ポルノ・買春問題研究会
論文資料集10
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ポルノ被害 : 年500人超がAVデビュー 出演強要の末、違約金まで

日時: 2016-03-14  表示:3730回

産経 2016.3.14 10:00

 「(アダルトビデオ)AVメーカー各社は利益を確保するため、新作を増やし、次々と新人をデビューさせないといけない。さらに『誰もやったことのない過激さ』がユーザーから求められる。そうした中で、女性をだまして出演させたり、やり過ぎとも思える性行為が行われたりしている。ギャラを女優に渡さないなど目に余る行為もあるようだ」

 約30年間、AV制作に携わり業界トップの一人とされる男性は、取材にそう証言した。

 AV業界は数千億円規模の産業とされるが、近年は海外アダルトサイトに日本製AVが無断でアップされたり、自主規制団体の審査を通っていない無修正動画が簡単に出回ったりするなど、業界を取り巻く状況は厳しくなっているという。

 AVや無修正動画の年間制作数は不明だが、この男性によると、少なくとも年間2千本、500人の新人女優が毎年デビューしているという。一部には「年間2千〜3千人がデビューしている」とする推計もあるほどだ。

 「女優はプロダクションが制作メーカーに派遣する。“出演の合意がある”という建前なので、メーカー側は女優とトラブルが起きても『プロダクションと話し合って』と責任を取らない。プロダクション側も『出演契約を結んでいる』と強弁する。出演の発覚を恐れて訴え出ることもできず、結局は女性たちが泣き寝入りすることになる」

 この男性は「単なる性行為の過激さではなく、ドラマ仕立てにするなど女優の演技全体を見てもらう方向に進めるべきだが、残念ながらこうしたニーズは少ない」と話す。国の監督強化などを求める声が上がっていることについても、「規制は賛成だ。今のままではエスカレートするだけで、いずれ問題になって業界は自身の首を絞めることになるだろう」と警鐘を鳴らした。

女性が自殺した例も

 3日に公表されたHRNの調査報告書などによると、調査に協力した「ポルノ被害と性暴力を考える会」に寄せられた相談件数は、相談を始めた平成24年と翌25年は各1件に留まったが、26年は32件、27年は81件に急増した。現時点で相談件数は130件を超えたという。

 相談の内訳(昨年9月末時点)では「だまされて出演」が21件と最多で、以下は「出演強要」(13件)、「出演拒否で違約金請求」(12件)などが続いた。また「知人に出演を知られた」(9件)、「出演発覚が怖い」(7件)などもあった。

 具体的な相談内容には、「タレント・モデルにならないか」とスカウトされ、契約後にAV出演を強要された▽出演を拒否すると「親にばらす」「自宅や大学に迎えにいく」「違約金を払え」と脅され、出演せざるを得なかった▽違約金などで脅されて不本意に出演を続けたが、次第に過激になり、12リットル以上の水を飲まされたり、複数人との性行為や肛門性交、卵白を局部に流し込まれるなどされた−などがあった。

 また、強引にAV出演させられ、自身のAVが販売されていることを気に病み、自殺した女性の事例もあったという。

法的保護の壁

 HRNは報告書で、国の監督強化や意に反して出演させられた女性を守る法律の整備の必要を訴えた。

 過去には、「鬼畜系」と呼ばれる過激なジャンルを目玉にしていたAV制作会社の実質経営者の男が、女優を集団暴行して重傷を負わせたとして懲役18年の実刑判決を受けた事例や、出演を拒否した女性に所属プロダクションが違約金の支払いを求めて提訴したものの、「本人の意に反した出演契約は無効だ」と請求が棄却された事例はある。

 しかしAV制作は形式的には「合意された出演契約に基づき、女性が“演技”などの対価として報酬を得ている。モザイクがかかっている上、いわゆる“本番行為”はしていない」という建前になっているため、売春防止法やわいせつ物頒布罪、強姦罪、強制わいせつ罪など刑事罰の適用は一般に困難とされる。

 また民事上でも、女性とプロダクション側は従業員と雇用主という「労働契約」ではなく、プロ同士の「委託契約」とされることが多いため、女性は職業安定法や労働者派遣法上の保護も受けにくいという。

