産経新聞 11月12日(金)19時34分配信
プールで女子高生の水着姿を撮影したとして、埼玉県警は12日、建造物侵入と県迷惑行為防止条例違反の疑いで県警警備部公安2課課長補佐の男性警部(57)を書類送検し、減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にした。警部は同日付で依願退職した。
県警監察官室によると、警部は8月2日午後0時半ごろ、埼玉県川口市の青木町公園総合運動場市民プールで開催されていた国体の水泳県予選に出場していた水着姿の高校の女子生徒2人の尻を、県警の備品のビデオカメラで約1分間撮影した疑いが持たれている。
監察官室によると、警部は昼休み中にプールの前をを通りかかり、撮影したという。押収された記録媒体の中には、この動画のほかにも5月ごろに撮影された県内のプールの様子も映っていたという。警部は「若い人の水着姿に興味があった」と供述しているという。
県警は「再発防止のために、幹部に対する指導教育の徹底をしていく」としている。