ポルノ・買春問題研究会
論文資料集10
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盗撮 : 「眼鏡型カメラ」でデリヘル嬢を隠し撮り…33人600画像をア

日時: 2021-08-01  表示:2425回

日刊ゲンダイ、2021/8/1(日) 9:06配信

 デリヘル代を稼ぐため、盗撮犯は次々と「新作」を世に出していた。

「眼鏡型カメラ」で盗撮したデリヘル嬢の動画をネット上で配信したとして、東京都台東区の会社員、****容疑者(42)が7月29日、わいせつ電磁的記録等送信頒布容疑で警視庁保安課に再逮捕された。

 5月下旬、**容疑者は台東区鴬谷のラブホに20代のデリヘル嬢を呼んだ。**容疑者がかけていた眼鏡のテンプル部分が異常に太く、不自然だったため、盗撮されていると思ったデリヘル嬢が110番し、下谷署の署員が現場に駆け付けた。ところが**容疑者は容疑を否認。カメラも見つからなかったことから、その日は逮捕には至らなかった。

 約1カ月後の6月下旬、デリヘル嬢から下谷署に「私の動画がFC2にアップされている」という相談があり、**容疑者の盗撮行為がバレた。今月18日、**容疑者は都迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕された。

■33人が被害

*** **容疑者は今年3月から7月までデリヘル嬢ら33人を同じ手口で盗撮し、600件の盗撮画像を販売。計100万円を稼ぎ、それをデリヘル代につぎ込んでいた。

 調べに対し、「わいせつ動画を不特定多数の人に販売していたことは間違いない。盗撮をすると興奮する。当初は観賞用に盗撮していたが、わいせつ動画を販売してお金を稼ぐことができれば、またデリヘルを呼んで性的サービスを受けることができると思った」と供述しているという。

「盗撮に使った眼鏡は今年3月、秋葉原で1万5000円で買ったものだそうです。真ん中にレンズ用の小さな穴が開いていて、テンプル部分にマイクロSDカードが挿入できるようになっている。配信動画のタイトルはズバリ、『デリヘル隠し撮り』だった。動画は無修正で、戸畑は自分が写り込んだ部分は削除していた」(捜査事情通)

 よっぽど、デリヘルが好きだったようだ。

盗撮 : 病院トイレにカメラを仕かけて盗撮…女性が気づき通報、

日時: 5299-06-03  表示:2277回

北海道放送、2021/7/28(水) 9:21配信

 26日午後、北見市内の病院のトイレに小型カメラを仕かけ、女性の姿を盗撮したとして、この病院の理事の男が逮捕されました。
 
 北海道迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、北見市幸町の32歳の病院理事の男です。この男は26日午後4時すぎ、理事をしている北見市内の病院のトイレに小型カメラを仕かけ、トイレを使用していた40代の女性の姿を盗撮した疑いが持たれています。
 警察によりますと、被害者の女性がカメラに気づき、警察に通報。捜査の結果、病院内で不審な行動をしていた理事の男が浮上し、逮捕に至りました。
 取り調べに対して32歳の病院理事の男は、容疑を認めているということです。警察は、男の余罪も含めて引き続き捜査しています。この男が理事をしていたとみられる病院は「何も話せないし、話す必要もない。被害者には適切に対応する」と話しています。

痴漢 : 痴漢ぐらいで」と思っていませんか 鉄道警察隊がアンケ

日時: 2021-07-14  表示:2391回

西日本新聞 2021/7/14(水) 9:51配信

 痴漢の被害経験があるとした人の約9割が警察に被害を届け出ていない―。福岡県警鉄道警察隊(鉄警隊)が13日に公表したアンケートで、被害者が声を上げられない実態が改めて浮き彫りになった。自由記述欄では「痴漢に対する世間の認識が軽すぎると思う」など、社会の意識の変化を求める声が相次いだ。

 アンケートは被害者の心情などを把握し、今後の捜査や被害防止に生かそうと2〜3月に実施。インターネットで呼び掛け、県内外の3039人が回答した。約3分の2が高校、大学生だった。