 こうした状況の中でHRNは、意に反してAV出演を強要されるなどした女性を守る方策として、(1)AV出演強要は消費者被害に類似していることから、特定商取引法や消費者安全法の範囲を拡大し、国の是正措置を行えるよう法整備を進める(2)女性とプロダクション側の契約が委任契約だったとしても、実質的に労働者契約である場合は国が監督責任を果たす(3)捜査当局が犯罪として積極的に捜査する−などを提言した。

 HRN事務局長の伊藤和子弁護士は「被害を相談したくてもできない女性は多いはずで、相談は氷山の一角だろう」とし、「民法上、不当に結ばれた契約は無効だということを知っている若い女性は少ない。恐れずに相談してほしい」と話している。

 HRNの報告書は、同団体のホームページでも公表されている。(小野田雄一)

ポルノ被害 : 「AV業界全体が悪く思われるのはイヤ」現役女優に「出演強

日時: 2016-03-11  表示:3676回

弁護士ドットコム 2016年03月11日 10時06分

NPO法人ヒューマンライツ・ナウが3月3日、「若い女性たちがアダルトビデオへ出演を強要されている」という被害実態をまとめた調査報告書を発表した。それ以降、インターネット上で、元AV女優や現役女優たちから、さまざまな声があがっている。

報告書によると、若い女性たちは「タレントにならない?」「モデルにならない?」といった言葉でスカウトされたあと、AVプロダクションから本人の意に反するかたちで、出演を強要されていたという。

この報告書をめぐって、元AV女優の川奈まり子さんは3月5日、フェイスブック上に「AV業界が悪くなってるってことはありません」「年を追うごとに良くなっていってるので、なぜ今、こういうふうに糾弾されるんだろう?と不思議に感じました」と投稿した。

現役女優の初美沙希さんも同日、ツイッター上で「少なくとも私が見ている今のAV業界は『とてもクリーンです』。自分の意志でやらせて頂いています。そしてたくさんの仲間も…」とつづった。

かさいあみ(旧:河西あみ)さんも3月4日、ツイッター上で「無理やり出されてる人一人も見た事ないのですが」と疑問を呈した。現役AV女優から見て、今回の報告書はどう映ったのだろうか。出演を強要されるようなことはないのだろうか。かさいあみさんに会って、インタビューした。

●「私の実感からかなり遠い」

――今回の報告書を読んでどう思いましたか?

あの報告書は、私の周りでもかなり話題になりました。

私は、この業界に6年くらいいますが、たしかに女の子たちの多くはすごく繊細だし、純粋で心の弱いところがあると思います。だけど、私がこれまで見てきた限り、無理やり出演させられたという子は一人もいません。私の実感からかなり遠いです。

――本当に、無理やり出演させられるようなことはないのでしょうか?

昔はそういうこともあったかもしれませんが、今はこの業界のルールも本当に厳しいです。契約から撮影するまで、いくつもの段階を踏まないといけません。

たとえば、きちんと契約書を交わさないとプロダクションに所属できません。そのためには、年齢確認のための身分証が必要だったり、今年からはマイナンバーも提出しないといけなくなりました。

プロダクションの面接でも、チェックシートが用意されていて、「●●はできない」とか「●●はできます」といったことを自分で決めることができます。

――プロダクションに入ったあとも、出演を断ることはできるんですか?

できると思います。たとえば、メーカーを回ったあと、撮影本数や撮影日を決めていきますが、それまでに断ろうと思えば、断れるタイミングがいくつかあるんです。

私も、この仕事を始める前、なかなか踏ん切りがつかない期間がありました。たとえば、宣材用の写真はふつう裸で撮るんですけど、私は下着で撮りましたし、そのあとのメーカー面接でも「まだ心の準備が・・・」と言って、待ってもらったりしていました。
●「やるかやらないかは自分しだい」

――ちなみに、かさいさんが業界に入ったきっかけは?

たまたま憧れている女優さんと出会ったことがきっかけです。

私はもともと、人前に出ることが好きでした。さすがにAVは、親のこととかあると思ったんですけど、その女優さんから話を聞いていくうちに、「もしかしたら、芸能界よりもちゃんとしているかもしれない」って思ったんです。

私の周りにも、スカウトがきっかけじゃなくて、自分から応募したという子が圧倒的に多いです。

――業界に入る前は、どんなイメージがあったんですか?

