どうか、この判決を今後生かしてもらえたら良いなと思います。

2015年09月29日

ポルノ被害 : AV出演拒否した女性に違約金請求などのトラブル相次ぐ (

日時: 2303-12-17  表示:2625回

TBSニュース 2015年9月29日

 アダルトビデオの出演を断った女性に対し、プロダクションが2400万円以上の違約金を求める裁判を起こしました。女性の弁護士や支援団体は29日に会見を行い、こうしたトラブルが相次いでいると注意を呼びかけています。

 「タレントになりませんか?」

 このひと言が全ての始まりでした。判決や弁護団によりますと、事の発端は4年前。当時、高校生だったAさんは街でスカウトマンだという男性から「タレントにならないか」と声をかけられたといいます。ところが3か月後、Aさんが向かった仕事先は露出度の高いグラビアの撮影現場でした。

 「女性が嫌だと言うと、『契約した以上現場に行かないといけない』『契約上の義務である』と言って脅して、わいせつな作品へ出演させていた。未成年当時は1円も本人に対する報酬の支払いはなく、全てプロダクションが搾取していた」(伊藤和子弁護士)

 プロダクションとAさんは「営業委託契約」を交わしていました。しかし、弁護団によりますと、ろくに契約内容を読む時間も与えられず、親の同意も得ないままサインをさせられたといいます。

 それから数年後、Aさんが20歳になると、今度はプロダクション側がAさんにアダルトビデオへの出演を執拗に迫ったといいます。Aさんはやむを得ず、一度は撮影に応じました。その撮影は複数の男性との性行為を強要される内容で、Aさんを心身ともにひどく傷つけるものでした。さらにプロダクションは、次の出演も要求してきたといいます。

 「やめさせてほしい」(Aさん〔弁護団による〕)

 こう訴えたAさんに対し・・・
 「違約金は1000万円に上る。あと9本撮影しないとやめられない」(プロダクション側〔弁護団による〕)

 両親には知られたくありませんでした。追い詰められたAさんは民間の支援団体に相談し、「契約解除」の書面をプロダクションに送りました。するとプロダクションは、およそ2400万円の違約金支払いを求める訴訟を起こしました。

 これについて東京地裁は今月9日、「プロダクションは被告の意に反するにもかかわらず、アダルトビデオへの出演を決定し撮影に従事させようとした」として、プロダクションの訴えを退ける判決を出しました。

 「意に反した場合には、すぐに辞めていいという契約だと、はっきりした点は大きいこと。AVの法規制も含め、これだけの被害が出ているので取り組んでほしい」(伊藤和子弁護士)

 判決を受けて、Aさんはこのようなコメントを出しました。
 「たとえ裁判が終わっても、一度でもグーグルの検索結果やネットの動画サイトに流れたものはなかなか消えません。いつどこで誰に知られてしまうのか分かりません。それにおびえて生きるのは苦痛です」(Aさんのコメント)

 相談を受けている民間の支援団体によりますと、今年になって寄せられた相談59件のうち、多くがアダルトビデオの出演をめぐるトラブルだといいます。

 「とても深刻な被害。自分のこの姿がずっと世界中に回っているかと思うと、居ても立ってもいられない、死にたい。事実自殺した人もいる」(PAPS(ポルノ被害と性暴力を考える会)宮本節子氏)

 相次ぐ被害に、担当した弁護士は注意を呼びかけています。
 「安易な誘いに乗らないでほしい。勇気を持って逃げてほしい。相談機関に来てほしい」(伊藤和子弁護士)
(29日20:41)

ポルノ被害 : 「15年前から教え子にわいせつ」兵庫の塾経営者、女子

日時: 2412-12-17  表示:2536回

産経新聞 9月28日(月)19時52分配信

 自宅で経営する塾で生徒の女子中学生にわいせつな行為をしたとして、兵庫県警社署は28日、強制わいせつ容疑で、兵庫県加東市掎鹿谷(はしかだに)、元学習塾経営、XXXX被告(59)=別の強制わいせつ罪などで起訴=を再逮捕した。同署によると、XX容疑者は「15年ほど前からやっていた」と供述。自宅から押収したDVDなどの映像から、被害者は15人以上とみられ、同署が詳しく調べている。