 「被害経験がある」と回答した人は775人で、うち女性が729人、男性は46人。64%が複数回の被害経験があり、場所が鉄道車内だった人が62%に上った。

 被害に遭った際の行動を尋ねたところ(複数回答)、「我慢した」「怖くて何もできなかった」などとして抵抗できなかったとの回答が71%を占めた。その後の対応について回答した人のうち、42%が誰にも相談せず、92%は警察に届け出ていなかった。「被害者が悪いと言われると思った」「逆恨みが怖かった」などの理由だった。

 自由記述欄で20代の会社員の女性は「『痴漢ぐらいで』とか『露出している服を着ていたせいだ』という声があるが、自由にファッションを楽しんだだけで被害に遭わないといけないのか。社会の意識を変えてほしい」と訴えた。「列車内はスマートフォンを見ている人ばかりで助けを求めにくいと感じる」との声もあった。

 鉄警隊はここ数年、鉄道各社との情報共有を密にして痴漢情報の把握に努めたほか、私服で捜査する隊員を増やすなど対策を強化。福岡県内での痴漢や盗撮を含む鉄道関連の性犯罪の摘発件数は2015年の14件から年々増加し、19年は90件になった。

 酒見孝徳副隊長は「女性の被害者には女性警察官が対応するなど、被害者に寄り添った対応を心掛けているので、勇気を出して相談してほしい。目撃した人は加害者の特徴を覚えてすぐに110番してもらいたい」と話した。

 (小川勝也、田中早紀)
同意のない性的な行為は犯罪

 性暴力被害者支援センター・ふくおかの浦尚子相談員の話 センターにも痴漢被害について相談が寄せられ、被害者が「痴漢ぐらいで相談していいのか分からなかった」と打ち明けるケースもある。痴漢の被害が軽視されていることの表れだが、被害者の心の傷は深い。学校現場では、同意のない性的な行為は犯罪だということ、体操服で隠れる部分は「プライベートゾーン」として触らせてはいけないことなどを教える動きが広がってきた。被害者が1人で抱え込まないように、そして傍観者をつくらないために、社会全体が痴漢は許さないという意識を共有してほしい。

ポルノ被害 : 「過去の万引きを旦那にバラすぞ」AVの鉄板企画を模倣し強

日時: 2021-07-03  表示:2605回

文春オンライン 2021/7/3(土)

 万引をした女性が店舗のバックヤードに連れて行かれる。店員や警備員は「家族や警察にばらされたくないなら、分かっているよな」などと言い、密室で嫌がる女性にわいせつな行為に及ぶ――。

 多くのアダルト作品で使用される「鉄板の企画モノシチュエーション」(AVメーカー関係者)だ。

 フィクションでしか許されないその状況を、現実にしようとしたトンデモ警察官がいた。埼玉県警の元警察官、****被告(34)である。

*** **被告は4月、埼玉県羽生市にあるイオンモール羽生の駐車場に20代の女性A子さんを呼び出し、「過去の万引きを旦那にバラすぞ」「月に1回でいいから性行為をさせろ」などと言って車の中で1時間にわたって脅迫した。その際にA子さんの身体を触ろうとしたとして、強制わいせつ未遂罪に問われていた。

 7月1日にはさいたま地裁で判決公判が行われ、菅原暁裁判官は「犯行は執拗で卑劣だ」として懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。
万引きの捜査で女性の電話番号を

 黒のスーツ姿で髪を整えた**被告は、判決が言い渡されると神妙な面持ちで裁判長の説諭に耳を傾けた。一見すると反省をしているように見えるが、裁判の過程ではとんでもない主張を繰り広げ、傍聴人を苦笑いさせていた。

*** **被告は2008年10月に埼玉県警で働き始める前は、自衛隊員だった経歴を持つ。2017年3月から羽生署地域課の須影(すかげ)駐在所に勤務していた。地元社会部記者によれば「勤務態度に問題はなく、近隣住民に人気の駐在さんだったと聞いています」という。

 しかし“人気の駐在さん”は仮の姿だった。ことの発端は今年1月、A子さんがイオンモール羽生で万引きで捕まったことだった。当時、須影駐在所に勤務していた**被告はイオンモール内の派出所にも出入りしており、A子さんの万引き事件の時も捜査に関わったという。