もっとぶっ飛んでいるイメージでした。今から考えると偏見ですけどね。

だけど、きっかけをくれた女優さんは、エイズ撲滅のキャンペーンを街頭に一人で立ってやっているような人です。ほかにも、「おじいちゃんのために老人ホームを建てた」という子の話も聞きました。こういう真面目なエピソードは、全然前に出てこないんだなあと思います。

――AV女優のギャラは高いですか?

有名な女優さんはたくさんもらっているかもしれないけど、平均したら、そんなに高くはないと思います。不景気なので、売れなかったら、すぐに切られます。だから、本当に好きな人しかやっていけなくなりつつあります。ブログやツイッターを更新したり、毎週のようにサイン会をやったりできるような子が残っていくと思います。

――やりがいは何ですか?

私の場合は、ファンがすごく好きだということです。最近では、どのイベントに行っても、女の子のファンがいるし。ファンが必要としてくれるなら、という感じですね。

――今回の報告書には、人気が落ちれば激しいプレイを求められていくということが記されています。そういうことはありますか?

それはありますね。たとえば、「中出し解禁」とか「アナル解禁」とかが増えていきます。同じことばかりやっていると飽きられていくし、どんどん若くて可愛い子が出てくるから、新しいことに挑戦していかないといけない。

だけど、それも断ることができますよ。やるかやらないかは自分しだいです。

――かなりハードな仕事だと思いますが、やめたいと思ったことはありますか?

これまで何度もやめようと思ったことがあります。たとえば、仕事がなかったときですね。何を頑張ればいいのかわからなかった。仲の良い女優さんがやめたときも「私もやめどきかな?」と考えたことがあります。

あとは、親にバレたときに、本当にやめようかなと思いました。だけど、中途半端な途中退場がイヤだったんで、それも親にもちゃんと言って続けることにしました。

●「悪いプロダクションは撲滅したほうがいい」

――かさいさんの周りに、出演したことを後悔しているような人はいますか?

何もかも終わったあと「やっぱりイヤだった」っていう子は、たまにいますね。あと、途中から自己嫌悪に陥ってしまう子とかも。

AVに出演するって、一世一代のことだと思うんです。一生残るから、慎重になるべきだし、覚悟は必要だと思います。

――かさいさんの知らないところで、無理やり出演させられているようなことがあったら、どう思いますか?

悪いプロダクションが本当にあるなら、絶対に撲滅したほうがいいと思います。

だけど、繰り返しますが、私はイヤなことを無理やりやらされたことはありません。台本に書いてないことをやらされそうになっても「書いてませんよ」って言っていい世界なんです。

――無法地帯ではないんでしょうか?

全然ちがいますね。たしかに、クリーンじゃないとは思いますが、無法地帯だったらもっとひどいことになっていると思いますよ。どこの業界も悪いところがあるし、クリーンなところって一つもないと思っています。

最近は、AV女優も芸能人みたいな扱いをされているけれど、私は芸能人とは思いません。だけど、なくてはならない仕事だと思っています。

年間2000人のAV女優がデビューしていると聞きますから、私が見てきた世界も、ほんの一部だとは思います。だけど、報告書の女の子たちも一部だと思うし、監督やメーカーからすれば、別の見方があるかもしれません。

あの報告書に書いてあるように「業界全体が悪」みたいに思われるのはイヤなんです。

盗撮 : 盗撮ヌードビデオ被害で米記者が賠償金5500万ドルの勝訴 (20

日時: 0445-02-27  表示:3886回

BBCニュース 2016年03月8日

法廷で泣きながら証言したアンドリュース記者

米フォックス・スポーツのエリン・アンドリュース記者(37)が7日、ホテル室内で裸でいたところを盗撮されビデオがインターネットに流出した事件で、法廷で損害賠償金5500万ドル(約62億円)を認められ勝訴した。

テネシー州ナッシュビルの巡回地裁で開かれていた審理で、陪審団は撮影した男性に賠償金の51%の支払い責任、ホテル運営会社2社に残りの支払い責任をそれぞれ認めた。

アンドリュースさんは涙を流して評決を喜び、後にツイッターで裁判所と陪審団、弁護団と家族に感謝した。

さらに「世界中の被害者からの支援を光栄に思います。皆さんが手を差し伸べてくれたおかげで、私は立ち上がり、人の安全とプライバシー保護を職務としているはずの相手の責任を問いただすことができました」とアンドリュースさんは書いた。