 再逮捕容疑は平成24年6月27日午後9時20分ごろ、自宅兼学習塾の1階和室で、約20分間にわたり、当時14歳の中学2年生だった女子生徒にわいせつな行為をしたとしている。「性欲を満たすためにやった」と容疑を認めているという。

 XX容疑者は、別の教え子の女子中学生にわいせつな行為をし、その様子を撮影したとして、今月24日、神戸地検姫路支部が、強制わいせつと児童買春・児童ポルノ法違反(製造)罪で起訴していた。

 同署によると、塾は個別指導で、主に萩原容疑者が1人で生徒を教えていた。指導中、「頭がさえるツボがあるからマッサージをしてあげる」などと持ちかけ、拒否できない生徒ばかりを狙ってわいせつ行為に及んでいたという。

 塾には、多い時期には小学生から高校生までの男女約40人が通っていたが、被害にあっていたのは主に女子中学生とみられる。

ポルノ被害 : AV出演契約書、違約金は支払い義務なし (2015.09.29)

日時: 3621-12-17  表示:2651回

日刊スポーツ 9月29日(火)20時49分配信

 強要されたアダルトビデオ(AV)への出演を断った20代女性に、プロダクション会社が違約金として2460万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は「意に反した出演は許されない」として、請求を棄却した。女性の弁護団が29日、会見で明かした。

 会社側は控訴せず、確定した。原克也裁判長は、会社が「莫大(ばくだい)な違約金をたてに、意に反して出演を迫った」と指摘。女性に賠償義務はないとした。

 弁護団の伊藤和子弁護士(49)によると女性は高校時代にスカウトから声をかけられ、会社に所属。18歳で「タレント契約書」にサインさせられ、意に反してAVに近いわいせつなビデオへの出演を強いられた。「違約金100万円」「親にばらす」と脅されながら撮影は続き、20歳になると事前説明もなくAV撮影を強要され、ショック状態だった撮影直後に「AV出演契約書」にサインさせられた。「違約金」は「1000万円」になっていた。

 女性は、同様の被害者の支援を行う「ポルノ被害と性暴力を考える会(PAPS)」と弁護士の支援を受け、会社に対して契約解除を通知。会社側が損害賠償を求めていた。

 PAPSの代表世話人の1人宮本節子さん(72)によると、2012年以降、同様の相談は93件に上っているという。宮本さんは「被害相談で名前が挙がるプロダクションは大手も、中堅も入っている。性暴力被害に詳しい弁護士も協力してくれる。誰にも相談できずに困っている方は、相談してほしい」と呼びかけている。メールアドレスはpaps@paps-jp.org

ポルノ被害 : AV出演を拒んだ女性に芸能事務所が「違約金2460万円を払え

日時: 3501-12-17  表示:2431回

弁護士ドットコム 9月29日(火)21時2分配信

アダルトビデオへの出演を断った20代の女性が、所属していた芸能プロダクションから2460万円もの違約金を請求されていた裁判について、東京地裁が9月9日、プロダクション側の請求を棄却する判決を下した。女性の弁護団と支援団体が9月29日、東京・霞が関の弁護士会館で記者会見を開いて、明らかにした。プロダクション側から控訴がなかったため、判決はすでに確定している。

●「普通のタレントして売りだしてもらえる」と考えていたが・・・

弁護団などによると、女性は高校生のころ、スカウトマンに「タレントにならないか?」と声をかけられて、プロダクションに所属することになった。プロダクションと契約を結んだ当初は「普通のタレントして売りだしてもらえる」と考えていたという。

ところが、未成年のうちは露出度の高いグラビア撮影に従事させられた。成年になると、アダルトビデオへ出演させられるようになったため、女性は「タレント活動をやめたい」と申し出たが、プロダクションは「やめれば100万円の違約金が発生する」などと脅して、出演を強制してきたという。

あまりに過激な撮影内容だったことから、屈辱と恐怖をおぼえた女性が「やめさせてほしい」と再度求めたところ、プロダクションは「あと9本撮影しないとやめられない」「違約金は1000万円にのぼる」などと回答してきた。女性が支援団体を通じて、契約の解除を伝えると、プロダクションから2014年10月に提訴された。

●「AV出演は、本人の意に反して従事させることが許されない」

伊藤和子弁護士によると、女性とプロダクションが結んだ契約には、違約金に関する条項があったが、金額は明示されていなかった。また、契約解除については「合意の上解除することが出来る」「本契約に違反した場合」とだけ規定されていたという。