「捜査に関わったとは言っても直接取り調べをした担当者ではなく、A子さ****被告について『面識がない』と証言しています。た***被告がA子さんの個人情報にアクセスできる立場だったことは確実で、そこで携帯電話の番号を知ったことから事件が始まりました」(前出の社会部記者)。

 4月2日と3日、突然A子さんの携帯電話に知らない番号からの着信があった。何度目かの着信にA子さんが出ると、電話の相手は「イオンの警備員」を名乗った。**被告は「万引きの処理で100万円かかった。身体で払うか」、「旦那にばれてもいいのか」と脅して4日にイオンモールの駐車場にA子さんを呼び出した。

 待ち合わせた駐車場に現れた**被告は、A子さんの車に乗り込むと、「万引きをしたらそれなりの誠意を見せてほしい」「月に1回で良い」「嫌なら留置場に入りますか」などとA子さんの弱みに付け込んで1時間以上にわたって性交渉を求めたのだ。狭い車の****被告は体を無理やり触ろうとしたが、A子さんは拒否しつづけた。

 体を触ろうとしなが***被告は脅迫を続けたが、タバコを吸いに一度車を出たところでA子さんがすかさず110番通報。**被告は逃走したが、防犯カメラの映像などから特定され、4月7日に逮捕された。逮捕時には「わいせつ目的ではなかった」などと意味不明の供述をしていた。

検索履歴には「万引き」「人妻」「レイプ」

 しかしその言葉の真意は、6月の後半に行われた初公判でのトンデモ主張によって明らかになった。**被告は裁判で、A子さんに性交渉を迫り体を触ろうとしたことについては「間違いありません」と認めながらも、被告人質問では「万引き犯を懲らしめてやりたかった」と主張した。

「弁護****被告の動機について、わいせつ目的以上に、万引き犯を懲らしめたいという正義感が起こした事件だと主張したんです。しかし、**被告の携帯電話には“万引”“人妻”“レイプ”などの検索履歴がきっちり残っていて、さらに事件当日にはコンドームも購入しています。これを性的な目的ではないというのはさすがに無理があると感じました」(社会部記者)********* 被告人質****被告は、検察官とこんなやりとりをしている。

検察官「AVの影響はあったのか」

検察官「フィクションと現実の区別がついていなかったのか」

 弁護側の被告人質問への答えにも、**被告の“ズレ”た空気感が如実に表れている。

弁護士「(A子さんを)懲らしめようというなら、やっていることに開きはないか」

弁護士「わいせつ目的100%だったのではないのか」

弁護士「何が事件を起こした理由だと思うか」

 あくまでもわいせつ目的だけではなく、歪んだ正義感が原因だったと主張した**被告。「この地域の万引きの担当を5年ほど1人でしており、店舗の経営者などが泣いているのを見てきた。それで万引き犯を懲らしめようと思った」とも言ってのけたのだ。
「警察やあなたの信頼は簡単には回復されない」

 しかしこの主張は聞き入れられなかった。

 検察側が*被告人はアダルトビデオやアダルトサイトに影響を受け、本件犯行を思い立った」「アダルトビデオを見て、自分も同じようなことをしてみたいと思い実行に移すこと自体が、幼稚かつ浅はかとしか言いようがない」と主張したのを受けて、菅原裁判官は「自身の性的欲求を果たす目的のほかに、万引き犯を懲らしめるために脅そうとの思いもあったと供述するが、そのためには法令に則って捜査等の職務にいそしむべきだ」と切り捨てた。

 裁判に***被告の妻も出廷し、「ひとりでやらないといけないことが多く仕事のストレスがあり大変だったと思う」と証言。弁護側は「妻も離婚もせずに**被告を支えると言っている」と執行猶予判決を求めていた。

 最終的に下ったのは懲役2年、執行猶予4年の有罪判決。裁判官は「被害女性の傷は癒えない」「警察やあなたに対する信頼は簡単には回復されない」などととどめを刺した。それを、**被告はやや前傾姿勢で頷きながら神妙な面持ちで耳を傾けていた。