アンドリュースさんは2008年、ホテルのドアに開けられたのぞき穴から、ストーカーのマイケル・デイビッド・バレット被告に盗撮された。被告は後にビデオをゴシップサイトに売りつけようとしたが、断られたためインターネットに掲載した。

アンドリュースさんは被告と、ホテル運営会社2社を訴え、損害賠償金7500万ドルを請求していた。

シカゴの保険会社重役だったバレット被告は、金儲けのために人気者のアンドリュースさんを狙ったと自供。ストーキング行為を重ね、ホテルのドアののぞき穴を細工し、ヌードビデオを盗撮したと認め、禁錮2年半の有罪判決を言い渡された。

陪審団はさらに、ホテル所有会社と当時の運営会社の責任も認めた。

弁護団は最終弁論で、バレット被告がすべての責任は自分にあると主張したのは、ホテルの責任が認められなければ、アンドリュースさんは実質的に賠償金をほとんど受け取れなくなると考えてのことだと批判していた。

アンドリュースさんは、事件のせいで自分は常に脅えて不安で落ち込むようになってしまったと証言。ホテルの部屋に入るたびに、盗撮や録音を恐れてエアコンを調べたり、部屋を変えてもらうようになったと陪審団に話した。

涙を流し、言葉につまりながら証言を重ねたアンドリュースさんは「ビデオのせいで恥ずかしくて、辱められて、耐えがたい思いをした」と訴えた。

さらにアンドリュースさんは、世間の注目を集めるために自らビデオを流出されたのではないかと噂されたことが、何よりつらかったと説明。

「注目されるためにやったとみんなに思われて、引き裂かれるような思いだった」とアンドリュースさんは涙ながらに証言した。

(英語記事 US reporter Erin Andrews wins $55m over secret nude video)

製作被害 : 【衝撃事件の核心】悪質“AVだまし撮り” 応募の男優

日時: 2016-03-05  表示:4351回

産経 2016.3.4 11:34

 興味本位か、それとも自信を持って臨んだか、アダルトビデオ(AV)の撮影当日。男優役の男性はここぞという場面で性行為ができなかった。自信を失いかけている中で、「台本通りに撮れなくなった」と撮影者側から要求されたのは、30万円の違約金だった。架空のAV撮影で男優を募集し、わざと性行為をできなくさせた上で、損害名目の現金をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂の疑いで昨年10月、首謀者の無職男(24)や監督役、女優役らいずれも20代の男女7人が大阪府警に逮捕される事件があった。事前に周到な計画を練り、男優役に募集した男性たちを最初からあざむくつもりだったのだ。“AVだまし撮り”の現場で一体、何があったのか。

「台本通りできなければ賠償金」

 昨年6月20日午後、事件の舞台となった大阪・堂島のシックな装いのビジネスホテル。男優役に応募してきた被害者の20代男性=当時、府内在住=はまず、契約書へのサインを求められた。

 書面には、「REDDプロダクション」という存在しないプロダクション名が載っていた。

 このとき、怪しいと感じて署名に応じなければ、事件に巻き込まれることはなかったに違いない。

 しかし、男性はペンを走らせた。「台本通りセックスできなかった場合には、損害賠償金を支払う」。後に男性が震え上がるのは、この契約条項だった。

演技できなくさせる裏ワザ

 ホテル室内には、監督役の男(23)やカメラマン役の男(22)、女優役の女(29)に加えて21歳と24歳の助手役の男2人の姿も。

 いかにもそれらしいが、たいそうな撮影機材がそろっているわけではない。実際に撮影で使われたのは、誰もが手するようなスマートフォンだ。

 捜査を指揮した府警曽根崎署によると、女優役の女には、風俗店での勤務経験があった。が、AV女優ではない。同署の調べに対し、女はこう言い放ったという。

 「私の仕事は早く男性をいかせること」

 撮影本番。女は手や口を使っては早々に男性を果てさせ、性行為を続けられないように仕向けた。

 この時点で撮影はいったん止まり、犯行メンバーは男性にシャワーを促した。男性は従い、つかの間の休息を取ったが、依然、体力は回復しない。無言のプレッシャーを感じたのかもしれない。