弁護団は会見で、判決文の一部を明らかにした。それによると、東京地裁は、この契約について「プロダクションの指示で、アダルトビデオに出演させる内容の『雇用類似』の契約」だったと認定。そのうえで、「『やむを得ない事由』があるときは契約の解除ができる」と判断した。

そして、東京地裁は「アダルトビデオへの出演は、本人の意に反して従事させることが許されないもの」「(原告は)莫大な違約金がかかることを告げて、アダルトビデオの撮影に従事させようとした」として、契約を解除できる「やむを得ない事由」があったとした。

●女性「私にとって一生つきあっていく問題」

女性の支援団体「ポルノ被害と性暴力を考える会」は会見で、女性の手記を公開した。そこには、「一度でもグーグルの検索結果やネットの動画サイトに流れたものはなかなか消えません。忘れたくてもわすれることができないのです。私にとって一生つきあっていく問題です。いつ、どこで、誰に知られてしまうのか、わかりません。それに怯えて生きるのは苦痛です」と書かれていた。

今回の判決の意義について、伊藤弁護士は「強要された性的行為が一般に流布して、一生消えないという実態を考えたうえで、今回の判決に至ったと思う。裁判所は、本人の意に反して性行為させることが今後成り立っていかないことを示した」と語った。そのうえで、「今回のような悪質な強要や、違約金の脅しをなくさせるために、きちんとした法的規制が必要ではないか」と述べていた。

終更新:9月29日(火)21時2分

弁護士ドットコム

ポルノ被害 : AV出演拒否で高額違約金請求 (2015.09.29)

日時: 1800-12-17  表示:2464回

NHK 2015年09月29日 20時20分

 芸能活動の契約を結んだ女性がアダルトビデオへの出演を強要され、拒否すると高額な違約金を請求される被害が相次いでいるとして、相談を受けている弁護士は、「本人の意思に反して出演させることは許されず、ただちに相談してほしい」と呼びかけています。

 これは、被害の相談を受けている伊藤和子弁護士や支援団体が東京都内で会見して明らかにしたものです。
 伊藤弁護士によりますと、最近相談を受けた事例では、スカウトされた会社と芸能活動の契約を結んだ20代の女性が、アダルトビデオへの出演を強要され、その後も出演を求められたため拒否すると、2400万円余りを違約金として支払うよう求める裁判を起こされたということです。
 この裁判で東京地方裁判所は今月、「アダルトビデオへの出演は出演者の意思に反して従事させることができない性質のもので、契約を解除できるケースにあたる」として、会社の訴えを退けました。
女性の手記には、「誰にも相談できずにずっと悩み続けていました。死にたくなりました」と当時の気持ちがつづられています。
支援団体によりますと、タレントやモデルの契約を装った同じような被害の相談は70件余りに上り、違約金を支払ってしまったケースもあるということです。
 伊藤弁護士は、「今回の判決で、本人の意思に反して出演させることは許されないと判断された。勇気を持って逃げて、ただちに相談してほしい」と呼びかけています。

ポルノ被害 : AV出演拒否した女性への違約金請求を棄却 東京地裁 (201

日時: 1629-12-17  表示:2529回

朝日新聞デジタル 9月29日(火)19時35分配信

 アダルトビデオ(AV)への出演を拒否した女性が、プロダクション会社から「契約違反」として2460万円の違約金を請求された訴訟で、東京地裁(原克也裁判長)が「本人の意に反して強要できない性質の仕事だ」として、請求を棄却する判決を出した。

 女性の代理人が29日、明らかにした。判決は9日付。会社は控訴せず、確定した。代理人の伊藤和子弁護士は「高額の違約金で脅され、AV出演を強要される事例は多い。重大な人権侵害だ」としている。

 判決などによると、女性は高校生の時、タレントとしてスカウトされ「営業委託契約」を結んだ。意に反して露出度の高いグラビア撮影をされ、20歳になると会社が無断でAV出演を決定。出演後、さらに出演契約を結ばされた。

 精神的なショックで体調が悪化し、出演を拒否したところ「違約金が1千万円かかる」と言われた。女性が民間団体に相談し、契約解除を通告すると、2014年10月、提訴された。

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