 警察からは懲戒免職され、被害者とは80万円で示談。そして有罪判決を受けた**被告。稚拙な行動によって失墜させた信頼の回復には長い年月がかかりそうだ。

ポルノ被害 : 性的関係を迫る…窃盗の過去がある女性に警官が 検察側

日時: 2021-07-02  表示:2537回

埼玉新聞、2021年6月18日(金)

公務を通じて連絡先を知った20代の女性を駐車場に呼び出し、車内で体を触ろうとしたとして、強制わいせつ未遂の罪に問われた羽生署地域課須影駐在所の元巡査部長(34)=羽生市須影、懲戒免職=の初公判が17日、さいたま地裁(菅原暁裁判官)で開かれ、元巡査部長は「間違いございません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役2年を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は7月1日。

 検察側の冒頭陳述などによると、元巡査部長は窃盗の前歴のある女性に被害店舗の関係者を装い、性的関係を迫ったと指摘。論告では勤務中に知り得た情報を悪用して犯行に及んだ点について「警察官にあるまじき、卑劣極まりない行為」と断じた。アダルトサイトなどに影響を受け、欲望の赴くままに行動に移しており「自己の性欲を満たそうとした動機や経緯には酌量の余地は全くない」と強調した。

 弁護側は、間違った正義感から女性を懲らしめたい意図で、性的危害を与えるような発言をしたと主張。「全て正直に供述していて、心から反省している。再犯の恐れはない」と寛大な判決を求めた。

 起訴状などによると、元巡査部長は4月4日、女性に電話して羽生市内の商業施設に呼び出し、駐車場に止めた車内で「それなりの誠意を見せてもらいたい」などと脅迫し、体を触ろうとしたとされる。

盗撮 : 女性アスリートの画像をアダルトサイトに掲載 名誉毀損で

日時: 2021-06-21  表示:2586回

TBS、2021/6/21(月) 12:51

 女性アスリートの画像をアダルト動画サイトに掲載して名誉を傷つけたとして、57歳の男が逮捕されました。

 逮捕されたのは、千葉県市川市の会社員・****容疑者(57)で、2018年11月、当時26歳の女子バレーボール選手を赤外線カメラで撮影したわいせつな動画をアダルト動画の販売サイトに無断で掲載して、女性の名誉を傷つけた疑いがもたれています。警察は、**容疑者がこのアダルトサイトで他にも女性アスリートの動画などおよそ30本を販売していたとみて調べています。

 千葉県警によりますと、女性アスリートの性的な画像について、「名誉毀損」容疑で摘発するのは全国で初めてだということです。(21日11:38)

ポルノ被害 : 女性アスリート画像の無断転載、計1億2千万円の広告収

日時: 2021-05-11  表示:2921回

読売新聞、2021/5/11(火) 12:27配信

 女性アスリートの競技画像がアダルトサイトに無断転載された事件で、著作権法違反容疑で逮捕された男(37)(京都府精華町)が、自身の運営するアダルトサイトに複数競技の女子選手の画像計39点を載せていたことが警視庁への取材でわかった。警視庁は、男がこのサイトを含む9サイトの運営で約10年間に計約1億2000万円の広告収入を得たとみている。

 11日の発表によると、男は2019年5月18日、テレビ番組で放映された複数の女子選手の競技画像を複製し、インターネットのアダルトサイトに39点を無断転載。不特定多数のネット利用者が閲覧できる状態にし、テレビ局が持つ著作権を侵害した疑い。

 逮捕直後の調べに対し、男は「金銭目的だった。悪いことだと思ったが、逮捕されるとは思わなかった」と話したが、その後、黙秘している。

 画像にはそれぞれ「放送事故」「ハプニングシーン」などと書かれ、卑わいなコメントも添えられていた。警視庁は、男が運営する別のアダルトサイトにも、多数の女子選手の画像が掲載されていたとみて確認を進めている。

 性的目的での撮影や画像悪用の被害防止に取り組む日本オリンピック委員会(JOC)が昨年11月以降、約1000件の被害情報を警視庁に提供。捜査の結果、このうち4件に男のサイトが関与していることが判明したという。