 「これ以上、演技はできません…」。男性が伝えると、男らは声を荒らげるわけでもなく、交わした契約書をかざし、違約金を請求。うろたえる男性に対し、消費者金融から金を借りて支払うようすすめた。

 男性は男らに付き添われながら、歩いて約600メートル離れたビルの消費者金融の出張所まで向かう。しかし、出張所のATM(現金自動預払機)前で意を決して110番。事件が明るみに出た。

後ろめたさで発覚遅れ

 「長年、警察官をしているが、こんな事件は初めてだ」

 同署幹部も戸惑いを隠さなかった今回の事件。首謀者の男はなぜ、こんな類を見ない狡猾(こうかつ)な手口を思いついたのか。

 カメラマン役の男は捜査段階で「大阪を中心に名古屋や横浜などで計100件近くやった」と供述。うち30〜40件で応募してきた男性から現金をだまし取ったという。

 首謀者の男は知人の男(26)に女優役を紹介してもらい、監督役以下、現場班に撮影を取り仕切らせる。そして、性行為をできなくすると、男性が「おかしい」と申し立てにくいような雰囲気を醸し出す。

 すでに複数の被害者が確認されている。今回の事件が判明して以降、自ら名乗り出ることはなかったが、府警が接触すると、「実は…」と一様に被害を打ち明け始めたという。

 男らは金を脅し取ろうとしたわけでなく、あくまで「契約書に書いてある」と迫った。同署幹部は「被害者が泣き寝入りする状況を作った」と犯行の悪質性を強調する。

 事件が発覚したのは今回のケースが初めてだった。被害者にもかかわらず、男として、後ろめたい気持ちがあるのだろうか。

演じきっていれば…

 「今日1日の利益。銀行いこ。」(原文ママ)

 首謀者の男本人のものとされる簡易投稿サイト「ツイッター」。財布に入りきらないほどの札束の写真とともにつぶやきがアップされている。男性心理につけ込んで得た“利益”が含まれていてもおかしくない。

 AV詐欺について、犯罪ではないかと気乗りしない仲間に対し、「弁護士にも話をしているから大丈夫」と豪語していたという男。一方、大阪市内で別事件を起こし、昨年8月にわいせつ目的略取や強盗などの容疑で自身が逮捕されていたのだから、しゃれにもならない。

 府警によると、AV詐欺で使われた偽の契約書は、男が犯したわいせつ・強盗事件の関係先を家宅捜索した際に見つかったという。

 あくまで偽物だが、契約書によれば、男優役が演じきった場合は謝礼として日当1万円が出るらしい。ただ、実際に支払われたケースは確認できていない。

 「女優役のテクニックがすごかったのか」(捜査関係者)。被害者はさぞ、惨めだったに違いない。

製作被害 : 「自殺に追い込まれた」「過去から逃れるために整形」AV出

日時: 2016-03-03  表示:4375回

弁護士ドットコム 2016年03月03日 14時10分

NPO法人ヒューマンライツ・ナウは3月3日、若い女性たちがアダルトビデオへの出演を強要される被害の実態をまとめた調査報告書を公表した(URLは、http://hrn.or.jp/news/6600/)。報告書には、暴力的な撮影が行われたケースや、AV業界から長年ぬけ出すことができないケース、自殺に追い込まれたケースなどが詳細に記されている。

報告書によると、若い女性たちは「タレントにならない?」「モデルにならない?」といった甘い言葉でスカウトされたあと、AVプロダクション等が本人の意に反する出演を強要しているという。調査に協力した「ポルノ被害と性暴力を考える会」に寄せられた相談件数は2012年は1件だったが、2014年は32件、2015年は81件にのぼり、増加傾向を見せている。

今回、調査報告書に掲載されていた実例の中から、3つを紹介したい。

●暴力的な撮影が行われた

Bさんは20歳のころ、知人から「グラビアモデル」の事務所を紹介するといわれたことがきっかけで、X社の専属モデルになった。ところが、撮影直前にAVであることを知らされた。出演を拒否したが「キャンセルすれば高額の違約金が発生する」と言われたため、応じざるを得なかった。

すぐに、Bさんは契約の解除を申し出たが、X社から「キャンセルすると違約金が発生する」「現場に来なければ大学や実家まで迎えに行く」「違約金を支払えないなら親に請求する」などと出演を強要された。その後、Bさんの意思に反して、撮影内容は次第に過激になっていった。

