わたしたち、ポルノ・買春問題研究会では、女性の人権、だれからも押し付けられない性の自由と両性の平等を求める視点によって、ポルノグラフィや売買春が、女性を男性により深く従属させ、女性を差別する実践であるという立場に立って活動をしています。
ポルノ産業の巨大マーケット化
現在、ポルノグラフィは産業として巨大なマーケットになっています。さらにインターネットを通じて職場、家庭、そして学校の中に入り込み、新聞の広告欄、野外広告、テレビのCMの中にも氾濫しています。これらのポルノグラフィが発するメッセージは大きな影響力として人々と社会に日々影響している実態があります。
ポルノ被害とは
![]() ![]() | 今まで、ポルノグラフィは、「被害者がいない」と言いますが、製作での過程で出演者(多くは女性)の幅広い人権侵害(出演強制、強制的な性行為など)を起こしています。つぎに、ポルノグラフィを消費する者たち(主に男性)がポルノを利用して女性に性暴力や暴行(レイプ、強制わいせつ、痴漢、虐待など)を起こしています。そして最後にポルノグラフィは、社会全体としての女性差別の考え方と女性差別的な制度を強化(セカンドレイプ、さまざまな女性差別)を引き起こすものになっています。 ポルノ被害の一例
などがあります。詳しくは「ポルノ被害とは?」をご参照ください。 |
APPの活動
そこで、私たちはポルノグラフィ被害の社会問題化、法的アプローチを目指し、アダルトビデオを対象に映像を通じて知ることのできる暴力、虐待、その考え方などを具体的にあきらかにしていくことを目指しています。
わたしたちにできることは、
- ポルノ被害の実態を知る。→ニュースを投稿する。
- メーリングリストに参加する。→意見交換。
- 実際にご支援できる内容(実際の活動に参加してみる、ご寄付など財政的な支援)を考える。
APPの考えるポルノグラフィとは
![]() | さいごに、私たちの考えるポルノグラフィとは「性的興味をそそるような描画を主とした書画、写真など」(広辞苑第三番)というような抽象的・中立的な性表現一般ではなく、私たちは「ポルノグラフィ」の定義として「女性を従属させる性的にあからさまな性表現」と位置づけ活動をしています。 |
![]() アドボカシー(政策提言) |
![]() 盗撮ポルノとは |