 JOCなどスポーツ界が被害防止対策を本格化させて以降、刑事事件の摘発は初めて。以前に選手が赤外線カメラで撮影されるなどの被害もあった日本水泳連盟の石井雄二郎事務局長は11日、「引き続き会場での見回りを強化するなどして、競技者を守っていきたい」と話した。中高生が被害に遭うケースもあり、全国高等学校体育連盟の奈良隆専務理事(65)は、「アスリートに対する許しがたい行為だ。警察の摘発は被害抑止につながり、一歩前進だ」と語った。

 JOCの籾井圭子・常務理事は11日、「場合によっては逮捕されるということがわかり、単に(被害防止のための)声明を出していることよりも、さらに一歩、高めの抑止効果が期待できる。警視庁がアスリートが置かれている状況を何とかせねばと思って動いていただいたのはありがたい」と話した。

児童ポルノ : 女児2人にナイフで脅して性的暴行、撮影して口止め「凶

日時: 2021-04-17  表示:2741回

岐阜新聞 2021/4/17(土)

 昨年4月、岐阜県多治見市内の路上で13歳未満の女児2人に性的暴行を加えたとして、強制性交やわいせつ略取などの罪に問われた、同市、被告の男(23)に、岐阜地裁(出口博章裁判長)は16日、懲役11年(求刑懲役14年)を言い渡した。

 判決理由で出口裁判長は、犯行状況を動画撮影し女児に口止めをしたなどと指摘し、「凶悪卑劣な犯行で、被害者の身体的、精神的苦痛は計り知れない」と非難。弁護側は、被告の発達障害などが犯行に影響していたとして酌量を求めていたが、「犯行前後を通じて一貫して合理的に行動している。精神障害の影響をうかがわせる事情は認められない」と退けた。

 判決によると、同月27日午後2時35分ごろ、同市内の遊歩道で、いずれも当時10歳の女児2人に折り畳みナイフを示して脅し、約120メートル離れた空き地で手錠を掛け、性的暴行を加えた。

人身売買 : 女子高校生に売春強要 21歳ホストを逮捕 売春の相手や場

日時: 2021-04-10  表示:2480回

HBC北海道放送、2021/4/10(土) 0:05配信

 女子高校生に売春を強要した疑いで、ホストクラブ従業員の男が逮捕されました。男は容疑を認めていますが、売春をさせた場所や相手については「多すぎて分からない」と話しています。

 児童福祉法違反と売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む、ホストクラブ従業員、脇田一星(わきた・****容疑者21歳です。
* **容疑者は、去年9月、札幌市中央区のホテルで、当時17歳の高校生だった少女に、男性客へいかがわしい行為をさせた疑いがもたれています。
 警察によりますと、**容疑者と被害に遭った少女は、去年8月、インスタグラムで知り合い交際していました。
 知り合って間もなく、**容疑者は少女にホストクラブへの同伴出勤を求め、店で高級シャンパンを購入させるなどしておよそ280万円の「ツケ払い」をさせたということです。
 ツケを支払わせるために、**容疑者は、女性に扮して出会い系サイトで男性を誘い、札幌市内のホテルなどで少女に売春をさせていました。
* **容疑者と同居していた女性は、祖父母の家に荷物を取りに来たところを警察に保護され、事件が発覚。
少女は保護されたとき泣きじゃくりながら「どうすることもできなくて困っていた」と答えたということです。
 警察の取り調べに対し、**容疑者は「売春させていたことは間違いない」と容疑は認めていますが、いつ、どこで、誰と、いかがわしい行為をさせたかについては「多すぎてわからない」と話しています。
 少女は事件の後、大学を受験し、無事合格。現在は大学に通っているということです。

ポルノ被害 : ディープフェイクと闘う女性たちが問う、インターネット

日時: 2021-04-06  表示:2390回

Vogue Japan、2021/4/4(日) 20:16

ディープフェイクによって生成された動画自体は偽物で、実際自分が撮影されたものではないとしても、それによって受ける感情や痛みは本物だ。そして世界には、このAIによる生成技術によってある日突然、人生を狂わされた女性たちが多くいる。彼女たちの体験を少し聞けば、誰もが戦慄するはずだ。しかし彼女たちは黙ってはいない。ディープフェイクに対する法整備を求める「#MyImageMyChoice?」キャンペーンを通じて、彼女たちはインターネットのモラルについても世界に問いを突きつけている。