たとえば、撮影のために1日12リットル以上の水を飲まされたり、避妊具を付けず洗浄をしないまま複数人から挿入行為をされたり、膣内に男性器に見立てた管を通し大量の卵白などの液体を何時間も続けて流し込まれるなどした。

Bさんは、「AV に出演した過去から逃れるためには、自分の顔を変えるしか方法はない」と思い詰めて、整形手術を繰り返しているという。

●顔が知られてしまい、他の仕事ができなくなる

アイドル志望だったLさんは、街でX社からスカウトされた。その際、女性タレントの名前を引き合いに、「みんなAVから女優になった」というとウソの説明を受けた。Lさんは誘いを断り続けていたが、X社から「所属すれば、業界人と繋がりができるのでアイドルになりやすい」といった説明を繰り返し受けて出演を決心した。

しかし、AV撮影は過酷でやめたいと思ったが、食事やプレゼントなどで懐柔を受け、出演を続けた。しかし、有名AV女優として顔が知られてしまったため、「アイドルなどなれるわけもなく、AV以外の仕事は難しい」と言われるようになった。また、X社の広告塔として、AVに関してポジティブな発言をSNS上でするよう求められた。

Lさんは AV 女優以外の選択肢を絶たれたことに絶望して、AVでできる限り生活費を稼いでから海外に移住するしかないと考えた。だが、次第に与えられる仕事の内容は、レイプやスカトロなどの過酷なものに変わっており、Lさんは心身ともに深く傷つきながら出演を続けている。

●販売され続けることが精神的負担、首を吊って自殺

気の弱い性格だったDさんは、X社の複数のスカウトマンから取り囲まれて説得を受けて、出演の承諾した。出演直後に強く後悔したが、その後も出演を強要された。Dさんは半年ほどの間に、複数のAVに出演した。

DさんはX社との契約を解除することができたが、自分のAVが販売され続けていることに、次第に精神的に追い詰められていった。被害者支援団体に相談し、弁護士にAVの販売停止交渉を依頼することを決意した。しかし、実際に依頼する直前に、首を吊って自殺したという。

(弁護士ドットコムニュース)

製作被害 : <AV出演強要>「奴隷のような状況」「刑事罰が必要」NPOが

日時: 2016-03-03  表示:4640回

弁護士ドットコム 3月3日(木)17時30分配信

若い女性たちがアダルトビデオに強制出演させられているという実態を約半年かけて調査したNPO法人ヒューマンライツ・ナウは3月3日、東京・霞が関の弁護士会館で記者会見を開き、調査結果を発表した。同団体の事務局長をつとめる伊藤和子弁護士は「女性たちは意に反して性行為を強要、撮影されて、奴隷のような状況に追い込まれている。深刻な人権侵害だ」と訴えた。

今回の調査に協力した支援団体「ポルノ被害と性暴力を考える会」などによると、昨年1年間にアダルトビデオ出演に関する相談は81件にのぼったという。ヒューマンライツ・ナウのウェブサイト上で発表された調査報告書には、法外な違約金を請求されてアダルトビデオへの出演を強要されたケースなど10の事例が紹介されている。

ヒューマンライツ・ナウは、調査結果にもとづいて、アダルトビデオのプロダクションやメーカーなどを監督する省庁の設置や、不当・違法な勧誘の禁止、女性の意に反して出演させることの禁止、禁止事項に反する場合の刑事罰などを盛り込んだ提言も報告書にまとめた。今後、内閣府など関係省庁に対して提言する予定だ。

●「AVの需要についても社会問題にしなければならない」

報告書の事例にあがった女性たちは、スカウトから「モデルにならない?」と声をかけられたり、撮影直前までアダルトビデオだと知らされないといった状況で、契約書や違約金などをたてに出演を強要されていたという。

ヒューマンライツ・ナウの副理事長をつとめる後藤弘子・千葉大教授は会見で「若い女性たちは、社会的な力が足りないところに漬け込まれて、食い物にされている」「このような人権侵害には、刑事罰をもってのぞむ必要がある」と強調していた。

「ポルノ被害と性暴力を考える会」世話人の宮本節子氏は「これだけ多くの被害者が生まれるのは、(アダルトビデオの)需要があるからだ。日本社会には、需要を喚起することにアクセルはあるが、ブレーキは一切ない。この需要についても、社会問題としていかなければならない」と話していた。