誰かがあなたに「これを見て! こんなことするなんてひどい」というメッセージをリンクとともに送ってきたとしよう。リンク先にあったのは、激しい性行為をしながら振り返る自分自身の顔。もちろんそれは、あなたではない。AIによる人物画像合成技術を用いて、別人の動画にあなたの画像をマッピングしたものだ。これが「ディープフェイク」と呼ばれるものである。世界中の俳優や政治家、YouTuber?や一般女性などが被害に遭っているが、現在、これを取り締まる法律はほとんどの国で存在しない。

Reddit(アメリカを中心に人気のソーシャルサイト)ユーザーが、セックスをするメイジー・ウィリアムズやテイラー・スウィフトのフェイク動画を投稿する「deepfakes」と呼ばれるスレッドを立ち上げたのは2017年のこと。このスレッドは閉鎖されるまでの8週間に、実に9万人の登録者を集めていた。

サイバーセキュリティ企業のSensityによると、ディープフェイクは急激な増加を見せており、半年ごとに倍増しているという。ネット上に出回っている8万5千件のディープフェイク動画の90%は、女性の合意のないポルノだ。あるサイトのトップ30を見てみると、アメリカ、カナダ、グアテマラ、インドなど世界中に制作者がいることがわかる。

昨年10月、イギリス人作家のヘレンは、彼女が過激な性的暴力行為に及んでいるように見える複数のディープフェイクがポルノサイトにアップされていることを知らされた。その日の夜、この映像は恐ろしい悪夢となり何度もヘレンを襲った。彼女は恐怖の沼に突き落とされた。

「まるでトンネルの中のような、光のない閉ざされた空間の奥深くに沈んでいくような感覚でした」

この感覚は次第に、ヘレンの日常生活にも強い影響を及ぼすようになり、家を出るときはいつも自分が無防備過ぎるように感じたり、ランニング時にパニック発作を起こすこともあった。誰がこんなことをしたのか、いまだ検討もつかないと言う。

これらは偽物の動画かもしれないが、感情に与える影響は本物だ。被害者は、誰が作ったのかも誰が見たのかもわからない、何もかもが不可解な状況に置かれる。もちろん、拡散を抑え込む方法もわからない。一度ネット上に公開されたものは、いつでも再登場する可能性があるからだ。

被害者に起こる「サイレンシング効果」

アムネスティ・インターナショナルは、Twitterでの中傷が女性のその後のオンライン行動に与える影響を調査している。同団体によると、オンラインハラスメントにより「サイレンシング効果」と呼ばれる現象が起き、オンラインでのやりとりを自ら制限したり、自身が投稿したものを検閲するなど活動が消極的になるという。ディープフェイクの被害者にも同様のことが言える。

ヘレンはそれまで、産後うつに関するごく個人的な体験について自ら発信してきた。だが、ディープフェイクを見てしまったことで羞恥心が強くなり、自分はこの「汚い秘密を一生背負っていくのだと感じて」書くことをやめてしまったという。

インド人ジャーナリストのラナ・アイユーブは反体制的な姿勢をソーシャルメディア上でも崩さなかったが、ゆえにヘイトを受けることにも慣れていた。しかし、2018年に何者かがラナの信用を失墜させるために作成したディープフェイクが拡散され、彼女がそれまで関わってきたインドの重要政治家の間にも広まった。その後、ラナはヘレンのように自己検閲を行うようになった。彼女はあるメディアに寄稿した記事の中で、こう述べている。

「以前の私は、とても主張が強い人間であり、率直な人間だったのに、今の私はオンラインでの投稿にとても慎重になっています。これは大きな変化です」

ディープフェイクの被害に遭った人々がその体験を語りはじめた一方で、ディープフェイクのコミュニティの盛り上がりは減速する気配がない。今では専用サイトやユーザビリティに優れたアプリ、動画リクエストの手順も存在している。たった25ポンド(約3,800円)でオリジナルのディープフェイクを依頼できるサイトもあれば、女性の画像をアップロードすると自動的に裸の画像を生成するサイトもある。

313万人のYouTube?チャンネル登録者を抱えるASMRアーティストのジビは、「こうした違反行為を看過してはいけない」と語気を強める。その一方で、ジビは自分のディープフェイクを監視するのを諦めている。ジビを最も苦しめるのは、制作者が同意なしに彼女の顔で利益を得て、その苦しみを生活の糧にしているという事実だ。ジビのもとには、1本500ポンド(約7万5000円)でディープフェイクを削除するという企業からのアプローチもあったという。いい加減、こうしたことは終わりにしなければならない。だが、どうすればいいのか?