調査報告書に掲載された事例を紹介した記事はこちら。

「自殺に追い込まれた」「過去から逃れるために整形」AV出演強要の調査報告書公表(https://www.bengo4.com/internet/n_4367/

弁護士ドットコムニュース編集部

盗撮 : 盗撮カメラ、回収時に逮捕 (2016.02.05)

日時: 2016-02-06  表示:3972回

カナロコ by 神奈川新聞 2月5日(金)21時55分配信

 マンションの女性宅に侵入したとして、鶴見署は5日、住居侵入の疑いで、横浜市鶴見区仲通3丁目、内装業の男(40)を現行犯逮捕した。男は「盗撮目的で入った」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、同日午後5時15分ごろ、同区マンションの女性会社員(26)方に侵入した、としている。

 同署によると、女性は同日午前、クロゼット内にある小型カメラを発見。不審に思い同署に相談したところ、署員は男がカメラの回収に訪れると推測。室内で張り込んでいると、男が合鍵を使って侵入してきた。男は「このマンションで内装作業を行ったことがある」と話しているという。

 カメラには女性が着替える様子が映っており、同署は県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いでも調べる方針。

慰安婦問題 : 日本政府「慰安婦強制連行は証明できない」 国家犯罪隠

日時: 2016-02-01  表示:3936回

ハンギョレ  登録 : 2016.02.01 01:34 修正 : 2016.02.01 06:15

国連女性差別撤廃委員会に答弁書 
政府「12・28合意毀損する言動慎むべき」

 日本政府が、軍や官憲が直接日本軍「慰安婦」を強制連行したことを証明できる証拠は見当たらない、という立場を国連(UN)に伝えたことが31日、確認された。慰安婦問題に対する韓日政府間の12・28合意以降、韓国が日本の顔色を窺っている間、日本は国際社会に向け本格的な“世論の逆転”に乗り出している。

 日本政府が2月15日に開かれる国連女性差別撤廃委員会の63回会議に提出した慰安婦問題に対する答弁書の内容をハンギョレが確認したところ、「日本政府は、1990年初めから慰安婦問題に対する総力的な研究を行ってきた。(中略)しかし、日本政府が発見した政府の公式文書の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行(forceful taking away)を確認することができなかった」という内容が含まれていた。答弁書には「日韓両国政府は慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されたことを確認した」という12・28合意の内容も盛り込まれた。

 日本政府は、2007年3月、「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった」という内容を閣議決定し、安倍晋三首相は18日、参議院でこのような立場を再確認した。このため、答弁書が慰安婦動員の過程の「強制性」を認めた1993年の河野談話など、日本政府の従来の立場を覆したものではない。

 変わったのは、日本政府が強制連行を証明する「日本政府の公式文書が見当たらない」ことを掲げ、「強制連行をされた」という生存者たちの証言を事実上否定し、慰安婦=性奴隷=国家犯罪という国際社会の常識を本格的に覆そうとしている点だ。日本政府の狙いは、慰安婦問題は日本軍が主体となった「国家犯罪」ではなく、一部業者の逸脱を政府が管理・監督できなかったという問題に縮小することだ。

 これに対して韓国外交部は「日本軍慰安婦の動員、募集、移送の強制性は否定できない歴史的事実として、国連人権委特別報告者報告書や米国など様々な国の議会決議などを通じて、国際社会がすでに明確に判定を下した事案である点を、もう一度強調する」と述べた。外交部は続いて「日本政府は、12・28合意の精神と趣旨を毀損しかねない言動を慎み、被害者の方々の名誉と尊厳を回復して傷を癒せるように努めるという立場を、行動で示すことを求める」と明らかにした。

東京/キル・ユンヒョン特派員、イ・ジェフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-31 21:29

慰安婦問題 : 「なぜこんな合意で私たちを愚弄する」 慰安婦被害者が

日時: 2016-01-27  表示:3939回

ハンギョレ新聞 1月27日(水)8時24分配信

「15歳の時、道端で2人組の男に連れ去られた」 
日本の法的責任、安倍首相の直接謝罪を要求

 「私は釜山で生まれました。貧しくて学校にも行けませんでした。 15歳の時、蔚山(ウルサン)のある家に女中奉公に出ました。そこでお使いの帰り道に、2人組の男に道を塞がれました。そして何も言われないまま、腕を一本ずつ掴まれて、連れていかれましたよ」