Facebookは2018年、世論の圧力を受けてディープフェイクを禁止した。これでディープフェイクは消滅するかと思われたが、法的措置が取られない状態が続き、このコミュニティは勢いを増していった。その後、新型コロナウイルスのパンデミックによって、制作者と視聴者が女性の不幸を食い物にするのに費やす時間が増える一方、在宅勤務によって議会の動きはさらに鈍化している。

「#MyImageMyChoice?」が訴えること

私たちは今、極めて重要な瞬間を迎えている。インターネットにおける「責任の所在」にパラダイムシフトが起ころうとしているからだ。テクノロジー企業からの激しいロビー活動にもかかわらず(Facebookは2019年に政治家へのロビー活動におよそ1700万ドル(約18.8億円)を費やしたと言われている)、EUのデジタルサービス法とイギリスの有害投稿規制法案という2つの新法制定により、プラットフォーマー企業は自社サービス上のコンテンツに対して重い責任が課されるようになった。

だが、こうした変化は、ディープフェイクが違法となる可能性のある枠組みを作りはするが、ディープフェイク自体を取り締まるものではない。これはディープフェイクの被害者が女性だけのように見えるせいだろうか? 未成年者の性的表現については、世界各国で必要な法律が整備されている。有害投稿に関する白書「Online Harms white paper」では、女性に対する中傷は主要な「害」に挙げられておらず、EUの提案書にも「女性」という言葉は一度しか出てこない。

アメリカではいくつかのディープフェイク関連法案が制定されているが、そのほとんどが選挙期間中の政治家を対象としたもので、「問題に100%対応できていない」とオンラインの中傷防止キャンペーンである「EndTAB?」の創設者で弁護士のアダム・ドッジは述べている。

ディープフェイク問題の重大性については、さまざまな見解がある。ウェブの創始者として知られるティム・バーナーズ=リーは、オンラインでのジェンダーに関する中傷の危機は「男女平等についての世界的な進展を脅かす」と考えている。法学者メアリー・アン・フランクスによると、「その人を人間として見ておらず、娯楽や覗き趣味、または利益のため」にディープフェイクを作る人もいれば、ディープフェイクを大きな問題だと考えていない人も少なくないという。残念なことに、多くの国の法律は、いまだにこの問題に取り組んでいない。

ヘレンやジビをはじめとするサバイバーや支援者が、世界中で法改正を求めるキャンペーン「#MyImageMyChoice?」を開始した理由もそこにある。「#MyImageMyChoice?」では、ドイツからオーストラリアまで世界中のサバイバーの体験談を配信し、世界的な人権問題の解決に向けて協力を呼びかけている。彼女たちはもはや沈黙しない。「この問題の主導権を握っているのは私たちです」とヘレンは言う。

これまでに4万5千人以上の人々が、私的な画像の乱用に関して世界に先駆けイギリス政府に法の制定を求める請願書に署名している。その後、今年3月の初めに英国法律委員会は「#MyImageMyChoice?」の証言を含む諮問文書を発表した。このキャンペーンのメンバーは現在、こうした考えをイギリスだけでなく世界中で実践することを求めている。

これまでも、新しいテクノロジーが生まれると、ポルノがその普及を後押しするということが起きてきた。そして今も、インターネット上にはジェンダーに関する新しい暴力が生まれている。だからこそ、ジビが言うところの「オンラインでの同意」という問題を根本から解決するための法整備が必要なのだ。私たちは、国民のプライバシー侵害を真剣に受け止めるよう政府を説得しなければならない。また、オンラインでやってはいけないことについて、次の世代に手本を示す必要がある。議員たちがインターネットの将来について議論している今こそ、それを実行しなければならない。私たちは、未来を変えなければならないのだから。

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