 26日午前、東京千代田区の衆議院第一議員会館の多目的会議室。怒りを堪えて一言ずつ言葉を繋いでいく日本軍「慰安婦」被害者ハルモニ(お婆さん)のイ・オクソンさん(90)は、故郷の慶尚道ではなく、咸鏡道訛りで話した。中国の吉林省に連れて行かれたイさんは、日本軍飛行場を経て、日本軍慰安所に移された。戦争が終わってからも、イさんは故郷に帰ることができなかった。言葉も通じない広大な中国大陸に捨てられたからだ。再び故国を訪れたのは、解放から55年が過ぎた2000年だった。そうやって月日が流れる間、イさんは74歳のお婆さんになっていた。

 「慰安婦」被害ハルモニたちの共同居住施設である京畿道広州(クァンジュ)にある「ナヌム(分かち合い)の家」で生活しているがイさんとカン・イルチュルさん(89)が「12・28慰安婦合意」以降、初めて日本を訪れて記者会見を開いた。会見場には50人近い韓日の取材陣が集まった。

 2人のハルモニは合意を認めない意向を明らかにしてから、日本政府が公式謝罪し法的責任を認めると共に、安倍晋三首相が直接謝罪することを要求した。カン・イルチュルさんは「どうしてこんな合意で私たちを愚弄するのか。なぜ安倍(首相)は一度も出てこないのか」と述べた。イ・オクソンさんも「歩くのがやっとの私たちが、なぜここまで来て話をするかを考えてもらいたい。私たちがいくら日本政府に要請しても、どこ吹く風で、日本政府はハルモニたちが死ぬのを待っている」と述べた。続いてイさんの批判は韓国政府に向けられた。「なぜ被害者の目を瞑らせて、隠し、いくらかのお金なんか持って来て、ハルモニたちの口を封じようとするのか。絶対そうは行かない。悔しくて仕方がない」

 ハルモニたちは、日本政府が求めている駐韓日本大使館前の少女像の撤去についても「少女像をなくすか、私たちを殺すかの問題」(カン・イルチュルさん)だとして、絶対受け入れられないと述べた。

東京/キル・ユンヒョン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

慰安婦問題 : 元慰安婦2人が来日 日韓合意を批判「間違っている」 (201

日時: 2016-01-26  表示:3837回

朝日新聞 2016年1月26日20時23分

 韓国人元慰安婦の女性2人が来日し、26日に衆議院議員会館で記者会見した。昨年末に日韓両国政府が慰安婦問題の解決に向けて合意したことについて「間違った合意だ」と批判し、改めて「公式謝罪と法的賠償」を日本政府に求めた。

 来日したのは、ソウル近郊広州市で元慰安婦が暮らす「ナヌムの家」から来た李玉善(イオクソン)さん(88)と姜日出(カンイルチュル)さん(87)。戦時中に旧満州(中国東北地方)で慰安婦をさせられたという。

 2人は政府間合意が被害者側への相談なく進められたことを批判。李さんは「事前の説明があるべきだった。私たちを無視して合意したのは受け入れられない」と憤った。姜さんは、岸田文雄外相が安倍晋三首相の「おわびと反省」を代読したことに「なぜ安倍さんが直接、謝罪に出てこないのか。今回は最後だと思って日本に来た」と話し、首相との面会を訴えた。

 ソウルの日本大使館前に建てられ、日本が撤去を求めている「少女像」について、李さんは「少女像に手を出してはいけない」。姜さんは「少女像の撤去は、私たちを殺すのと同じこと」と反発した。

 日本で元慰安婦の証言を疑う声があるとの質問に対しては、李さんは手を見せながら、戦時中につけられた傷痕があると語り、「ここに傷が残っているのは事実なのに、なぜ私たちがうそをついているというのか」と憤った。

 また「ナヌムの家」の安信権(アンシングォン)所長は、今回の合意に「最終的かつ不可逆的解決」との文言が盛り込まれたことについて「加害者が問題を早く終わらせたいという意味。被害者は今も悪夢を見ている」と語った。(中野晃、編集委員・北野隆一)

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